2024年秋のドラマとして、よる9時よりフジテレビ系月曜ドラマ『嘘解きレトリック』がスタート!
その第6話が11月11日に放送されました。
第5話では、綾尾家の謎が次々と明らかになりましたね。
実は品子が秘密の三つ子だったこと、女中イネが兄に殺されていていたことなど・・・
鹿乃子も探偵助手としてお手柄でしたね!
鹿乃子の成長ぶりも見れた回でした
この記事はネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『嘘解きレトリック』第6話あらすじ
第6話 11月11日 放送
九十九夜町で探偵業を営む祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵助手となった浦部鹿乃子(松本穂香)。鹿乃子は助手として“早く先生の役に立ちたい”と思っていた。そんな中、事務所の大家が鹿乃子に猫探しを依頼。無事に猫を発見するも、家賃をまけてもらえないか、金にならないかと猫を交渉材料として考える左右馬にあきれる鹿乃子。
そんな2人が事務所に戻ると、藤島千代(片山友希)を見つける。「関わると、ロクなことがない」と逃げる左右馬は、鹿乃子と若竹座のお練り(祭礼の行列)に紛れ込んで身を隠す。だが、知り合いに声をかけられた左右馬を千代が発見。左右馬の方に駆け寄ろうとした千代は男とぶつかって倒れてしまう。男は千代に怪我がないか確認すると去り、鹿乃子は千代が落としたカバンなどを拾う。そして、着崩れた千代の着物を着付け直すために事務所へ行くことになった。
着付けを終えた千代は、探偵事務所に興味津々。事務所の様子をメモしようとカバンを開けると、見知らぬ手鏡があった。先ほどぶつかった時ではないかと推測する千代は男に手鏡を届けに行こうと言い出す。左右馬は男の当時の装いなどから、左官屋さんではないかとアドバイスし、鹿乃子を千代に同行させる。千代は“少女探偵団結成!”と喜び勇んで事務所を出発した。
早速、左官屋をあたった鹿乃子と千代は、利市(橋本淳)ではないかと教えてもらい、無事に利市に手鏡を返すことができたのだが、その後、周辺でひったくり事件が発生していることが発覚。「若い男に手鏡を盗まれた」という女性に手鏡の特徴を聞くと、利市が持っている手鏡と一致、鹿乃子と千代は利市をひったくり犯として再び捜索する。
引用元:噓解きレトリック公式サイト
永尾柚乃演じるヤイコの可愛さにも注目です!
『嘘解きレトリック』第6話ネタバレあらすじと感想・考察
美しい手鏡とひったくり事件は関係あるのでしょうか!?
鹿乃子の千代の少女探偵団にわくわくするね!
千代の好奇心と積極さは探偵向きだね
それでは早速そのあらすじ部分をネタバレありで解説していきます!
大家さんから猫の捜索を頼まれる鹿乃子
鹿乃子は朝から楽しそうに1人で事務所の掃除をしています。
朝の水汲みをしていると、隣のお食事処「くら田」主人、倉田達造が、左右馬の飼い猫・イナリに餌をくれました。
鹿乃子は「先生が喜びます」と喜んで頂きました。
倉田達造は、左右馬のそばで生活の苦労が絶えない鹿乃子のことを気遣っているのです。
この日、左右馬は端崎馨一緒に稲荷神社の掃除に行き、二人で事務所に帰ってきました。
丁度鹿乃子が朝ごはんに味噌汁を作っています。
机の上には、先ほど倉田達造から頂いた茄子の煮浸しの小鉢があります。
茄子の煮びたしに手を伸ばそうとして、鹿乃子に「まだですよ」と怒られる左右馬。
二人に温かいお茶を入れた鹿乃子は端崎馨に朝食を誘いますが、端崎馨は遠慮して帰っていきました。
掃除の籠には、こけしや般若のお面など拾ってきたものがたくさん入っています。
左右馬は古道具屋に売るつもりで拾ってきました。
いつも家賃滞納してるもんね
大家さんからとある猫の捜索を頼まれた鹿乃子は、ひとり街を歩いて探し回っています。
鹿乃子の後ろには、街の人たちもついてきました。
鹿乃子は街の人たちとすっかり仲良しになったんだね!
街の人たちの中には、こっそり左右馬も紛れています。
猫を発見した鹿乃子、猫が鹿乃子の目の前にいます。
行け~!!
街の人たちの言葉の掛け声のお陰で、鹿乃子は無事猫を捕まえることができました。
大家さん、これで次の家賃負けてくれないかなぁ・・・
この猫を人質にすればお金もらえるかなと悪いことを考える左右馬に対して、鹿乃子は呆れ顔です。
この猫は、大家さんがお隣さんから預かっていた猫を逃してしまったため、鹿乃子に頼んできたのでした。
猫を大家さんに渡して祝左右馬事務所に戻ると、お嬢様の藤島千代が事務所の窓を覗いていました。
左右馬を見つけて嬉しそうな千代が駆け寄ってきます。
相馬さま~!!!
千代と鹿乃子が少女探偵団結成!
関わるとろくなことがないっ!
千代の姿を見て、左右馬は鹿乃子を連れて逃げます。
相馬さまっ・・・!!!
たまたま向こうから練り歩いて来たちんどん屋の格好に扮して、逃げる左右馬と鹿乃子。
ちんどん屋の中に紛れた2人を見つけて追いかけていた千代は、ある男とぶつかって激しく転んでしまいました。
鹿乃子は、慌てて千代へ駆け寄ります。
ぶつかった男は、赤い髪を後ろで一つに結び手に白い石膏のようなものを付けていました。
千代に大丈夫かと声をかけます。
「痛い痛いのを、かわいい鼻から飛んでった~」と千代の鼻を指でつまみながら男が言いました。
俺急いでるんで、さいなら!
そう言って、男は走って去っていきました。
千代は、自分が幼く見られたのかしら?と怒っています。
鹿乃子は、道に散らばった荷物をバックの中に入れてあげました。
千代の着崩れた着物を直すため、鹿乃子は祝左右馬事務所に連れていきます。
左右馬の事務所に来れて大感激な上、すすきのお茶を見て目をキラキラさせて興味津々な千代。
鹿乃子は、さっきぶつかった人のものかもしれないと言います。
千代の探偵魂に火がつき、その手鏡の持ち主の男を探し出すことになりました。
左右馬は男の手ぬぐいに書かれたや手の白い汚れから、左官屋さんじゃないかと推理します。
左右馬は、千代に「鹿乃子君がいれば大丈夫でしょう」と話して鹿乃子をついて行かせることにしました。
少女探偵団結成ね!
夕飯までには帰ってくるように言われた鹿乃子は、千代と一緒に富士光左官店を訪ねます。
鹿乃子が「赤い髪の男だった」と伝えると、それは利市という男で字が読めず簡単な仕事ばかり掛け持ちしているとわかりました。
さっきは左官屋の留と一緒に漆喰をいじっていたとのこと。
現在は、丸寺商店と言う荒物屋に間借りして住んでいると教えてもらいました。
早速、丸寺商店へ利市に会いに行きました。
「私たち少女探偵団ですの」と自己紹介する千代。
これに見覚えありますか?と言い、千代は利市に銀色の手鏡を差し出して見せました。
あぁ、これ探してたんだ
怪しいですわ。男の人がこんなもの持ってるのかしら。
利市は「これはお母ちゃんの形見なんだ、ありがとな。」と言いますが、鹿乃子には嘘の声に聞こえました。
それを聞いて、謝る千代と鹿乃子。
利市は「いい子だ」と笑って千代の頭を撫でたので、千代はまたぷんぷん怒ります。
これでよかったのか、あの手鏡は本当にリーチさんのものなのかと考え込みながらその場を後にしました。
千代は鹿乃子を甘味処に連れていき、お礼にあんみつを御馳走してくれました。
二人が食べていると、ひったくりに遭ってバッグや銀細工の手鏡を取られたと話す女性2人が甘味処に入ってきました。
千代たちが詳しく話しを聞きに行くと、取られた手鏡は、持ち手のところにローマ字で「TATUE」と入っており、利市の持っていたものと形がよく似ているようでした。
鹿乃子はさっきの利市がひったくり犯なのでは?と考え、二人でまた利市を探しに行きました。
一方、左右馬は「くら田」でお茶を飲んでいました。
お昼ごはんに買った九十九焼きがばあちゃんの作る日だったので、不味い不味いと言いながら食べています。
倉田達造は、鹿乃子のことを「先生にもったいない位よい子だ」と褒めています。
左右馬は、「それは困るなぁ」と言いました。
倉田達造は「今まで先生がこんなに長く人を側に置いたことはなかったのだから、大事にしねぇと!」と左右馬に言ったのでした。
左右馬の気持ち、倉田の主人にばれちゃってるね!
鹿乃子に伝えてあげたい
利市がひったくり犯なのかを調べにいく少女探偵団
千代と鹿乃子は、利市がカフェローズのリリーちゃんのところへお使いに行ったと聞いて、探しに行きます。
その途中、小さな女の子がリヤカーにぶつかりそうになり道で転んでしまったので二人が助け起こしました。
大丈夫!?
するとその女の子が、さっき利市に渡した手鏡を持っています。
千代は女の子に手鏡鏡を見せてと言いますが、女の子は頑なに「お母さんの形見だから」と言って見せてくれません。
鹿乃子には、その女の子は嘘をついてないことがわかります。
そこに利市が現れました。
お兄ちゃん!と泣く女の子。
隙をついて千代が手鏡を取って確認したところ、ローマ字はありませんでした。
利市は、「あんたら一体何やってんだ?」と怒ります。
「私、とんでもない間違いを・・・。」
神社の境内に場所を変え、千代と鹿乃子が利市に頭を下げて謝っています。
ハハハ!と利市は笑いました。
千代と鹿乃子の訳を聞いた利市はひったくり犯に間違われたことが面白かったようです。
素直にごめんなさいが言える2人は良い子!
千代は、自分を子供扱いする癖は小さな妹がいるからだったのねと納得します。
その時「あそぼー!」とヤイコが千代を誘い、二人は遊びにいきました。
女の子の名前はヤイコと言いました。
利市は、鹿乃子にヤイコの生い立ちを話し始めました。
実は、利市とヤイコは兄弟ではありませんでした。
荒物屋の2階に母親と住んでましたが、二年前に母親がヤイコだけ残して消えてしまったのです。
そこで利市はヤイコの面倒みることにしたのですが、最近「母ちゃんは」と聞くようになったヤイコにどう答えてたらいいのか困っていました。
夏にドブ掃除してた時にあの手鏡を見つけたため、「これが母ちゃんの手鏡だ」と持たせたのでした。
その後手鏡をヤイコが割ってしまったので、最近修理から戻ってきたばかりだったのです。
ほんとにごめんなさい
「もとは人様のものって事は大差ねえよ~、そんなに気にすんなって!」と笑う利市。
そろそろ帰るぞ~とヤイコに声をかけ、帰っていきました。
鹿乃子、探偵助手を辞める!?
人はいろんな嘘をつきます。悪意・見栄・気遣い・秘密・・・
鹿乃子は人には色々な嘘があると考えて、頭の中がぐるぐるしています。
夕方になり、千代は迎えの車が来たので帰ることになりました。
千代は元気のない鹿乃子を気遣いって言います。
元気だして、鹿乃子さん。申し訳ないことをしてしまったけど、許して貰えて良かったですわ。
そうですね・・・
利市の声の嘘を聞いていたことで、決めつけてしまったと落ち込む鹿乃子。
「自分には嘘の声が聞こえるからこそ見えなくなっていうものがあるのだ」
事務所に戻ったかの子は、虫眼鏡を窓辺に置き出ていきます。
眠っていた左右馬は気配に気が付いて起きて、窓辺にあった虫眼鏡を見て、鹿乃子を探しに行きました。
鹿乃子は思い詰めた表情でとぼとぼ歩いていきました。
私は本当に探偵助手をしていいのかと悩んでいます。
橋を渡り、以前左右馬と来たことのある階段で座り込んだ鹿乃子。
田舎にいた頃の、独りぼっちだった自分を回想しています。
きみちゃんや、きみちゃんのお父さんの嘘を見破って、家庭を不幸にさせてしまった過去。
きみちゃんの祖母が鹿乃子の家に怒鳴り込んできて、鹿乃子の母親と鹿乃子は土下座して謝っています。
1人でいるしかないと考えた鹿乃子は、本を読むことに没頭します。
しかし、嘘をついている声が聞こえる時に困った人を助けたい気持ちが出て「それは嘘だと言いに行ってしまう」のでした。
ある日きみちゃんが「私が学費を待ってもらってることをみんなにしゃべったの鹿乃子でしょう」と怒って突き飛ばしてきました。
鹿乃子は否定しますが、信じて貰えません。
きみちゃんに必死で鹿乃子が否定しますが、証拠がないので信じて貰えませんでした。
それからは、鹿乃子は自分のことを嘘ついて秘密にすればいいと考えて村を出たのです。
鹿乃子くん!
顔をあげると、そこに般若のお面をつけた左右馬が現れました。
嫉妬と恨みの表情です
ぐーっとお腹が鳴る鹿乃子に、左右馬は九十九焼きを渡します。
鹿乃子は不味そうな顔しています。
左右馬は、帰ってこない鹿乃子を心配して藤島家まで話を聞きに行ったのでした。
そしたらみつまめ食べたって!僕はこんな不味い九十九焼き食べてたのに、みつまめって!
「それが嫉妬と恨みの意味・・・」と気が抜けた鹿乃子。
私探偵助手をやめます、先生に迷惑をかけたくない。
今日、私、真実を誤って人を傷つけるところでした。
辞めようとする鹿乃子を左右馬は引き留めますが、辞めると言って聞きません。
それじゃぁ他のところで働いた方がいいと言って左右馬が嘘をついたところ、鹿乃子は左右馬の悲しい気持ちに気が付きます。
そして、鹿乃子は、うつむいて左右馬の肘を掴みます。
人の嘘がわかる君に見えないものがあるなら、嘘がわからない僕にはそれが見えるんじゃない?だから、一緒にいればいいんだよ
寒さでくしゃみをする鹿乃子に、左右馬は自分の上着をそっとかけてあげました。
きゃー!なんかいい感じー!!
自分のことを信じられなくても、先生のことなら信じられると感じた鹿乃子は、一人じゃないという意味がわかったようでした。
鹿乃子のトラウマが溶けていく所が泣けるね~
1人じゃないってわかって良かったね
『嘘解きレトリック』第6話ネタバレあらすじ・考察!少女探偵団がひったくり犯を捕まえる!?まとめ
第6話では、千代と鹿乃子が少女探偵団を結成して手鏡の謎を解きに出かけました。
- 千代が祝左右馬探偵事務所を訪ねてきた。
- 千代は男が持っていた手鏡を返すために、鹿乃子と少女探偵団を結成して男を探した。
- 男は利市といい、手鏡はドブ掃除中に拾ったもので一緒に住んでるヤイコにあげた大事なものだった。
- ヤイコが母親を恋しがるので、手鏡を母親の形見だと優しい嘘をついて渡したのだった。
- 利市はひったくり犯ではなかった。
- 鹿乃子は嘘をついた利市をひったくり犯だと思い込んでしまった。
- 鹿乃子は探偵助手をやめようとしたが、左右馬の優しい言葉に救われてもとに戻ることにした。
- 鹿乃子は左右馬のおかげで一人じゃないとはどういうことかがわかった。
左右馬の優しさが鹿乃子の頑なな心を溶かしましたね。
次回第7話も楽しみですね!