2024年4月14日(日)1よる9時よりスタートした、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』を、最終回まで全話解説していきます!
主演の長谷川博己さんが殺人犯をも無罪にしてしまうアンチな弁護士を演じる、完全オリジナルストーリーです。
第2話、緋山は無罪、姫野検事と大学教授が共謀して証拠改ざんしていた事が明るみになり、明墨は言いました。
「歪んだ思考が罪なき人の人生を奪ってしまう、、それだけは絶対にあってはならない!」と。
ということは、緋山は罪なき人?
うーん、よくわからない、、
正義感の強い赤峰とアンチな明墨、2人の関係はどうなっていくのか、、、。
いまだ謎の人物、刑務所の男、紗耶ちゃん、REIKO MOMOSEとは、、?
そして第2話の視聴率は、なんと、12.8%でした‼
ここからは、4月28日(日)放送の第3話のあらすじを、ネタバレありで詳しく解説していきます!
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
4月21日放送の第2話のあらすじはここから確認できます↓
『アンチヒーロー』第3話あらすじ
明墨(長谷川博己)が弁護するのは、政治家の息子の暴力事件。担当検事は緑川(木村佳乃)。権力への忖度、司法の膿を“アンチな弁護士”明墨が斬る!
この男の真の目的は一体…?
アンチヒーロー公式サイト
いよいよ、緑川さんとのやり合いでしょうか?赤峰弁護士も気になりますね!
『アンチヒーロー』第3話ネタバレと感想
緋山の無罪と明墨のやり方に納得のいっていない赤峰は、1人悶々としていますが、新たな裁判が始まります。
今度の裁判は富田の傷害事件と聞き、赤峰はくたびれた大学ノートを見つめます。
富田は政治家の息子。
青山さんの表情が気になる、、
富田正一郎傷害事件、第一回公判
依頼人の富田が入ってくると赤峰は複雑な表情に。
明墨の表情も気になる、、
まずは、検察側・緑川の冒頭陳述です。
現場はクラブサウザンドの路地、被害者は工藤和弘(宮尾俊太郎)、クラブ退店直後に、何者かに背後から突き飛ばされ暴行を受けた。
襲ってきた男はパーカーをかぶり顔を隠していたが、工藤は気を失う直前に富田の顔を目視したと証言。
工藤と富田の間に激しい口論があったと、店内にいた複数の客が証言。
事件の第一発見者Aは、工藤が店を出る時に後をつけるように出ていく富田を見ている。
およそ3分後Aが店を出ると、大通りに向かう富田を目撃し、富田が現れた方へ向かうと暴行を受けた工藤を発見し、すぐに救急に通報した。
次は弁護人・明墨の冒頭陳述です。
富田は、工藤と口論があったことは認めているが、無罪を主張している。
富田は事件発生時、車で迎えに来ていた友人・木田智也(水野勝)からの電話を受け店を出た。
そのまま大通りへ向かい路肩に停車していた木田の車に乗り、木田の自宅へと向かった。
反対尋問は次回以降となります。
検事正・伊達原が緑川に大丈夫かと尋ねると、「富田は確実に罪を犯している、明墨弁護士がしていることに納得はいっていない」と言います。
「人殺しを無罪にするなんて、絶対にあっちゃいけないよね?」と伊達原。
赤峰の様子がおかしい?
明墨たちは現場検証し、クラブサウザンドの店長・三上(小栗基裕)に話を聞きます。
工藤はクラブの多くの客からトラブルメーカーとして認知されていました。
様子のおかしい赤峰に明墨が「何か言いたいことが?」と聞くと、赤峰は「いえ、次の裁判まで現場周辺を調査してきます。真犯人に関する情報が見つかれば、いっきに解決に向かうと思うので。」と言いました。
赤峰は、現場に向かうものの、楽しそうな若者たちを見て、「いいな~」と現実逃避?
どしうちゃったの?赤峰くん!
第二回公判
明墨は工藤の記憶の曖昧さをつき、当日は深夜で現場は暗くなかったのかと聞くと、工藤は「ライトがついていた」と言いました。
ここで明墨は、事件現場の動画を見せます。
動画は、事件当日と同時刻に撮影をし状況を再現したもので、カメラは工藤の視点。
路地に入ると、辺りは暗くてよく見えない。
工藤が「ライトがついていたはずだ」と言うと、明墨は「確かに人感センサーつきライトがあったが、店長の三上さんに確認すると、事件当夜はライトが故障していた」と言います。
そして、事件の3日後に取り換えた証拠もあった。
さらに、当日の富田は黒のパーカーを着ていたが、動画の犯人役は、暗がりでは黒のパーカーに見えたが、実際には赤のパーカーだった。
富田、ちょっと笑いましたね!
赤峰の過去
事務所に帰ってきた赤峰は、明墨に「また犯罪者を無罪にするんですか?」と聞きました。
そして、政治家・富田誠司(正一郎の父親)が金を使ってこちらに有利な証言をさせているのではないかと言います。
赤峰は、前にも富田正一郎の傷害事件を担当していたのです!
その時も、国会議員の父親が息子の犯罪を金でもみ消したと言います。
今回と同じような傷害事件で、一緒にいた松永(細田善彦)は富田を止めていた。
しかし、その場に居合わせた全員が松永がやったと証言して、松永は逮捕された。
あとから友人の1人が、正一郎の父親が周囲の人間に金をバラまいて証言を変えさせたと教えてくれた。
しかし、努めていた事務所に圧力がかかり赤峰は担当を外されたという。
その松永さんが、コンビニの店員、、
必死に訴える赤峰に明墨は「根拠のない妄想は司法の世界では通用しない、証拠は?」と、そして「松永さんが有罪となったのは、弁護士である君の責任だよ!」と厳しい意見を言います。
「納得がいかないならこの件、降りてもらってもかまわないよ」と明墨が言うと、「降りません、結審までに正一郎の罪が明らかいなる証拠が出れば、どうなりますか?」と赤峰。
「おもしろい。正一郎さんがうそをついていたとわかったならば、私としてもありがたい。ただ、そんな証拠があればの話だが。」と明墨。
赤峰くん、頑張って!
赤峰が証拠となりそうなドライブレコーダーを見つけましたが、明墨が先に回収していました。
しかもその映像は、逆に富田の証言を裏付けるものでした。
明墨は、第一発見者A・山野辺宏が犯人である可能性もあるという。
そして、明墨は言いました。
「君がやっていることは犯罪者となにも変わらない、強い思い込み、中途半端な正義感が人の判断を狂わせる、冤罪をうむのは、そういう人間だぞ!」
第3回公判
緑川は新たな証拠として、富田が木田の車に乗ったとされる時間の映像があるという。
明墨が回収したドライブレコーダー!ですが、、、
その映像では、木田と富田が主張する時間ではなく、第一発見者Aが最初に言った時間に富田が車に乗り込みました。
検察側の主張していた3分間での犯行が可能です。
緑川は、木田の偽証の発言について、協議したいと申し出ました。
今度は、富田誠司の第一秘書の小杉和昭が、ドライブレコーダーを提出した会社社長に証拠隠滅のお願いと、謝礼を渡している映像が流されました。
明墨はこの映像に対して、驚きの発言をしました。
「我が目を疑いました。まさか被告人が父親と示し合わせて、罪を隠ぺいしようとしていたなんて!」
うそだあ!
そして、弁護人の辞任も検討するという。
正しいドライブレコーダーの映像は明墨が緑川に渡したようです。
赤峰たちが見せられたのは、加工した嘘の映像でした。
「どうしてそんなことを?」と聞く赤峰に、紫ノ宮は「あなたのために、そこまでやるなんてね」と言いました。
「どうしてもわからない」と言う赤峰に、青山が説明しました。
明墨と青山は、松永の裁判を傍聴していた。
その時、傍聴席から必死に松永の無実を叫んでいる赤峰を見たという。
白木が「じゃあ、かたき討ちってこと?」と言うと、青山は「個人的な思いだけで真実を見誤るなと、わかってほしかったのでは?」と言いました。
赤峰は明墨に謝りました。
そして、松永の事件はまだ諦めていない、必ず正一郎の有罪証拠をつかみ、再審へ持ち込む、それが、明墨事務所に入った理由と言い、
「納得いかないこともあるが、これからもここでも極めていく。先生がなんのために犯罪者を無罪にするのかを。」と言いました。
明墨「言ったはずだ、自分の思う道を行けと」
『アンチヒーロー』第3話ネタバレあらすじと考察!新たな裁判、証拠隠滅?まとめ
- 政治家の息子・富田の傷害事件の裁判が始まる
- 赤峰の様子がおかしい
- 第二回公判、明墨の用意した動画で富田が有利に
- 赤峰は過去に富田の事件を担当、無罪の松永を救えなかった
- 赤峰、富田の有罪の証拠を探す
- 第三回公判、まさかの明墨の完全敗北で、富田有罪
- 全て知っていた明墨
今回は赤峰の心の葛藤が痛いほど伝わってきました。明墨には全てお見通しでしたけど、、
ラストで志水(緒方直人)と対面しました。
志水の犯罪は?明墨が検事から弁護士になったことと何か関係があるのでしょうか、、
来週が待ち遠しい!