2024年4月14日(日)よる9時よりスタートした、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』を、最終回まで全話解説していきます!
主演の長谷川博己さんが殺人犯をも無罪にしてしまうアンチな弁護士を演じる、完全オリジナルストーリーです!
第5話、衝撃でした。
明墨は、12年前に自分が検察官として死刑を承認した、志水の冤罪をはらすために動いていました!
それに緋山が協力、、⁈
そもそも、なぜ冤罪に気が付いた?
赤峰も松永の無罪を証明しようとしています。
松永の裁判、裁判官は女性の声でしたが瀬古裁判官でしょうか、、
明墨さんは、赤峰さんのことはお見通しです。
ここからは、5月19日(日)放送の第6話のあらすじを、ネタバレありで詳しく解説していきます!
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
衝撃の第5話のあらすじはこちらからチェック↓
『アンチヒーロー』第6話あらすじ
明墨(⻑谷川博己)は出版社の女性副編集長の弁護を請け負う。
彼女はかつて政治家のスキャンダル記事を書いていた。明墨の次なるターゲットは政界か、それとも・・・。
アンチヒーロー公式サイト
そろそろ赤峰が明墨の本当の狙いに気付き始めるのでしょうか、、
松永くんに赤峰くんの気持ちが伝わるといいですけど、、
『アンチヒーロー』第6話ネタバレと感想
赤峰が会社に戻ってくると、緋山と明墨が話していました。
緋山「過去の携帯から履歴を探ったら一人と連絡がつきました。江越のもとで働いていた人間です」
明墨「いいですね、そのまま探っていきましょう。あとは、その12年前のものがまだ残っているかどうかですが、、」
緋山によれば、その江越と言う人物は相手の弱みを握って支配するという。
江越?誰でしょう?
一方、紫ノ宮は倉田の弁護を引き受けようと面会にいきますが、倉田は「この逮捕に納得している、罪を受け入れ償うつもりだ」と、弁護士は必要ないと言います。
帰ろうととすると伊達原とすれ違い、「お父さんのことを思うなら、弁護は冷静な他者に任せたほうがよい」と言われました。
翌日、紫ノ宮は赤峰に、伊達原と倉田はしり合いだった、紫ノ宮が倉田の娘であることも知っていた話をします。
赤峰は紫ノ宮に、緋山は12年前の事件の関係者かもしれないと言い、
「もし本当に志水さんが冤罪なら、知ってしまった以上僕は引き下がれない」と言いました。
紫ノ宮も「父のせいで苦しんでいる人がいるのなら、私にも責任がある」と言います。
2人、いいコンビになってきましたね!
大洋出版の情報流出事件の被告・沢原を弁護
既に有罪判決の出た、沢原麻希(珠城りょう)に明墨は言いました。
「私があなたを無罪にして差し上げます」
〈大洋出版の情報流出事件 昨年12月 社内の機密情報 取引先情報 グループ全社員の個人情報など 合計30万件の流出が判明 警察は状況証拠から 当時副編集長だった沢原を逮捕〉
しかし沢原は無罪を主張、全く身に覚えがないという。
明墨はその沢原の控訴審の弁護を引き受けた。
第一審の決め手となったのは主に2点あるという。
一つは情報流出経路を調べた結果、沢原のIDが使われていたこと、二つ目は、情報流出先の名簿販売業者スターリストから沢原の口座に300万を超える振込が確認されたこと。
この2点について沢原は、去年会社の帰りに身分証を失くしたことに気が付き、その12月5日20時ごろ犯人がIDを使ってアクセスしたらしい、振込については気がつかなかったと言います。
スターリスト側の元代表取締役・田村浩紀の供述によると、流出された情報はUSBメモリに入れられ郵送されてきたという。
そして封筒にもUSBメモリにも沢原の指紋が付着していた。
もしかして、また偽装?
元上司だった部下・上田
沢原は、女性登用の流れで、編集デスクというポジションにいる上田其一(河内大和)を飛び越えて一気に副編集長になったのだった。
その上田が怪しい?
明墨は言います。
「証拠は全て沢原さんがやったと物語っている、不自然なほどにねえ。名前に住所に振込先、そして指紋、まるで逮捕してくれと言わんばかり」
明墨は、大洋出版の取材を受け、現在副編集長になった上田に沢原の話を聞きました。
赤峰と紫ノ宮も、それぞれいろいろ調べました。
赤峰が調べたところによると、沢原が副編集長になっている間の特集は、民英党議員加崎達也(相島一之)の暴露記事で、加崎は富田誠司の対抗派閥の議員でした。
富田誠司って、あの富田正一郎の父親!
明墨の弁護により失脚したため、今や加崎の一人勝ち状態だという。
沢原は長年加崎を追っていたが、上田に却下され続けていた。
赤峰は、上田と加崎には何かあると睨みました。
明墨は、上田はもともと政治ネタに強い記者で竹本派の暴露記事が多い、竹本派といえば加崎のいる派閥の敵勢、この情報流出事件、政治家がバックにいると考えても不思議ではないと言います。
赤峰は、明墨が話を聞く際に上田に仕込んだGPSで上田を尾行することになり、紫ノ宮には別の指令が、、
紫ノ宮はスターリストに行き、警察に全て押収され唯一残った田村の個人用のパソコンを、脱税の情報で脅して借りました。
紫ノ宮さん、しっかり明墨流⁈
養護施設に瀬古判事!
養護施設のイベントに瀬古成美(神野三鈴)が手伝いに来ていました。
そこへ明墨もやってきて、沢原の話をします。
瀬古は第一審の資料を呼んだと言い、「同情する、まるで過去の私をみてるよう、、まだまだ女性は生きづらい」と言います。
そして「彼女の無念、晴らしてあげて」と言いました。
瀬古判事昔から養護施設に出入りしているようだけど、、紗耶ちゃんはしゃべらない、、
その頃、赤峰は松永のところへ行き、「あなたは無実です。僕は絶対に諦めません。もう一度僕と戦って下さい」と頭を下げました。
新証拠になるか、、
上田はちょくちょく加崎の第一秘書と会っていた、たまには加崎本人とも。
紫ノ宮が借りたスターリスト田村のパソコンには、上田とのやり取りの証拠が残っていました。
控訴審では、第一審で出せなかった正当な理由がない限り原則新たな証拠は認められないが、真実発見に資する重要な証拠であれば裁判所が職権で採用することはありうるという。
控訴審には、瀬古判事が立つと決まった。
つまり、瀬古判事が認めざるを得ない重要かつ説得力のある証拠が必要となる。
赤峰くん、瀬古判事を見て顔色がかわりましたね。
控訴審の結果は、、
赤峰は上田とスターリストとのやり取りののメールと、加崎議員の第一秘書と上田が会っていた写真と従業員の供述を新証拠として出し、沢原の無罪を訴えます。
検察側は、上田を証人として呼びました。
上田は明墨を取材した後、バッグにGPSが入れられていたこと、赤峰に付け回されたことを証言しました。
瀬古は最終的に、重要な証拠であることは認めつつも、違法な手段で手に入れたものを認めるわけにはいかないという結論を出しました。
明墨さんは諦めてないと思うけど、、
明墨の狙いは瀬古判事?
紫ノ宮の同期の森尾の話では、伊達原は異例のスピードで出世を遂げた凄腕の検事だという。
現場にいた頃は有名事件をバンバン挙げていた、西千葉建設の横領事件、その関連で起きた殺人事件・糸井一家殺人事件も伊達原が陣頭指揮とって解決したと言いました。
紫ノ宮が担当検事の蘭には別の名前が、、と言うと、表に出る名前が別というのはよくあることだと言います。
赤峰は裁判のあと、明墨からは何も言われていないが、もっと大きな視点で見ろということかも、、と紫ノ宮と一緒に一連の事件を通して考えてみることにしました。
紫ノ宮が森尾から聞いた話と、自分で調べて分かったことを赤峰にも話します。
明墨がよく出入りしている保護犬施設には、明墨の「ミル」とそっくりな「マメ」という犬と女の子がいる。
その子は志水の娘で牧野紗耶・17歳で間違いないという。
伊達原検検事正も、倉田刑事部長も、緋山も皆、12年前の事件と関係がある。
明墨の行動の軸には志水の事件がある。
そして赤峰があることに気が付いたちょうどそこへ、明墨が犬の散歩から帰って来ました。
「ようやくわかりました、先生が何をしようとしているのか、、先生が見据えている人が誰なのか、それは、12年前志水さんに死刑を言い渡した人物、先生の狙いは瀬古判事だったんですね」
明墨は、赤峰の導き出したストーリーを聞いた後、言いました。
「瀬古は最高裁判事の座を狙っている。そのポストを確実なものにするため政界の大物との繋がりをもとめている」
最高裁判事の人事は内閣が任命する、富田が失脚した今その相手は加崎、だから瀬古が控訴審に立った。
しかも明墨は、わざとGPSにも気づかせ、繋がりをはっきりさせた。
「つまりこの裁判、瀬古を落とさない限り勝ち目はない!」
うわっ!養護施設での優しそうな顔はうそ?しかも、伊達原検事正とつながっている⁈
『アンチヒーロー』第6話ネタバレあらすじと考察!謎の男江越とは?緋山が再登場し暗躍⁉︎まとめ
- 緋山は江越と言う人物の下で働いていた人と接触する
- 赤峰と紫ノ宮が名コンビに!
- 情報流出事件の被告・沢原を弁護
- 上田にGPS
- 養護施設で瀬古判事と話す
- 新証拠をそろえるが、瀬古判事に認めてもらえず、、
- 赤峰が明墨の狙いに気付く、、狙いは瀬古判事
黒幕は瀬古判事と伊達原検事正⁈
瀬古を落とせば、志水、富永、沢原を助けられるのか?
全ては、証拠ですね!明墨たちは完璧な証拠を見つけられるのか??