2024年の春ドラマとして、毎週火曜日21時より人気ドラマ「Destiny(デスティニー)」が放送中。
その最終回が6月4日に放送されました。
浮かび上がってきた20年前の真実。
そこでは奏の父が追い込まれた末に、命を落としてしまっていました。
貴志とは別れる事になる奏。
呆然とするなか、ニュースに目をやる奏はある人物を見て驚いていました。
東議員。
彼は浩一郎と英介の一件で関わっていた人物。
全てが繋がった奏は浩一郎に再び会いに行きます。
何が隠されていたのか気になります。
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『Destiny(デスティニー)』最終回あらすじ
ニュースで民事党総裁就任報告を見ていた「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、20年前、『環境エネルギー汚職事件』で「東京地検」特捜部の主任検事を務めていた父・辻英介(佐々木蔵之介)のことを思い出す。
弁護士・野木浩一郎(仲村トオル)の力で無罪を勝ち取った東正太郎議員(馬場徹)。
そして、身に覚えのない疑惑を掛けられ、命を絶った父――。
しかし次の瞬間、奏はテレビ画面に映った男に釘付けになる。正太郎の父親で元総理の東忠男(伊武雅刀)。
そして、その傍らで拍手している男こそ、野木真樹(亀梨和也)が容疑者となった『野木邸放火事件』の現場で目撃され、宅配業者の置き配証明写真に写り込んでいた人物だった!
国会議員便覧を調べ、その男が東元総理の秘書・秋葉洋二(川島潤哉)だと確認した奏は入院中の浩一郎の元へ…。
「環エネ事件」の“真相を封じ込めた”父の死、友人・及川カオリ(田中みな実)の事故、真樹の失踪、そして放火事件…すべてが繋がっていると確信した奏は、浩一郎に真実を教えてほしいと懇願する。
20年前、「環エネ事件」の公判で検察側の証拠をすべてを覆し、東正太郎議員を無罪へと導いた弁護士・浩一郎。そんな彼の自宅を放火し、命を狙ったのが秘書の秋葉だったという事実を突きつけ、「とても無関係だとは思えない。あなただけが知っていることがあるはず」と切実な思いで問いかける奏に、浩一郎はとうとう重い口を開く――。
一方、病状が進行した真樹は、貴志(安藤政信)の執刀で手術を受けることに決めたのだが…!?
ついに明かされる驚がくの真相。奏と真樹の運命的な恋にも決着のときが訪れる。
出典:「Destiny」公式サイト
20年の時をかけたサスペンス×ラブストーリー、ついに運命の最終回!
全ての事件が繋がった。
カギとなる人物、秋葉はどんな秘密を持っているのでしょうか?
その入り口には浩一郎の持つ何かがあるはず。
奏と真樹、二人はどんな運命だったのか結末をこれからしっかり解説してまいります。
決着が楽しみですね!
『Destiny(デスティニー)』最終回ネタバレあらすじ・感想
手詰まりかのように見えた20年前の事件。
しかしテレビの報道により奏は何かに気付きます。
向かうは浩一郎の所。
何を聞きたいのでしょうか?
明かされた真実
事件の全貌が見えてきたー。
浩一郎の下へ向かった奏。
置き配の配達員が写った写真を持って来て、東議員との関連性を問います。
奏「東太郎元秘書と放火犯は同一人物です」。
彼こそが浩一郎を狙った。
浩一郎だけが知る事を聞きたいと言います。
「そこまで、辿り着いたか・・。」と浩一郎。
当時独立したばかりの浩一郎。
彼は突然、東忠男に呼ばれます。
環境エネルギー汚職事件で、東正太郎が圧力をかけた証拠を掴まれたと聞きました。
「あれはねつ造だ」と東。
にわかには信じがたい話でしたが、これが事実ならばあってはならないと無罪を主張。
当時の浩一郎は正義を勝ち取ったと信じていたと話します。
しかしその後、東忠男が「目論見通りの働きをした」と笑いました。
ここで浩一郎はやっと仕組まれたものだと気付きます。
彼こそが黒幕であり、検察を貶めようとした。
浩一郎もまた操られていた事に気が付かなかったんですね。
そして辻英介が亡くなった事を聞いた浩一郎は驚きます。
浩一郎「彼は尊敬すべき先輩だった。後悔しなかったと言えば、嘘になる」。
「ありがとう」。
あの事件を境に浩一郎の地位が上がっていった。
そんな折に、カオリの事件が起こりました。
彼女が浩一郎の下を突然訪れてきて、奏の存在をちらつかせます。
しかし取り合う事はなかった浩一郎。
その後にカオリが亡くなりました。
終わった後、秘書の秋葉が浩一郎に接触してきます。
口封じのために。
すぐに放火が終わりました。
それから毎日のようにあの花が贈られてきた。
「西村検事、君は青い。青いがそれを武器にこの事件に挑むなら全面的に協力する」と浩一郎。
彼は弁護士人生を捨てる覚悟でこの話をします。
強力な味方ができましたね!
帰って大畑に報告した奏。
驚く彼女ですが、何と加地が秋葉と繋がっていたと言う事を聞きました。
ずっと奏を監視していたとの事。
まもなく秋葉は放火で取り調べを受ける。
ここでどこまで尻尾を掴めるか。
大畑「ここからが勝負よ」。
奏は闘う決意を改めてするのでした。
真樹の所へ行き、浩一郎との事を話した奏。
当時、浩一郎がある人物に脅されていた事と何も知らずにあの裁判で闘っていた事を話します。
「それで、あの人の言う事を信じるのか?」と真樹。
しかしここで浩一郎が真樹を心配して、生きていて欲しいと言っていました。
浩一郎「真樹は僕の、大切な息子だ」。
奏もまた、真樹に生きる事を諦めて欲しくないと言います。
真樹はここで貴志にオペされるのが怖いと冗談を言いました。
しかし真剣な顔で、「奏、感謝してる。こんなに俺のためにやってくれて」と真樹は言います。。
嬉しそうな顔をする真樹。
これで後は闘うだけですね。
最後の闘い
秋葉の経歴を洗い出す奏。
ここに加地が荷物を片付けにやってきました。
奏は加地に、秋葉と携帯で連絡を取り合っていたかを聞きます。
ガラケーを渡されたとの事ハッとする奏。。
押収したガラケーを見に行き、汚職で使ったものと一致した事を確認。
当然、データは消去。
そう言いながらも、ずっと料金は支払われている。
なぜ?
真樹の下へは知美たちが来ていました。
色々ありましたが、ようやく再び笑い合う事ができた真樹と祐希。
真樹は手術へ。
貴志が待っており、真樹もまたこれから闘いに臨みます。
真樹を見送った二人。
そこで知美が「私、司法試験受ける」。
と突然の発言。
祐希は驚きますが、嬉しそうにするのでした。
色々ありましたが、前を向けて良かったです。
奏は秋葉との取り調べ。
容疑を否認する秋葉。
奏はガラケーを出します。
「この携帯電話に、見覚えはありませんか?」
「いいえ」
奏「あなたの自宅から押収されたものです」。
環境エネルギー汚職事件のねつ造メールの話をしました。
これは今回使われたものと同じものだという奏。
それでも否定する秋葉ですが、決定的な証拠をつきつけ一致する事を話します。
当時、この携帯を使ってねつ造メールをしその後すぐに東議員の正式な秘書となった。
そして放火でもこの携帯を使い、東議員から放火の指示を受けた。
秋葉はひるむことなく、「僕がそうだと言えば、あなたは納得しますか?」
秋葉「お父さんの恨みは晴らせますよね」。
しかし奏はそれを否定。
検事として真実を明らかにしたいだけと言います。
そう言うと、秋葉は笑いました。
秋葉は自分がおかしくて笑ったと言います。
何かあった時に、先生に殺されないように大事に持っていたお守りの携帯電話。
これが自分の首を絞めるなんてと。
こんな事なら消しておけばよかったと言う秋葉。
認めたようですね。
奏は真樹の下へ。
貴志と知美たちが待っており、オペは無事終了したと聞きます。
では、と去る貴志を呼ぶ奏。
奏「貴志、ありがとう。本当にありがとうございました」。
貴志は医師としての使命を果たしただけと言いました。
目を覚ます真樹。
奏がいます。
「奏・・・」。
真樹は今、ちゃんと生きてる事を実感しました。
「真樹は、生きてるよ」。
二人は笑い合います。
その後、記者会見で大畑が対応。
秋葉が放火と殺人未遂で起訴され、東忠男もまた放火と殺人未遂教唆で逮捕されました。
大畑は環境エネルギー汚職事件との関連性をマスコミに話します。
辻英介が職責を問われ追われた事を話し、彼の潔白を伝えました。
見つめる奏の脳裏には幼き自分と父との思い出。
大畑が奏に視線をやると、奏は会釈をします。
これで晴れて世間に潔白を証明できました!
その後
奏はお墓参りへ。
知美と祐希がいました。
真樹はまだ合流してません。
しかし彼は一足先に来ていました。
カオリの好きなクリームソーダを供えて。
勝手な事をしてと言う面々でしたが、真樹はきっと一人でカオリと話したかっただけと思う奏。
あの日の事を。
みんなで手を合わせます。
母校では昔話に花を咲かせていました。
奏が出会う前、知美や祐希はカオリから腕を組まれた事を思い出します。
真樹だけは、カオリからいきなり「めっちゃ好み」と言われ友達になってと言われていました。
そんな話をしながら、あの頃のように盛り上がります。
ようやく平穏が戻ってきました。
夜になり、奏は真樹と帰路へ。
奏「真樹、どこへ帰るの?」
真樹「親父が、帰ってこいって言うんだ」
二人は和解し、奏は嬉しそう。
奏で「真樹、絶対元気になってね」。
真樹「うん」。
奏で「さよなら」。
真樹「奏」。
「ありがと」。
奏「うん?」。
真樹「生きようと、思わせてくれて」。
頷き、奏はその場を後にします。
振り返ってはいけない。
だって。
私と真樹は出会ってはいけない運命。
絶対に、重なり合う事のない。
そういうと、奏は振り返ってしまいます。
真樹はずっと奏を見つめていました。
微笑む真樹。
奏もまた微笑みます。
真樹の下へ走る奏。
ハッピーエンドで良かったです!!
「Destiny(デスティニー)」最終回ネタバレあらすじと考察!奏と真樹の運命的な恋が完結! まとめ
- 膠着したかに見えた放火事件
- ここで防犯カメラの映像から奏がある男の姿を発見
- 奏は浩一郎の下へ向かい、東議員と秘書について質問
- 彼らこそが真犯人であり、英介を追い込んだ事が発覚
- 当時、何も知らなかった浩一郎
- 彼の協力を得て、最後の闘いへ挑む奏
- 鍵となるガラケーと全ての証拠を集める
- 闘いの末に、見事これに勝利
- 全てが終わりみんなでカオリの墓参り
- 奏は、真樹との運命を乗り越え共に生きる事に
二人のDestinyはまだまだ続くようですね!