2024年10月よりテレビ東京では、金曜よる8時のドラマ枠をよる9時に移行し、”ドラマ9”になります。
そして、時間が移ってからの第一弾は『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』です。
その第1話が、10月18日(金)のよる9時から放送されます。
主演は、様々な役を演じているのはもちろん、アーティストとしても活躍している藤木直人さんです。
藤木さんの役は、地域医療が崩壊しそうな街の病院を再建するために奮闘する医師(Doctor)の紙子良。
そして、その紙子をいつも事件の捜査に、強引に連れ回す刑事(Detective)の弓削文平を演じるのは、寺島進さんです。
寺島さんも、今や名バイプレーヤーとしてたくさんのドラマに出演していますよね。
このお二人の共演は今回が初めてなんだって!どんなバディになるのか楽しみ〜‼︎
他の出演者は、早見あかりさんや大塚寧々さん、前田拳太郎さんなどだそうです。
そこでこの記事では、そんな新ドラマ『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』の第1話のあらすじと感想をネタバレありで解説していきます!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』第1話あらすじ
外科医・紙子良(藤木直人)は、経営破綻の危機を立て直すべく城斉市民病院に赴任する。病院再建の実績があり経営のスペシャリストとして呼ばれたものの、思いがけず院長代理も務めることに。早速、医師・西見和之(平岡祐太)をはじめとする古参スタッフに改革案を説明するが、専門家でもない新参者への視線は冷ややか。反論が相次ぎ紛糾してしまう。
そんな折、病院近くのショッピングモールで銃乱射事件が発生し複数の客が負傷。救急出動の要請が入り、紙子は看護師・石川咲良(早見あかり)らと急行する。騒然とした現場には、偶然居合わせた城斉署のベテラン刑事・弓削文平(寺島進)と交番勤務の警察官・牧野真二(前田拳太郎)が、自殺を図った犯人・山木健一(吉村界人)と被害者である瀕死の少年・柴田修吾の延命措置を行っていた。紙子はとっさの判断で山木の搬送を優先する。結果、犯人は一命を取り留め、修吾は死亡。紙子は修吾の父・柴田邦行(和田聰宏)や周囲から批判を受ける事態に…。
警察の上層部はただの無差別銃乱射事件として処理を進めるが、それに反発して捜査を続ける弓削。すると事件の裏に隠された悲しい真実が明らかに――。
引用元:『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』公式サイト
今回のゲスト出演者は平岡祐太さん、吉村界人さん、和田聰宏さんです。
今回の事件は、発砲事件だけど、その裏に隠された悲しい事実があるらしい。一体どんな事実なのか気になるね。
『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』第1話ネタバレあらすじ・考察
どんなドラマなのか楽しみですね。
そんな気になる『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』のあらすじをネタバレありで、紹介していきます。
城斉市民病院
場所は、わからない。
ある所でライフル銃の状態を確認して、いかにも怪しげな男がそのライフル銃を持ち出した。
そして、どこかへ言ってしまった。
シーンはガラリと変わり、城斉市民病院。
城斉市民病院を見上げる男。
紙子良(藤木直人)。
れっきとした外科医なのだが、破綻寸前の城斉市民病院の経営を再建するために赴任されてきたのだった。
しかし、前日院長が倒れてしまったため、急遽院長代理として赴任することになった。
早速、城斉市民病院の医師たちにどんなふうに経営再建をするのか自分の考えを解いた。
その最中に事件は起き、一報が紙子たち病院のスタッフに届いた。
ショッピングモールにて
自作の弁当を食べる男がいた。
城斉署刑事課長弓削文平(寺島進)だ。
自分よりもずっと若い牧野巡査に、警察官なんて暇くらいでちょうどいいんだと言っていたら、銃声が鳴った。
銃の乱射事件が発生した。
冒頭のシーンの男がライフル銃を構え、発砲したのだった。
負傷者が多数発生した。
この銃撃事件が、先ほど紙子たちに伝達された事件なのだ。
ついに出会った二人
現場に負傷者への対応をするため行った紙子たち。
小学生の男の子とその親らしき3人を犯人は狙って銃を撃った。
その後、自殺を図った犯人。
紙子は、もう息が絶えている撃たれた人たちより、まだ息がある犯人を優先して処置を行い手術をした。
その結果、犯人は一命を取り留めた。
この事件現場で弓削刑事と紙子医師は出会った。
事件の捜査は進む
犯人の名前は山木健一(吉村界人)。
事件が起こった時の様子を、被害者である修吾の父親の柴田邦行(和田聰宏)から弓削刑事は聴取した。
- 山木と柴田は面識がない。
- 柴田親子と一緒にいた女性は柴田の友人で看護師。柴田の息子の修吾が難病を患っているので相談していた。
- 柴田はもう撃たれると覚悟した瞬間、撃たれる直前に修吾が身をていして庇ってくれた。
- 次に山木は自殺を図ったが、それを咄嗟に牧野巡査が阻止して致命傷は免れた。
冒頭で出てきた場所に話を聞きにいく警察関係者
冒頭で出てきた場所は、山木が子供の頃両親の離婚がきっかけで祖父と共に過ごした家だった。
ライフルの扱いについて、祖父から教わっていたようだ。
祖父が亡くなった後、父親が戻ってきてすぐに失踪。
山木の部屋らしきところに、柴田の写真や行方不明者のリストに載っている人、計五人分の写真が貼ってあった。
行方不明者リストになっていた人物たちと山木の父親は、のちに山木が所有する山林から遺体で発見された。
柴田と一緒にいた看護師の写真が山木の家に貼られていたということで、通り魔的犯行の可能性はなくなった。
牧野巡査は、弓削刑事に、あとは捜査一課がやるから交番に戻っていいって言われてたのに、結局最後まで捜査に加わっていたね。
修吾の司法解剖をする紙子
紙子は、紙子の先輩の譜久村聖子医師(大塚寧々)とともに、修吾の司法解剖をすることになった。
紙子が司法解剖をするなんて、また父親が文句を言ってきそうな気がする。
- 心臓は、銃弾が直撃して破裂していて助けようがなかったこと。
- アセトアミノフェン(市販の鎮痛剤に含まれる)が血液から検出された。
- トラマドールという病院でしか処方されない鎮痛剤に含まれる成分が血液から検出された。
修吾くんは原因不明の難病だったということだが、必要以上に長期にわたってトラマドールを服用させられたことによる肝機能障害だったのではないかと思われる。
つまり、意図的に難病にさせられていたということなのだ。
修吾くんの難病を診ていた小児科医の西見医師(平岡祐太)も、そのことを聞いて悔しがっていた。
柴田は、息子の体を病気にして承認欲求を満たすという、代理ミュンヒハウゼン症候群だったのだ。
柴田と一緒にいた看護師が、倒産した病院から鎮痛剤を持ち出していたことがわかった。
いろんな事業に手を出しては失敗。
奥さんは、病死。
さらに炎上系の動画を作っても全く注目されず、ついに自分の息子である修吾くんに鎮痛剤を服用させた。
時期的にも、鎮痛剤を持っていた看護師と付き合い出した頃から、らしい。
難病になる前は、父親と仲の良い絵を描いていた。
一方、難病になってからはライフル銃で父親と、父親が付き合っていた看護師を撃っている絵を描いていた。
修吾くんは、友達に銃を撃ったことがあると自慢していた。
山木のライフル銃から修吾くんの指紋が検出された。
山木は、地元の子供が勝手に家に入ってきて触ったのだろうと苦しい言い訳をしていた。
しかし、二人が繋がっていたのは明白。
そして、山木の父親の遺体と共に発見された人たちは、子供を虐待していた人たちだった。
4人目のわずかな血液から、筋弛緩剤と睡眠導入剤が検出された。
これは、医療関係者が関わっていたということで、その人が共犯者であったということになる。
西見医師。
山木が子供だった頃に、虐待されていることを気づいたので西見医師は、警察に申し出た。
にも関わらず、助けてはくれなかった。
山木と修吾くんとの主治医だったというだけでは、証拠は不十分であるが、筋弛緩剤と睡眠導入剤を不正に入手した痕跡があるため、西見医師に事情聴取を行うことにした。
しかしーー、西見医師が行方不明になってしまった。
西見医師もまた、子供の頃に父親から虐待を受けていて父親を一酸化炭素中毒で死なせていたのだ。
親からの虐待を受けている人専門のネット掲示板に被害者の子供たちがコメントを載せていたんだね。
修吾くんもまた、その掲示板にコメントを寄せていたんだ。
西見医師は柴田を縛り付けて筋弛緩剤を注射しようとしていた。
それは一体どこなのか。
必死で紙子は山木を説得して、場所を教えてもらうことに成功した。
間一発で、西見医師と柴田を発見できた。
後日、山木は回復して、警察に連行されていった。
西見医師が捕まったあと、紙子は会いに行って話をしていたね。あんな穏やかに話できるのかなってちょっと不思議だった。
『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』第1話ネタバレあらすじと考察!のまとめ
第1話では、山木がショッピングモールで銃を乱射する事件を起こしたのがきっかけで、過去の連続殺人事件も明るみになりました。
- 城斉市民病院に外科医、紙子良がやってきた。
- 紙子は城斉市民病院を経済的に立て直すために来たのに、院長代理として赴任することになった。
- 今回の事件は、ショッピングモールでの銃乱射事件。
- 銃を乱射した犯人は、山木。
- 動機は、父親が子供を痛めつける虐待をおこなっていたから、というもの。
- 過去に連続事件も起こっており、その一連の事件を起こしたのは、西見医師だった。