2023年秋クール金曜22時枠のTBS系ドラマ「フェルマーの料理」の第5話が11月17日に放送されました。
前回の衝撃の蘭菜の一言「母の店を返して!」とはいったいどういうことなのか。
だからこそ深まる2024年の謎。
蘭菜の母の店であったことが分かったレストラン「K」が最後は岳のものになっています。
それでは、第5話のあらすじと感想をネタバレありで書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、まだ内容を知りたくないという人は見ないようにしてください。
「フェルマーの料理」第5話 あらすじ
蘭菜(小芝風花)の母・桜(釈由美子)は、3年前に海(志尊 淳)に店を奪われたことが原因で体と心が壊れてしまった――。
衝撃を受ける岳(高橋文哉)たちに、蘭菜は自分が料理人として海を越えることが母の店を返してもらう条件だったと話す。海から厨房の花形である肉料理担当を命じられた蘭菜は「母の店を返して」と海に迫るが、海はそんな彼女に「決定的に欠けているものがある」と冷たく言い放つばかりか、店から追い出してしまう。
その頃、西門(及川光博)は淡島(高橋光臣)と渋谷(仲村トオル)を訪ね、レストラン「K」に関するある提案を持ち掛けていた。
あらすじ|TBSテレビ 金曜ドラマ『フェルマーの料理』
さらに、一人になった蘭菜にも密かに接近する西門…。
岳はそんな蘭菜を「K」に取り戻すべく奔走する。岳はある解決の糸口を見つけて――。
レストラン「K」から追い出されてしまう蘭菜?!理由は何か!
「フェルマーの料理」第5話ネタバレ・感想・考察
「K」をクビになった蘭菜はどうする?
「母の店を返して」と言った蘭菜に対して、海が言い放ったのは、蘭菜には何かが欠けている。
そして、それが分からないならクビだということでした。
蘭菜が居なくなったことで騒然とするレストラン「K」のメンバーでしたが、いつ自分が切られるかわからない不安もあり、誰も蘭菜を追いかけることはありませんでした。
さらに、蘭菜が居なくなった「K」は回らなくなるかと思いきや、海が蘭菜の肉料理を簡単に完成させてしまいました。
そんな海やメンバーの姿を見て、岳はどうにかしなくちゃいけないと動き出すのでした。

海に対して意見をしっかり言えるのが岳の良い所であり、ある意味贔屓されているところでもあるなぁと思ったよ。

志尊淳がこのドラマ史上一番怖い顔をしててびくびくした。
海が「K」を買収した本当の理由とは
岳は、蘭菜が「K」に荷物を取りに来て寧々と話しているところを偶然にも目撃します。
そして、蘭菜の母の心を壊したのは海ではないかもしれないことを知りました。
岳は、蘭菜の実家を訪ねました。蘭菜の母に蘭菜のことを助けたいこと、そして、手伝ってほしいことを伝え、料理を作るのでした。
蘭菜の母の子羊の料理と、蘭菜の子羊の料理を食べて、岳が美味しいと感じたものは蘭菜の料理でした。
それは、蘭菜の母にブランクがあるからではなく、蘭菜が海によって料理の腕が上がったことの証明であると蘭菜の母は話し始めるのでした。
西門からの立ち退きの話を断ったことで、誹謗中傷をされ続けたことで心が折れてしまい、どうしようもなくなったときに海が店を買収することで救ってくれてこと。そして、蘭菜がこの料理の世界で生きていくために育てると言ってくれたこと。

そう!!海はやっぱり味方だったんだ!!!

これで、蘭菜は今尊敬していてついていきたいのは母でなく海だと気づくのです。

それにしても西門嫌な奴すぎて無理。
打倒!西門!蘭菜に欠けていたものとは?
海に「K」の買収の話をしに来た西門に料理を出すことによる蘭菜のリベンジマッチが始まりました。
キーワードは、”時代によって進化する”
もとは食べられないパンを食べられるようにしたことから始まったフレンチトースト。
もとは市場に回っていなかった子羊が今はスーパーにでも売っていること。
時代によって常識も考え方も変わることを一つの料理で証明して見せたのです。
蘭菜に欠けていたもの。それは、自分のことを認め、1人前の料理人として、性別関係なく自分の料理を作ることだったのです。

女性であることで批判されたことがどれほど辛かったのか、海には全部は分からないと思いますが、それをちゃんと克服させてくれる海様さすが。

蘭菜がサインしてなかったのも良かった。
海と岳が目指す場所とは?
岳がレストラン「K」のメンバーの仲を取り持つ姿に対して、海は、なれ合ってはいけない。
俺たちが目指す場所はそこではないと言い切り、時間がないと言います。
時間が無いとは、どういうことなのか。海は病気なのか?寿命の問題なのか。
毎回出てくる伝説のシェフと謎の男はどんな関係なのか。
「フェルマーの料理」第5話ネタバレ感想・考察!

今回のテーマは、”時代によって進化する”
母の店を返してもらうために、蘭菜が今やるべきこととは何だったのか。
フレンチトーストと子羊の流通からヒントを得て作り上げた料理で、導き出した答えは、
女性シェフとしての自信でした。1人の料理人として作り上げる料理こそが蘭菜に足りないものでした。
さらにさらに信頼を高める岳。
しかし2024年の岳はどんどんヒートアップしていて、、

どうなる2024年!!