2024年4月3日(水)よる9時よりテレビ朝日系で、井ノ原快彦主演の「特捜9season7」が再始動しました。
多様化する事件と人間模様に全力で向き合う個性派刑事たちの活躍を、最終回まで全話解説していきます‼
第5話、犯行の様子からのスタートでしたが、犯人はとてもしたたかで怖い女性。
捜査班も苦戦しましたが、鉄壁と思われたアリバイを、見事に崩しました。

三ツ矢さん、活躍してます!
ここからは、5月8日(水)放送の第6話のあらすじをネタバレありで詳しく解説していきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『特捜9season7』第6話あらすじ
廃工場で目を覚ました特捜班刑事・青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は、ギョッとする。2人の手はなぜか手錠でつながれており、警察手帳、携帯電話、手錠の鍵まで何者かに奪われていた…。
特捜9season7公式サイト
その日、特捜班は朝から建設会社社長・大槻道長(林和義)が殺害された事件の捜査を開始。第一発見者でもある部長・船岡達郎(六角慎司)によると、最近、被害者とトラブルがあったのは2名――1カ月ほど前に退職した元社員・浪口正徳(倉沢学)と、会社の金を使い込んで解雇された息子の純也(滝川広大)だった。主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)と新藤亮(山田裕貴)は浪口を、小宮山志保(羽田美智子)と高尾由真(深川麻衣)は純也を調べることとなり、青柳と矢沢は会社周辺の聴きこみへ。すると、社員・勝呂文平(高橋努)の不審な行動が浮上。2人で勝呂を追跡していたところ、何者かに殴られてしまい意識を失ったのだった…。
勝呂が夕刻発のカナダ行き航空券を所持していたこともあり、青柳たちは一刻も早く廃工場を出て勝呂を追わなければと焦るも、手錠が邪魔して追跡に大苦戦して…!?
一方、青柳たちと連絡が取れないことを心配した直樹は、2人が勝呂を追っていたことを察知。ところがその矢先、突然、直樹たちの前にひとりの女性が出現。高峰千尋(佐藤江梨子)と名乗る彼女は「自分が社長を殺した」と言いだすが…!?

青柳と矢沢が手錠で繋がれたまま追跡?2人のやりとりに期待してしまいます。
『特捜9season7』第6話ネタバレと感想
11時02分
直樹が矢沢からの着信があったため、矢沢の携帯に何度も電話をしますが、出ません。
青柳も携帯に出ません。
矢沢の携帯は草むらの中で鳴っていました。

ちょっと心配です、、
建設会社社長殺害事件
2時間30分前
捜査班は現場検証です。
被害者は、清堂建設社長・大槻道長(林和義)55歳。
死亡推定時刻は今朝6時から8時の間。
棚に置いてあった石で、後頭部を殴られていた。

第一発見者は部長の船岡達郎(六角慎司)、8時に出社した時に遺体を発見。
船岡によれば、大槻社長は職親アソシエイション(刑務所出所者や少年院出院者に仕事や住まいを世話して再発防止を目指す就労支援策)に参加して、元受刑者を採用していた。

立派な社長です!
船岡も元受刑者で、10年前に社長に拾われたといい、ただ、最近トラブルがあったと言います。
社長の息子の純也(滝川広大)が、会社のお金を使い込んでいることが発覚して、社長がクビにした。
一か月ほど前には、浪口正徳(倉沢学)という社員が突然会社を辞めた。
そこで、志保と由真は大槻、直樹と新藤は浪口、青柳と矢沢は近所の聞き込みへと分かれて捜査することになりました。

捜査開始
9時03分
青柳と矢沢は聞き込みで得た情報のもと、のコンビニで防犯カメラをみせてもらうと、6時55分にコンビニの店員にぶつかり、何も言わずに慌てて立ち去る社員の勝呂文平(高橋努)が映っていました。
2人が勝呂のアパートを訪ねると、大家さんが、勝呂は30分ほど前にボストンバッグを持って急いで出ていったと言います。
9時31分
架線トラブルの影響で1時間前から電車が止まっています。
勝呂は逃亡するつもりかもしれないが、まだこの辺りにいるかもしれない、、と、矢沢が直樹に連絡をしようとすると、青柳に電話を切られました。

青柳さん、お腹の調子が悪い?
すると、勝呂を発見!
勝呂は携帯で、相手に「お前今、どこ?にいるんだよ!先に空港に向かってるぞ!」と言ったところで、青柳たちに話しかけられました。
警察だと察した勝呂は「うわあ!嫌だ!」と言い逃走。

「嫌だ!」ってどういうことなんだ?
2人は建物の中で勝呂を捕まえ、バンクーバー行き16時発の飛行機のチケットを発見。
「残念だったな、バンクーバー行きは延期だよ!」と言ったところで、2人とも背後から誰かに襲われました。
そして現在11時10分
直樹と新藤は仕事中の浪口を訪ね、社長が殺された事を話すと、驚きを隠せない様子です。
浪口が会社を辞めた理由は、勝呂でした。
手錠で繋がれた2人
11時23分手錠で繋がれた青柳と矢沢が気が付きました。
青柳と矢沢は、勝手に動くと手錠が痛いので、2人で息を合わせて立ち上がりました。
しかし、柱との狭い隙間をどちらかが通り抜けないとならない状況です。
矢沢は、無理。
青柳が何とかすり抜け、手錠にはつながったままですが、身動きがとれるようになりました。

青柳さんが薄っぺらくて良かったですね!
ですが、変なふうにねじれています。
2人が知恵の輪を外すようにグルグルとしているうちに、ねじれは取れました。
あとは、手錠の鍵、、が、鍵は取られていました。
2人が建物から出ようと扉を開けると、そこは、階段もない高くてせまい場所です。
飛び降りるしかないような状況ですが、躊躇していると、結局のところ落ちてしまいました。

大丈夫かな、、ずいぶん高そうだったけど、、
その頃やっと直樹と新藤は、連絡の取れない青柳と矢沢が、勝呂を追っていることを察知しました。
社長は、私が殺しました
直樹と新藤が勝呂のアパートへ行くと、一緒に住んでいるという高峰千尋(佐藤江梨子)が出て来ました。
そして、「大槻社長は、私が殺しました」と言いました。
直樹が取り調べをします。
住まいはカナダのバンクーバーで、日本には2週間前に戻って来た。
朝、会社に行って社長を殺したが、無我夢中でどうやったのかは覚えていない。
殺害動機を聞くと、疲れたから休みたいという。

嘘がバレバレです!
そして、高峰と勝呂は12年前に結婚をしていました。
志保と由真は、純也の友達・角兼之助に話を聞こうとしましたが、「関係ねえだろ、ババア!」と言われ、志保が投げ飛ばしました。


志保さん、カッコイイ!
三ツ矢が青柳と矢沢の携帯の位置情報を調べると、河川敷から動かないことがわかり、新藤が向かいました。
そこには、警察手帳やらなにやら、2人のものと見られるものが投げ捨てられていました。

新藤くん、心配しちゃうよね、、
飛行機出発の時間が迫る!
13時39分、飛行機出発まで2時間21分
まだ繋がったままの2人は、怪しまれないよう荷物を持って動きます。
特捜班に連絡とりたくても、いたずら電話と思われ、どうにもならないなか、青柳がもよおしてしまいます。
2人がトイレでドタバタしていると、それを見ていた小学生の男の子が防犯ベルを鳴らし、「来ないで!」と叫んで逃げて行きました。
その後、タクシーで空港まで行き、タクシー運転手の通報で空港の警備員に捕まりました。

お金ないからって、サングラス渡しちゃって、、
直樹に新藤から連絡があり、高峰千尋の持ち物にあった病院の診察券から、勝呂が骨髄移植の適合検査を受けていたことがわかりました。
ちょうどそこへ監察医の早瀬川が、社長の遺体には微量のO型の血液が付着していたと報告に来ました。
勝呂はB型でした。
そしてやっと、空港の警備室にいる青柳と矢沢から連絡が入りました。
直樹は、「勝呂は犯人ではない、勝呂には別の目的がある」と言いました。
勝呂の目的
直樹は高峰を問い詰めます。
黙っている高峰に「これ以上黙っていると、勝呂さんを空港で取り押さえて連行することになりますよ!」と言いました。
高峰の話では、勝呂が会社に行くと、もう社長は殺されていたと言います。
勝呂は、警察に通報するといろいろ聞かれて飛行機に間に合わない、容疑者にされるかもしれないからと、駅前で待ち合わせしたところ、勝呂が警察に追われていた。
高峰が、勝呂を飛行機に乗せるため青柳と矢沢を襲い、手錠で繋げて工場に閉じ込めました。
志保と由真が取り押さえた角の話では、純也はクビになった腹いせに会社に盗聴器を仕掛け、金庫から20万盗み2人で朝まで飲んだと言います。
しかし、盗聴器は見つかっていません。
純也を問い詰めると、盗聴器は、社長のブルゾンのポケットに入れたといいます。
そして、そのブルゾンは勝呂が持っているかもしれないと睨んだ青柳と矢沢が勝呂を捕まえ、盗聴器を発見しました。
盗聴器には犯行の一部始終が!
犯人は、船岡でした。
船岡は、自分も同じであるはずなのに、元受刑者を寄生虫と言い、逆に社長から「彼らをさげすむ君の方こそ、会社の寄生虫だ!」と言われ、カッとなり犯行におよんだということでした。
青柳と矢沢は、勝呂から話を聞きました。
勝呂の息子は急性骨髄性白血病で、かなり衰弱してしまっているという。
適合検査で適合したため、急いでバンクーバーで移植手術をすることになり、社長が「バンクーバーは寒いだろうから、俺のブルゾンを持って行け」と言うので、朝、受け取りに行ったら亡くなっていたと言います。
「社長には、本当に申し訳ないと思ったが、息子には、会ったこともなく何もしてやれなかったから、せめて、命だけは救いたかった。」

青柳がお腹が痛くなったふりをして2人はその場から離れ、勝呂はバンクーバーへと向かいました。

帰国したら調書なんですね
『特捜9season7』第6話ネタバレあらすじと考察!手錠に繋がれた青柳と矢沢。社長を殺したのは誰?まとめ
- 職親アソシエイションに参加している建設会社社長、殺人事件がおこる
- 息子とのトラブルと、元社員のトラブルがあったと、部長の船岡
- 勝呂が慌てている様子が防犯カメラに!
- 勝呂を追う青柳と矢沢、誰かに襲われ手錠で繋がれてしまう
- 犯人を名乗る女性登場
- 真犯人は船岡、繋がれたままの2人が活躍
- 勝呂は息子を助けるためバンクーバーへ

ホロっとする話でもあったのですが、青柳と矢沢が面白くて笑ってしまいました。次はどんな話になるのでしょうか?