2024年の4月期、テレビ朝日水曜よる10時枠のドラマは、山下智久さん主演の人気ドラマ『ブルーモーメント』。
その第3話が5月8日に放送されました。
災害対策のために結成されたエキスパート集団、SDM。
ここで指揮を執る柑九郎でしたが、雪崩の事故で二次災害が発生!
隊長の佐竹が救助されますが、彼はここで引退を決断。
柑九郎はその後釜に優吾を指名します。
新たな一歩を踏み出す事となりました。
果たしてこれから起こる事は何でしょうか?
この記事はネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
5月1日放送の第2話のあらすじはこちらからチェック↓
「ブルーモーメント」第3話あらすじ
SDM 気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下智久)は助手の雲田彩(出口夏希)、そして上野香澄(平岩紙)と共にSDM医療班候補者のプロフィールを見ていた。
新たにSDM消防班統括責任者となった園部優吾(水上恒司)も加わり、SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に向かい相変わらず罵詈雑言の嵐…。候補者の中に、天才脳外科医と言われていたが怪我で二度とメスは握れないと言われている汐見早霧(夏帆)がいた。
初期治療ならありとあらゆるケースに対応できると豪語する早霧だったが、復帰するための腰掛けのスタンスに「迷惑だ」と言葉を返す晴原。
そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生する。
晴原はSDM出動の指示を出すが、研修初日の出動に医療班統括責任者の志賀浩一郎(神保悟志)と共に困惑する医療チーム。
現場へ向かうと火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。
火災を食い止めるため、SDMのメンバーは地元消防隊とも連携を図る。
医療チームでは、志賀が難癖をつけ早霧に治療ではなく雑用を命じる。
その中でも鋭い洞察力で要救助者の症状の原因を把握する早霧だったが、彼女には、自身の怪我のきっかけとなった忘れられない過去の記憶があり…。
出典:「ブルーモーメント」公式サイト
ついに新メンバー登場の予感!
早霧は腕はピカイチのようですが、トラウマを乗り越えられるのでしょうか?
SDMが本当の意味で完成するにはもう少しだけ時間がかかるようです。
彼女の過去を知りたいですね。
これからしっかり解説してまいります。
「ブルーモーメント」第3話ネタバレあらすじ・感想
SDMの初出動。
佐竹隊長が要救助者と共に雪崩の二次災害に。
柑九郎の的確な指示で無事救出となりますが、佐竹は引退すると言います。
改めて優吾を隊長として、SDMは始動するのでした。
集められた医師候補
半年前。
医師・汐見早霧は絶対諦めない医師でした。
スーパードクターと言われ、周囲から持て囃されています。
ある日、屋上にいる患者を見つけました。
その少女は汐見に電話をかけます。
一日に何度も死を考えていた少女。
「先生に助けてもらった命、私いらない」
焦ってクッションとなるものを取りに行く汐見。
そう言って彼女はそのまま飛び降りました。
「先生、後悔しているんでしょ。私の命を救った事」と少女が言います。
相当なトラウマとなるでしょうね。
柑九郎は上野と雲田と会話。
医師が圧倒的に足りないと言いました。
手に持つリストの中には汐見が。
後日、候補となる医師たちを集めるSDM。
天才と呼ばれる医師の汐見ですが、彼女は全力で患者と向き合ってきただけと言います。
初期治療なら対応できると言う汐見。
彼女は腰掛けでここに来るつもりとの事。
柑九郎たちは、命を預けられる仲間が欲しいと微妙な反応。
そこに早速の出動要請。
火事が起きている現場。
消防士たちの懸命な救助活動と合流する優吾たち。
汐見たちも連れて行きます。
大規模な火事で深刻な状況になろうとしていました。
雲田は正式なメンバーとなり、気象予報士になるために勉強をすると宣言。
現場では、火事の原因を作ってしまった男性がよろけて治療に連れて行かれます。
汐見が駆け寄り対応。
しかし彼女は手が万全に使えない状況との事。
トラウマのせいでしょうか。
止められてあっさり引き下がった早霧を見て、疑問をぶつける優吾。
フェーン現象が起こると予測する柑九郎。
風速30mにもなると言いました。
これから発生するとされる場所では花見客がのんびりとしています。
柑九郎は優吾と連携をとるのでした。
肇一からも近隣の市町村に連絡がいきます。
満足に治療ができなくなっている汐見は一人、リーダー的な人物・志賀から足手まとい扱いを受けていました。
リーダーの彼はミスをしたくなくキャリアを傷つけたくない人物。
大臣の立花は5年前の事件について話しています。
本当に肇一が隠蔽したのか。
彼女はただ一方的に肇一を引きずり降ろしたいわけではなさそうです。
汐見の想い
柑九郎のもとへ汐見が来ます。
優吾によるとやはり彼女が優秀だと言う事がわかりました。
しかしある事がきっかけでその手腕をふるえなくなってしまった事も。
親からネグレクトを受けていた患者の少女。
当時、彼女は悲しそうに家庭の事を話しています。
親から必要とされてないと。
彼女が自殺しようとした際、右手が壊れてしまった。
黙っている早霧に「絶望も悪くない」と柑九郎。
彼は自身の気象予測を見誤った事で灯を失った事を話します。
彼女のお腹に新しい命があった事も。
「絶望の先に、最後に君の心に残る者は何だ?」と問いかけます。
身をもって絶望した彼だから言えるセリフですね。
汐見は手を治そうと強い意志を持っていました。
この手で救える命があるなら全力で患者を治したいと。
柑九郎は現場へ。
医療班にも指示を出します。
志賀は本部からの救援が来ず苛立っている模様。
そこに要救助者の様子が変だと連絡が。
患者の男性は病院に搬送するしかないと志賀は言いました。
汐見にその連絡が入ります。
しかし志賀は余計な事をするなと連絡した雲田に詰め寄りました。
悩んでいる汐見。
過去の事と、優吾の言葉や柑九郎の言葉を思い出し、自分に問いかけます。
「先生、後悔してるんでしょ。私を助けた事」
再び少女の言葉が頭を過りました。
その時、何も言えなかった汐見。
しかし今、「してない・・後悔してない。後悔してないよ」
「こちら汐見、今から向かいます」
ようやく彼女は動き始めました。
良かった!
志賀が汐見を止めるも、あなたの指示は受けませんと言う早霧。
今の私が、この手でも救える命がある、と現場へ向かいます。
その他の若手の医師たちは立ち尽くしていましたが、汐見の到着を願っていました。
肇一から志賀に連絡。
実績はあるが指導者としてふさわしくないと言う肇一。
自分のキャリアにばかり固執していた志賀に言います。
「園部さん、後悔しますよ!」
志賀はふてくされてその場を離れるのでした。
ようやく汐見が到着。
患者はエコノミークラス症候群と診断します。
事態はより深刻に。
「お願い、戻って来て」
意識を失った患者に心臓マッサージをする汐見。
果たして乗り越えられるのでしょうか?
トラウマと向き合う汐見
火災もまだ収まらず、優吾たちも奮闘中。
汐見も闘っています。
「死なせない、絶対助ける」
彼女の強い医師で医療班も一つになろうとしていました。
柑九郎も火災の現場でひたすら天候を見守っています。
懸命な治療により、要救助者の治療に成功しました。
肇一はチームが少しまとまって来て嬉しそうにします。
確実に完成に向かってますね!
そこに立花から連絡が。
救助を終え、優吾は汐見を選んでよかったと言いました。
汐見はただ自分の責任を果たしただけと言います。
改めて、汐見は柑九郎から医療班の統括責任者を引き受けてくれと言われました。
「その前に、向き合わなきゃいけない患者さんがいる」と汐見。
彼女は少女のところへ。
「後悔してる?」
それはもっとちゃんと助けられたら良かったと汐見は言います。
きっとあの時と同じ状況でもまた同じ事すると。
目の前の患者を助けられない事の方が後悔する。
「私が医者でいる限り、絶対柚希ちゃんを死なせないから」と笑顔で少女に言います。
その気持ちは真っすぐ少女に伝わった様子。
肇一の方は、明日ある記事が出ると柑九郎に言いました。
灯のせいで多くの命が失われた。
肇一がその記事を握り潰したわけではない。
誰か都合の悪い人間がいたはず。
灯の死に関わった人間が。
それはいったい誰なのでしょうか?
「ブルーモーメント」第3話ネタバレあらすじと考察!市街地で大火災発生!心に傷を負った天才医師まとめ
- 過去にキズを抱える医師・汐見の登場
- 天才と言われる彼女には絶対諦めない強い意志があった
- SDMでは優秀な医師が必要だと汐見たちを集める
- しかしトラウマ以来、手が満足に動かない汐見
- 火災が発生
- 現場では医療班リーダーの志賀が汐見を足手まといと除け者に
- 柑九郎や優吾の訴えかけで汐見は過去と向き合う
- 見事乗り越え、要救助者の命を救う
- 汐見はトラウマとなった少女と向き合い、過去を乗り越える
組織としてはすごくよくなってきましたね!次なる問題は?