2025年6月に放送されるテレビ朝日のスペシャルドラマ『看守の流儀』。
予告映像やキャストの発表で話題になっていますが、原作付きの作品ということもあり、こんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか?

このドラマ、原作があるって聞いたけど、どんな話なの?

ネタバレありでざっくり結末まで知ってから観たいんだけど…!
そんな方に向けて、この記事では『看守の流儀』の原作小説について、ネタバレを含めたあらすじを丁寧に解説していきます。
加えて、原作とドラマの関係性や登場人物の設定・作品に込められたテーマにも触れています。

「読む前に知っておきたいこと」「観るか迷っている人」の判断材料としてもぴったりです♪
- ドラマ『看守の流儀』の原作はどんな小説か
- 原作のあらすじ(ネタバレあり)と結末の構造
- 原作の魅力やテーマ・続編情報
- ドラマ版との関係性・視聴前に知っておきたいこと

それでは参りましょう!
ドラマ【看守の流儀】の原作はある?
気になるドラマ『看守の流儀』には、しっかりとした原作があります!
原作は、城山真一による同名小説『看守の流儀』(宝島社)です。


この作品は第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、話題になりました。
刑務所という閉鎖的な空間を舞台に、看守と受刑者のリアルな人間ドラマが描かれています。
物語は連作短編形式で構成。
主人公は若手刑務官・宗片秋広。
受刑者の更生に真剣に向き合おうとする熱血漢です。
一方で登場するのが、火石司という上級刑務官。
彼女は冷静で謎の多い人物で、物語に深みと緊張感を与えます。

刑務官が主人公って珍しい設定で惹かれる!
物語全体を通して「人は本当に変われるのか?」というテーマが繰り返し問われます。
実際の刑務所勤務の知見が活かされており、現実味のある描写も高評価の理由です。
また続編『看守の信念』も刊行されており、原作ファンの支持も厚い作品となっています。


ミステリー好きなら原作から入ってみるのもアリかも♪
ドラマ【看守の流儀】のあらすじを解説

主人公・宗片秋広は、新人の刑務官。
彼は「受刑者であっても、再出発の権利がある」と信じ、彼らに真っ直ぐ向き合おうとします。
ある日、宗片がある受刑者に示した小さな“温情”が、大きな事件へと発展してしまいます。
その結果、刑務所全体を揺るがす混乱が巻き起こり、宗片はその責任と向き合うことになります。
そんな中、加賀刑務所に異動してきたのが火石司。
彼女は上級試験を突破したキャリア官僚で、フランスの刑務所にも勤務した経験を持つ人物です。
冷静沈着で、常に規律を重んじる姿勢が周囲から一目置かれています。
宗片と火石、信じる“看守の流儀”がまったく違う二人は、しばしば対立します。
ですが、共に刑務所内で起きるさまざまな事件の真相に向き合い、次第にお互いの考えを理解し合うようになります。
物語では、仮出所直後に失踪した受刑者・身寄りのない高齢の服役者・受刑者の家族の確執など、リアルで重たいテーマが次々と浮かび上がります。
それぞれの事件の裏には、「人間としての尊厳」や「赦し」「再生」といったテーマが丁寧に描かれていきます。

更生って言葉の重さを、こんなに考えさせられるドラマって珍しい!
視聴者は、ただの“刑務所もの”ではない濃密な人間ドラマに引き込まれることでしょう。

善悪だけでは語れない世界が描かれていて、すごく引き込まれますね♪
ドラマ【看守の流儀】はいつから?

ドラマ『看守の流儀』は、2025年6月21日(土)夜9時から、テレビ朝日系列で放送されます。

放送日が近いと知って、ちょっと楽しみになってきた♪
この作品は「ドラマプレミアム」枠での放送となり、テレビ朝日が力を入れて制作していることがうかがえます。
原作の骨太なテーマをどこまで再現するか、演出と脚本にも注目です。
以下に、放送に関する基本情報を表にまとめました。
放送日 | 2025年6月21日(土) |
---|---|
放送時間 | 夜9:00〜11:00 (2時間スペシャル) |
放送局 | テレビ朝日系列 |
原作 | 城山真一『看守の流儀』(宝島社) |
脚本 | 橋本裕志 (『華麗なる一族』『DOCTORS』など) |
監督 | 深川栄洋 (『神様のカルテ』『法廷遊戯』など) |
音楽 | 福廣秀一朗 |
制作 | ▪︎テレビ朝日 ▪︎東映 |
プロデューサー | 【テレビ朝日】 ▪︎内山聖子 【東映】 ▪︎和佐野健一 ▪︎高木敬太 |
脚本を担当するのは、社会派ドラマにも強い橋本裕志さん。
演出はヒューマンドラマの名手・深川栄洋さんが手がけます。

橋本脚本と深川監督って…これは泣かせにくる布陣!
映像と音楽も含めて、感情を揺さぶる作品になることは間違いなさそうです。
ドラマ【看守の流儀】のキャスト

ドラマ『看守の流儀』には、実力派から人気俳優まで、多彩なキャストが勢揃い!
- 竹内涼真:宗片秋広 役
- 木村文乃:火石司 役
- 北村一輝:蒲田潤一 役
- 内藤剛志:久世橋暁 役
- 渡辺大:源田陽一 役
- 星野真里:ミカゲ 役
- 小沢真珠:洋子 役
- 寺島進:剛男 役

物語を支えるキャラクターたちを、【役名】と共に紹介していきたいと思います。
竹内涼真:宗片秋広 役
理想に燃える若手刑務官。
受刑者の更生を本気で信じ、「人を信じること」を自らの流儀としています。
熱意が空回りする場面もありますが、信念は本物です。

竹内涼真くんが刑務官役って、意外だけど似合いそう♪
木村文乃:火石司 役
上級試験合格者であり、フランスの刑務所勤務経験を持つキャリア刑務官。
「人を信じない」というスタンスを貫き、冷静に刑務所内の問題に向き合います。
宗片とは対立するが、事件解決においては頼れる存在。
北村一輝:蒲田潤一 役
処遇部長。
受刑者に対しても厳格で、刑務所の規律を最優先する男。
ミスを一切許さない鉄面皮な管理者で、宗片や火石にも容赦ない態度を取ります。
内藤剛志:久世橋暁 役
加賀刑務所の所長。
宗片や火石のやり方に目を光らせつつ、時に組織を守る決断も下す。
受刑者の更生を願いながらも、現実的な判断を下す立場に苦しんでいます。
渡辺大:源田陽一 役
仮出所後に突然姿を消した受刑者。
物語の重要なミステリー要素を担っており、彼の失踪の理由がドラマの核心に迫ります。
星野真里:ミカゲ 役
源田の過去と関わりがある謎の女性。
“誰にも言えない秘密”を抱えており、宗片たちの捜査の鍵を握る存在。
小沢真珠:洋子 役
父親を拒絶してきた受刑者の娘。
過去の傷と向き合うことで、和解の可能性が描かれていきます。
寺島進:剛男 役
源田の叔父。
元服役者で、刑務官という存在そのものに反感を持っています。
それぞれの人物像は原作の空気感を忠実に再現しながらも、俳優の個性が加わることでさらに立体的に描かれるはずです。
役者陣の重厚な演技が、作品に厚みを与えてくれること間違いなし!

配役見ただけで、これは当たりドラマって感じがする!
ドラマ『看守の流儀』の原作に関するよくある質問

ここからは話題のドラマ『看守の流儀』の原作に関するよくある質問について、詳しく解説していきます!
ドラマ『看守の流儀』の原作ってどこで読めるの?
原作とドラマの内容はどれくらい違いますか?
基本的な登場人物や設定は原作通りですが、ドラマは2時間スペシャルのため構成がコンパクトになっています。
エピソードが再構成・統合されている可能性もあり、原作で描かれる複数の事件が一つの軸にまとめられているようです。
原作は何話構成?1話完結型なの?
原作『看守の流儀』は、全5話からなる連作短編集です。
1話ごとに異なる事件が描かれますが、最終話で全てが繋がる構成になっており、伏線の回収が見事です。
個別エピソードとしても読めますが、通して読むと深い感動があります。
原作を先に読むか、ドラマを先に観るべき?
どちらでも楽しめますが、ドラマ→原作の順番がおすすめです。
ドラマで物語の大枠を掴んだあとに原作を読むと、人物の内面や伏線の深さに驚かされるはずです。

「ドラマでハマった人ほど、原作の“細かさ”に感動する」との声も多いようです!
原作の続編はあるの?
はい、続編として『看守の信念』という小説が刊行されています。
同じ加賀刑務所を舞台に、新たな事件と登場人物たちの成長が描かれます。
【看守の流儀】の原作は?あらすじをネタバレありで解説! まとめ

この記事では、ドラマ『看守の流儀』について、原作はあるのか・あらすじや登場人物・キャストについて詳しく解説しました。
【原作】
- 城山真一の小説で、『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
- 刑務所を舞台にしたヒューマンミステリー。
【ドラマ概要】
- 放送は2025年6月21日。
- テレビ朝日系列でスペシャルドラマ。
- 竹内涼真や木村文乃ら豪華キャスト。
- 原作とドラマの魅力を活かした構成。
『看守の流儀』は、刑務官と受刑者の対話を通して、人が“変わる”とはどういうことかを深く問いかける本格ヒューマンミステリー。
原作は城山真一の同名小説。
更生・信頼・再出発といった重くも普遍的なテーマが描かれています。
ドラマでは情熱派の若手刑務官と冷静なキャリア女性刑務官の対立と絆が、心を揺さぶる形で描かれます。
ただ事件を追うだけでなく、善悪を超えた人間の尊厳にまで迫る展開にきっと胸を打たれるはずです。

視聴後には、普段見逃している誰かの「変わろうとする努力」に目を向けたくなるかもしれません。
感動とともに、少しだけ優しくなれる自分に出会えるドラマです。

ぜひ観てみてくださいね♪