2023年10月20日にスタートしたTBS系、金曜10時枠の連続ドラマ『フェルマーの料理』の6話が11月24日に放送されました。
予告動画では、コースのメインシェフをかけたコンペが開催されます。
仲間全員がライバルとなり、また熱き料理バトルが繰り広げられるようです。
先週から視聴者が気になっていた海の異変も明かさられるのでしょうか?
そして岳はついに伝説のシェフ、渋谷と出会います。
それでは6話のあらすじと感想をネタバレありで書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、まだ内容を知りたくない人は見ないようにしてください。
『フェルマーの料理』 第6話 あらすじ
岳(高橋文哉)は店のナンバー2であるスーシェフ・布袋(細田善彦)の有能さを魚見(白石聖)に話しながら、自分は布袋を超える料理人にならなければ海(志尊 淳)と二人で料理の道を極められないのだと今更ながら気づく。
『フェルマーの料理』公式ページ
そんなある日、レストラン「K」が超高級ホテルのパーティー料理を監修することに。
海はその代表シェフを自分と布袋を除くコンペで決めると言う。
勝てばシェフの名を売る大きなチャンスだが、勝ち負けが嫌いな岳は気が重い。
尊敬する布袋からの一言をヒントに、驚愕の一品づくりに挑むが…。
そんな中、家に帰ってこない海をスーパーで見かけ、尾行した岳がたどり着いたところには、密会を重ねる渋谷(仲村トオル)と淡島(高橋光臣)の姿が。
そしてやがて迎えたコンペ当日。競争嫌いな岳が作った料理は・・・?
『フェルマーの料理』 第6話 ネタバレ感想と考察
それでは早速気になるフェルマーの料理の第6話について、ネタバレを含みながら感想を綴っていきます!
メインシェフをかけたコンペが開催!
岳は魚見との会話で、Kのナンバー2のスーシェフ、布袋を越えないと海と二人で料理の道を極められないと気づきます。
そんな中、Kが高級ホテル「カハラホテル」のパーティー料理の監修をつとめることなりました。
海はその代表シェフを、自分と布袋を除いたコンペで決めると言います。
勝った人がKのメインシェフとなるのです。
でも勝負嫌いな岳は、あまり気が乗りません。
料理の真理に近づき、海みたいになりたいといった岳ですが、戦うのは嫌だと葛藤します。
数学オリンピックのトラウマがあるよね〜。
しかし、布袋が元星持ちのオーナーシェフであり、そのときに作っていたスペシャリテの話を聞き、コンペ用のメニューを考えるようになっていきます。
レシピを考える岳の顔が楽しそう!どんな料理になるのかな?
伝説のシェフとの出会い
家に帰ってこない海を尾行する岳。
たどり着いた先で海に尾行がばれ、そこに現れたのは伝説のシェフ渋谷と謎の男淡島でした。
岳は、ここで海が二人のために夜食を作っていることを初めて知りました。
みんなで食卓を囲むなか、岳は海のようになりたいけど、Kのみんなで料理の歴史を変えたいと打ち明けるが、海は岳に一人で戦うことを求めます。
そんな海に「どこかに行ってしまうんですか」と聞く岳。
それに対し淡島は「勘のいい少年だ」とボソッとつぶやきます。
先の未来では、たしかにKに海の姿はなく、岳がオーナーシェフとなっています。
岳も何かに勘づいたのかな?海の謎が深すぎる!!
家に帰ったあと海は、自分には目標とする人が二人いたと岳にいいます。
一人は越えるべき目標だったシェフ。
これは淡島のことでしょう。
もう一人は戦うことをやめたシェフ。
おそらく布袋のことだと思います。
布袋はコロナ禍の経営悪化で、自分のお店を閉めたそうです。
海は岳に戦うことを求めています。
それはライバルたちがいなくなり、心にぽっかり穴があいたからなのかもしれません。
その穴をうめるため、Kのみんなに戦うことを求めているように感じました。
ライバルがいるから頑張れることもあるよね。
コンペ当日!結果はいかに
コンペ当日になり、Kのメンバーがそれぞれの料理をふるまいます。
海が厳しく審査するなか、岳の出番になります。
他のメンバーは一品のみを出しましたが、岳は前菜、スープ、メインと三品をふるまいます。
これには海や布袋、福田の審査員たちは驚いた表情でした。
しかしこの三品は、クスクス(ご飯)、卵、コートレット(カツレツ)で、三品をまとめて食べるとカツ丼になるのです!
発想がすごすぎる!!
三つで一つの料理を完成させた岳。
海は、岳と蘭菜と布袋だけを残し、布袋に今いる4人の実力を順位づけさせました。
もちろん一番は海、その次は自分(布袋)、三番目が蘭菜で、四番目は岳といいます。
その回答に海は声をあげました。
今の実力では、布袋は岳より下だといい、岳の料理が布袋のスペシャリテをアレンジしたものだと見抜きます。
岳がなぜ布袋のスペシャリテをアレンジしたのか?
それは岳のゆるぎない、みんなと料理を極めたいという思いからでした。
そして、布袋のすごさを証明するためだといいます。
しかしこれに布袋は激昂。
実力がない岳にそんなこと言われたくなかったのです。
その悔しさから、布袋も急遽コンペに参加することになりました。
海は布袋をコンペに参加させるために、あえて怒らせたのかな?
布袋の過去とメインシェフの行方は?!
布袋がコンペ用の料理をつくり、他のメンバーが試食しますが、岳の料理には勝てませんでした。
これまで布袋は岳に対し「考えるな、感じろ!」といっていましたが、海は布袋に「感じるな、考えろ!」といいました。
フィーリングで料理を作る布袋より、料理を数学的に考えて作る岳のほうが勝っていたのです。
これは布袋さんショックだね・・・
布袋は過去に、オーナーシェフをしていた店を経営悪化で閉めましたが、本当の理由は、海の実力に圧倒的な差を見つけられたからだと、海に本音を伝えました。
負けを認めたら楽になり、戦おうとしなくなったといいます。
戦うことをやめ、海の店でシェフとして働き始めたのです。
スーシェフという立場にいることで、その思いを隠していたのかもしれません。
そんな布袋に海は「本物のシェフに戻れ」といいます。
店を出ていくことを止めない姿勢を見せた海は、ライバルの再起を祈ったように感じました。
コンペを始めたのも、布袋に本当の気持ちを気づいてもらうためだったのかもしれないと、このシーンを見て思いました。
そしてコンペの結果が発表され、メインシェフは岳に決まりました。
岳はさっそく、ホテルの資料に目を通します。
そこには、かつて数学オリンピックでともに戦った広瀬の名前がありました。
広瀬の名前を見た岳は、過呼吸になり倒れてしまいました。
岳のトラウマがまた出てきた!来週は再び岳の過去にフォーカスがあたりそう!
『フェルマーの料理』第6話ネタバレ感想と考察!ついに岳がメインシェフに!布袋の過去も明らかに まとめ
今回、海がコンペを開催したのは、やはり布袋の本音を引き出すためだったと思います。
海は表面上、冷徹にみえますが、心の奥にある優しさを毎回感じます。
岳に対しても、戦うことをより感じてほしかったのでしょう。
しかし相変わらず岳は、戦うよりも楽しむ気持ちが多いようです。
そんな岳にも再び数学オリンピックのトラウマが再燃しそうです。
海の秘密もそろそろに明らかになるのでしょうか?
次回も楽しみです!