2024年の秋ドラマとして、毎週日曜日21時の日曜劇場より人気ドラマ「海に眠るダイヤモンド」が放送中。
その第3話が11月10日に放送されました。
1955年、端島。
故郷を盛り上げようと大学を出て戻って来た青年・鉄平はここでの生活を充実させようとしていました。
台風によってピンチを迎えた鉄平ですが、これを経て幼なじみの百合子と結ばれる事に。
一方で島に来た謎の歌手・リナは鉄平の兄・進平と距離を縮めようとしています。
彼らを取り巻く人間模様の中でどんな展開が待ち受けるのか？！
そんななかで、本土から独立しているこの端島はいよいよ最盛期を迎えようとしていましたー。
古き良き端島の風景が見られそうです！
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『海に眠るダイヤモンド』第3話あらすじ
鉱員たちが働きやすい環境を整えるべく、自分たちなりのやり方で力を尽くす鉄平（神木隆之介）と賢将（清水尋也）。
鉱員の進平（斎藤工）の助言も役立ち、その結果、2人の活躍で新たな社宅制度も出来ることに。
そして季節は流れ、1957年10月。
ついに端島に水道が開通する。
新しい鉱員アパートや小中学校の新校舎も完成し、人口も出炭量も増えた端島は最盛期を迎えようとしていた。
そんな中、以前端島を舞台に製作された映画「燃ゆる孤島」の続編製作のため、プロデューサーの夏八木（渋川清彦）がやってくる。
活気に満ちた今の端島をフィルムに収めたいと熱く語る夏八木は、島民たちを対象に出演者オーディションを行うと宣言。
皆が一気に浮き足立つ中、夏八木から声をかけられた朝子（杉咲花）もまた、こっそり演技の練習を始めていた。
一方現代では、玲央（神木隆之介）がいづみ（宮本信子）の家に転がり込み、いづみの家族と初対面を果たす。
いづみは家族に玲央のことを自分の婚約者だと紹介し…。
限られた資源であった水。
水道が開通する事で、いよいよ端島が最盛期になろうとしています。
そんなところに映画プロデューサーの来島。
鉄平は？！玲央は？違う時代を生きる彼らの時が動き出そうとしていました。
玲央といづみの関係性も気になります！
『海に眠るダイヤモンド』第3話ネタバレあらすじ・感想
水も尽き、停電により多大なる被害を受けた端島。
鉄平や島のみんなは力を合わせ、この危機を乗り越えます。
そんななかで見えた鉄平と百合子の本音。
二人は新たなステージへと踏み出していました。
周囲の反応が気になります！
繁栄の一途をたどる端島
朝子が雑誌を手に取りソワソワしています。
「ワンピース特集」」
賢将「朝子」
ハッとした朝子。
花瓶勝ってこようかと言う賢将に、朝子はいらないと言いました。
端島では花札をしている風景が。
賢将は鉄平の下へ。
花札をしていた鉄平。
じめじめした職場に、違うものを提案しただけだと鉄平は言います。
そんな鉄平から、社宅運営委員会に提案！と話がありました。
翌日、勤務状況を基準に「頑張り点」と点数をつけて評価していくとの事。
また、子持ちの家族に対する間取りの広さを考慮した「子持ち点」。
会議で賢将が鉄平の案を説明しますが、辰雄は難色を示します。
そんななかですが、他の人間の後押しもありまずはこのシステムを取り入れる事に。
会議が終わり部屋を出ると辰雄がいました。
彼は鉄平の事を問題視している様子。
辰雄「賢将、おまえは他の人とは違う」
「慣れ合うな」
今日から辰雄が炭鉱長との事ですが、端島には不穏な空気が流れています。
彼は端島に何か嫌な思い出があるのでしょうか。
前炭鉱長の広岡が端島を去ります。
街のみんなが拍手をし、それを惜しんでいました。
鉄平からも感謝の言葉が綴られます。
そしてついに、海底水道が開通しました。
新しい学校が完成したり、人口もどんどん増えています。
給料日には家電を買うための行列。
世の中では家電の普及率10%のところ、端島では60%を超えていました。
すごい！
最盛期を迎えようとしている端島。
朝子と百合子が食事。
賢将と結婚したら？と百合子が言います。
やんわりする朝子。
そこに、朝子「食い逃げ！！！！」
男性を追いかける朝子。
追いついた先には、鉄平がおり男性が財布を取りに行っただけだと言うのでした。
彼は、撮影所のプロデューサー・夏八木。
夏八木を追いかける迫真の姿を見せた朝子に、夏八木「朝子ちゃん、女優をやってみない？」
玲央の場面。
周囲の人間が部外者だなんだと玲央に言います。
そんな事も気にせず、玲央は軽いノリ。
玲央の孫たちが登場。
今日はお食事会との事ですが、彼らは突然現れた玲央が気に入らない様子。
食事の開始。
孫娘の千景は玲央に興味深々。
そこにいづみが口火を切ります。
玲央と結婚した場合、「法定相続人は玲央って事になるわね。」
全員が固まるのでした。
鹿乃子も和馬も、否定的です。
いづみは経営者でした。
次の社長は決めてないとの事。
子供達には継がせたくないいづみ。
その理由は、「何だか間違えた気がする」これが欲しかったものかと自問自答します。
いづみの正体が気になりますね。
端島を舞台に映画化？！
朝子の場面。
カメラをまわす夏八木ですが、大森が来ました。
10年前くらいに「燃える孤島」という映画で端島が出たとの話。
夏八木はまた映画を撮りたく、「続・燃える孤島」をやりたいと言います。
みんなが羨み、憧れる端島を撮りたい夏八木。
その後、朝子の店では百合子が賢将と別れたと告白。
驚く鉄平。
賢将には他に好きな人がいるから。
鉄平「聞いてねえよ、誰だよ！！」
答えない賢将。
ここで百合子は、進平が初恋の相手だったと言います。
リナが端島を歩いていました。
進平の下へ。
百人一首が記された紙を持っている進平。
リナがここに書かれた一句が素敵だと言います。
「花だけが知っている、私の心」
朝子が両親と話しました。
朝子「映画のオーディションに出るけん」
驚く両親。
そんな事より、賢将と結婚せんねと言われる朝子。
その様子を賢将がコッソリ見て居ます。
竹男が気付いていますが、賢将はシーっとするのでした。
賢将は大工場の息子の事。
複雑な恋模様のようです。
夜中、朝子が渡された台本を読んでいました。
初恋の人について。
幼い頃、朝子はキラキラした瓶をとろうとして海にいます。
しかし不意に落ちてしまいました。
両親によって看病されます。
そして今、朝子はマネキンに着せられたワンピースを見つめていました。
夏八木はリナに目をつけます。
「いい子がいるじゃない」
しかしリナは気にも留めない様子。
オーディションの開始。
百合子の番。
夏八木からはクサい！と言われました。
朝子の番。
次のシーンをやろうと夏八木。
彼は朝子を高く評価。
周囲からが拍手の嵐。
朝子の幼い、瓶の記憶。
少年との思い出。
そして今、その瓶は食堂の花瓶として使われています。
初恋の想い出の品でしょうか。
夏八木の正体
百合子は先ほどのオーディションでの、朝子が気に入らない様子。
賢将に愚痴りますが、朝子は昔から学芸会でも上手かったと言われます。
鉄平は夏八木とビリヤード。
そんな夏八木からは、権力についての話。
夏八木「いつだって世界を壊すのは権力と金だ」
玲央の場面。
ライトにいづみの事を話していました。
今の好待遇にイラっとしている玲央。
玲央の目には、千景が。
ホスト遊びをしている彼女に話しかける千景。
言わないでと千景は言います。
しかしその夜、玲央は早速いづみたちに話しました。
何と千景は400万の売掛があります。
鹿乃子だけは知っていました。
千景を庇う鹿乃子。
いづみは何も言いません。
お金は鹿乃子が払うとの事。
みんなその場を後にします。
こんな大金もあっさり払い終わらせる事ができるのを「すっげぇ」と言う玲央。
自分が汗水働いてそれより少ない金額を稼ぐのに、イラっとすると言いました。
彼のイライラの原因は、いづみの置かれている現在の状況でしょうか。
端島。
竹男が金を盗んだと大人から責められています。
泣いている竹男。
自分は違うと言い、みんなざわついていました。
不審者の存在が分かります。
翌日、鉄平が放送でそれを言うと不審者の男たちが逃げました。
島の男たちが捕まえます。
鉄平は姿を見せない夏八木を探しました。
何と、夏八木には借金があり金庫のお金が盗まれています。
彼は窃盗犯と通じており、既に逃げた夏八木。
朝子の、淡い夢が消えました。
両親は金の事で大喧嘩。
私が映画で稼ぐ！と朝子。
鉄平の下へ。
ぬか喜びして、恥ずかしいと朝子は言います。
肩を落とす朝子に鉄平が言いました。
鉄平「朝子さん、前に言ってたお花見がしたいってホント？」
一度、誰もいない島に行きたいと言っていた鉄平。
後日、船に乗り二人でその島へ。
一本の桜を咲かせる木を見つめる二人。
朝子「すごか。夢が叶った」
現在、いづみの家の敷地に桜の木が咲いています。
いづみ「おまえ以外に、本当の私の心を知ってくれるものはいない」
木に話しかけるいづみは、玲央に玲央が自分をわからなくても自分が玲央をわかってやらなくても」
「それは仕方がない」
あの頃の桜。
朝子「私ね、映画スターになりたかったわけじゃなかとよ」
「ちょっとだけ、食堂の朝子じゃない人になりたかったとよ」
玲央が言います。
「いづみさんさあ、俺と結婚したわけじゃなかったでしょ」
「こんな立派な屋上を作れる人だけど。何か、一人だよね」
鉄平は朝子と夜を迎え、キラキラと輝く端島を見つめていました。
翌日、朝子は元気を取り戻します。
来店した鉄平に御礼を言う朝子。
恋が進展したようですね。
百合子と賢将が花瓶にある桜をどうしかたと聞きます。
朝子「鞍馬天狗にもらったと」
昔を思い出す鉄平。
あの時、花瓶を渡した朝子に渡した少年は鉄平だったようです。
玲央はいづみと会社へ。
何と、いづみ「さあ、私と一緒にこの会社をつぶそうじゃないか」
何を考えてるの？！
『海に眠るダイヤモンド』第3話ネタバレあらすじと考察！現代と過去の繋がりは？！まとめ
盛り上がる端島。
そんな島につけこむ夏八木が嵐を呼ぶのでした。
そんな彼女を励ます鉄平と朝子には絆が生まれようとしています。
- 端島では、長距離の水道が開通
- 最盛期を迎える端島
- 朝子の幼い初恋の想い出
- 映画プロデューサー・夏八木が登場
- 鉄平は夏八木を迎え親密に
- 映画オーディションを開催
- 朝子がここで高評価をされる
- 浮足だつ朝子
- 玲央はいづみの家族から疎まれていた
- 夏八木の正体は窃盗犯の一味
- 逃げた夏八木と共に、夢が壊れた朝子
- 鉄平は朝子を励ますため二人で桜を見に行く
- 夢が叶った朝子の想い
- 後日、朝子の初恋の相手は鉄平だと鉄平も知る
- 現状を憂ういづみは、玲央を連れ会社をつぶすと宣言
また、いづみの真意とは？！
気になります！
