2023年10月20日にスタートしたTBS系、金曜22時枠の連続ドラマ『フェルマーの料理』の第3話が11月3日に放送されました。
前回の第2話では、「K」の一員として認められるための賄い試験に合格した岳(高橋文哉)。
予告動画では、そんな認められたばかりのガクがメインシェフとして厨房に立つ!?
そして、かつて数学者学者を諦めるきっかけになった幼馴染との再会。
前回まかないに唯一合格を出してくれず名前を教えてくれなかった孫六(板垣李光人)はどんな行動に出るのか。
それでは第3話のあらすじと感想をネタバレありで紹介していきたいと思います!
ネタバレを含みますので、まだ内容を知りたくないという人は見ないようにしてください。
「フェルマーの料理」第3話 あらすじ
ようやく「K」の一員として認められた岳(高橋文哉)はほかのスタッフたちとともに蘭菜(小芝風花)が作った新メニューの候補を賄いとして試食することに。
蘭菜は料理界では難しいとされる肉と魚介の組合せを、旨味の相乗効果を用いて見事に調和させてみせた。
試食した岳は味を数式に当てはめて逆算し、蘭菜が採用した調理法や食材を見事に言い当てる。
そんな岳に海(志尊 淳)は、大事なお客様をお迎えする臨時休業日の厨房を任せることに。
海がサポート役に指名したのは孫六(板垣李光人)。
実は孫六は岳のことをまだ認めておらず、岳に名前すら教えていない。翌日、岳は蘭菜の相乗効果のアイデアを借用して大事なお客様への一皿を完成させようとするが、なぜか計算したとおりの味にならない。
あらすじ|TBSテレビ 金曜ドラマ『フェルマーの料理』
そこには旨味のトラップが隠されていた……
そしてついにやってきたその大事なお客様は、岳の幼馴染で数学オリンピックのライバルだった・武蔵神楽(久保田紗友)とその父・魏一(堀部圭亮)であった……
なぜ、孫六は認めてくれないのか。その原因とは何なのでしょうか?
「フェルマーの料理」第3話 ネタバレ感想・考察
それでは早速第3話のあらすじや私がドラマを視聴しながら感じたことなどを、ネタバレありで解説していきます!
海に臨時貸切でメインシェフを任された岳が作り出した料理とは?!
海(志尊淳)に任された臨時貸切営業の日、蘭菜(小芝風花)から得た旨味の相乗効果を利用した逸品を作ろうとしたが、1+1+1という2つの旨味ではなく3つの旨味を組み合わせようとして失敗してしまいました。
そこで思いついたのが父や幼馴染武蔵(久保田紗友)との思い出のお茶漬けでした。
完成させた料理を提供する前に岳は武蔵のもとへ。
完成した料理を前に感動と岳への悔しさが抑えきれなかった孫六(板垣李光人)はその料理をすべて食べてしまいます。
それを見た岳は、なぜと思いながらも考えてきたレシピを参考に2人で料理を作ろうと提案します。
そして孫六のアイディアを生かしたお茶漬けを作るのでした。
魚と肉の相乗効果?!
豚肉とカニの相乗効果もだけど、生ハムと甘鯛の相乗効果も美味しそう過ぎる!!
それにしても孫六食べるなよ、、、、、、完成品。
岳の料理への幼馴染の反応は?!
岳が数学から逃げたと思っている武蔵は、
「昔は数学の解き方が美しく岳を面白いと思っていたが、いつしかつまらなくなった」
と語りました。
幼いころから共にし、大会にも一緒に参戦していたが、岳が数学の世界から離れたことに対しても軽蔑しているようです。
しかし、数学的理論を用いた岳の料理を食べ、岳の考え方を聞き、今の岳は面白いと賞賛するのでした。
数学的理論を料理人でなくても理解してもらえるのはさすがだな
今の北田君はつまらない。はっきり言いすぎ(笑)
孫六との関係いかに?!なぜ名前を呼ばないのか判明
2人で制作した料理が賞賛され、孫六は自分のことについて話し始めました。
実家が京都の料亭で父親は自分のことを名前で呼んでくれず、ずっと「おい」などと呼ばれていたと。
そしてだからこそ、認めたくない岳に対して名前を教えないし、岳のことも名前で呼んでなかったのでした。
しかし、この料理が認められ、岳のことを認めることで名前を教えるのでした。
海様は2人が協力することを見込んで、2人を組ませたのかな。
名前教えてくれてよかった。
2024年の未来はどうなる?!
毎回少しずつ描かれる2024年の世界線。
そこに海の姿はなく、岳が料理長のスカーフを付けています。
そして、スタッフたちは全員岳の横暴ぶりに限界を迎えていました。
「調和のない料理は食べられない」
そう言い放った料理は今回の孫六と岳の初めて協力して作ったお茶漬けだったのです。
ほぼ1年でここまで変わる岳は本当に怖すぎる。
海様は何でここにいないのだろうか。
「フェルマーの料理」第3話ネタバレ感想・考察!口パクの内容は?! まとめ
今回のフェルマーの料理は、肉と魚の相乗効果から生まれる孫六と岳の友情の始まりが描かれた話でした。
蘭菜の発見した相乗効果を元に作り出した岳と孫六のお茶漬け。
開けた瞬間に勝負が着くような料理であり、生ハムと甘鯛の旨味が跳ね上がるような料理に対して、幼馴染の武蔵も絶賛し、今の岳は面白いと言ってくれました。
そしてまた、この料理により孫六と岳の関係もいつしか友情へと発展していきました。
だからこそ深まる2024年の岳の姿の謎。
どうしてあんなにも冷たい人になってしまったのか。
次回の放送がとっても楽しみですね♪