2024年の4月期、テレビ朝日火曜よる9時枠のドラマは、3年ぶりの連続ドラマ復帰となる石原さとみさん主演のオリジナルドラマ『Destiny』。
その第4話が4月30日に放送されました。
楽しかった青春の日々。
奏たちは大切な仲間、カオリを事故で失います。
それ以来いなくなった奏の恋人の真樹。
幾年もの月日が経ったある日、彼は再び現れました。
真樹は父・浩一郎と揉める事に。
そこにでくわした奏。
真樹の口から、父の死やカオリについて語られます。
奏は結婚を控えながらも、真樹に惹かれ二人はまた唇を重ねるのでした。
このまま二人はどうなるのでしょうか?
この記事はネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
4月23日放送の衝撃の第3話のあらすじはここからサクッと確認できます♪
「Destiny」第4話あらすじ
梅田祐希(矢本悠馬)&知美(宮澤エマ)夫妻の家で、偶然再会した西村奏(石原さとみ)と野木真樹(亀梨和也)。
大学時代の仲間が12年ぶりに揃ったにも関わらず、気まずさから家を飛び出した真樹だが、知美の制止を振り切った奏が追いかけてきて――。
翌日。真樹はひとり、自分が一体何をしたくて12年ぶりに帰ってきたのか、そしていつも確たる居場所というものがなかった幼い頃に思いを馳せていた――。
3歳の頃、実の母が突然いなくなって以来、人を好きになるのが怖くなった真樹。仕事優先の父・野木浩一郎(仲村トオル)や新しい母に反発し、家を出たい一心で長野の大学に進学。
そこで出会ったかけがえのない仲間たち、そして初めて本気で好きになった奏…と、ようやく自分の居場所を見つけたはずだった。
が、仲間のひとりである及川カオリ(田中みな実)の事故を機に、その居場所はあっけなく消滅し…。
一方、恋人・奥田貴志(安藤政信)との結婚の話が少しずつ進み始めた奏もまた、真樹との再会に心を揺さぶられていた。“真樹との恋は、過去のことだ”と自身に言い聞かせる奏で…。
そんなある日、「横浜地検」に真樹がやってくる。「あの日のことを話す」――。
なぜカオリの運転していた車のハンドルに真樹の指紋が残っていたのかを疑問視する奏に、真樹はあの日、車の中で起こったことを語り始める。
その告白をきっかけに、繋がり始めた《20年前の英介の死》と《カオリの事故死》――。
奏と真樹が巻き込まれた2つの事件の真相が明らかに!
出典:「Destiny」公式サイト
さらに、2つの事件にはまだまだ知るべき《真実》がある…と、過去と真正面から向き合う決意を固めた2人の《禁断の初恋》も、再び動き出すことに…。
とうとう真樹の口から過去の真実が語られる事となりました。
それを知った奏は何を思うのか?
貴志という存在がありながら、奏はこのまま真樹の下へ行くのでしょうか?!
これからしっかり解説してまいります。
再び交わった二人の未来が気になります。
「Destiny」第4話ネタバレあらすじ・感想
真樹と再会した奏。
彼は浩一郎が英介とカオリについて何かを知っている模様。
揺れ動き始めた奏の心。
再会し、とうとう二人はまた惹かれ合うのでした。
二人が過去を振り返る時
あの頃と同じく、激しく惹かれ合いキスをする奏と真樹。
「忘れて・・」真樹が言います。
「無理だよ」と奏。
すると真樹は「じゃあ、忘れないで」と言うのでした。
奏と会うと、感情が溢れてしまう。
後日、真樹は一人歩いています。
母との記憶。
手を繋ぎ、ある場所で「ここで待ってて」と言われ母はそのまま帰ってきませんでした。
死んだセミを見ながらー。
あの頃から人を好きになるのが怖くなってしまったー。
父。あの人はずっと忙しかったみたいだ。
どうでもいいけど。
新しい母も来た。
でも悪い事もそれなりに経験した真樹。
そのたび、浩一郎が解決してくれた。
地方の大学に来たのはあの家から逃げ出したかったから。
辛い過去ですね。
真樹は信濃大学に行き、みんなと出会います。
最初に出会ったのは柚希。
凍り付いていた自分の心が解けはじめるのでした。
それから知美、カオリ、そして奏と出会った。
屈託のない笑顔で笑うみんなと過ごした楽しかった日々。
でもある時、自分がそれを壊した。
カオリとのドライブで。
久しぶりに実家に帰ると、自分抜きの楽しい家族像がそこにあります。
彼らは誰かの犠牲にそれが成り立っているとも知らずに。
次は奏の場面。
真樹との恋は、過去の事だ。
そう言い聞かせる奏。
貴志との幸せが目の前にあります。
「ここもう狭くない?広い所に引っ越す?」という貴志。
でも転勤が絶対あるからどうかなと奏は言いました。
「検事を辞めて弁護士になったら、ずっと一緒にいられるんじゃない?」
不意に貴志が言います。
戸惑う奏は、彼がずっとそれを望んでいた事を知るのでした。
思わず言ったこのセリフが本音ですね。
後日、大畑に検事を辞めたいと思った事はないかと聞く奏。
彼女もまた一度だけ考えた事がありましたが、周囲全員を敵にまわしたとの事。
一人前になれず、それくらいで悩むほどの覚悟ならいっそスパッと辞めなさいと大畑は言うのでした。
その言葉に納得し、奏は真樹の事を考えます。
帰路につこうとした時、真樹が待っていました。
「話したい事があって」と真樹。
奏もまた「聞きたい事があった」と言います。
自身の事務所に真樹を招きました。
核心に迫る奏。
真樹はバニラアイスを買ってきます。
あの時、約束したからー。
その言葉を聞き、奏は思わずあの日を思いだし泣きそうになるのでした。
「全部、話すよ」と真樹。
果たしてどんな真実があるのでしょうか?
真樹から語られる真実
「何か、取り調べみたいだ」と真樹が言います。
奏は、話してもらわないと前に進めないと言うのでした。
まず奏が聞いたのは、どうしてカオリのハンドルに真樹の指紋がついていたのか。
真樹はあの日を振り返ります。
カオリに呼び出され、合流。
車に乗り。カオリから奏と付き合わない方がいいと言いました。
「カオリのパパは自殺じゃない。殺されたんだよ」とカオリは言います。
にわかには信じがたい奏。
カギとなったのは環境エネルギー汚職事件。
これをきっかけに浩一郎が有名になり、英介は自殺した。
カオリは何か変だと言います。
その時、有名な政治家たちの怪しいものは全部もみ消され奏のパパだけが押し付けられた。
世間から犯人扱いされ、死んじゃった。
カオリはどこまで知っていたのでしょうか?
さらにカオリは浩一郎と英介が元同僚だった事、ライバルだった事も知っていました。
何も知らなかった真樹。
車を停め、会話は深い所へ。
「何でそんな事知ってるんだよ」真樹が言います。
「だって私、真樹のお父さんに会いに行って全部聞いたから!」とカオリは言うのでした。
単身、カオリは浩一郎に会っていたのです。
「おまえ何やってんだよ!!!」と激昂する真樹。
そんな彼に、「だから、真樹と奏は付き合ったりしたらダメなんだよ!」とカオリが言いました。
「ねえ、一緒に死なない?」と不意に言うカオリ。
するとカオリが車を走らせ暴走します。
「どうして私は一番欲しい物が手に入らないの?!」
対向車線にもはみだす勢いで走るカオリのハンドルに手をかけ、止める真樹。
「カオリ!!!」
真樹が叫ぶも、カオリは止まりません。
やめろと何度言ってもカオリは止まらず、気付いたらハンドルを切っていました。
「じゃあ、カオリが自分でハンドルを切ったの?」奏は聞きます。
頷く真樹。
奏は「じゃあ、何であの時あんな事言ったの?」と続けました。
カオリの葬式の日。
「俺、俺がカオリを殺した」と。
真樹は、俺がカオリを殺したも同然だと言います。
そういう事だったんですね。
真樹は、あの時冷静になれなかった事を悔いていました。
でもカオリに振り回されるのに疲れてて、浩一郎の事にも触れられたから・・。
あの日、自分が死ぬのも怖かったからハンドルから手を離した。
そして後日、浩一郎が現れカオリの過失で全てが片付いた。
結局そうなってしまったため、俺が殺したんだと真樹は言います。
泣いてしまう奏。
「どうして何も言わずいなくなったの・・?」奏が聞きました。
「みんなに会わせる顔がなかった」と真樹。
憔悴する真樹に、奏がどこかへ電話をかけます。
後日、二人は柚希たちの下へ。
彼らがそれを知りどう思うのでしょうか?
事件は新たな展開へ
柚希たちに、全てを話した真樹。
何も言わずごめんと真樹は謝罪します。
すると「違う、違うの」と知美が言いました。
「私なの」と知美は、あの事件の事を自分がカオリに教えたと言います。
当時、知美は卒論で冤罪事件の事を調べる中で環境エネルギー汚職事件に辿り着いた。
そこで英介と浩一郎の事を知り、カオリに話します。
それを聞いてからカオリがだんだんおかしくなってきたとの事。
二人に全部言おうとしたカオリですが、知美は相手にしなくなりました。
するとカオリは勝手に東京にまで押しかけています。
「私、真樹のお父さんの所まで行ったんだよ?」とカオリ。
すると苛立つ知美は、「就職でも頼みに行った?」と言ってしまいました。
就活が上手くいってないカオリはその言葉でショックを受けます。
「そんな事言う?!ひどいよトモ・・」
仲が良かっただけに、思わずひどい事を言ってしまいましたね。
するとカオリは走ってその場を去りました。
腹が立つ知美は追いかけもせず。
それが知美が見たカオリの最後。
いつもその事を思い出していた知美。
「私がカオリを・・」知美は泣き出します。
あれから時が経ち、35歳となった今もカオリの過去から抜け出せていなかった真樹と知美。
話を終えた奏は真樹にこのままでは帰れないと歩いて話します。
「私たち、ずっと友達でいようね」カオリが当時言っていたセリフ。
みんな笑ってたけど、今思えばカオリは本気だったと奏。
知美と話す柚希。
あのケンカの事は、実は聞こえてたから知ってたとの事。
それから勢いのように自分と付き合ったと柚希が言いました。
でも知美は、授かった娘がカオリの生まれ変わりのような気がすると言います。
知美は「ありがとうね」とずっと支えてくれた柚希に感謝するのでした。
知美のために頑張るから、「これからも一緒に生きて行こうぜ」と柚希が言います。
知美は嬉しそうに笑うのでした。
二人は改めて、ようやく前に進めそうですね。
真樹との別れ際。
真樹はあの人は絶対に許せないと浩一郎の事を言います。
しかし「私が調べる」と奏。
改めて検事として事件にキチンと向き合い、浩一郎と英介の事を調べると。
「むやみに人を疑うわけにはいかない。だって、あの人は真樹のお父さんだから」と奏は言いました。
真樹は奏が立派な検事になったと少し嬉しそうにします。
「星、見えねえな」真樹は空を見上げました。
「見えてる」と小さい星を見上げる奏が言います。
しかし二人を見つめる姿がありました。
貴志が見ていた模様。
それからというもの、奏は合間をぬって事件の事を調べます。
しかし手がかりはなし。
真樹が貴志から診察を受けています。
少し痛みがあるとの事。
海外にて、「胆のうがん」と言われていたと言う真樹。
ある日。
浩一郎が柚希の下に来ました。
貴志は真樹に治療をどうするかを聞きます。
そこで貴志から質問。
「つかぬ事を聞きますが、信濃大学出身ですか?」
そうですけどと言うと貴志は、「私も、婚約者も信濃大学出身です」と言いました。
「婚約者の名前は、西村奏です」
とうとう奏の話をする貴志。
奏は大畑から事件を知る人物のメモを渡されある場所へ。
そこにいた新里という人物。
何度か奏と会った事があると言う新里。
新たな証言者からどんな真実が語られるのでしょうか?
「Destiny(デスティニー)」第4話ネタバレあらすじと考察!ついに真実の扉が開く
真樹と再会し、あの頃の感情を思い出す奏。
とうとうあの日の真実を聞きました。
父の事件の事をいちはやく知ったカオリは真樹に伝えます。
しかし苛立つ真樹は話を聞かずカオリは暴走。
止めようとしましたが、そのままカオリだけ事故死。
知美たちにも話すと、彼女は自分のせいだと事件の事をカオリに話したと暴露。
真樹との帰り道、貴志が二人を目撃しました。
真樹は胆のうがんを患っている事が判明。
新たな証言者から話を聞く事となる奏。
事態は一気に急展開ですね!!