「ブルーモーメント」第1話ネタバレあらすじと考察！なぜ灯は命を失ったのか？

2024年の4月期、テレビ朝日水曜よる10時枠のドラマは、山下智久さん主演のドラマ『ブルーモーメント』がスタート。

その第1話が4月24日に放送されました。

この記事はネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。

「ブルーモーメント」第1話あらすじ

【制作発表用映像を特別公開！！】山下智久主演『ブルーモーメント』4/24(水)よる10時スタート！～1話予告ロングver.～

晴原柑九朗（山下智久）は、”ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する、気象庁気象研究所の研究官。彼の研究室に雲田彩（出口夏希）が派遣としてやってきた。

晴原は、お天気コーナーの時の爽やかな笑顔とは裏腹に、初対面の雲田に辛辣（しんらつ）な態度を取り、クビにしようとする。

しかし、対する雲田も海外仕込みの負けん気を発揮し反論し、晴原を驚かせる。

そんな中、気象災害から人命を守るために、階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパートで集められた部隊SDM（特別災害対策本部）の設置がマスコミへ発表される。

そしてその要となる気象班統括責任者が晴原で、雲田はその助手として晴原の上司・上野香澄（平岩紙）によって採用されたことを知る。

マスコミ発表の翌日、福島県北部で急激な悪天候のため、雪崩に巻き込まれ10名が遭難したとの情報が入る。

晴原は迷いなくSDM出動の判断をし、現場へ急行。

さらに、雲田も上野の命令で共に現場へ向かう。

しかしSDMは試験運用中の為、大きなミスが起きれば正式運用が見送られるというリスクを抱えてのものだった。

現場に到着した２人は、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人（音尾琢真）、消防士長・園部優吾（水上恒司）、ドライバー兼料理人の丸山ひかる（仁村紗和）、情報班の山形広暉（岡部大）と、要救助者の捜索と避難指示にあたる。

晴原の『命を諦めたくない』という強い想いに圧倒される雲田は、彼の厳しさもその裏返しなのだと知る。そして、その想いの裏には５年前の忘れられない大きな悲しみが…。

出典：「ブルーモーメント」公式サイト

研究官という傍ら、お天気コーナーを務める柑九郎ですが新しく来た雲田とSDMに呼ばれました。

雪崩で早速の出動となり、さまざまなメンバーとの出会いがあります。

チームを率いる彼には大きな悲しい過去があった模様。

「ブルーモーメント」第1話ネタバレあらすじ・感想

SDM始動

図面を見ながら天候について語り続ける一人の男・晴原柑九郎。

傍には同じ研究官である園部灯が彼の分析を褒めています。

忙しそうにする柑九郎に灯は「聞いて欲しい話があった」とノートを渡しました。

時間がある時に呼んでみてと言いつつ、もう一つ大事な話があると言いますがこの日は言わず。

JBCテレビの番組プロデューサーの藤村は番組の準備中で柑九郎と話してます。

柑九郎は天気図を見て藤村にあるエリアで危険が迫っていると進言。

現場では灯が合羽を着ている模様。

柑九郎もまたここにおり、現地で非難指示を出していました。

2024年。

番組のお天気コーナーで人気となっており、意気揚々と説明を始める柑九郎。

気象研究所の部長である上野の案内で、ここに新人の雲田彩が入ってきます。

しかし笑顔のさっきとは一転、柑九郎は塩対応。

天気について厳しい事を言いながら、「天気予報は何のためにある？」と彩に質問。

彩は「外出の時、傘を忘れないようにするため、洗濯物をぬらさないため・・」など言いますが、彼は再び塩対応です。。

そんな柑九郎の態度に負けじと何で採用したんだと反発する彩。

思わぬリアクションにヤバイ奴だと柑九郎は言いました。

彩は中国からの帰国子女。

一方、ある会議で男性が新しく災害に対応する組織の発表をしています。

SDMと言うもので、特別災害対策本部。

彼は特命担当大臣である園部肇一。

各所からエキスパートを集めて未曾有の気象予測が要で、柑九郎が実質この要だと抜擢されていました。

消防士の服を着ている男性がいます。

彼は灯の弟で園部優吾。

柑九郎は灯のノートを見つめ、昔を思い出していました。

朝方、空を見つめてこの時間に見られるのがブルーモーメントだと灯が言います。

これが見られるという事は、いつもどおりの朝が来ると言う事。

「奇跡だと思わない？」と灯。

柑九郎もまた、「あぁ、間違いなく奇跡だ」と笑顔で答えます。

彩はスマホを見て、ある事を思い出していました。

姉と合流しようとする時、突風にさらされ自転車に乗る姉は建物の下敷きとなるところ。

初出勤する彩。

本当に来たのかと相変わらず冷たい柑九郎。

彼がお天気コーナーでキャラを変え仕事を続ける理由は、世の中のお天気リテラシーを高めるため。

福島県北部である災害が起きようとしています。

大きな雪崩が起こり、数名の人間が巻き込まれた模様。

指揮を執る柑九郎は肇一と連絡を取り合っていました。

まだ人材が揃ってないというSDMですが、ここまで来るのに5年かかったと言う肇一。

この災害に関しこのメンツでやれるのかと言う肇一に柑九郎は全身全霊を尽くすだけと言います。

柑九郎は彩と共に現場に向かう事に。

ついてくるな、帰れと言う柑九郎は再び天気予報は何のためにあると彩に言いました。

答えは今も昔も同じ。

それがわからないから辞めてもらうと言う柑九郎。

本部に肇一が来ます。

SDMが集まる場所ではメンバーが揃ってきました。

優吾が柑九郎の下に来て、「この人は人を救う事に取りつかれている」と言います。

彼は肇一の甥。

先輩でチーフの佐竹と共に彼らも現場に向かうのでした。

ヘリが出動。

上空からの眺めを見て綺麗と言いつつも、天気は時に怖い顔を見せると彩が言います。

しかし柑九郎は天気は時に人智を越えた力を持って不条理に多くの命を奪う。

俺たちが相手するのはそんな脅威だと答えました。

緊迫の現場

福島県へ到着。

速やかに捜索を開始しようとしますが、現地の救出班たちはSDMに反発心を見せます。

柑九郎は冷静に話しあと120分がリミットだと言うのでした。

お天気コーナーのキャラで防災の本などを出している彼の事は、あまり受けいられてない模様。

情報班の山形とドライバー兼料理人の丸山と合流します。

SDMの専用車が出動。

佐竹たちに指示を送る柑九郎。

最新の設備を見て感動する彩ですが、柑九郎はこの町の市長に会ってくるとの事。

災害でざわついている市長たちですが、柑九郎は早速現状を説明し避難指示を出すよう話しました。

ここまでやる必要はないのではと言う市長に、柑九郎は強く反論します。

無事、指示を出す事となりました。

まだ町では起きていない災害に人々には緊張感がありません。

彩の方にも、町の年に一度のイベントを中止するのに戸惑っていると言う声がありました。

指示を仰ぐと柑九郎は直接苦情を受け止めて来いと言います。

現場では彼に指示で、雪崩を回避できたと佐竹が言っていました。

彩は子供たちから苦情を受けてます。

大人たちも何で中止なんだと楽観的な意見が降りかかってきました。

しかし「悲劇は突然やってきます。起きてしまって初めて気付くんです。あの時こうしてればと。でもあの時はもう戻ってこないんです。」と訴える彩。

過去を思い出しながら、再三の中止を要請をします。

柑九郎の下には要救助者の情報が来ました。

彩は無事受け入れてもらい、戻ってきます。

雪崩発生ポイントは想像以上に最悪な状況。

その雪の量は10万トン。

「奇跡でもない限り、見つけ出せない。」

命のリミットが迫っていました。

柑九郎は要救助たちが雪崩が発生した時の咄嗟の対策を行って入れば助けられる可能性はあると言います。

彼が出していた本にはしっかりとそのやり方が書かれていました。

奇跡を起こすために、彼が世の中の気象リテラシーを高めようとしていた事に彩は気付きます。

佐竹や優吾が命をかけ救助の準備。

全員がそれぞれの役割を遂行していました。

肇一が言うには、5年前の事が今の柑九郎を動かしているとの事。

次々と救助されていきます。

彩はようやく答えがわかったと言いました。

「天気予報は、命を守るためにある。」

そのとおりだと言う柑九郎。

しかしそれだけでは救えない。

ここで初めて柑九郎は彩の名前を呼び、SDMの制服を渡す事となります。

上野は彩が柑九郎にとって必要な存在となると確信していました。

要救助者はあと1名。

何とそれは佐竹の弟です。

佐竹が発見しました。

しかし見つかった場所はこれから何が起こるかわからないとても危険な場所。

佐竹が走ります。

弟の手を掴みますが、雪が崩れ始めました。

「隊長！！」

二人は滑落した模様。

現場はひどい吹雪で、救助不能と判断されています。

柑九郎の脳裏にはあの事が甦っていました。

5年前、遺体安置所に到着した柑九郎。

憔悴した肇一がいます。

「君は、予測を間違えた。」と肇一。

灯は救助のため、命を落としたようでした。

最後の言葉・・それもわからないんですと柑九郎が言います。

話があると言われ、それっきりだったと悔やんでいました。

「妊娠していたんだ。」

肇一から明かされる衝撃の真実。

柑九郎はとてつもないショックを受け、「ごめんな・・灯・・。」と泣き崩れます。

現場に立ち尽くす柑九郎は「まだ終わってない。必ず助ける。」と言うのでした。

「ブルーモーメント」第1話ネタバレ感想と考察！なぜ灯は命を失ったのか？まとめ