2023年の秋ドラマとして、毎週水曜日22時より放送している人気ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」。
その第9話が12月14日に放送されました。
優弥との幸せの絶頂の最中、吾良も目を覚まし徐々に和解していきます。
しかし何とゆりあに病気が発覚!!
彼の幸せを願う為、別れを決断したゆりあ。
やっぱり一人で生きていくんでしょうか?!
この記事では一部にネタバレを含みます。まだご覧になっていない方はご注意ください。
「ゆりあ先生の赤い糸」第9話あらすじ
昏睡状態から目覚めた夫・伊沢吾良(田中哲司)がみるみる快方に向かう中、今度は自分が乳がんを患っていることが発覚した伊沢ゆりあ(菅野美穂)。
彼女は病気のことは隠し、プロポーズしてくれた“禁断の恋”の相手・伴優弥(木戸大聖)に別れを切り出すことに。
納得がいかないものの、ゆりあの幸せを一番に願い、彼女のもとから去っていった優弥。
一方、愛する優弥の幸せのために苦渋の決断を下したゆりあは、簡単には癒えない悲しみに必死に抗いながら、彼の連絡先を削除。
一時は心の底から“運命”だと感じた恋に、きっぱりと区切りをつけようとする。
一方、伊沢家で山あり谷ありの同居生活を送ってきた吾良と姑・伊沢節子(三田佳子)、吾良の“彼女”・小山田みちる(松岡茉優)とその娘たちは、病気になったゆりあを全面サポートし、これまでの恩返しをしようと結束。辛口ながらも、ゆりあのことを大切に思う実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)や、これまで“家族”をさんざん引っかき回してきた吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)もそれぞれのやり方で、ゆりあに手を差し伸べようとするのだが…。
その矢先のこと。みちるの次女・小山田みのん(田村海夏)を自分の子だと認めた吾良の告白にショックを受け、家を出ていった吾良の“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿央士)が突然、寝静まった伊沢家に忍び込む!吾良の告白が“愛する稟久を自由にするための嘘”だったとはつゆ知らず、愛憎の狭間で感情をこじらせる稟久。
なんと彼は吾良とゆりあに対し、“常軌を逸した行動”に出て…!
大切な人を強く想うがゆえに、もつれてしまう感情の糸――。
そんな中、ゆりあが最後に下す決断、そして…その先に彼女と“家族”たちが見出す“人生の幸せの形”とは!?
出典:「ゆりあ先生の赤い糸」公式サイト
元々はそれぞれが違う人間。
ゆりあが、みんなはどういった形になっていくのでしょうか?!
「ゆりあ先生の赤い糸」第9話ネタバレ・感想
愛する優弥と別れたゆりあですが、本当に大丈夫か心配になりますね。
病気の行方も気になりますし、注目です!!
優弥と別れ、そして・・。
自宅でみちるにマッサージをしてもらってるゆりあ。
みちるは優弥との事を聞くとゆりあは別れたと言い、動揺します。
「それって、病気だからなの?」とみちる。
吾良も話を聞いていました。
自分も稟久に対してそんな気持ちだったから、ものすごくよくわかると言います。
ゆりあの中で、まだ優弥と別れた記憶が鮮明に思い出され「運命なんかじゃなかった」と感じていました。
後日、ゆりあの診断はがんの転移なし。
最悪の事態は免れましたね!!
喜ぶ蘭でしたが、何とゆりあの出した結論は「全摘出」。
有香にその事を話すゆりあ。
有香は家族の為に尽くしてきたゆりあの事を気遣うのでした。
夜、ゆりあが寝ていると物音が。
何と稟久が家に忍び込み吾良を拘束しています。
え?なぜ・・
驚くゆりあに「元気?おばさん」とナイフをつきつける稟久。
稟久はがんになった事を笑いました。
何故知ったかと言うと、志生里が余計な事をして稟久に伊沢家の助けを求めていたのです。
しかし稟久はふざけた話に、自分はむしろ被害者なのに何でそんな頼み事されなきゃいけないんだと怒り心頭。
そんな彼は何とゆりあに、裸になれと言いました。
吾良にその胸を見せろと。
一瞬のスキができ、何とか稟久を抑えゆりあは自分の首にナイフを向けます。
もう自分の事なんかどうでもいい、そんなに吾良の事を想うなら後は頼むと言いました。
しかし稟久は何でそんなガッカリさせる事をするんだとゆりあに怒りを見せます。
自分を犠牲にしてみんなのためにとカッコつけてたと言う彼女が眩しかった。
見てると元気になれる自分に戻れと。
何だかんだで稟久もゆりあから元気をもらっていたんですね!
吾良が歩き出し、かなり元気になったと言い「りっくんがどんな風になって誰を好きになってもそんな稟久が大好きだと言います」。
泣き出したところで、まにたちも起きてきて喜んで抱き着きました。
逃げる稟久をみちるが追いかけます。
「ずるいよ、そんな愛の告白。ずるいよ」と言いました。
何とか落ち着きを取り戻した稟久。みちるは稟久に何を話す?
みちるは吾良からの告白を羨ましいと言い、自分の子供は間違いなく小山田の子供だと言いました。
吾良を本当に好きになって、誘った事は一度だけあったとは言います。
今まで下心なしで近寄ってきた男はいなかったと。
稟久が戻ってきたらみんな喜ぶと言いながら、自分もと言うと稟久は意地を張りながらも泣き出します。
そっと抱き寄せるみちるでした。
初めてみちるに心を開きましたね!
翌日、ゆりあは優弥の実家へ。
「やけくそになって生きるために戻ってきました」と優弥の父に言います。
優弥は驚きつつも、別れを納得してないと言いました。
ここで何とゆりあは自分の病気をとうとう告白。
優弥は戸惑いつつも、嫌われたんじゃなくてよかったと安堵の色を見せます。
とりあえずこのままでなくて良かった・・。
しかし治療が終わるのはいつになるかわからないと言うゆりあ。
優弥は「俺なら大丈夫だよ、待ってるから」と言いました。
ゆりあは「しかし人の気持ちは変わっていくものだから、約束はしない」と言います。
だから幸せになって、幸せになるんだよ優弥も、優里亜もとゆりあは言いました。
優弥はゆりあを抱きしめ、「何だそれ、幸せにしてくれるのはゆりちゃんだろ」と優弥。
俺は二刀流になるから、おっぱいも好きだけどおしりも好き。
「ていうか、ゆりちゃんが好き、大好き」
そう言って優弥はゆりあを抱きしめます。
二人は涙を流していました。
その後ホテルで、ゆりあは優弥とこれまで出会ってからの事を思い出していました。
寝ている優弥に泣きながらそっと顔を近づけ、ゆりあは部屋を後にします。
しかし寝ているふりをしていた優弥はそっと目を開け、「・・バカ」と呟くのでした。
一時の別れと信じたいですね。
時は流れ、家族は?
時が経ち、治療を終え帰宅したゆりあ。
「ただいま」そう言うと家に稟久がいました。
驚くゆりあですが、稟久にお礼を言います。
良かった!
お祝いをかねての近況報告。
みちるは本格的に料理の学校に通おうと思ってるとの事。
稟久は旅館を継ぐために、実家に戻ろうと思うと言います。
それも明日。
別れを惜しみつつも、「みんな元気で」と稟久。
そして吾良に「体に、気を付けてね」と言います。
見つめあう吾良と稟久でした。
そして1年後。
どうなった??
まにはゆりあに「運命の人っているのかなあ?」と無邪気に質問。
ゆりあはいると言ったうえで、一人と決まってるわけじゃないと言います。
ゆりあにとって運命の人は、人生のターニングポイントでいる人。
赤い糸は一本じゃないし、繋がったり消えたりすると。
吾良は稟久の元へ。
頑張ってる稟久に声をかけ、ゆりあから傍にいてやれと言われて来たと言います。
稟久の事を想い、ゆりあと話していた吾良。
一番助けてくれたのはゆりさんだけどと言いながら、行きたそうにしていました。
ゆりあは笑って「行ってやりなよ」と背中を押します。
たとえ何もできなくても。
稟久は泣き出し、吾良と抱き合います。
後日、ゆりあは「この部屋をカフェにしていいですか?」とみんなに提案。
前向きな話ですね!
驚きつつも、夢が広がる場所づくりにみんな心躍らせます。
すると節子が何と通帳を出してきて、ゆりあの夢の為に使って欲しいと言いました。
ゆりあに幸せになって欲しいと。
しっかり運命の赤い糸をつかまえて欲しいと。
いつも静かなお義母さんから、感動のセリフ!
「・・お義母さん」泣き出すゆりあはお礼を言い、大事に使わせて頂きますと言います。
これから始めるにあたり、便利屋に頼まなきゃとの事ですがあえてVH本舗には頼まないとゆりあ。
横にいたみちるには優弥がいなくても、私は私で幸せでいなきゃと言うのでした。
ゆりあが最後に掴む幸せ
しかし新たに頼んだ業者のはずが、現れたのは何と優弥。
とてつもなく驚いているゆりあに、優弥は「独立した」と言います。
見積もりを進めつつも、二人は照れながら近況を報告。
しかし優里亜の事を聞くと、優弥は元妻と元さやになったと言いました。
戻ったの・・?
ショックを受けるゆりあでしたが、「やっぱダメで」と正式に離婚したと言う優弥。
そんなこんなで話も終わり、「じゃ、これで」と帰ろうとする優弥。
背中を見送るゆりあですが、「優弥!!!」と呼び止めます。
「メイクしときゃよかったなあ・・白髪もそのままだし」と泣きそうになるゆりあ。
そんな彼女を見て優弥は走って駆け寄り、ゆりあを抱きしめます。
泣きながら、笑いながら全力で抱きしめる二人。
二人は改めてこの再会を、運命を喜ぶのでした。
「ゆりあ先生の赤い糸」第9話ネタバレ感想・考察!ゆりあが出す結論とは?まとめ
がんが発覚したゆりあは愛する優弥に別れを告げます。
家出は、稟久が戻ってきてからの大騒ぎ。
そんな家族に背中を押され、全力で治療を終えたゆりあ。
時が経ち、吾良は実家に戻った稟久の元へ。
そしてゆりあもまた、優弥と偶然の再会を果たせました。
運命を信じたくなるラストで、清々しかったです!!