2023年の秋ドラマとして、毎週土曜日の23時より放送しているラブサスペンスドラマ「単身花日」。
その第9話が12月9日に放送されました。
単身赴任で少年時代に過ごした鹿児島へ戻る事になった桜木舜。
そこでは成就しなかった過去の恋があり、その相手である桐野花と再会します。
彼女との時間を取り戻すようにのめりこんでいく舜ですが、感づいていた妻のゆり子が鹿児島へ到着!
修羅場かと思われましたが、花はある「秘密」を二人の前で話すことに。
これまで花に何があったのかわかりそうですね!
一部内容にネタバレが含まれますので、気になる方はご注意ください!
「単身花日」第9話あらすじ
単身赴任先の鹿児島のアパートで、初恋の人・武田花(新木優子)と同棲生活を送っていた桜木舜(重岡大毅)だが、そこに妻・ゆり子(高梨臨)が乗り込んできて、あわや修羅場に…。
しかし花は、舜を問い詰めるゆり子を止め、「すべてお話します」――と、覚悟を決めた表情を浮かべる。舜とゆり子は花とともに、チャペルへ。すると花が、ここが夫の武田健一と結婚式を挙げた場所だと話し始める。
「それが、私たちが幸せだった最後の日」という花の言葉にふたりが戸惑っていると、扉が開き、息を切らせた片山(田中樹)が駆け込んでくる。
花と片山が語り始めた壮絶な過去に、舜は胸を締め付けられる。
さらに、夫がもうすぐ航海から帰ってくるという花だが、ゆり子は密かに調べていた武田についての疑問を投げ掛ける。はたして、片山の制止を振り切り、花が告白する真実とは…!?
神様の前で始まった衝撃の懺悔――。
すべての謎が明らかになったそのとき、4人は…?禁断の《単身赴任ラブサスペンス》、ついに運命の最終回!
出典:「単身花日」公式サイト
片山も交え、舜・花・ゆり子と四人は神様の前で全てを明らかに!
どんな真実が隠されていたのか注目です。
「単身花日」第9話ネタバレ・感想
同棲生活を始める事になった舜と花。
しかしここでとうとうゆり子が東京からやってきてあわや修羅場に!
花はようやく覚悟を決め、ある事を話し始めるのでした。
花の口から出た言葉は?!
「二人の前で、全てをお話します」花は舜とゆり子を連れチャペルへ行きます。
片山も到着。
花は片山を兄だと紹介しました。
片山は花と異母兄弟だと言い、父が二人の目の前で殺されたと言います。
いきなり壮絶な過去ですね。
父には愛人が何人もいましたが、花親子はその父にとって特別。
ある日、愛人の中の一人が花たちと父の前にナイフを持って現れたとの事でした。
そのまま襲われ父は刺されます。
その後、花の母は情緒不安定となり花を守る形で片山が近くにいました。
しかし舜と出会った事で、片山は花と距離を取り彼が花を守ってくれると信じていたと話します。
それも長くは続かず舜は転校となり、花の前から去りました。
その後花の母は再婚し、花には新しい父親ができます。
以前花が言っていた「口にできないぐらい嫌な事」をされたのは「自分のパパになってくれなかった事」とのお話。
それから家族から離れるように大学で一人暮らしを始めた花。
時は経ち、教師にもなれた花ですがめぐみから恋人を紹介されました。
何と舜そっくりの武田健一です。
思わず心を奪われた花は、めぐみから健一を奪い結婚にまでこぎつけました。
しかし結婚してから健一は花に暴力をふるうようになったとの事です。
何で、という舜ですがゆり子は「旦那さんを通して、舜くんを見てたからじゃない?」と言いました。
やっぱり忘れらなかったのか・・。
その予想は当たり、健一はその事に気付いていました。
二人はある日、車で森の中へと行きます。
「おまえ、俺の他に好きな人がいるんじゃろう?俺はそいつの代理人なんだな・・」と健一。
花は弁解する間もなく健一から顔を殴られるのでした。
花は、健一さんの心を壊してしまったのは私なんですと泣き出す花。
しかし舜は、父親には愛人がたくさんいて、その愛人に父を殺され、そして守ってくれるはずの夫から話し合いではなく暴力。
何で桐野さんばっかりこんな目に遭うんだよ!!と怒る舜。
激しく同意です。健一のした事は間違いです。
片山はゆり子にもこれまでの事を全て、謝りました。
これで全てだと言う片山。
まだ真実は隠されていて・・本当の花の過去。
しかし舜は、これまでの事を思い出し「本当にこれで全部?まだ他にも秘密があるよね?」と追及。
片山が庇い、これで全部だと言います。
ここでゆり子が、健一の会社に行き彼が会社を辞めていたと言いました。
ゆり子はご主人を呼んで、話をさせてと続けます。
しかし花は健一さんはここには来られないと言いました。
「健一さんは、もういないから」
どういう意味でしょうか?!
花は泣きながら、「健一さんは、もう・・あたしが殺しちゃったの」
森に行ったあの日、健一は花に「俺はもうおまえと一緒にここで死ぬ」と言い出しました。
何もかも手に入れた人生だったのに、「おまえの心だけは手に入れられんかった」と健一はナイフを取り出します。
そして逃げる花。
健一は叫びながら花を追いかけました。
しかし捕まり、抵抗する花が持ったナイフはそのまま健一の胸に刺さります。
その場に片山が現れ、「おまえは何もやってない。全て上手くやる」「俺が必ず守る」と言いました。
片山は穴を掘り、健一の遺体を遺棄。
もう忘れよう、忘れなきゃいけないと思っていた花。
しかしそこに転勤してきた舜と再会しました。
花はこんな重い罪を抱えて、このまま知らん顔して生きていけない、自首しなきゃと思っていたと話します。
片山もまた泣きながら、舜が現れても隠し通し「花を人殺しなんかにしたくなかった」と言いました。
片山の前に行き、出来の悪い妹でごめんねと言う花。
そしてゆり子に、「ゆり子さん、私は二人の間に生まれたかった」と言います。
えっ?と驚くゆり子。
どうしてそう思ったのか知りたいですね。
ここで片山が舜とゆり子に、「わからないかもしれないけど、これが花の本心なんだ」とフォロー。
親の愛情に恵まれなかった花の、独特の感性との事。
舜たち家族を見て、そこに過去の自分が欲しかった「理想」があったのかもしれませんね。
ゆり子に、「桜木くんとどうにかなりたかったわけじゃない、これだけは信じてください」と言う花でした。
そこで四人は、夜が明けるまで色んな事を話します。
片山は、これから二人で警察に行きますと言い行こうとしました。
舜が二人を呼び止め、「俺が桐野さんの父親だと思うなら、最期に父親らしい事をさせて欲しい」と言います。
そして別れ。最後に舜が花に贈る想いとは
舜は警察まで付き添うと言います。
そして二人で話しながら、舜は花に謝罪。
自分が転勤で再会して、初恋の人に出会って浮かれていたと言いました。
桐野さんのパパ失格だと反省する舜。
花は警察に行く前に、一つだけ付き合って欲しい所があると花は言います。
思い出の中学に着き、花は「あの楽しかった日がずっと続くと思っていた」と言いました。
でも舜は、きっとまた、楽しい日が来ると優しい顔で返します。
そして四人で警察に向かい、花は自首。
花が度重なるDVを健一から受けていた事は証明されました。
しか正当防衛にはならず、花は殺人罪と死体遺棄の罪に問われる事となります。
何で?流石に正当防衛な気がしますが・・。
時は流れ、無事仕事の目標も達成し舜は東京に戻る事に。
荷造りをしていた舜はゆり子と花奈の三人の写真に目をやります。
舜の家に何かが届きます。
そこにあったトマトと花からの手紙を受け取りました。
花は片山とトマト農家を始めています。
一生をかけて罪を償っていくと言う花。
健一の墓前で片山と手を合わせていると、健一の母が現れました。
何も言わず、彼女は墓前で手を合わせます。
そして手紙の最後には、どこにいても舜たちの幸せを祈っていると書いてありました。
微笑みながら舜が手紙を読んでいると、花火が打ちあがります。
舜は、自分の初恋が完全に終わった事を告げるフィナーレだと受け取るのでした。
そして舜は東京へ。
ゆり子とばったり出会いますが、彼女は何と男性と手を繋いでいます。
「初恋は、ちゃんと殺しておかないとね」耳元でゆり子が囁きました。
「これから初恋を殺せなかった、俺の無期懲役が始まろうとしていた」と言う舜はその場で泣き崩れます。
自分のやった事は返ってくると言う事ですね・・。
結果未遂ですが、浮気をしようとした舜の罪に変わりはなくモヤモヤしていたのを無事晴らしてくれました!
最後までサスペンス調で楽しませてくれましたね!
結果気持ちいいストーリー展開だった気がします。
総評としては、かなり面白いドラマでした。
「単身花日」第9話ネタバレ感想・考察!明かされる真実!花の秘密とはまとめ
転勤から再燃した舜の初恋。
聞きつけたゆり子も鹿児島へ。
しかし相手の花には重大な秘密があり、それはDVを受けていた夫の武田健一を殺してしまったと聞きます。
真実を知った舜とゆり子に付き添われ、花は無事自首。
辞令も降り、東京に戻った舜ですが今度はゆり子に男性の影が・・。
物語はまだ続きそうです!