2024年秋のドラマとして、よる9時よりフジテレビ系月曜ドラマ『嘘解きレトリック』がスタート!
その第4話が10月28日に放送されました。
3話では、左右馬の行動を通じて、鹿乃子が「人を信じること」に向き合えた回でした。
鹿乃子は、左右馬が薫に嘘をついた理由もわかり、自分の悩みを一緒に抱えてくれることに感動して涙をこぼしました。
二人はお互いを理解し合うことで、相棒として息がぴったりに。
次回、そんな祝探偵事務所にどんな依頼が舞い込むのでしょうか?
いつの間にか、二人の雰囲気もいい感じだね♡
4話は、北乃きいさん・片岡凜さんら豪華ゲストが出演します!
この記事はネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『嘘解きレトリック』第4話あらすじ
第4話 10月28日 放送
九十九夜町、早朝の目抜き通りで祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)が駅に向かっている。汽車に乗ってお出かけとはしゃぐ鹿乃子に、左右馬は、“家賃を払えず、朝だけど夜逃げをしているだけ”と教えた。
そんな時、左右馬が不審な男に気づき、鹿乃子の“嘘(うそ)を聞き分ける能力”で置引を暴く。男は逃げるが、居合わせた女性に足を引っ掛けられて転び、周囲の人たちに取り押さえられる。置引犯に足を掛けた女性は左右馬の知り合いで、端崎馨(味方良介)の姉・雅(北乃きい)だった。
左右馬たちが夜逃げ中だと知った雅は、取材旅行に同行しないかと2人を誘う。雅が『魔境探報』という怪談雑誌の記者と聞いた鹿乃子は怯え、左右馬も断ろうとするが、今月分の家賃を報酬にすると言う雅に、左右馬が即座に快諾した。
雅が取材するのは「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家。綾尾家には、生まれつき体の弱かった一人娘の成長を祈願し、娘の成長に合わせて作った人形を娘と同様に育てるという変わった風習があった。屋敷は現在、主人夫妻が海難事故で亡くなり、一人娘の品子(片岡凜)が継いでいる。品子の姿はまるで人形のようで、妙な噂(うわさ)もつきまとっていた。
そんな中、現地に到着した左右馬ら一行を柴田(佐戸井けん太)が案内する。柴田によると、女中のイネ(松浦りょう)が、屋敷の「人形部屋」をのぞくと、誰かの死体を発見。イネは慌てて柴田の家に飛び込んできたが、柴田が刑事の寺山清一(正名僕蔵)とその部屋へ行くと死体だと思われていたのは人形で、その後イネが岩場に落ちて死んでしまったという・・・。事件の真相を突き止めるため、左右馬、鹿乃子、雅が品子と会うと・・・。
引用元:嘘解きレトリック公式サイト
鹿乃子と左右馬は、汽車で夜逃げ中に端崎薫の姉・雅と出会い同行することに。
到着先の人形屋敷で起きた事件を、二人は解決できるのでしょうか?
一体何が起きたんだろう?
『嘘解きレトリック』第4話ネタバレあらすじと感想・考察
左右馬達の三人は、到着した綾尾家の人形屋敷をさっそく取材します。
そこで女中のイネが死んでしまった事件を聞きますが、人形の呪いなのか、それとも誰かの仕業?
人形がすごい迫力~
それでは、そんな気になる第4話のあらすじを、ネタバレありで紹介していきます!
端崎薫の姉・雅と出会う
ある河原に、一人の女性が血まみれで倒れていました。
その側には、一体の日本人形も一緒に・・・。
向かい側で釣りをしていた二人の男性が血まみれの女性を見つけ、女性のもとに駆けつけて、亡くなっていることを確認しています。
一人の男性がふと上を見上げると、岩の上に赤い着物を来た人形のような人影を目撃します。
しかしもう一度見ると消えていました。
その一か月後、九十九夜町では左右馬と鹿乃子が汽車へ乗るため、駅に向かって歩いていました。
鹿乃子はお仕事で出かけると思い込んでウキウキしていましたが、左右馬から「家賃が払えないので夜逃げする」と聞いて驚きます。
鹿乃子は真面目だから夜逃げに反対してたね
その途中で端崎馨の姉・雅と出会い、二人が夜逃げすると聞いた雅は自分の取材旅行の鞄持ちを依頼しました。
雅は心霊・怪奇魔境探報の雑誌記者の仕事をしており、これから一泊で、ある人形屋敷へ取材をしにいくところです。
内容は、人形屋敷の綾尾家で女中・イネが亡くなった不可解な事件についてです。
特に雅の興味をそそっているのは、綾尾家には人形にまつわる不思議な話があることでした。
1人娘の成長を祈願して毎年人形を増やして育てていることや、両親が海難事故で亡くなり一人娘・品子が綾尾家を継いだことなどです。
その一人娘・品子の噂もあります。
いつの間にか産まれていたとか、骨折したはずなのに直後に平気で歩いていたとか、人形部屋で人の話し声が聞こえたとか・・・。
最初は怖い話は嫌だと断っていた左右馬ですが、報酬が今月の家賃代金と聞いて引き受けたのでした。
今回の事件は、心霊現象なのか、殺人事件なのかどっちだろうね?
人形屋敷の取材に同行する二人
三人は一緒に汽車に乗り、「紅川驛」で降りました。
駅では案内役の柴田が出迎え、歩きながら色々と話してくれました。
死んだイネは自分の遠縁の娘だということ、両親は早く亡くなっており兄と二人きりの兄弟だったこと、
父親が残した借金があったために二年前に柴田に頼ってきたことなどです。
そのお話の途中、イネの兄とすれ違いました。
兄は白髪頭で、リヤカーを引いて街のほうへいきました。
現在は体を壊して簡単な仕事を街でしています。
妹・イネが亡くなって悲しいだろうね
柴田が「そんないろいろな噂のある綾尾家は気味が悪くて使用人が長く続かない」と話している時、鹿乃子は生まれ育った田舎で「気味が悪い」と言われて辛かった過去を思い出して暗い顔をします。
柴田が知っているイネの話はこうでした。
ひと月前の早朝、左手に人形を抱えたイネが走って柴田家を訪れ「人を殺してしまった」と泣いていました。
柴田がイネに理由をきいたところ、こう話したそうです。
屋敷にネズミが出たので、人形部屋の食事を狙ってネズミが出ていると考えたイネは、強力殺鼠剤という毒を人形の食事に混ぜて置きました。
その後イネが人形部屋を見にいくと、それを食べた人が人形部屋で死んでいたのを見たというのです。
驚いた柴田は、刑事と、品子さんも一緒に現場を訪れたところ、倒れて死んでいたのは人形だと確認しました。
そして柴田が綾尾家に行き確認している間に、イネは吊り橋から下の岩場に身を落として死んでしまったのでした。
柴田の話を聞きながら皆で下の岩場を見ると、イネを発見した男がいたので話を聞きに行きました。
男は「イネを発見したあと、上の方にある岩を見上げると着物を着た人形のような人が立っているように見えた」そうです。
そこに行くには道はなく、着物を着た女性が行くのは難しい場所だという柴田。
結局見間違いだろうという話になったそうです。
刑事の話では、イネは人を殺してしまったと悔やんで自殺したのだろうと推察したそうです。
うーん、岩の上にいた人影が気になる
もしかしたら綾尾家の品子だったりして?
品子にはアリバイがあるけど、なんだか柴田がかばっている気もするね!
品子の嘘
屋敷に着くと、一年ほど勤めている女中のおばあさんが中へ案内してくれました。
三人は座敷で品子と会い、早速詳しく話を聞くことにしました。
体の弱かった品子は外に出ず友達がおらず、色白で赤い着物を着た様子はまるで人形のような風貌です。
品子は三人に、「面白しろおかしく記事を書かないで欲しい」とお願いします。
人形部屋は品子以外は普段入ることはできませんが、品子が夕飯を人形部屋へ運ぶ時に見せて貰えることになりました。
両親が成長を願って毎年作ってくれた人形、人形のお友達などなど・・・。
部屋に入れるのは、品子が人形の食事を運ぶ時だけです。
顔に傷がある人形を見つけ、事件当日のように倒して写真を撮る雅。
人形を増やす風習は両親が残してくれたものだから、「気味が悪い」と言われても守りたいという品子。
鹿乃子は、その言葉に自分の小さな頃を重ねて「品子さんは強い」と心の中で思います。
品子は鹿乃子を見て、二人は目を合わせて笑顔になります。
夕食の時間になり、四人で美味しそうな夕食を食べています。
お箸を御勝手に取りに行った鹿乃子は、ふと離れの人形部屋に目をやると品子にそっくりな人影を目撃しました。
部屋に戻り、品子に対して「品子さんに双子はいるのか」と聞きますが、「双子じゃないです」という返事でした。
その品子の声に嘘はありませんでした。
そこで、雅がふと言いました。
人形殺人事件なんておかしいよね、誰も殺されていないのにね
品子はそれに続けて返事をします。
そうです、うちは誰も死んでないし、イネさんは自殺だから
なぜか理由がわからなくて動揺する鹿乃子の様子に、左右馬は気が付いたようでした。
夜になり、左右馬と鹿乃子は品子のことについて二人で話します。
鹿乃子は「品子さんの嘘が、良い嘘なのか悪い嘘なのか」で悩みますが、左右馬は「自分が正しいと思う道を選んでいい」と言います。
品子の力になりたい鹿乃子は、左右馬の言葉を聞いて胸が軽くなったのでした。
それを廊下から聞いている品子の似た着物姿の人影が見えました。
人影が品子にそっくりだけど・・・誰だったんだろう?
人形部屋に新たな血が
翌朝、左右馬と雅が二人で話しながら、離れの人形部屋の前に行きました。
雅は、「品子さんが双子だという秘密を隠したかったのではないか?」と推測します。
その時、人形部屋を外から見ると、障子に血が見えた左右馬。
寝坊して慌てて来た鹿乃子も、血を確認して驚きます。
皆で、もしかして品子さんが中で倒れているのでは?と慌てます。
鹿乃子は女中さんを呼びに行きましたが、その間に左右馬は窓に石を投げて人形部屋に入りました。
中に飛び込み入ると、顔に血のついた人形が倒れていました。
左右馬はあることに気が付いて言います。
ここにあった着物がない!
その時、品子さんが人形部屋に入ってきて言いました。
「どうして勝手に品子の部屋に入っているの?ご飯の時以外はダメだって言っただろ!」
雅は、目の前にいるのが品子さんなのかどうかと恐る恐る聞きます。
品子さん・・・?品子さんなの?
そして、品子を見て目を細めながら難しい顔をする左右馬でした。
品子が昨日と違って別人のようだね!
もしかして雅の言ってた双子!?
それとも秘密の家族なの・・・?
『嘘解きレトリック』第4話ネタバレあらすじ・考察!片岡凛の演技がヤバイ!まとめ
第4話では、雅の取材に同行したことから、人形屋敷の女中・イネが亡くなった事件を調べることになりました。
- 左右馬は、鹿乃子を連れて夜逃げするところだった。
- 雅は左右馬達に、報酬に家賃払う代わりに自分の取材に鞄持ちとして同行を依頼した。
- 人形屋敷の品子が「イネは自殺した」と嘘をついた。
- 左右馬と鹿乃子が夜二人で話していたのを、誰かが盗み聞きしていた。
- 翌朝人形部屋の障子に血がついていた。
- 外見は品子だけど話し方が品子と違う人が現れた。
このお話は次回5話へ続きます!