2023年10月22日の日曜より、テレビ朝日系22時枠で連続ドラマ「たとえあなたを忘れても」がスタートしました。
その第7話が12月3日に放送されました。
茜は自分の過去を知ってしまいましたが、命拾いをして良かったと思えるようになりました。
美璃はミニコンサートを成功させる事ができました。
でも空には不安が、、、
12月に入ったので、最終話まであと数回です。結末が気になりますが、浅野妙子さんの脚本によるオリジナルストーリーなので、調べようがありません。とにかく、最後まで美璃や空たち皆を応援していこうと思います。
それでは、第7話のあらすじと感想を書いていきます。
ネタバレが含まれますの、まだ内容を知りたくという方はご注意下さい。
「たとえあなたを忘れても」第7話あらすじ
コンサートを成功させピアノ講師に復帰した美璃(堀田真由)は、携帯ショップでのアルバイトを辞め、レッスンの空き時間に空(萩原利久)のキッチンカーで働き始める。空と一緒にいられる今を大切に見つめていこうとする美璃。一方で空は、記憶を取り戻したことで、今まで感じなかった人未来への不安や、また記憶を失ってしまうことへの恐怖を感じるようになる。美璃と共に生きる未来のために、ダブルワークを始める空。無茶をし過ぎではないかと心配する保(風間俊介)に、空はとある本音を告白する…。
空「記憶が戻ってから、楽しいことも多いけど、苦しいことも多くなりました」
空の言葉に親身に耳を傾ける保。実は、その保にも大きな転機が訪れており…。そんな中、何の前触れなく、東京から美璃の母・ゆかり(加藤貴子)が訪ねてくる。美璃と一緒にいる空に訝しげな視線を送るゆかり。はたして、ゆかりが訪ねてきた理由とは…。
たとえあなたを忘れても公式サイト.
空くん、無理は禁物です。
「たとえあなたを忘れても」ネタバレ感想と考察!
美璃は携帯ショッを辞めてピアノ教師に戻りました。
キッチンカーを手伝う美璃
最後の挨拶にもあっさりとした携帯ショップに比べて、ピアノ教室の方は歓迎ムードですが、生徒の人数を考えるとそれだけではやっていけそうにありません。
その話を空にしたところ、美璃はキッチンカーを手伝う事になりました。
丁度そこへ空の母・理佐子がやってきました。
空が記憶が戻ってからも家に帰らずキッチンカーで生活している事を心配している理佐子は、つい、「こういう仕事はずっと続けられるものではないやろ」と言ってしまいます。
ある日美璃がキッチンカーを手伝っていると、偶然、ストリートピアノをやっていた女性が来店しました。にこやかに接客する美璃を見て、空も嬉しそうです。
ハラミさん再登場ですね!
そして2人で海に遊びに行き、あの日と同じように月を眺めて、テントで一晩過ごしました。
美璃ちゃん、本当に嬉しそう。でも空は何か考えている?
空の本音
仕事帰りの沙菜がキッチンカーに立ち寄り、店の収支を目にして赤字が出ている事を心配します。
空は他でも働くと言いますが、沙菜は空の事を理解してくれる所でないとせっかく働けても続かない、と言ってしまいました。
沙菜ちゃんも理佐子さんも、今までをずっと見てきているから心配しちゃうよね。
空は会社の面接に行きますが、やはり病気の事を話すと反応はよくありますせん。
昼間も働き夜も交通警備をしながら美璃にバイト代を払う空ですが、明らかに疲れています。美璃は、自分のために無理をするならバイト代はいらない、2人でいたいから手伝っていると言います。
そんなある日、空は昼間の作業現場で倒れてしまいました。
すぐに意識は戻りましたが空の様子が変です。
空はその後病院に行き、保に聞きました。
「再発ってありえるんでしょうか?」
実は、作業現場で倒れて目が覚めた時その日の記憶が飛んでいたのです。
仕話を掛け持ちしている話を聞いた保が「ストレスは脳に良くないんだよ。長期のストレスにさらされると海馬が萎縮する事がある。なるべくストレスのない生活を心掛ける方がいいんだけどな。」と言うと空は
「それは難しいです。記憶が戻ってから楽しい事も多いけど、苦しい事も多くなりました。過去を知らない間は未来の事を考えなかった。でも今は未来の事をよく考えます。こんな自分のままで大丈夫なんやろか、経済的にも健康の面でも。それって結構苦しいんですよね。」
空くん!かける言葉が見つからないです‼
告白
保には札幌へ転勤の内示が出ていました。それを聞いてしまったは茜は保を外に呼び出しました。
そして、今好きな人がいる、その人に会えたのは病気のおかげ、その好きな人は先生だと告白しました。
保は優しく微笑みながら聞いるだけで、茜が「先生は他に好きな人いますか?」と聞いても黙ったままでした。
保先生は何を思っているのでしょうか、、、
美璃がキッチンカーにいると、携帯ショップの元上司亜弓が来ました。
亜弓は「すみません」を繰り返してしまう美璃に、自分の事を話し始めます。
5歳になる息子を一人で育てていて、親の離婚に負い目を感じさせたくないから立派に育てるために必死だと。そして、「稼ぐって、綺麗事じゃないしね。」と言いました。
そういう信念があるから厳しかったんですね。亜弓さん(松井玲奈)もいい人です!
一方空は理佐子を訪ね、自分が記憶を無くしていた時どうして母親だと名乗らなかったのか尋ねました。
理佐子は自分が母親と言った時の空の戸惑う顔を見るのが嫌であったし、また忘れられるのが嫌であった。せっかく思い出してもらってもまた忘れられたら辛いから、もう思い出してもらえなくてもいいと思ったといいます。
空は「忘れられるってそんなに辛いんやな。母さんの事また忘れたらどうする?」と涙ぐみました。
理佐子は、大丈夫、もう忘れないからとなだめましたが、キッチンカーに帰った空は、美璃との写真をじっと眺めていました。
美璃の誕生日
美璃がキッチンカーの手伝いをしていると、空が「やはり一人で働くから他のバイトを探してか欲しい」と言い出しました。売上の心配もしてい美璃は「わかった。でもたまには手伝わせてね」と言いました。
そこへ、美璃の母・ゆかりがやって来て言いました。
「あなた、こんな所で働いてるの?」
なんか、嫌な予感が、、、
空とは初対面でした。
ゆかりは、この日が誕生日の美璃をお祝いするために来たのです。美璃は自分でも忘れていました。
美璃の家でパーティーの準備をしていると、空が油性ペンで自分の腕に美璃の誕生日を書きました。不思議そうに見ているゆかりに空は、自分は記憶に障害があり保に世話になっていると打ち明けます。
ゆかりさん、やけに保先生の肩を持つよね。
そこにサンタクロースの衣装を着た保と茜が、ケーキを持ってバースデーソングを歌いながらやって来ました。
美璃の誕生日は12月3日ですが、クリスマスが近いからいつも一緒にお祝いしていたそうです。自然な感じで手伝う保と対照的にぎこちない空。そして昔話に花が咲いていきます。
保が、美璃のピアノを聴きながら国家試験の勉強をしていた事をとても嬉しかった思い出のように話すと、茜と空は複雑な表情になってしまいます。
ゆかりが酔って眠った後、保の転勤の話になりました。美璃が寂しいのはもちろんですが、茜も寂しさをこらえています。
突然、ゆかりが起きて「あなたがついて行っちゃえばいいじゃない」と言い出し、「どうしても外せない人間関係がここにあるわけではないし、ピアノの先生ならどこでもできる、医者のお嫁さんが一番安心」とまで言います。
ゆかりさん、空がいるのにそんな事言っちゃダメだよー!
止まらなくなったゆかりは、保が美璃をもらってくれればいいと思っていたし、保は美璃が大人になるのを待っていたから今まで結婚しなかった。保の火傷は幼い美璃をかばって出来たと、それだけ美璃を大事に思っていると言います。
ずっと静かに聞いていた保が「違うよ、小さい子が火傷しそうになったら誰だってかばうよ」と言いますが、ゆかりは最後には、保が側にいてくれないと美璃が心配だと涙ぐんで言いました。
保がゆかりに言いました。
「美璃はもう大丈夫だよ。神戸には逃げて来たかもしれないけれど、いろいろな人に出会って空くんに支えられて、自分の事を好きになる事が出来たんだよ。だから、もう心配しなくていいんだよ。」
保先生、自分に言い聞かせてるみたい。
帰り道、茜が保に「好きな人はおらんって言ってたけど、好きな人おるんや」言うと、保は「茜ちゃんの思う好きと僕の思う好きは違う。」と。どう違うのか聞く茜に「その人の事が本当に大事で心の底から幸せになってもらいたいって思う事」と答えました。
茜「それはさ、愛してるって事や。」
保「そういう言い方も出来るか。」
茜「私も保の事、愛してんね。」
空、どうしたの?
美璃と空も歩きながら話をしています。小さい頃、七夕の短冊に保のお嫁さんになりたいと書いた事も、火傷の事も覚えていないと美璃が言うと、「でも、それは確かにあった事で、美璃が忘れている事も今の美璃を作っている。自分が忘れていた時、皆が支えてくれてたみたいに。」と言いました。
そして空はキッチンカーに戻りましたが、いたたまれなくなって外に走り出しました。いろいろな事が頭をよぎり気がつくと歩道橋の上でした。
朝、いつものように美璃が「おはよう」とキッチンカーに行くと、不思議そうな顔の空。
「おはようございます。何にしますか?」
空くん、本当にまた忘れたの?
「たとえあなたを忘れても」第7話ネタバレ感想・考察!皆の本音が絡み合い、空に異変が‼まとめ
以前から、タイトルの「たとえあなたを、、、」が忘れる側の目線だけど空の目線という感じでもないような、何か意味があるのでは、と気になっていました。深読みのし過ぎかもしれませんが、その辺りも気にけながら見ていきたいと思います。
第8話、どうなっていくのでしょうか。空が辛過ぎます。なんとかしてあげたいですね。