2024年1月14日にTBSの日曜劇場でスタートした「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」を、最終回まで全話解説していきます!
第5話、やっと夏目家に家族4人が揃いました。
響と大輝、海と天音がちょっとイイ感じになってます。
古谷さんと瑠季ちゃんは片思い、、
そして、市長をお父さんと呼んだ天音、、苗字が違うので何かわけがありそうですね。
ここからは、2月18日放送の第6話のあらすじと感想を、ネタバレありで詳しく解説していきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
2月11日放送の第5話を見逃した方はこちらからあらすじが確認できます⇩
『さよならマエストロ』第6話あらすじ
あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げになった。
おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないと言う。
練習場所も失ってしまい、ちゃんとした舞台もないまま、解散することになってしまう晴見フィル。落ち込む団員たちに小村(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりで、ゲリラ的に、最後のコンサートを開いてはどうかと提案。
古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていく。
「さよならコンサート」に向けて進めていく中で、俊平(西島秀俊)は近藤(津田寛治)の密かな夢を知る。さらに、瑠李(新木優子)の知られざる素顔に気がついて…そんな時、響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される。
さよならマエストロ公式サイト
ホールの閉館を繰り上げるとは、市長は晴見フィルを嫌う理由でもあるのでしょうか?
自宅は音楽好きな感じでしたけど、、
でも晴見フィル、負けないでほしいです。
古谷さんは晴見フィル愛がすごいですね~。
『さよならマエストロ』第6話ネタバレと感想
久しぶりに家族4人が揃った食事が終わり、響も海も寝た後「じゃあ私帰るわ」と志帆。
俊平「え?あの、あの、志帆、頑張るから!」
志帆「おやすみ」
え~⁈志帆さん、帰っちゃうんだ、、
俊平は、志帆に言った通り、翌朝からは張り切って2人分のお弁当を作ります。
繰り上げ閉館⁈
青空ホールに2024年2月24日に行われる「梅まつり」のポスターが貼ってあります。
毎年行われるイベントも今年で最後かなと、響と大輝が話していると、古谷が柱の貼り紙をじーっと見つめていました。
「晴見市あおぞらホール閉館に関するお知らせ」には、ホールの全ての機能を2月29日で終了すると書かれてありました。
古谷さん、ショックを隠せない、、
晴見フィルのメンバーが集まった前で、なぜか鏑木が説明をします。
「3月末に廃団が決まった市民オケが、それを待たずに2月末にこのホールから追い出されることになった!ということでよろしいでしょうか?」
大輝は、マエストロが来てみんなのモチベーションも変わった、違う形でオケを続ける方法はないのかなと言うと、「せめて、さよならコンサートくらいできないもんですかね?」と二朗さん。
古谷は、市は新規のイベント申請は一切受け付けないと言われたと言います。
「クッソ!あのクソ市長が!」と近藤。
天音ちゃん、ちょっと複雑な表情、、
二朗さんは、どうしてもコンサートをやりたかったら、こういうようなイベントを乗っ取っちゃたらどどうかと、「梅まつり」のポスターを見せて言いました。
俊平は、にっこり!
俊平さん、やる気ですね!
さよならコンサートの準備
気まずいままだった俊平と古谷は和解をします。
古谷が、勘違いからプロポーズをしたが断られたと言うと、「断られた?そうだったんですか、、」と俊平。
続けて「僕は離婚を迫られているが諦めたくないと思っている、すいません」と頭を下げると、古谷は「いやいや、やめてください。僕の方こそホントすいません」と頭を下げました。
古谷が「夏目さんは僕にとっても晴見フィルにとってもかけがえのない人なんです。僕は夏目さんと一緒に演奏している時間がホントに大好きなんです。だから、、」と言うと俊平が言いました。
「必ず実現させましょう、さよならコンサート!」
ふたりは握手をしました。
古谷さんの晴見フィルが好きな気持ちが、すごく伝わってきます!
玉山鉄二さん、今までとイメージが違うけど、なんか素敵‼
鏑木が俊平の家で一緒に夕飯を作っています。
鏑木は、自分のいる事務所の上司に俊平を連れて帰る約束をしていて、コーディネーターのソフィーとも俊平の今後の展開を考えているという。
俊平は素っ気なく「先のことなんて考えてないよ、今は晴見フィルと家族と向き合いたい」と言いました。
鏑木は「もしかして、響ちゃんのこと今でも後悔しているからですか?僕にはわかりますよ、俊平さんが力を発揮できるオケは晴見フィルじゃあない!」
鏑木さん何かを知っている?
翌日、梅フェス担当の古谷とメンバーたちが書類の申請が通るように作戦を練っています。
なぜか鏑木もいます。
「しれ~っと入れとけ」という二朗の助言もあり、「HARU P・近藤」で書類を更新しました。
響に「なんですか、このHARU Pって?」と言われた大輝は、「お願い、お願い!」と頼みこみました。
演目に「カルメン」組曲
カフェ二朗にいつものメンバーが集まっています。
二朗から、晴見フィルハーモニーの第1回定期演奏会の曲目は「カルメン」だったことを聞き、その時の写真を見せてもらうと、左端に若き日の近藤が写っていました。
二朗によれば、近藤はバイオリンが下手っぴだったが、コツコツめげずに練習して今やコンマスだという。
二朗が、コンマスはしぶとくねちっこく生きてきたと言うと、蓮も確かにと言いますが、奈々は頼りになると言う。
そして俊平が、さよならコンサートの演目に「カルメン」組曲はどうかと言うと、みんな大賛成でした。
二朗は瑠季の「ハバネラ」も入れて欲しいと言いました。
以前瑠季ちゃんがほろ酔いで歌った曲ですね!
すると♪ラムール~ラムール~ラムール♪とみんなで大合唱です!
二朗は俊平にくぎを刺しました。
「瑠季ちゃんと何かあったんですか?あったら私、許しませんよ!」
富子さんの曲
響が、よくオーディオルームを使いに来る富子さんに挨拶をされたので、梅まつりのパンフレットを渡そうとしたら、二朗がもう渡していました。
そのパンフレットの裏にはリクエスト大歓迎と書かれていて、富子さんはリクエストしたい曲があるが曲名が分からないと言います。
響に「あなた音楽詳しい?」と聞き、響が「詳しくはないです、、ちなみにどんな曲ですか?」と聞くと、「こういうの、♪~ターラータ ~ララ― ~タター♪」と歌いました。
響が「ええと、多分ですけど、カルメンのハバネラじゃないかと。」と言うと、富子さんは「違うの、、私音痴だし、もうおぼろげにしか覚えてないから。」と言い、続けて言いました。
「20年前に亡くなった主人がよく口ずさんでいた曲で、生きているうちにもう一度だけ聴けたら、、でも、それもおしまいね、今月で終わるんだものね、あおぞらホール。」
その頃、俊平と古谷は志帆のアトリエに行き、志帆の絵をポスターに使わせて欲しいとお願いしました。
響は富子さんの曲が気になり携帯で検索しますが、やはり、カルメンのハバネラと出ます。
そこへ大輝が、申請が通ったとお礼を言いに来ました。
響は、「加担しているみたいな言い方やめてください。」と言った後、「この曲知ってますか?♪~ターラータ タターラ、、」と歌うと大輝は「ハバネラ」と言うので、もう一度「じゃないとしたら?にている曲とか、、」と聞くと、「マエストロに聞いたら?」と、大輝はニッコリ。
家では俊平が嬉しそうにコンサートの構想を練っています。
響がそのコンサートに関係することで相談があると言うと、俊平は喜んで「パパにできることなら、いやできないことでもなんでも相談して」と言いましたが、俊平のあまりの興奮ぶりに響は言うのをやめてしまいました。
翌日も富子さんが来たので、響と大輝は、携帯でいろいろな曲を流して聞いてもらいますが、わかりません。
大輝が「富ちゃん、ほかにヒントない?なんでもいから」と言うと、「ああ、、歌詞があってね、確か、ほくろが多い一男さん、みたいな、、」
結局わかりませんでした。
響さん、もう、俊平さんに聞いちゃいましょう!
瑠季の素顔
ホールでコンサートのイメージを膨らましていると、後ろから瑠季に「夏目さん、最近私のこと避けてますよね?」と声をかけられてました。
一度は「避けてないです」と言いましたが、瑠季が近くにやってきてもう一度「避けてますよね?」と聞くと、「いや、、避けてしまっていたかもしれないです。」と言いました。
瑠季は傷ついたと言い、ここで何をしているのか聞いてくるので、ホールの客席が落ち着くので、演奏する曲のイメージをしていたことを言いました。
瑠季は、閉館してしまうとなると寂しいと言い、生まれた時からあるホールだから、いざなくなってしまうと思うと、実家がなくなってしまうような、、と言います。
俊平は、舞台や天井、壁や客席のクッションに吸い込まれて、感動的な音ってずっと残っているような気がすると言いました。
瑠季は、毎年ここでフルートの発表会をしていたと言います。
瑠季が6歳の時に両親が離婚して、それぞれ再婚しているが、発表会の時は両親が来てくれていた、その時だけは家族3人に戻れる、それがフルートを頑張れるようになったきっかけだと話しました。
そして「私つまらない話してますね。ハバネラ練習しておきます、悪い女は得意なので」と言って帰っていきました。
瑠季さんは悪い女じゃありません!
近藤の夢
近藤の家では「梅まつり」の話しをしています。
奥さんの洋子は、婦人会の手伝い豚汁を作りに行くと言います。
実は、晴見フィルも出ると言い、大ホールで「カルメン」をやるから、みんなも知ってて楽しい曲だから、、と家族を誘いますが、興味なさそうに、パワハラだとまで言われてしまいます。
「最後なんだよ、最後のコンサートなんだよ、2人とも、もう10年以上来てないじゃん、最後くらいパパの演奏を聴いてくれたっていいじゃないか、、」と一生懸命に説得しますが、冷たい目で見られてしまいます。
近藤はホールで一人コンサートの準備をして、指揮者台に立って指揮を振ろうとしたその時、「あ、お疲れ様です」と俊平から声をかけられ、慌てて台からおりました。
近藤は学生の時の夢が指揮者だった、あの頃からレコードかけてはまねごとして、今もやっていると言います。
そして、役立たずのオヤジは縁の下の力持ちでもやんないと、、と。
そこへ古谷と大輝が駆けつけ、みんなで準備を進めました。
みんなそれぞれ、事情を抱えているんですね、、
その後、俊平は瑠季の話を思い出し、客席で響のことを考えていると、響がホールのステージに入って来て、あの日、ウィーンでの演奏の後、ステージから俊平を探した事を思い出し客席に目をやると、俊平と目が合ってしまいました。
梅まつり乗っ取りコンサート
梅まつり当日、メンバーはコスプレをしてビラ配りをしています。
大輝がベートーヴェン先生、古谷がロッシーニ先生、蓮がバッハ先生、奈々がモーツァルト先生。
そして、闘牛士に扮した俊平と真っ赤なドレスのカルメンの瑠季は、2人でビラを配ります。
近藤が奥さんを探していると、大輝の母親が、娘さんと2人で回転寿司に行くと帰っいったと言います。
瑠季の両親は、それぞれの家族と来ていました。
瑠季が休憩していると、俊平がやってきて「瑠季さんはイメージ通りの人だ」と言います。
「あなたの音色からイメージされる瑠季さんは、優しくてとても繊細で、傷つきやすい人です。曲をかえましょう、もっと瑠季さんに似合う曲がありますから。」と楽譜を渡し、
「役を演じる必要はありません。あなたはそのままで、とても素敵な人です。」と言いました。
いよいよ、コンサートの始まりです!
瑠季は控えめな服装に着替えていました。
「カルメン」組曲第1番からです。
大ホールはドアを開けておいたので、音楽が流れ始めると、最初はまばらだった客席が、あっと言う間にいっぱいに!
天音は海と待ち合わせをしていました。
2人でホールに行こうとすると、市長と会いそうになり隠れました。
何も知らなかった市長が、晴見フィルがコンサートをやっていることに気付きました。
滝田が中止させましょうと言いましたが、市長は「どうせ最後だ、せいぜい楽しめばいい」と。
天音は海に「あれ、お父さんなの」と言いました。
「カルメン」組曲第1番闘牛士
俊平が突然「どうでしょう、この続きを指揮してみたい方?このあおぞらホールで晴見と共演できる最後のチャンスです。晴見フィルの指揮をしてみたい方?」と言うと、観客はどよめいたものの手を挙げる人が何人かいました。
次々と嬉しそうに指揮をします。
その頃、響は富子さんが言っていた歌詞が、ほくろの一男ではなくて「ほくろの数も」だと気付き、曲が分かりました。
ホールでは、最後の曲になると俊平が近藤に指揮棒を渡しました。
「このホールと晴見フィルを40年間愛してきたあなたが振ってください。」と言いました。
「近藤さん、指揮にに必要なものはなんだと思いますか?アッパシオナート!音楽への情熱です。心にため込んできた情熱を、今この瞬間、存分に爆発させてください。」
「カルメン」組曲第2番ジプシーの踊りは近藤が指揮棒をふりました。
演奏が終わると大きな拍手とスタンディングオベーションに、近藤は観客にお礼をいいました。
響の方は、富子さんを探しだし曲を聴かせると、感激して帰って行きました。
それを大輝は見ていました。
聴いていた曲、「他人の関係」ですよね?
晴見フィルのメンバーはホールで打ち上げです。
その時、鏑木の電話がなりました。
鏑木は「そのオファー、絶対に受けさせるよ。僕が俊平さんをドイツに連れ帰る」と言いました。
『さよならマエストロ』第6話ネタバレあらすじと考察!追い込まれる晴見フィル、さよならコンサートはできるのか?まとめ
最後のコンサートが終わってしまいました。
天音の事情はまだわかっていません。
そして、鏑木は俊平を連れて帰るつもりですが、どうなるのでしょか、、
響ちゃんは大輝くんのおかげで、笑顔が増えてきましたね、どんどん2人の距離が近くなりそうです。