2024年の春ドラマとして、22時よりTBS系火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」がスタート。
その第9話が6月4日に放送されました。
第8話では、朝日とデートをしたまこと。
朝日はまことへの想いを打ち明けると同時に、今までついていた嘘もまことに告白します。
記憶喪失前、朝日がまことにとって一番の男友達ではなかったと知りショックを受けるまこと。
嘘をついていたことを謝り自分から離れていこうとする朝日に、それでも今の自分にとっては朝日は一番の友達だと告げるのでした。
まさか…、公太郎と律が言った「元カレ」「運命の相手」というのも嘘⁉
この記事では、「くるり~誰が私と恋をした?」第9話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「くるり~誰が私と恋をした?~」第9話あらすじ
「会いたくて」とフラワーショップを訪れたまこと(生見愛瑠)。
公太郎(瀬戸康史)にそう告げるまことの胸元には、お守りとして記憶喪失になってからずっとつけていた指輪のネックレスがなくなっていた。一方、まことにフラれたことを香絵(丸山礼)に話す朝日(神尾楓珠)。香絵からまことにストーカーがいたかもしれないという話を聞き、心配そうな表情を浮かべ……。
そんな中、街歩きデートをすることになったまことと公太郎は、楽しい時間を過ごしていた。カフェで休憩をしていると、小走りで周囲を見回している井口(肥後克広)の姿が。井口に話を聞くと、千草(片平なぎさ)の行方が分からなくなってしまったという。それを聞いたまことと公太郎は、井口と一緒に千草を探しはじめ…。そして公太郎の目の前で、ついにまことの記憶が蘇って…!?
出典:「くるり~誰が私と恋をした?」公式サイト
今回はとうとう公太郎とデート!
ですがデート中にまことの記憶が蘇る…?
互いへの思いを認識したまことと公太郎でしたが、まことの記憶が戻ることでどうなってしまうのでしょう…?
「くるり~誰が私と恋をした?」第9話ネタバレあらすじ・感想
いなくなった千草
公太郎(瀬戸 康史)の店へやってきたまこと(生見 愛瑠)。
公太郎に会いに来たと言うまことに、あれから連絡がないから心配した、と公太郎が言います。
デートの場所がなかなか思いつかず連絡できなかったと言うまこと。
何かを見たりするより一緒に話がしたいと言うまことに、デートは何も行先を決めず適当にブラブラ歩くことに。
ふと、まことが指輪を身に付けていないことに公太郎が気が付きます。
お守りとして身に付けていた指輪だったけど、もう今の私はなくて大丈夫だから。
と話すまことなのでした。
まことが帰り、一人仕事をしながら過去を思い出す公太郎。
「ごめん、そういうつもりで見たことないから。花見てどう思うのも自由だけど、もしキレイって思えるようになったら来て。うち花屋だから。」
と冷たく言う公太郎。
それを聞いているのは目に涙を浮かべたまことでした。
一方朝日(神尾 風珠)は、まことに振られたことを香絵に報告していました。
まことと友達でいられれば十分、これからも友達としてまことの力になれれば、と笑顔で話す朝日。
すっきりとした表情の朝日に、男性たちはともかくまことには幸せになってほしい、と言う香絵。
まことの今後を心配する香絵は、朝日に記憶喪失前まことがストーカーされていたことを話し、記憶が戻った方がまことにとっては安全かも、と話すのでした。
スマホを見つめる律(宮世 琉弥)。
スマホには笑顔のまことと律の画像が。
ちょっと苦しくなってきたな。
とため息をつきながら立ち上がった律は、思いきり足を痛がるのでした。
この前こどもを助けた時に痛めた足が痛々しい…
デートの待ち合わせをするまこと。
そこに公太郎がやってきます。
楽しく会話をする二人。
すると突然真剣な顔で公太郎が
花見てキレイって思えなくても、花買わなくても、店来ていいから。
とまことに言います。
きょとんとしながらもまことは「うん。」と答えるのでした。
美味しいものを食べたり、雑貨を見たりして二人はデートを楽しみます。
まことに傘をプレゼントする公太郎。
なんで傘?と聞くまことに公太郎はあげたかったから、とだけ答えます。
コーヒーを飲みながら二人が会話をしていると、まことが通うクリニックの医師・井口(肥後 克広)を見かけます。
井口に声をかけると、井口の妹でクリニックのスタッフである千草(片平 なぎさ)がいなくなってしまったことを聞きます。
さっそく一緒に千草を探すまことと公太郎。
まことは公太郎に千草が若年性認知症であることを話します。
あちこち探し回り、やっと花屋の前に立っている千草を見つける二人。
声をかけると、やはり千草はまことのことがわからない様子でした。
好きな人に贈る花を買いたいという千草に、公太郎が一緒に花を選んであげます。
井口に連絡し、井口と千草を引き合わせる二人。
よかった!と安心した様子の井口に、
どこ行ってたの?あなた。
と言う千草。
今日、結婚記念日でしょ?と買った花束を井口に見せます。
千草は井口の妹ではなく、2人は夫婦だったのでした。
一時的に記憶を取り戻し、井口が夫であることを思い出した様子の千草に、井口は感極まって涙を流します。
そんな二人を見つめ、まことの目からも涙がこぼれるのでした。
手を握っているのは…?
井口夫婦に結婚記念日の花をプレゼントするまことと公太郎。
二人は手をつないで幸せそうに歩いていくのでした。
それを見守りながら、まことと手をつなぐ公太郎。
そのまま二人は手を繋ぎながら歩きます。
そんな中、まことは前に井口が言った言葉を思い出し足を止めます。
大事な人を思い出せない自分を責めなくていい。
もし自分が忘れられても相手が笑って幸せでいてくれればかまわない。
自分が忘れられる方でよかった。
と言っていた井口ですが、千草が自分のことを思い出した瞬間とても幸せそうにしていたのを見て、やはり忘れられることは苦しかったんだと理解します。
そして記憶を失くし、大切な人の事を忘れた自分を責めるまこと。
そんなまことの手を公太郎が握ります。
そして公太郎に支えられるように、再び歩き出すまことなのでした。
公太郎がまことの手を握り直した瞬間、フラッシュバックが起こります。
誰かと手を握る記憶…。
「まこと?」
公太郎の呼ぶ声にハッと我に返るまことは、笑顔を返しふたたび歩き始めます。
家までまことを送る公太郎。
公太郎と別れ、家に帰ってきたまことは身に付けることをやめた指輪をじっと見つめるのでした。
記憶の中で手を握っていた相手はいったい誰だったのでしょうか…?
お見舞い
仕事をする公太郎。
また過去を思い出します。
まことに傘を差し出す公太郎。
「ありがとう」と言って笑顔で店を出て行くまこと。
公太郎は何か言いたそうにしながらも、何も言わずただまことの背中を見つめるのでした。
一方、まことの元には律からメッセージが。
律の会社に足のお見舞いに訪れるまこと。
「あれから朝日さんとは…」と聞いてくる律に、まことが朝日は変わらず一番の友達と言うと「振られたんだ、朝日さん。」と言う律。
律にも今の自分の思いを伝えようとするまことに、
今のまことさんが決めないで。
俺のことはまだ決めないで。
判断しないで、大事な事。
と律が言います。
指輪を身に付けるのをやめたまことに、
指輪の人はもう忘れちゃうってこと?
忘れられないよね。
どっかでその人、まことさんの連絡待ってるかもしれないし。
と少し焦ったように言う律なのでした。
まことが帰ったあと、「今はまだ、もう少し指輪に頑張ってもらいたいんだよな。」と一人つぶやく律。
一方、家に帰ってきたまことは、取り戻した記憶とそれぞれ聞いた話が食い違っていることに戸惑うのでした。
次々に蘇る記憶
クリニックへ来るまこと。
この前記憶を一時的に取り戻した千草の話を聞きます。
千草は認知症の症状の一つ「人物誤認」のため、井口を兄だと思い込んでいるということでした。
まことは自分も記憶を間違えることがあるのかと井口に質問します。
その時の環境や心理状況によって記憶が事実と変わってしまうことは少なくない
と井口は答えます。
いくつか思い出した記憶が周りから聞く話とどうも違う気がする。
こんな曖昧な状態で大事なことを正しく判断できるのか。
というまことに、
自分の気持ちに正しいも間違いもない。
少なくとも今感じてる気持ちにウソはないはず。
という井口の言葉に背中を押されたまことは、公太郎の店にやってきます。
とつぜんやってきたまことに、「ちょうどよかった」と仕入れたばかりの食用花「エディブルフラワー」を見せる公太郎。
自分のために仕入れたと聞いてまことは嬉しい、と喜びます。
「デートに行きたくなった。食べられる花が咲いているところ。」と言うまことを優しく公太郎が見つめます。そして、
記憶なくてもあってもいるから俺。
もし忘れている誰かを傷つけてたとしたら、俺も一緒に傷つけてるから。まこと一人のせいじゃない。
と言う公太郎の言葉に涙を流すまこと。
そんなまことに公太郎はエディブルフラワーを食べさせます。
「少し甘い。」と笑うまことに公太郎はそっとキスをするのでした。
その瞬間、まことの記憶が一気に蘇ります。
思い出したのは、律との記憶でした。
混乱するまこと。
様子がおかしいまことを心配する公太郎が家まで送ると言っても、大丈夫と答え一人店をあとにするまこと。
花屋の入り口でもまた記憶が蘇ります。
5周年記念に花を配る公太郎に、これ食べられます?と聞き、頑張ればと答える公太郎から花を受け取るまこと。
家に帰ると今度は、家の前ですれ違いざま香絵と一言だけ挨拶を交わす記憶。
家の中に入り、クローゼットを開けると、色味のない服を着て、カップラーメンをすする記憶。
私、本当にモノトーンだった。
とつぶやくまこと。
今度は指輪を手に取り記憶を思い出そうとしますが、なぜか指輪に関する記憶は思い出せません。
律からお花をもらう記憶、律と一緒に金魚すくいをする記憶、律と一緒に東京タワーを見上げる記憶、律と水族館でキスをする記憶。
思い出すのは律との記憶ばかり。
私、律と付き合ってた。
思い出したのは去年のクリスマスまで。
と呆然とつぶやくまこと。
じゃあ、去年のクリスマス以降の記憶は…?
じゃあ、公太郎さんは?
今までの公太郎の言動に違和感を感じるまこと。
付き合っていた頃の話をするといつもはぐらかすような態度を見せていたい公太郎。
何で?公太郎さん。
何がホント?
混乱してその場に座り込むまことなのでした。
その頃、公太郎はエディブルフラワーを持ってまことの家へ向かっていました。
インターホンが鳴り、ビクッとするまこと。
おそるおそるドアを開けた先には、公太郎が立っていたのでした。
「くる恋」第9話ネタバレあらすじと考察!公太郎とのデート中に蘇る記憶!まとめ
- 公太郎とのデート中に記憶が蘇るまこと。
- まことは律と付き合っていた!
- 去年のクリスマス以降の記憶はまだ不明
- 公太郎は元カレではなかった!
公太郎ととうとう思いが通じ合ったまことでしたが、同時に次々と失った記憶が蘇り、なんとまことは律と付き合っていたことがわかります!
そして公太郎は元カレではなかったことも判明。
去年のクリスマス以降の記憶が気になります!