2024年の4月期、テレビ朝日木曜よる9時枠のドラマは、木村拓哉さん主演の人気ドラマ『Believe-君にかける橋-』が放送中。
その最終回が6月20日に放送されました。
逃走を続けていた陸。
とうとう意を決し、磯田の下へ。
しかし結局話はできずに終わります。
玲子から陸へ連絡。
家へ戻ってと言う彼女の話を聞き、自宅へ戻る陸。
そこで待ち構えていたのは警察。
全てをわかっていた陸はただ玲子に会いたかっただけ。
静かに連行されていくのでした。
龍神大橋の真相はどうなる?!
この記事はネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
「Believe-君にかける橋-」最終回あらすじ
「龍神大橋」崩落“事故”における自らの無実を証明し、“壮大な闇に覆われた真相”を明らかにするため、刑務所から逃走。
同じく真相を追い求める刑事・黒木正興(竹内涼真)の協力を得て、決死の逃亡を続けてきた狩山陸(木村拓哉)がとうとう逮捕されてしまった!
もはや抵抗することなく、愛する妻・玲子(天海祐希)の目の前で、連行されていく狩山。
だが、彼はまだ諦めてはいなかった――。
次なる戦いに備えようとする。
一方、崩落“事故”を計画した「帝和建設」の社長・磯田典孝(小日向文世)、そして磯田と密通していた狩山の元担当弁護士・秋澤良人(斎藤工)は、さらなる暗躍を続ける。そんな中、“事故”に加担した部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)の婚約者・本宮絵里菜(山本舞香)が突然、玲子のもとを訪れ…!?
さまざまな人物の底知れぬ思惑がより一層複雑に絡み合い、苛烈を極めていく“真実をめぐる戦い”。はたして、本当に信じられるのは誰なのか?
そして、命懸けで希望と再生の道を模索する狩山、重病を抱える玲子を待ち受ける運命とは一体…!?
出典:「Believe-君にかける橋-」公式サイト
奮闘むなしく、とうとう逮捕されてしまった陸!
隠された大きな闇を暴く事はできるのでしょうか?!
他に残された道は?
本宮の話とは・・・。
これからしっかり解説してまいります。
大逆転できるのか、楽しみですね!
「Believe-君にかける橋-」最終回ネタバレあらすじ・感想
磯田に直談判しようとした陸ですが、それは叶わぬ事に。
陸は玲子に呼ばれます。
久しぶりの二人の時間を過ごすのでした。
しかしそこには警察が。
捕らえられた陸
連行される陸。
外には野次馬が沢山待ち構えてました。
呆然とする玲子。
翌日、磯田たちもニュースでこれを知ります。
何と玲子の下に本宮が来ました。
証拠をコピーしておりずっと持っていたとの事。
挙動不審な南雲の浮気を疑って手に入れた結果、中身はパスワードがわからず見えず。
しかし南雲と秋澤の会話によりその重大さがわかったという本宮。
陸は取り調べ中。
逃走に加え、玲子への監禁罪など無理やり罪を重ねられています。
玲子は秋澤に連絡。
玲子「先生は本当に、狩山の味方ですか?」
気になります!
秋澤が陸の面会に来ます。
拒絶する陸ですが、もう一度選任してくださいと秋澤。
実は秋澤はずっと帝和建設の事を調べていたと言いました。
本宮の動きも話し、磯田たちが証拠のSSDを処分した事も話します。
秋澤「もう一度弁護させてください」
不審がる陸は秋澤になぜですか?と質問。
「逃げなかったから」。
逃げたのは刑務所からだけ。
少しずつ話を聞くようになった陸は全ては信用しないと言いながらも、データのパスワードを伝えました。
陸はこれから検察に送致。
陸の担当刑事が、監禁罪を不問にする代わりに龍神大橋の事故について語るのはやめろと言われます。
陸「何故ですか?」
しかし彼はあくまで陸が権力にひねりつぶされないためだと言うのみ。
外には黒木が待っていました。
担当は外れていますが、黒木「狩山との時間を少し頂けませんか」?
5分だけ許可をもらいます。
その代わり。
黒木にも龍神大橋の事を話すなと言えと言う刑事。
黒木の真意は?
南雲は回復し、磯田たちの下へ。
ベトナム行きを控えている南雲。
南雲「お断りします」
困惑する磯田たちですが、陸の事に触れると会社のためだと言います。
しかし南雲は会社のためではなく、あなたたち個人のためでは?と指摘。
磯田は南雲の設計は素晴らしいと言いました。
自分の設計図は一度も見た事ないですよねと南雲は言います。
南雲「僕はもう、こんな会社にはいられません!」
陸は黒木と会いました。
陸「どうせならあなたに逮捕されたかった」
歩きながら会話。
半田の事に触れ、あれだけのものを一人で調べたのか?と黒木。
黒木「話したい事がある」
「後悔はある?ちゃんと奥さんに話したのか?」
「俺はある。兄を突き放してしまった」
黒木が振り返ります。
「管理官はあんたに事故についてしゃべるなと言ったらしいな」
「あんたを救うためだって」
すると黒木は大爆笑するのでした。
「いいか?騙されるな。だからあんたは言いたい事を言え」
すると先輩刑事が黒木を掴みます。
今までお世話になりましたと先輩に頭を下げる黒木。
職を賭して陸の背中を押してくれましたね。
最後の闘い
秋澤は磯田と会話。
不審な動きをする秋澤に「勝ち誇ってるつもりですか?」
「私があなたを簡単に信じると思いますか?」
磯田は秋澤を信用していませんでした。
秋澤の前ではあくまで陸を心配する発言しかしていないとの事。
失礼しますという秋澤。
磯田は最後に、「狩山くんが、あなたの過去を知らないといいですね」と言います。
本宮は玲子と笑顔で会話。
彼女と陸の馴れ初めを聞きました。
二人の間には優しい空気が流れています。
陸は秋澤と打ち合わせ中。
陸「すいませんでした」
「実は、今まであなたを信用してませんでした」と陸。
秋澤は自身の過去について語り始めました。
5年前。
ある人物の弁護を受けた事。
倒産寸前の依頼人に必死にアドバイスを続けましたが、陸のように突然解任された事。
当時の秋澤はそれを受け捨て台詞を言います。
「それならもう首をくくるしかありませんね」
それから数カ月後、本当に企業は倒産し元依頼人は首をくくった。
これがトラウマとなり、秋澤は人前で喋るのが怖くなってしまったとの事。
しかし直近で挽回しようと、今回の事件に手を挙げたと言う秋澤。
陸「俺、間違ってなかったです」
初めて秋澤と会った時、あまりしゃべらない印象でしたが一言ずつを考えながらしゃべってくれたと。
改めてお願いしますと秋澤に頭を下げる陸。
二人の間には固い絆が出来ていました。
これで少し希望が見えて来ましたね!
玲子も仕事にまい進しています。
担当している少女は玲子がいなくなっても、手術頑張ると言いました。
そして周囲の人に別れを言います。
みんなから惜しまれてその場を去るのでした。
9月10日。
陸は裁判を迎え、メディアからも注目されています。
帝和建設からは、磯田は来ず。
黒木や半田も来ました。
林も。
磯田に連れられ現れた陸。
裁判が開始されました。
秋澤の陳述から。
「なぜ被告は逃走を図り、続けたのか?」
龍神大橋の事に触れます。
都知事が関わっていたこの建設。
被告人は無罪だと主張。
被告人が無罪だからこそ起こった逃走事件。
磯田は一人、玲子と会っていました。
玲子は他にする事があると言います。
磯田は何も証言しないと答えました。
玲子は磯田に、陸が描いた龍神大橋のスケッチを見て欲しいだけと言います。
彼がいかに楽しそうに描いてたか。
話はそれだけ言って、玲子はお礼を言って帰りました。
ただただ、陸が改めてどういう人かを伝えたかったんですね。
事故についての振り返り。
わかさんが周囲に逃げろと叫んでいた事。
ややもすると彼が責任を感じ、命を張って償おうとしたのでは?と秋澤。
現れぬ磯田の証言に期待すると言います。
磯田は陸のスケッチを見ていました。
陸の発言。
事故について、迷惑をかけたと謝罪します。
自らの手で真相解明を遅らせた事も。
そのうえで、「橋は、人と土地を、人と人を繋ぐ構造物です」
それ以上でも、それ以下でもなく。
それにより人や物資の交流などいろんなものが生まれる。
「橋は、人にしか作れません」
坂東も陸を見つめていました。
「なぜ、こんな事になったのか?」
「どうしても知らなければならないと思いました」
林の回想。
「なぜ、私の事を話さなかった?」
言えば少しでも罪は軽くなるはず。
林は金が欲しかったと言います。
陸を逃がすと金をもらえた?
贖罪ではなく?
そのお金は昔の事件の遺族に渡すつもりだったとの事。
陸は林に刑務所の仲間だった野口を助けて欲しいと言いました。
彼もまた罪を背負わされた身。
陸が頭を下げると考えてみようと言う林。
「一度くらい、太陽に近づいてみたい」
磯田は都知事と会います。
自分が認めない限り、真相は明らかにならないと磯田。
しかし重要な証拠が見つかると状況は変わる。
磯田は陸の事に触れました。
陸を外した事で、帝和建設と手を切りやすくなった。
各所と結託しようとしていた事も。
話はここで変わり、「未来の話をしませんか?」と磯田。
彼は何を話すのでしょうか?
その後
9月24日。
懲役1年を言い渡される陸。
業務上過失致死傷に関しては、改めて審議を考える必要があると言われます。
秋澤は陸に向け、ガッツポーズ。
うなだれる桑原。
振り返り、傍聴席に向かって深く陸は頭を下げるのでした。
静岡の刑務所にいる陸の下へ磯田が面会に来ます。
陸「ありがとうございました」
磯田は再審で事故への関与を認めていました。
龍神大橋は再び帝和が工事を再開。
かつて自分が作った橋だけがいい橋だと思ったけど、いいものはいいと陸。
陸は自分が辿り着いた答えを言います。
設計変更した陸は工事の中身が変わりコストダウンにより、行ったと言いました。
でもその裏ではある会社が資金難に陥っていた。
これで工事が中断となると、都知事も周囲から何と言われるかわからず。
でも事故が起きたら?
工事は偶然、中断される。
時間が与えられ、資金もゆっくり調達できるようになった。
東京都にも、都知事にもメリットがある。
それを命じられたんじゃないですか?と陸。
磯田はとぼけながらも「彼らは頼まずして、人を動かす人種です」
これまでも都知事の名前を出さなかった磯田。
磯田「帝和建設はなぜ、龍神大橋の建設を続けられたのでしょう?」
工事の再開を条件に磯田が背負ったとの事。
彼はあくまで大企業を守るため。
しかし陸はそんなのは信念じゃないと言います。
磯田は陸の性格をわかっていながら依頼をした。
陸が事あるごとに夢を語っていたと言う磯田。
正直きれいごとを言うのが嫌いだったと磯田は言います。
磯田「働く事は、夢を捨てる事です。思い知らせたかったのかもしれません」
陸は罪を被る事で会社を救おうとした。
しかし「一人で8000人を背負えるわけないんです」と言います。
でも、狩山 玲子が僕を僕にさせてくれた。
頭を下げ去る陸。
磯田「そういうとこが嫌いなんだよ」と捨て台詞。
ある意味、最後まで分かり合えたのかもしれませんね。
全て終わり、出所した陸の前には秋澤が。
陸は御礼を言い、笑顔で二人は別れます。
自宅に戻ると玲子が待っていました。
治療を頑張ったと言う玲子。
二人で想い出の橋に行きます。
橋をべた褒めする陸。
玲子はただの橋だと言いました。
すると陸は橋について熱く語り始めます。
楽しそうに。
まだ怖いと言う玲子ですが陸は約束どおり、今度は渡ろうと言いました。
高いと言いながらも、恐る恐る陸と渡る玲子。
陸が図面でリクエストがないかと玲子に聞きます。
煙突がある家がいいと玲子は言いました。
ここで陸が謝ります。
全部終わったら謝ると言う約束。
「心配かけて、遅くなってごめん」
はいはい、と笑顔で答える玲子。
煙突、何色がいい?と先を歩いた陸が振り返ります。
玲子はいませんでした。
陸は一人図面を紙飛行機にしていました。
玲子の手紙。
「陸、ごめんね。離婚までいった私たちだけど、また喧嘩できるようになったね」
「私、やっぱりあなたといて楽しかった」
「思い残す事はないけど碓氷峠に行けなかったのは残念だったなあ」
陸が紙飛行機を飛ばします。
「だから行ってきて。あなたはあの橋からまた出発できる」
陸「じゃあ、行ってくるね」
その後。
陸は現場にいます。
丁寧に考えられた設計で現場と話していました。
これでかかるのかと言われます。
「大丈夫、橋はかかります。もう一度。」
歩き出す陸。
衝撃のラストでしたね!
「Believe(ビリーブ)」最終回ネタバレあらすじと考察!権力が狩山に牙をむくまとめ
- 逮捕された陸
- 本宮が玲子と接触
- 南雲の証拠のコピーを持っていた
- 玲子は秋澤に連絡
- 秋澤が陸の下を訪れる
- 改めて味方になると裁判へ
- 磯田は動かず
- 最期に玲子がやったのは、陸のスケッチを見せる事
- その後、裁判を終え陸は懲役1年
- 磯田が関与を認めていた
- 全てを終え、陸は自宅へ
- 玲子と共に想い出の橋に行く
- しかしそれは幻で、彼女はもうこの世にいない
- 陸は玲子の想いを胸に、これからも設計を続けていく
悲しい最後でしたが、スッキリとしたラストでした!