毎週金曜日よる9時からフジテレビ系列で放送されているドラマ『イップス』。
『イップス』第6話では、刑事の森野徹が誘拐されるというストーリーでした。
いつもとは違って、犯人を推理しなければならない展開。
一体誰が何の目的で森野を誘拐したのだろうか?
話を進めるうち衝撃の事実がわかっていきます。
何と、黒羽ミコの運転手をしている坂浦猛が犯人でした。
さて第7話は、5月24日(金)よる9時から放送されます。
もう坂浦は出てこないのね?寂しいわ。
そこで、この記事では気になる『イップス』第7話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだご視聴なさっていない方、ネタバレNGな方はご注意ください。
『イップス』第7話あらすじ
黒羽ミコ(篠原涼子)は、監禁事件以来休養を命じられている森野徹(バカリズム)にメッセージを送り、気晴らしにどこかに行こうと誘う。ミコのマネージャー・初田豊(勝村政信)の運転で、ストレスを発散できる場所へ向かうことに。
合流した三人は、室内の物を自由に破壊できる“物ぶっ壊し体験”のアミューズメント施設へ。そこでストレスを発散したミコたちは、順番を待っていた元フィギュアスケーターの皇真白(村上佳菜子)に気付く。真白は、ワールドフィギュアを日本人として初めて2連覇し、“氷上のジャンヌダルク”の異名を持つスター選手。引退後はコーチとして、将来を嘱望されているフィギュアスケーター・倉科吹雪(青山凌大)を指導していた。吹雪の大ファンだったミコは、森野の制止を振り切って真白に声をかける。真白が自分のことを知っていたことでますます調子に乗ったミコは、真白と連絡先を交換することにも成功する。
それから数日後、ミコのもとに真白から連絡が入る。吹雪もミコの大ファンで、ミコのことを話したら会いたいと言っているのだという。喜んだミコは、さっそく真白が選手たちを指導しているスケートリンクへと向かった。練習を見学後、真白とともに吹雪がいるというトレーニングルームを訪れるミコ。するとそこには、真白に代わって新たに吹雪のコーチに就任することになっていた奥森美音(清水くるみ)が死んでおり、その側には吹雪が立っていて……。
引用元:イップス公式サイト
今度はフィギュアスケート界の話。華やかな競技で憧れるけど、本当は過酷な競技なのよね。
『イップス』第7話ネタバレ感想・考察!
今回は華やかなフィギュアスケート界を舞台にした殺人事件。
ひとりの現役選手をめぐって、契約を終えようとしているコーチとこれから契約しようとしているコーチとの軋轢が原因です。
それでは第7話のあらすじについて、詳しく紹介していきます。
いつものようにDMルームにて
DMルームで平穏にミコと森野が話していてよかったなあって思います。
DMルームで森野徹を気遣う黒羽ミコ。
しかし、ミコは森野のことを友達いないから森野は家にいるんだよね?といじっています。
友達いないからではなくて、仕事を休めと言われているから家にいるのだと言いました。
するとミコも、バラエティー番組の「朝キュン」を休まされることになって家にいるため、気晴らしに外出しようと森野に言いました。
マネージャーの初田豊が車の運転をしてミコと森野を連れ出しました。
運転手の坂浦が逮捕されてしまったから、運転は初田がしている。なんか寂しいなあ。
行き先はなんと、ストレスを発散させるために室内の食器類や古い電子レンジなどを自由に壊すことができるアミューズメント施設でした。
その施設で、ミコたちは今は引退しているものの、ワールドフィギュアを日本人として初めて2連覇し、“氷上のジャンヌダルク”の異名を持つスター選手だった皇真白を見かけます。
森野はミコを止めましたが、そんなことは全く気にせず、ミコは真白にグイグイと話しかけに行きました。
そして、連絡先の交換をミコと真白はしました。
アイススケート場のレッスンスタジオにて
今は真白は、教え子たちに指導していて、前途を期待されている倉科吹雪のコーチをしています。
しかし、もうすぐ真白の吹雪のコーチとしての契約は切れて、次のコーチもすでに決まっているのです。
レッスンスタジオに先に来ていた真白に対してそっけない態度の吹雪。
スケートリンクを吹雪が使えるのは5時からなので、それまでトレーニングルームで寝るから、5時近くになったら起こしてくださいと吹雪は真白に頼んできました。
言われた通り、吹雪を起こしに行った真白。
起こしてもなかなか起きようとしない吹雪だったので、その隙に吹雪の携帯のロックを解除して盗み見しました。
そこには、新しいコーチとのやりとりで、自分の悪口と共に明日の2時に会ってトレーニングをしようという約束がありました。
目が覚めた吹雪がリンクに行く前に、トゥーループの指導をしようとした真白に対し、あなたから教わることは何もないといってのけた吹雪。
実際にもコーチを変えることは多々あることだろうけど、次のコーチは変えますって、今までコーチだった人に私だったら言いにくいなあって思います。
あなたから教わることは何もないってはっきりいってのけた吹雪。そんなに真白の指導は悪い指導だったのだろうか。
そして、意を決したように、吹雪がトレーニングルームを出て行った後、吹雪が脱ぎ捨ててあったズボンのベルトを抜き取り、手にする真白。
その日の夜、真白はミコに「明日お時間あります?吹雪が黒羽さんのことを話したら、ファンだから会いたいと言ってきました。」と連絡がきました。
当然、有頂天になるミコ。
アイスショーの準備が進むスケート場のロビーにて
真白は奥森美音と出会いました。
奥村は吹雪の新しいコーチです。
吹雪と今後の方針について打ち合わせをするために今日は来たと言います。
ステップもジャンプもプログラムも全ていちからやりなおすつもりです。
そんなことを言う奥村に真白は、
「そこまで前に行かずとも、吹雪は後少しで壁を乗り越えられるから」
と言いました。
すると奥村は、
「彼の才能を引き出せなかったくせに今更何をいっても無駄だ」
と反論しました。
その上、真白は選手としては一流でも、コーチとしては二流以下だと吹雪が言っていたと奥村は真白に言ったのです。
こんなにずけずけ言われたら自分だったら立ち直れないよ。
ついに行動に移す真白
「今日荷物取りに来るのだったら、ついでに私が前に貸したDVD返してもらえない?」という内容のDMを吹雪に送りました。
そろそろミコが来る頃、守衛に吹雪が来たら私に教えてと頼みました。
2時少し前、スケート場に着いたミコを出迎える真白。
まだ吹雪は来ていないので、他の選手の練習風景をミコに見せました。
真白は選手の一人、月乃のリハーサルをミコに見るように促しました。
月乃の演技がスタートすると同時に辺りは真っ暗になりました。
月乃にスポットライトが当たり、うっとりして見入るミコ。
暗くなると同時に真白は上着を脱ぎ、黒ずくめの服装で、大急ぎで別館のトレーニングルームへ向かいました。
2時過ぎ、先にトレーニング室に来ていた奥村から、また嫌なことを言われた真白。
後ろから吹雪のベルトで奥村の首を絞めました。
揉み合いになり、真白がしていたネックレスを奥村は引きちぎりその傷が奥村の手のひらに残りました。
月乃の演技が終わる頃、大急ぎで帰ってきた真白。
奥村が息絶えているところへ、真白に返すDVDを探していて遅れてきた吹雪がやってきました。
そこへ吹雪とミコを会わせるために真白は、トレーニング室へ何食わぬ顔で案内しました。
絶不調バディー復活
警察の見立ては、吹雪が自分のベルトを凶器にして奥村のことを殺したのだろうということでした。
しかし、何か腑におちないミコと森野。
その暗転だった間に、走ってトレーニングルームへ行き、犯行に及んだ。
最初、なぜ吹雪のスマホを開けられるのか、違和感がありましたが、選手たちのパスコードを知っていたからなのかとわかりました。それにしても全員のパスコードを覚えているなんて、すごいとも思いました。
ミコは最初真白はネックレスをしていたのに、途中から外していることに気づきました。
なぜ途中から外したのか、犯行時に奥村が引きちぎったのではないか。
もしそうなら奥村の手のひらから出た血がネックレスについているはず。
そして、それは的中しました。
どれだけ悪い指導かと思ったけど、真白は誠心誠意、真面目に指導してきた。
吹雪は逸材だからこそ厳しくしてきた。
その真白の情熱が、吹雪には届かなかったのですね。
何だか、真白が可哀想になってきました。
あっ、でも殺人はやってはいけませんよ。。
『イップス』第7話ネタバレあらすじと考察!村上佳菜子が出演!のまとめ
『イップス』第7話では、フィギュアスケート界で起こった事件でした。
- 皇真白は倉科吹雪のコーチ。
- 吹雪は契約更新をせず、奥森美音を新たなコーチとして迎え入れようとしていました。
- 意を決した真白は、暗転になった月乃の演技をミコと共に観ているふりをしてトレーニングルームにいる奥野のところへ。
- こっそり盗んだ吹雪のベルトで奥村の首を絞めた真白。
- その際、真白がしていたネックレスを奥村は引きちぎりました。
- 月乃の演技が終わる前に戻ってきた真白。
- リンクの穴を埋めるために整備することを自らやった真白。これはリンクの穴にネックレスを埋め込むためでした。
- 今回も見事ここまで、たどり着く絶不調バディー。
さて、次回『イップス』第8話は5月31日(金)です。
お見逃しなく。