2023年の秋ドラマとして、毎週水曜日21時より放送している人気ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」。
その第11話が12月22日に放送されました。
「あの子には弁護士資格がない」今日子に突然話すさくら。
動揺する杏ですが、ここに来て大橋いずみの案件に応えるべく奮闘する事に。
姉のさくらが相手でどうなるのでしょうか?
本当に弁護士資格がないのかが焦点ですね。
「うちの弁護士は手がかかる」最終話あらすじ
天野杏(平手友梨奈)は、蔵前勉(ムロツヨシ)や香澄今日子(戸田恵子)たちからの信頼に応えて『香澄法律事務所』に復帰する。
だが杏は、蔵前たちが総出で川の中から見つけ出してくれた弁護士バッジをつけていなかった。
まだ自分に弁護士資格があるかどうか、はっきりしていないからだという。
杏は、事務所の仲間たちに頭を下げ、青海医大病院による看護師・大橋いずみ(志田未来)の不当解雇の件に力を貸して欲しいと頼んだ。
人に頭を下げてお願いできるようになった杏の成長した姿に感動する蔵前たち。
そんな杏の思いに応えて、山崎慶太(松尾諭)、辻井玲子(村川絵梨)の両弁護士もやる気を見せる。
山崎は丸屋泰造(酒向芳)と、辻井は岩渕亮平(日向亘)とともにそれぞれ情報集めを開始する。
だが病院内には完全に箝口令が敷かれているようで、思うようには進まなかった。
一方、蔵前は杏とは別行動をとり、彼女の恩師・椿原(野間口徹)に会いに行く。
そこで「天野先生に弁護士資格がないというのは本当なんですか?」と問う蔵前。
するとそこに突然、今日子が現れ……。
出典:うちの弁護士は手がかかる 公式サイト
やはりさくらの言葉が重かったようで、律儀にも弁護士として動けない杏。
このまま退くのか?!
「うちの弁護士は手がかかる」最終話ネタバレ・感想
弁護士資格がないと、自由に動けない杏。
蔵前はどう動く?
最終話、注目です。
弁護士として・・
一度川に投げ捨てた弁護士バッジを握りしめ何か考え込んでいる様子の杏。
そこに蔵前が現れます。
いつもより早めに香澄法律事務所に出勤した杏は、まだ自分に弁護士資格があるかわからないと言いました。
そこで蔵前に「あの、お願いがあるんですが・・」と杏は切り出します。
杏は事務所のみんなに頭を下げ、いずみの不当解雇の案件に協力して欲しいとお願いをしました。
初めて人に頭を下げる杏に、みんな驚きます。
本当に、成長しましたね!
何だかんだで協力してもらう事に。
青海医大病院に来た辻井と山崎たちですが、不審な点を見つけます。
いずみの方は、師長より自分がミスで患者を殺してしまった聞きショックを受けていました。
蔵前は椿原のところに、杏の資格について真意を問い質しに来てます。
今日子も現れ、ある人物の弁護士試験の答案用紙を持ってきました。
何とそれは、杏の昔の答案用紙。
余裕で内容は合格ラインで、杏のものだと種明かしすると椿原は本当の事を話し始めます。
「さくらに口裏合わせを頼まれた」との事。
やっぱり!罠か。
そんななか、いずみがクライアントを降りたいと言い出します。
何故?!と急いで出て行こうとする杏に蔵前が弁護士バッジを渡しました。
「弁護士資格がないなんて嘘だった」
お姉さんが言ってたと言うと、杏は驚くのでした。
そして晴れて再びバッジを付け、さくらの元へ。
何て声をかけるのでしょうか?
いずみは戦意喪失。どうする?
さくらの元に来た杏は、何でこんな嘘を言ったのか問い質します。
「あたしはね、この子が嫌いなんです」蔵前に言う杏。
話をはぐらかそうとするさくらですが、杏たちは7年前の青海医大の事を追及しました。
しかしお父さんの事をどれだけ知っているのよと言いながら、「天野昌幸は正義の味方なんかじゃない」とさくら。
7年前の不正をした父ですが、さくらはその証拠を燃やしていました。
そして、これ以上邪魔をするなら威力業務妨害で訴えると言います。
本当にキツイ事しか言わないですね・・
蔵前はカオリとカラオケに来ており、何だか少しいい雰囲気。
翌朝、杏は体調不良を訴え診察は青海医大に行くことに。
クリスマスが近いため、蔵前はサンタさんから何か欲しいか杏に聞きます。
「カメレオン」答えに驚く蔵前。
やっぱり変わってますね・・
事務所のみんながお見舞いに来ました。
急にさわがしくなりますが、杏は何だか嬉しそう。
蔵前は一人、いずみの元へ。
沈んでるいずみに、蔵前は患者さんたちが待ってると言います。
みんなからの言葉に涙ぐむいずみ。
蔵前は、「一緒に戦ってくれませんか」と言いました。
一人でこっそり行動。カッコいい!
杏もまた情報収集。
少しずつ見えてきた病院の実態
青海医大には捜査目的で来たと言う杏。
ここには心臓外科の手術を受けるため、全国から人が集まっているとの事。
執刀を担当したのはほとんど武藤医師。
ハードスケジュールで動いており、医療ミスが起きても不思議じゃないと言います。
今日子たちみんなは、武藤が医療過誤のミスをし父が隠ぺいしたのではと推測しました。
何だか闇がありますね・・。
そこにいずみが現れます。
もう一度一緒に戦って欲しいと頭を下げるいずみ。
杏は快諾。
そしていずみは、何故訴えを取り下げようとしたかの答えを言いました。
院長から、人を死なせたのは自分だと言われたからといずみは言います。
ひどい話だ!
病院の医療過誤を訴える覚悟はあるかといずみに問う杏。
いずみはやる気満々です。
師長に詳しく聞こうとするも、一貫して口をつぐんでいました。
杏と蔵前は埒があかないと椿原の元へ。
椿原はゆっくりと口を開きます。
それは7年前の真実。
やはり武藤は医療ミスをしていました。
すぐに警察の元へ行こうとする武藤。
しかし父である院長が必死に止めます。
そして思いとどまらせる事に。
ここに居合わせていた昌幸もまた、「君には沢山の人の命を救う未来がある」とこれに加担してしまいました。
尊敬する父の言動にショックを受ける杏。
蔵前には、父を尊敬していた事、しかし不正に加担していた事を残念そうに話します。
今までの自分への優しさも嘘だったのかと言いました。
尊敬と真逆の行動に、ショックですよね・・。
蔵前は「人間だれしも、いつも正しくいられるわけではない」と昌幸の事は決して否定しません。
そしてやるべき事をまっすぐ見つめて欲しいと言います。
弁護士として、「私は、不正を決して許しません」杏は答えを出しました。
核心に迫る杏。
昔、ここで医療ミスがなかったか病院内を調べる香澄法律事務所メンバー。
武藤がミスをした事を嘆く患者に、その時の遺族の連絡先を聞きます。
しかし遺族に会うも何も喋ってくれず。
どうやらさくらが手を回しているようでした。
打つ手がなくなります。
杏と蔵前は武藤の所へ。
あの日何があったのか聞くも、口を割ろうとしません。
そこにさくらが現れます。
このままだと訴えると言う彼女は、和解交渉なら応じると言うのでした。
強硬な姿勢を崩さないですね・・。
今日子は師長の所に話を聞きに行きます。
必死の訴えで彼女の心を動かす事ができ、証言をしてくれると言われましたが結局圧力をかけられ話は無くなる事に。
院長から、「証言をしたら、看護師全員クビにする」と言われていました。
いずみも肩を落とします。
卑怯な・・
そしてさくらもその事を聞き、更なる圧力をかけてきました。
証拠はあるの?と言われるも、杏は「・・ありません」と言います。
ピンチななか、蔵前は武藤を連れてきました。
蔵前は武藤に、確かにあなたは優秀な医師で沢山の人を救ってきましたとまずは肯定します。
しかし、それを成功させるには周囲からのサポートなしではできないと。
「代わりはいると言った人たち、そんな人たちの支えがあったからでは?」
「そんな人たちの支えを、想いを裏切ろうとしている、二度も」
「救えなかった命を、軽くすんなよ」
カッコいいセリフですね!しびれる!
妹 対 姉、決着。
武藤は過ちを認め、司法の場で真実を話す機会を与えて欲しいと言いました。
しかし父は自分は関係ないと言わんばかりの発言をします。
そこに、彼からのいくつものパワハラやセクハラを受けていたと言う証言の映像の数々が流されました。
今日子たち、みんなで弱者をいたぶるような人は絶対に許さない!!と言います。
バッチリ決めましたね!
そして武藤はこの場にいたいずみに謝罪し、戻ってきて欲しいと言いました。
いずみは涙ながらに了承します。
勝敗は決しますが、さくらはまだ杏に悪態をつきました。
まだ父の顔に泥を塗るのかと言う杏は、「私は、誰かの幸せのために、他の誰かが犠牲になる事は正しいとは思いません」と言います。
するとさくらは杏のせいで、自分と母は不遇な時を過ごしたと怒りを見せました。
杏自身も、自責の念にかられていた事を話し自分なんかいなくなってしまえばいいとさえ思っていた事を話しました。
さらに、でもこんな私でも信じてくれ支えてくれる人がいる。
だから弁護士として正しいと思う道を選びますと言うのでした。
後日、裁判にてさくらは蔵前たちに負けるところを見に来たのかと言います。
蔵前は、杏に嘘をついたのは彼女のためだったのでは、と言いました。
尊敬するお父さんの真実を知られたくなかったからだと。
弁護士資格がないと嘘をついてでも、お父さんの不正を知られたくなかったと。
実は誰より妹の事を想っていたんですね。
しかしさくらは認めず、お母さんの事で私はあんたを許さない、だからあんたも私を許さなくていい言います。
「私は許します」杏は、もう一人じゃないからと返しました。
するとさくらは、「そう。良かったじゃん。お元気で」と言います。
みんなで楽しいクリスマスパーティー
最大の山場を終え、杏は飲み会の会場へ。
一番乗りで着くと、何とサンタが現れしばらく本物と信じ込んでいました。
しかし蔵前の変装で、純粋な杏をいじります。
するとクリスマスプレゼントで蔵前はロレックスの時計を渡しました。
杏は素直に、「ありがとうございます」と言います。
何だか、初めてちゃんと言った気が・・
蔵前は思わず、「御礼が言えて、偉いですね」と返しました。
するとみんなも来ます。
何と山崎とカオリが付き合い始めたと発覚。
そして宴会が始まります。
クリスマスって・・いいですね。
杏が言うと、蔵前は「先生、来年も一緒に」
何だか嬉しそうな杏。
「うちの弁護士は手がかかる」最終話ネタバレ感想とレビュー!杏の弁護士資格はく奪?!まとめ
さくらより、弁護士資格がないと言われた杏。
落ち込み何もできない杏でしたが、蔵前たちの奔走でそれは否定されます。
そして青海医大の一件。
不敵なさくらが相手でしたが、苦労の末に不正の証言を武藤本人から勝ち取るのでした。
やはり最高のコンビな蔵前と杏。
これからは、プライベートも充実しそうですね!
みんな幸せそうなラストで良かったです。