2024年の秋ドラマとして、毎週日曜日21時の日曜劇場より人気ドラマ「海に眠るダイヤモンド」が放送中。
その第5話が11月24日に放送されました。
端島の精霊流し。
母を失った百合子。
ずっと暖めてきた、大切にしてきた母と朝子との絆。
百合子と朝子は和解する事となります。
リナもまた、進平と交流し二人の距離が近づきつつありました。
そしてリナを追う男たちの存在が明らかに。
玲央はいづみが持つ、鉄平のノートを読みその足跡を追っています。
果たしていづみとは何者なのかー?!
いよいよ大詰めになる予感!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『海に眠るダイヤモンド』第5話あらすじ
現代。いづみ(宮本信子)の家に、DNA鑑定の結果が届く。
はたしていづみと玲央(神木隆之介)に血縁関係はあるのか。
次々と明らかになる真実。
2018年に生きるいづみは一体誰なのかーー?
1958年12月。
「全日本炭鉱労働組合」の意向に従い、一平(國村隼)や進平(斎藤工)たち鉱員は、期末手当の賃上げを求める“部分ストライキ”を行なおうとしていた。
しかし鉄平(神木隆之介)たち鷹羽鉱業側は、鉱員たちの要求を退け、鉱山のロックアウトを実施。
ロックアウトされると賃金自体が出ないため鉱員たちは生活に困るのだ。
父や兄、そして家族同然に思う鉱員たちと対立するという不本意な事態に、労働組合制度の仕組みに疑問を持つ鉄平。
そして鉱員たちの間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹)への不満が蔓延していた。
そんな中、リナ(池田エライザ)は進平に、自身の悲しい過去を語り始める。
玲央といづみの関係はー?
いよいよ物語は核心に迫ってきていますね!
そして募る鉱員たちの不満。
辰雄との衝突は避けられなさそうです。
リナの悲しい過去とは?!
その行方を、これからしっかり解説してまいります!
楽しみです!
『海に眠るダイヤモンド』第5話ネタバレあらすじ・感想
長い時間をかけて、ようやく繋がった朝子と百合子の絆。
いづみとの時間が長くなり、絆を強めていく玲央。
端島は変化を迎えようとしていました。
そしてリナに危険が迫っています!
どんな過去があるのでしょうか!
一島一家
2018年。
和馬が急いで郵便受けを見ています。
探していたものはなし。
「DNA鑑定の結果・・・届いたら教えてね。俺も知りたいから」
玲央が言いました。
いづみと玲央への不満が募る和馬ですが、いづみは軽く受け流します。
星也と話す玲央。
星也のデスクの脇にはDNA鑑定の封筒が・・。
彼は中身を見たんでしょうか。
玲央「端島ってさ、一島一家だったんだってさ」
1958年。
島ではストが起こっていました。
一平率いる労働者対鉄平たち含む職員たち。
一平側の進平が拡声器をとります。
「部分スト」
通常のストライキとは違って、賃金が発生するよう働きますが部分的に操業を止めるというもの。
全国鷹羽炭鉱労働組合、通称「全日炭」に加盟しているなかで、鉱員たちは本部から通告を受け部分スト。
職員たちもまた本部から通告が来て「ロックアウト」を実行。
ロックアウトは、要求を飲まず鉱員が職場に入る事を許さず封鎖する行為との事。
しかしここで封鎖に有刺鉄線を使われ、賢将は辰雄に危ないのではと言います。
それを受け、辰雄は普通鉄線に変更する事を了承。
闘争は平行線で、次の日も朝を迎えました。
まだ鉄線は変更されてませんね。
木柵に突撃する一平含む鉱員たち。
とうとう砕かれ、全員が無理矢理侵入します。
倒れる鉄平。
皆炭鉱に入り、仕事を始めようとしました。
これにより部分ストを成功させる事に。
しかし、本部からの連絡により部分ストは中止。
何のための争いだったのか。
有刺鉄線により、鉱員たちは負傷しています。
鉱員と職員の間に溝が生まれていました。
嫌な予感がしますね。
賢将の苦悩
結果、鉄平は全治3か月。
ある鉱員たちから、現場とのギャップについて詰め寄られる鉄平。
その中で、自分は職員と鉱員の区別はなく「一島一家」と鉄平が口にすると鉱員と一つになります。
端島を一つにするために、一島一家への道が開こうとされていました。
朝子はそれを嬉しそうにみています。
片腕じゃできないから、鉄平は朝子に腕章をつけてもらうよう依頼しました。
今日もウェイトレスとして働くリナですが、彼女を付け狙う男たちが来ている様子。
早く帰りなと言われます。
仕事を終え、進平の下へ。
一緒にお酒を飲むことに。
リナ「私、呪われてるの」
どういう意味?
数々の恋人が殺されたりしていた過去。
なるほどと言う進平もまた、妻は死んだと言いました。
リナ「私たち、もう誰も好きになっちゃいけないね」
「もう誰も愛さない」
「一人で生きて行く」
リナ「端島なら生きて行ける気がする」
翌朝、朝子に腕章をつけてもらい出勤する鉄平。
それを見ていた賢将は気になるようです。
鉱員たちから疎まれるようなまなざしで見られる賢将。
「ヘタレ」
そう言われるととうとう賢将はキレます。
足元に転がされた酒瓶を手に取り、二人の鉱員に投げつけました。
一人が賢将に殴りかかって来て、賢将もそれに応酬。
島内で問題となります。
まさかの反撃ですね。
二人の鉱員のうち、転がした方は責任を感じているようですがもう一人はそうではなさそう。
「俺たちから仕掛けたってぜってえ言うなよ。言ったら殺す」
そう詰め寄るのでした。
鉄平が賢将に事情を聞こうとしますが、賢将は向こうが馬鹿だからだと言います。
顔色を変えた鉄平は賢将と掴み合いに。
二人の間にも溝が生まれていました。
玲央の場面。
星也と千景と図書館へ。
星也がDNA鑑定の封筒を出します。
中身を空ける千景。
千景「開けるよ・・・」
その結果は?!
いづみの正体
孫である確率・・・・0.01%。
落ち込む玲央。
自分の家だったらなあと思っていた鉄平。
しかし星也と千景は孫じゃなくても関係はあるんじゃないと言います。
いづみは鉄平と一緒になれなかった。
その鉄平が一緒になった別の女性との子が鉄平に父親では?と。
それぞれの鉄平探しは引き続きやる事に。
端島では、炭鉱長親子への不信感が募っていました。
百合子もまた職員の娘でありながら労働組合側についている事で肩身が狭い想いをしています。
百合子が鉄平の下に。
思い思いの投票の開始が始まります。
意地を張る賢将の事に言及しますが、百合子「子供の時と同じように仲良くはできないの」
「賢将はそれをどこかで気付いたの」
「いくら朝子の事が好きでもね」
鉄平「え??」
百合子「言っちゃった」
人気者の鉄平へのいじわるとして発言した百合子。
やっと知りましたね。
子供の頃、賢将は毎日のようによく鉄平の家に来ていた。
何部屋もある家があるのに。
一平に可愛がられていた賢将。
辰雄が帰宅。
夕飯に手をつけず寝ていた賢将に声をかけます。
賢将「父さん、ここに来てすぐこんな離島耐えられないって母さんが出て行って、友達もおらず」
「ずっと一人で、どう過ごしてたんですか」
人とは違うんだって。
でも俺はそうじゃない。
賢将「俺は、あんたみたいな人間になりたくない」
そう言って賢将は家を出ます。
ずっと抱えているモヤモヤがあったようですね。
投票開始日。
腕章を一人で付けた鉄平の下に朝子が来ました。
自分でつけてみたと言う鉄平に、朝子はわかったとだけ言い去って行きます。
一島一家とは幻だったのかと悩む鉄平。
賢将は出勤するなか、鉱員たちから嫌味を言われていました。
一平が声をかけます。
一平「おい賢将!いつうちのカレー食いにくるんだ」
そう言うと立ち止まる賢将。
そして鉱員たちに言いました。
一平「何だおまえら、知らなかったのか?あいつはな、うちの家族だ」
「自慢の息子!みてえなもんだ」
そう言うと賢将は泣きそうになります。
いつだっていいぞと一平が言うと、賢将は頭を下げました。
夜、百合子が賢将の下に。
百合子は組合の仕事を辞めたとの事。
自分は誰とも結婚できない、付き合う事もできないって言っていたのを助けたのは賢将。
付き合ってくれた。
俺と付き合おうよって。
朝子の事が好きなくせに。
胸の内を打ち明けましたね。
百合子「今度は私が付き合ってあげる」
賢将「端島を、嫌いになりたくない」
百合子「大丈夫よ、きっと」
賢将は涙を流します。
進平は朝子の店で食事。
賢将を殴った鉱員・虎徹が朝子の店を出ました。
孤独な身ながら、博多に縁があった彼はリナと話します。
男「見っけた。どうも、博多では世話になりました」
リナは走って逃げました。
男が家に押しかけます。
リナを脅すのでした。
進平が帰ると、異変に気付きます。
リナは逃げ、男が追いかけました。
男「おまえのせいでこげん島で炭鉱夫させられて、はよ帰りたかばい」
リナを殴る男。
暴力をふるい、リナを追い詰めます。
リナを殺せと言われている男。
銃を出すリナですが、奪われ自身に向けられました。
進平が来て男を羽交い絞めにします。
奪い返した拳銃で、進平が男を撃ちました。
男は海に沈みます。
進平「助からん。海流が・・俺はよう知っとる」
進平は銃も海に投げ捨てました。
人が亡くなってしまいましたか・・。
リナを介抱する進平。
リナ「進平さん、死んじゃうかと思った・・・」
二人はキスをします。
リナ「ごめん」
翌朝、賢将は鉄平と共に出勤。
投票が終わり、島をよくすると鉄平。
鉄平「俺、朝子の事が好きだ。賢将の事が好きだ」
どうしたら幸せになれるのか。
賢将「わがままだな、おまえは!」
「俺は、幸せ者なのかもしれない」
何となく心が通じ合った二人。
進平が鉄平と話します。
進平「虎徹って鉱員がいたろ。あいつは病気の母親の下へ帰った」
そうか、という鉄平ですが進平に何か違和感を感じていました。
玲央の場面。
星也「玲央ってどうしていづみさんって言うの?」
実はいずみは旧姓。
「出水」
千景がいづみの名前を書きます。
「出水 朝子」
これで繋がりましたね!
『海に眠るダイヤモンド』第5話ネタバレあらすじと考察!ついに婦人の正体が明らかに?!まとめ
端島では部分ストが決行。
炭鉱長の息子である賢将に非難が集まっていました。
もともと鉄平と兄弟のようの育ってきた賢将。
二人は和解する事に。
リナに迫った危険、原因の虎徹は進平が手にかけてしまいます。
そして判明したいづみの正体。
どうなる?!
- 端島では部分ストが行われる
- 玲央の方では、いづみとのDNA鑑定の結果を知ろうとしていた
- 賢将はずっと抱えているものがあった
- 鉱員から疎まれ、気まずくなっていく
- 鉄平ともわかりあえず二人は喧嘩に
- 賢将は鉱員にキレ暴動に
- 辰雄にたまった想いをぶつけ、落ち込む賢将
- 百合子が寄り添い、一平が今までと変わらず声をかける事で賢将のわだかまりは消えていく
- 少しずつ和解していくみんな
- 賢将と鉄平の仲も元通りに
- 鉱員・虎徹から脅されるリナ
- 殺されそうなところを進平が救い、虎徹を殺害
- いづみの正体は朝子だった