『オクラ』第3話ネタバレあらすじと考察！千寿の過去と謎のファイル

2024年の秋ドラマとして、毎週火曜日21時より人気ドラマ「オクラ」がスタート。

その第3話が10月22日に放送されました。

この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。

『オクラ～迷宮入り事件捜査～』第3話あらすじ

【3話予告】火9『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』 30秒見どころ ‐フジテレビ系毎週火曜よる9時放送

不破利己（杉野遥亮）は、飛鷹千寿（反町隆史）とともに野放しになっている犯罪者を法の下へ引きずり出す決意を固める。

その上で、千寿の“正義”が本当に正しいのかどうか、自分自身で見極めようというのだ。

千寿はそんな利己を、犯罪者を引きずり出すための証拠捏造をしているという秘密の隠し部屋へと連れて行き、11年前に発生したアメリカ国務長官を狙った爆破テロ事件「東京シンフォニーホール爆破事件」を次の捜査ターゲットにすると告げる。

そして「2013年の東京シンフォニーホール爆破事件の犯人は『プロフェッサー』。秋葉原の電気街を探せ」というタレコミメールを警視庁のサイトに流すのだった。

翌日、タレコミメールを見た牧原祈里（青木さやか）は、「この事件で私の夫が殺された」と『オクラ』メンバーに告げる。

かつて公安部に所属していた祈里と夫の圭吾（是近敦之）は、警備部と連携して国務長官の警備に当たっていた。

だが、長官の席が急遽変更になるなどバタバタした状況の中、変更された座席の周辺を調べていた圭吾は仕掛けられていた爆弾の犠牲になったのだ。

千寿と利己は、祈里とともに秋葉原の電気街へと向かう。

マニアックなパーツを扱う電気店を訪れた千寿たちは、店主の石崎（佐藤タダヤス）にプロフェッサーのことを尋ねた。

すると、突然逃げ出す石崎。

一方、捜査一課長の加勢英雄（中村俊介）は、千寿らを見張るよう志熊亨（有澤樟太郎）に指示を出しており……。

出典：『オクラ』 公式サイト

牧原祈里の登場。

千寿の行動の謎を確かめるため、利己は11年前の爆破テロと向きあいます。

危険な任務のなか、加勢の不穏な動きも気になるところです！

これからしっかり解説してまいります。

『オクラ～迷宮入り事件捜査～』第3話ネタバレあらすじ・感想

衝突し続ける千寿と利己。

普段穏やかなベテラン刑事を装う彼の信念は「野放しになっている犯人を法の下に引きずり出す」というものでした。

彼はなぜそうなってしまったのか？！

利己は少しずつその謎に迫ろうとしていました。

ねつ造の全貌

過去、爆破を受けた千寿のシーンから。

彼はここでパートナーを失っていました。

しかしあるメッセージを残して息絶え、それを手がかりとし今も追います。

利己と待ち合わせる千寿。

場所はとある飲食店。

そこの店員と利己を連れ、地下へ。

「大人の秘密基地」と言うその場所で証拠のねつ造をしている事を知る利己。

店員も協力者であり、高度なパソコンのシステムが組まれている模様。

千寿が言う正義が間違ったものなら、利己は容赦なく引き金を引くと言っていました。

今回扱う未解決事件は、爆破テロ。

翌日、オクラには牧原祈里という女性が来て過去の事件に関するタレコミメールを見ています。

「これは私の夫が殺された事件です」

案の定、千寿が画策したものですが、当時牧原夫妻がアメリカ国務長官を警備していた時の事。

夫の圭吾が爆弾を発見し、帰らぬ人となっていました。

加勢たちがまた現れます。

今回の件もくだらないと一蹴する加勢。

ノルマまで課されやる気を落とす面々ですが、千寿の「千里眼」という話になり、みんなは本気になるのでした。

爆破テロの犯人は通称「プロフェッサー」。

利己たちは牧原を連れ、ある店へ聞き込み。

プロフェッサーの事に触れると、店員は急に顔色を変え逃げます。

懸命に追う３人。

牧原の活躍により無事取り押さえるのでした。

聞けば店員はプロフェッサーに依頼され、爆弾の材料を用意したとの事。

牧原とはここで一旦別れます。

彼女の息子は不登校になっており、シングルマザーとしてかなり苦労している様子。

千寿が見つけためぼしい人物は大学教授の蓬田。

蓬田の家まで張り込みをし、まずは利己が宅配業者を装ってインターフォンを鳴らしました。

配送先を間違えた体で一度接触します。

再び千寿のアジトへ。

元妻の井伏がいました。

彼女もまた、ねつ造の証拠づくりをする一人。

今回宅配業者を装ったのは蓬田の指紋を入手するため。

科捜研としての仕事を依頼します。

交錯する親子の想い

その後、利己は再び千寿と二人になります。

利己「二つ聞きたい事があります」

「どうして犯人の事がわかったんですか？」

それだけでなく、犯人の凶器や経緯まで把握している事が疑問な様子。

しかし「秘密だ」と言う千寿。

指紋の解析ができました。

翌日、利己はオクラのメンバーに蓬田の事を話します。

ハッキングにより、蓬田の爆弾について言及。

みんなで探す事に。

河原で探していますが、利己が「そろそろいいんじゃないですか？」と言いました。

予め持っていた証拠を見つけたふりをする千寿。

千寿は当時、爆破に使われたリモコンを出しみんなは何も知らず喜ぶのでした。

その事を聞きつけ、加勢は何か思うところがあるようです。

帰宅した牧原は息子に、父の事件に進展があったと言いました。

しかし息子は興味ないと返します。

そんな彼に、こんなに頑張ってきたのに何でなの？と言うも自分なんかいなくなればいい！と部屋へ戻るのでした。

彼の中では父と母との幼い想い出が脳裏を過っています。

蓬田の下に着信。

誰かと会話し、怪しい様子ですが妻にも隠していました。

オクラの下へ来る井伏。

科捜研の捜査で、指紋が蓬田と一致したと言います。

これで逮捕状を請求できると言う一同ですが、加勢が来ました。

リモコンは偽物で、劣化の関係でこれは違うと言う加勢。

じゃあこのリモコンは何だ？とみんながざわつきます。

しかし千寿が現れ、「もう蓬田は取調室にいる」と言いました。

加勢は顔色を変えます。

志熊に尾行されていた事も気付いていた事を明かす千寿。

取調室。

千寿「11年前の事件ついてお伺いします。あなたはコンサート会場を爆破したんですか？」

蓬田は、はいと答えます。

動機はアメリカ政府に憤りを感じる事があったからと言う蓬田。

当時の国務長官を殺害する目的で爆弾を仕掛けた事も自供。

千寿「本当に、それが動機ですか？」

そう言うと、彼の妻をここに呼んだと言う千寿。

蓬田は激しく動揺します。

改めてもう一度同じ質問。

アメリカの事件に触発された事ではなく、別の理由があるとの事。

テロの真実

当時、妻が病気になりとても払える金額ではなかったと言う蓬田。

そこに1本の電話があり、コンサート会場を爆破すれば手術費用を出すと言われていました。

電話の主は不明。

「プロフェッサー」を名乗らされ彼の言われるがまま、爆弾を設置。

蓬田はそのままリモコンを川に捨てています。

数日後に、成功報酬が振り込まれました。

誰も傷つけたくはなかったという蓬田。

誰も座るはずがなかったと言う席に、突然国務長官が座っています。

千寿「あんたも嵌められたのか」

そして爆発が起き、圭吾が巻き込まれた。

牧原が感情を露わにし、取調室に入ってきます。

大切な夫を殺され、自分の願望のために犯行を行った蓬田を非難する牧原。

蓬田の妻が申し訳なさそうに顔を伏せます。

反省を促す千寿。

その後、牧原は落ち着きを取り戻し大切な人がもう傍にいない事を悲しそうに話し帰宅しました。

家では息子が「お帰り」と言い牧原を迎えます。

牧原「大きくなったね。きっと父さんより大きくなる」

そう言って牧原は息子を抱きしめるのでした。

利己は千寿に、なぜ事件の全容を知っていたのかを聞きます。

「ファイル」というものが存在していた事を明かす千寿。

そこに全てが書かれているとの事。

しかしこれがどこでどうやって手に入れたのかは教えてくれません。

拘束された先で、蓬田は涙ぐみながらある薬のようなものを見ています。

千寿の下に加勢から着信。

「さっきおまえが取り調べた、蓬田が死んだ」

服毒自殺でした。

千寿「ボディチェックはしたはずだ」

加勢「ああ、つまり警察関係者の仕業。て事だな」

その後、待ち合わせ加勢と合流する千寿。

『オクラ』第3話ネタバレあらすじと考察！千寿の過去と謎のファイルまとめ

11年前の爆弾魔を逮捕した千寿と利己。

そこには妻を助けるというエゴから生まれた悲しい真実がありました。

牧原はそんな過去と向きあい少しずつ前に踏み出そうとする事になります。

そんななかで暗躍する誰かがいる模様。