2024年4月3日(水)よる9時よりテレビ朝日系で、井ノ原快彦主演の「特捜9season7」が再始動しました。
多様化する事件と人間模様に全力で向き合う個性派刑事たちの活躍を、最終回まで全話解説していきます‼
第4話は、記憶喪失になった妻が犯人で、記憶喪失のまま自分の犯行だということを受け入れるという、予想の難しい結末でした。
毎回、事件の起こった背景や人間関係がけっこう複雑で、考えさせられますが、直樹をはじめとする特捜班のメンバーには、ほっこりとしますね!
ここからは、5月1日(水)放送の第5話のあらすじをネタバレありで詳しく解説していきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『特捜9season7』第5話あらすじ
ある夜、特捜班主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)は妻・倫子(中越典子)から連絡を受け、後輩の新藤亮(山田裕貴)、高尾由真(深川麻衣)とともに雑居ビルの一室に駆けつける。なんと倫子が鉄パイプの下敷きになって絶命している男性を発見したのだ。
特捜9seasoh7公式サイト
現場はプロテイン製造販売会社が倉庫として借りている一室で、社長の江田陽一(和田正人)からコラボスイーツの制作を持ちかけられた倫子がプロテインのサンプル受け渡しのため現場を訪れたところ、遺体に遭遇したという。江田の会社では最近、メディアでも引っ張りだこで、若者を中心に絶大な人気を誇るカリスマフィットネストレーナー・高野紗希(ソニン)とコラボするなど、コラボ商品開発に力を入れているようだった。
江田によると、この雑居ビルは改装工事中で廊下に資材が立てかけられていたらしく、空き巣に入った男が物色中に資材を倒し、運悪く後頭部に鉄パイプが当たったのではないかと思われた。だが、直樹は現場の状況に不自然なものを感じ、何者かが男を殺して事故に見せかけようとしたのではとにらむ。
やがて、死んでいたのは空き巣ではなく、フリーの週刊誌記者・柴崎宏隆(伊崎右典)で、紗希と江田とは浅からぬ因縁があることが判明。
しかし、紗希と江田はそれぞれ死亡推定時刻には完璧なアリバイがあると主張し、捜査によってそれが証明される。直樹ら特捜班を前に不敵で大胆な振る舞いで犯行を否定する紗希の鉄壁のアリバイを崩し、真相を暴くことができるのか!?
捜査によって証明されてしまった鉄壁のアリバイ、したたかな犯人、捜査班は大丈夫か?
『特捜9season7』第5話ネタバレと感想
とあるビルの一室にピッキングで忍び込もうとする男・柴崎宏隆(伊崎右典)。
高野紗希(ソニン)が背後から鉄パイプで一撃。
逃げようとする柴崎に、もう一撃。
「お前なんかに邪魔させるかよ!」と、頬に返り血を浴びながら紗希が言いました。
そこへ、「死んだのか?」と江田陽一(和田正人)。
「もう後戻りできないの、わかるよね?前、向いていきましょう」と紗希。
今回は、最初に犯人が明らかになっています!
倫子が遺体に遭遇!
倫子(中越典子)が、プロテイン製造販売会社・江田健康研究所の社長・江田から、コラボスウィーツ制作の話を持ち掛けられました。
待ち合わせをして、江田が倉庫の一室として借りている場所に2人で行くと、倒れたパイプの下敷きになっている男性が、、!
倫子が直接直樹に連絡したため、直樹、新藤、由真がすぐに駆けつけました。
江田は、下敷きになった人は知らない人で、廊下が暗くて携帯のライトをつけていたようなのでので、空き巣ではないかと言います。
直樹は、下敷きになった男の携帯のライトがついていたのを、なぜ江田が知っているのか、引っかかりました。
江田は、倫子の旦那さんが捜査一課の直樹と知って、驚いている、、
捜査班の見解は?
亡くなったのは、柴崎宏隆・フリーの記者。
第一発見者は、倫子と江田健康研究所の江田陽一。
江田は、カリスマフィットネストレーナーのSAKI・高野紗希とコラボしてしていました。
早瀬川によると、死因は脳挫傷、死亡推定時刻は午後5時から7時の間。
事故ではない可能性がある?当然です!
直樹は、資材の置き方が気になると言います。
長い資材と短い資材がある場合、どう置くか、、?
志保が鉛筆でやって見せたのは、長い方を後ろに置いて手前に短い方を置く。
それが自然に倒れた場合、短い方が下になる。
しかし現場の写真は、逆だった。
捜査班では、柴崎は誰かに殺され事故に見せかけられた、偽装工作をミスった、という見立てになりました。
紗希の本性
直樹と新藤が江田を訪ねると、紗希もいました。
2人が捜査一課と聞き、「事故の件ですか?」と紗希がわざとらしく聞いてきます。
新藤が、亡くなったのはフリーの記者の柴崎と言うと、2人とも知らないという態度です。
直樹が、事故ではない可能性が出てきたというと、「殺人ですか?」と紗希。
直樹は「はい」と大きくうなずきました。
犯行時刻のアリバイを聞くと、江田はうろたえますが、紗希は落ち着きはらっています。
そして紗希は「犯人、早く捕まえてくださいね」と白々しく言いました。
直樹と新藤は、2人とも怪しいとにらみました。
一方、紗希は2人が帰った後、江田が倫子の夫が捜査一課だということを調べておかなかったことに腹を立て、泣いて謝る江田を何度もひっぱたき、大声でなじりました。
「このノロマ、グズ、チキン野郎!」
そして犯人だと疑われていることに怯える江田を落ち着かせ、紗希は余裕の表情で言いました。
「あの二人、あのことには気づいていなかった。私の計画は完璧。」
怖い女、、あのことって一体?
柴崎の行動
青柳と矢部は、週刊誌編集部員の今永秀敏を訪ねました。
柴崎は正義感の強い不正を暴くためならどんな汚い手も使うと言い、最近フィットネストレーナーSAKIを追っていたらしい。
そして、ネタは全部携帯に入れていたという。
そういえば紗希は、殺した直後に柴崎の携帯のデータを消してましたね!本人の指紋とか顔認証で、、
青柳たちは、柴崎の携帯の復元を三ツ矢に頼みました。
志保と由真は、弁護士の三島秀平を訪ねました。
三島は柴崎と最後に通話した相手。
三島によれば、柴崎は、江田とSAKIが組んで出しているプロテインは産地偽装をしている、江田健康研究所に忍び込んで不正の証拠をとってくるから、裁判に役立ててほしいと言っていたという。
2人は、江田が倉庫代わりに借りていたという部屋に行くと、江田が倫子に渡そうとしていたプロテインのサンプルがどこにもない事がわかりました。
志保は、「そもそも、サンプル渡すだけなら倉庫に来てもらう必要はないのでは?」と言い、エレベーターのボタンの所に紙の切れ端のようなものがあるのに気が付きました。
でも、なかなかアリバイは崩せない、、
捜査班集合!
三ツ矢が復元したデータによれば、SAKIは全身整形、闇金で借金して返済のために働いたクラブで江田と知り合った。
そして不正が暴かれそうになったので柴崎を殺した、と話はまとまるがアリバイが崩せない。
青柳と矢沢は江田を訪ね、柴崎を知らないと嘘をついた理由を聞くと、疑われると思ったからという。
でも、犯人は自分ではない、データを消したのは本人、SAKIは柴崎とは面識がないと言います。
直樹と新藤はSAKIを訪ね、新藤はフィットネスを体験しプロテインを飲み、産地はどこかと、産地偽装を疑っているニュアンスで聞きました。
すると顔つきが変わり、「どうせあの記者でしょ?」と柴崎はSAKIの所にも来たと言います。
しかし、江田にも自分にもアリバイがあると自信たっぷりです。
最後に、江田は、SAKIと柴崎は会ったこともないと言っていたことを伝え、「江田さん、あなたをかばってるんですかね?」と聞くと、「さあ」と言った後、後ろむきになって「ちっ!」と怖い顔をしました。
志保と由真は、倫子と待ち合わせをしました。
暑くて腕まくりしている倫子を見て、由真は、倒れていた柴崎も腕まくりをしていた事を思い出しました。
そして当日、柴崎に外階段を使わせるよう、エレベーターのボタンに張り紙をしていました。
柴崎は外階段を7階まで駆けあがったのです。
早瀬川は、柴崎の体には激しい運動の後に出る乳酸が多く出ていた、乳酸は死後硬直を早めると言い、死亡推定時刻は午後7時から9時の間となりました。
江田が倫子と待ち合わせしたのは、早く発見させて死亡推定時刻を誤認させるためだった。
倫子が遺体を発見したのは7時45分、死亡推定時刻は7時から7時45分に絞られたが、SAKIはちょうどその時間、生配信をしていた!
まだ崩せない‼
しかしそこに三ツ矢が来たことで、直樹が何かに気が付きました。
鉄壁のアリバイを崩した!
捜査班は江田を連れてSAKIのところへ。
生配信の時間、三ツ矢が調べていた水曜日の放火魔事件で、街にはけたたましいサイレンの音が響いていたはず。
それがない。
生配信は録画で、コメントしたのは、なんと共犯者である三島でした!
追求していくと仲間割れが始まりました。
SAKIは江田に罪をなすりつけようとしましたが、直樹がイヤリングが赤く染まっていることを指摘しました。
鉄パイプで殴ったときの返り血が付いたままだったのです。
『特捜9season7』第5話ネタバレあらすじと考察! 鉄壁のアリバイを崩し真相を暴けるか? まとめ
- 倫子と江田が遺体の第一発見者に
- 現場の状況が偽装工作のミス
- カリスマトレーナー・SAKIは、怖い女
- 犯人に違いないのにアリバイが崩せない
- 死亡推定時刻が変更、それでもアリバイが崩せないない
- 三ツ矢の協力もあり、見事にアリバイを崩した捜査班
用意周到な犯人・SAKIでした。悪態ぶりもすごかったですね!最後は捜査班のほっこりシーンで終わりました。来週も楽しみです!