2024年秋ドラマとして毎週金曜日よる9時より、人気ドラマ『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』がスタート。
その第2話が、10月25日に放送されました。
第1話では、外科医の紙子良(藤木直人)が院長代理として経営破綻の危機に直面した城斉市民病院に赴任する。
赴任早々、病院近くのショッピングモールにてライフル銃の乱射事件が起こる。
その事件も、過去の連続殺人事件と繋がっていった。
そしてそれは、被害者が子供に虐待をしていたことにまつわるものであったということがわかった。
三流大学出身の三流外科医と看護師の一人が言っていたけど、そんなことは全くないと思ったよ。
そこでこの記事では、人気ドラマ『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』第2話のあらすじと感想をネタバレありで解説していきます!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』第2話あらすじ
世間から“善意のおじさん”と呼ばれ親しまれていた中西英治(吉田ウーロン太)が殺害された。捜査の結果、昨夜、高校生ぐらいの少女が家から逃げていくのを見たとの目撃情報が。さらに少女が城斉市民病院に入る様子が防犯カメラに残っていたことも判明。弓削(寺島進)らは病院で少女の身元を探ろうとするが、紙子(藤木直人)はなぜか「守秘義務がある」と頑なに拒み続ける。一体、紙子は何を守ろうとしているのか?医者と刑事の矜持がぶつかり合う—!
引用元:『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』公式サイト
紙子先生は、なぜ警察に容疑者の少女の身元を明かさなかったのだろうか。捜査に協力しないといけないと思う。
『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』第2話ネタバレあらすじ・考察
前回のライフル銃乱射事件は、過去の事件や犯人との意外なつながりがあって、衝撃的でした。
さて、今回は一体どんな事件なのか、気になります。
海を見ながら泣いている少女
夜、海を見ている少女。
見知らぬ少女だったが、気になって紙子(藤木直人)は声をかけた。
「大丈夫ですか?」
少女は、泣きながら紙子の方を見た。
今回のキーマンとなる少女なのかな?
今回の殺人現場
紙子が見知らぬ少女に海で声をかけてから1ヶ月後。
ある家が殺人現場となった。
被害者について
- 名前は中西栄治、47才。
- 無職で、殺された現場となった、割と大きくて立派な家にひとりで住んでいた。
- 元々地主だったので、無職でも立派な家に住めていた。
- 死因は後頭部を殴られたことによる脳挫傷。
- 殺されたのは、昨夜と思われる。
- 遺体の第一発見者は遊びに来た友人。
- 昨夜、この家から逃げていく高校生くらいの少女が目撃された。
- 中西の人物像は、家出をするなどして居場所のない少年少女を泊めてあげたり、ご飯を食べさせていたため、”善意のおじさん”と呼ばれていた。
城斉署の刑事である弓削(寺島進)と牧野真二は、現場から逃げ去った少女の行方を追っていた。
すると、城斉市民病院に少女と似た女の子が入っていくところが、防犯カメラに写っていたのだ。
そこで、城斉市民病院の紙子に弓削たちは聞きに行った。
ところが、紙子は弓削に少女についての情報を教えることを激しく拒んだ。
弓削は紙子と共通の知人である、法医学者の譜久村に頼み、情報を開示してもらうように説得してもらった。
そして、対立?衝突?していた弓削と紙子だったが、今度は丁重に紙子に弓削は情報の開示を頼んだ。
紙子は、弓削に少女のことを何故話せないのかを話し始めた。
なんと彼女はまだ未成年であるが、妊娠していた。
そして親にも学校のクラスメイトにも知られないようにして出産するという、内密出産という選択をしていたのだ。
内密出産とは
周囲に知られたくない女性に対して、匿名性を保証し出産に協力するということ。
そういうわけで、頑なに彼女の名前などの身元を全く言おうとしない紙子だった。
しかし、そこはさすが刑事たちである。
彼女の所持品である図書館から借りていた本を手掛かりに、彼女の名前をはじめ、さまざまなことを調べた。
その少女について
- 名前は伊藤真由。
- 高校生で、17才。
- 本好き。
- お腹の子は7か月で、もう中絶はできない時期。
- お腹の子の父親は、同級生の高石ミチアキ。
- 由真は、祖母と父親と3人で暮らしていたが、祖母が亡くなったため、父親と二人暮らしであった。
- しかし、父親からモラハラを受けていたため、中西の家に泊めてもらっていた。
ところで、真由の父親も犯人ではないかと疑われた。
真由の父親は、中西の家に行って真由を返せと言っていて、それに対して中西は抵抗していた。
この時中西は、真由のことを思って保護しようとしているように見えたのだが、、、
真由の父親は、自分の権利ばかりを主張してくるように見えます。弓削もかなりの毒親と言っていたよね。
紙子の発言
真由が、自分の妊娠を同級生に知られたくないということもあるが、それだけではなく、家族にも知られたくないという気持ちも強くあった。
そして、父親になる子にも、家族にも頼れないし友達もいない。
一人で何を思っていたのだろうか。
妊娠は女性だけの問題ではありません。
しかし、苦しむのは女性ばかり。
我々医師ももっと真摯に向き合うべきです。
真由の病気
真由は、病院で検査した結果、多発性嚢胞腎という病気があることがわかった。
遺伝性の可能性が高いため、腎臓の疾患を持っている人が、家族にいないかを看護師に聞かれた。
この時看護師は紙子のことをクールでいまいちよくわからない人と病院の中で噂になってるって、言ってたね。
もっと前のシーンだけど、紙子にこのことを看護師がいうシーンもあったよね。その時紙子は全く気にしてないからすごいなって思ったよ。私だったら気にするよ。
真由の腕の傷
紙子は真由の腕に傷があることに気がついていた。
それはお父さんにつけられたものかと思ったが、お父さんとは離れていた時期、最近ついた傷だと見抜いた。
つまりそれは、中西がつけた傷ではないのかと紙子は察した。
親から虐待を受けている子は、その事実を言えない傾向にあり、そこにつけ込み中西は暴力を振るっていたのだった。
そして、真由は何故逃げなかったのかというと、妊娠していることをネットでバラすぞと脅されていた。
中西は酷い男だったんだね。でもよく悪い噂が立たなかったもんだね。
図書館の本を真由の代わりに返しに行った紙子
図書館に行った紙子は真由について図書館員のネモトに色々と聞いた。
その時に机に置いていた薬が、腎臓疾患の人が服用する薬だったため、紙子はとても気になった。
もしかすると、ネモトは真由の実の母親なのではないかと思ったのだ。
いっぽう、病院から抜け出した真由
真由は、スマホに来ているクラスメイトのメールを見て、自分が妊娠していることがみんなにばれていることを知って、病院からこっそり出て行った。
皆、血眼になって真由のことを探した。
そして、本に出てくるシーンが似ているところで、日頃からよく行くらしいという場所を、ネモトから聞き出した紙子はそこに行った。
そこで、紙子は真由と会えた。
死にたいと言った真由を説得した紙子。
その時、真由は産気付いた。
ついに犯人がわかった
紙子がネモトについて弓削に報告した。
そして事情聴取をネモトに行った。
家出して知り合いの家に泊まっているということを真由から聞いたネモトは、気になり真由の後をこっそりついて行った。
中西の家に入って行った真由が中西から暴行を受けていることを目撃したネモト。
中西に暴力は振るわないでくれと頼んだが、聞き入れてくれなかったので、ネモトは後ろから重たい灰皿で殴りつけた。
すると、中西は倒れ込んだ。
無事に赤ちゃんを産んだ真由
凛としている真由に、「なんでも協力はするよ。でも、以前の真由ちゃんとは違うような気がする。」と紙子は言った。
弓削も、父親となった高石に子供が生まれたことを知らせた。
そして、自分を置いて出て行った母親に会いたくはないと言っていた真由だったが、自分と産んだ子供の写真をネモトに送った。
その写真を見て、ネモトは泣いたのだった。
これから色々な人に支えられて真由の子供は育っていくんだろうと思った。
『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』第2話ネタバレあらすじと考察!のまとめ
第2話では、親から虐待を受けていた伊藤真由が、殺人事件に巻き込まれながらも、妊娠出産をしたという話でした。
- 伊藤真由という妊娠している少女を紙子は城斉市民病院に入院させた。
- 真由は極秘出産の道を選択したため、情報を漏らすことを紙子は拒んだ。
- 真由はモラハラを父親から受けていたため、家出して、中西という善意のおじさんのところへ泊まっていた。
- ところが、中西は本当は虐待を受けていた子たちに暴力を振るっていた。
- 真由がよく行く図書館のスタッフのネモトが実は真由の実の母親で、真由が小さい頃に家から追い出されたのだった。
- 真由を心配して後をつけていったネモトは、中西から暴行を受けている真由を見て、暴力を振るわないでと中西に頼んだが、受け付けてくれなかったのに腹を立てて、後ろから重たい灰皿で殴った。
来週の話はどういった話になるのでしょうか。
気になりますよね。