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『フェルマーの料理』最終話ネタバレ感想と考察!すでに神を超えていた海!真理の扉の先は新たな扉の始まり!

『フェルマーの料理』最終話ネタバレ感想と考察!すでに神を超えていた海!真理の扉の先は新たな扉の始まり!

2023年10月20日にスタートしたTBS系、金曜10時枠の連続ドラマ『フェルマーの料理』の10話が12月22日に放送されました。

前回の放送では、料理長となった岳の元から「K」のシェフたちが去り、本当の「孤高」を味わいました。

そんな岳でしたが、お父さんからの助言もあり「孤高」な自分ではなく、ありのままの自分でもう一度料理と向き合うことを決意します。

海とも再会を果たし、二人で足りないものを補いながら、神に挑もうとする姿が描かれました。

しかし、そこに立ちはだかったのが蘭菜です。

二人になった「K」の元に仲間たちは戻ってくるのでしょうか?

それでは10話のあらすじと感想をネタバレありで書いていきたいと思います。

ネタバレを含みますので、まだ内容を知りたくない人は見ないようにしてください。


目次

『フェルマーの料理』 第10話 あらすじ

岳(高橋文哉)の力を借りて料理の世界に戻ることを決意した海(志尊 淳)。

しかし、海にとっての師匠であり神である渋谷(仲村トオル)はそれを認めようとしない。

渋谷は2人の料理を食べに翌日「K」へ行くと宣言し、それが真理の扉を開くものでなければ、二度と料理はするなと海に約束をさせる。

急いで渋谷に挑むための準備を始めようとする岳と海だったが、そこに蘭菜(小芝風花)が現れ、「ここで岳に料理はさせない」と言い放つ……

さらに海の体調にもやはり異変が訪れて……

『フェルマーの料理』 公式ページ
『フェルマーの料理』12/22(金)最終回 最後の試練…仲間たちを取り戻せ!料理の神を超えろ!【TBS】

『フェルマーの料理』 第10話 ネタバレ感想と考察

海と再会し、二人で再び料理人の道を歩み始めた岳でしたが、そこに蘭菜が立ちはだかります。

果たして彼らは「真理の扉」を開くことができるのでしょうか?

それでは早速気になる『フェルマーの料理』第10話について、ネタバレを含みながら考察していきます。

岳・海 vs 渋谷の対決が始まる?!

出典:『フェルマーの料理』【公式】X

海と和解した岳は、そのことを渋谷に伝えました。

二人でもう一度、料理人として歩いていくことを伝えたが、それを認めようとしない渋谷。

渋谷は彼らに「真理の扉を開くような料理を振る舞って、凡庸な一人の料理人ではないことを証明しろ」と言い、翌日に渋谷へコース料理を振る舞うことになりました。

振る舞う料理は、岳が父との思い出を数式にのせたものです。

それは岳から海への難問でもありました。

自分の料理に見向きもしなかった渋谷へ、料理を振る舞うことに不安を覚える海ですが、岳は「神を超える今がそのとき」と言い一緒にこの難問を解くことになります。

そこに立ちはだかったのが蘭菜です。

岳がやってきたことを許せず、「K」を買い取るためにお金を集めていると言います。

そんな蘭菜に海は「明日渋谷に振る舞う料理をみんなに食べてほしい」と最後の頼み事をしました。

岳は布袋や孫六に会いにいきますが、みんなすでにそれぞれの道に行くことを決めていて、謝罪を受け入れられても、岳のやってきたことは許せないと言います。

岳の謝罪はシェフたちには届きませんでした。

それでも自分たちを信じ、コース料理を考える海と岳。

果たしてどんな料理が生まれるのでしょうか。

ほかのシェフたちにも岳と海の料理を食べてほしいな〜

真理の扉を開くような料理って何を作るんだろ?父との思い出の料理とは??

一年ぶりに「K」の厨房が復活!

出典:『フェルマーの料理』【公式】X

いよいよ渋谷へ料理を振る舞う日がやってきました。

渋谷は海へ「真理の扉を開くような料理を一品でも作れなかったときは、二度と料理はするな!」と言います。

渋谷先生厳しすぎる〜!!

料理を作り始めようとしたとき、海は倒れてしまいます。

岳の「海と一緒に料理を作る」という言葉に背中を押されここまで来た海は、料理を一緒に作ろうとしますが立ち上がることができず、岳一人で作ろうとしています。

そこに現れたのが蘭菜でしたが、蘭菜一人ではなく、ほかのシェフも集まってきました。

蘭菜は「二人が作ろうとした料理はみんながいないと完成しない」と言い、「K」のシェフたち全員でコース料理を作ることになります。

孫六の説得でみんなが戻ってくるなんて、感動すぎる!!

岳と孫六のハグがすごく可愛い〜!!!

前のように動けなくても、座りながらあの頃のように指示を出す海。

一年ぶりに「K」の厨房が戻ってきました!

それぞれの強みを活かした最高のコース料理が誕生?!

出典:『フェルマーの料理』【公式】X

「K」のシェフたちが再び集まり、コース料理を完成させました。

渋谷へ料理を出すのは海。

前菜は、蘭菜が考えたもの。

スープは、孫六のアイデア。

魚料理は、王、ダビト、ジャンのアイデアを集結させたもの。

肉料理は、岳が発案した父との思い出のハンバーグでした。

そしてハンバーグに添えられたものは、布袋のスペシャリテ。

渋谷に出したコース料理はすべて、シェフたちがそれぞれの方法で最高を求めた料理のアイデアを結集させたもので、「孤高」とはまったく逆です。

一人で辿り着けない所にみんなとなら辿り着け、真理の扉が開かれるというシェフたちのアイデアと想いがつまったコース料理となりました。

みんなで作り上げたコース料理とは!!すごい!!!

それぞれがそれぞれの強みと役割を果たした、最高のコース料理の誕生だね!

すでに神を超えていた海!

出典:『フェルマーの料理』【公式】X

コース料理に驚いた渋谷は、岳と海を連れ厨房へ入ります。

そこで渋谷は、海との思い出の味である「ファルス」を作り、岳へ振る舞いました。

渋谷の作った「ファルス」に驚いた岳は、真理の扉も神への扉も開けないと感じます。

しかし、そうではなかったのです。

限界はこの世に存在しないし、真理も存在しない、それでいいと渋谷は言います。

真理の扉の先には、また新たな扉が続いている。

究極のレシピを追い求める姿こそ真理の扉なのです。

それに気付いた渋谷は、追い求めることができずプレイヤーを降りました。

逆に海は、究極のレシピを追い続けていました。

その姿はすでに神を超えていたのです。

渋谷にとって海は、勝手に心に居座った鬱陶しい存在でもありましたが、それはずっと心配をしていたからでした。

息子のように海を思っていたのです。

親子同様の存在だった渋谷と海。

これはおそらく壮大な親子喧嘩だったのだと思います。

最後に渋谷は海へこう言いました。

「人生最高の一皿だった。美味しかった」

父から息子へ、最高の褒め言葉ではないでしょうか。

海の涙にもらい泣きした!

ようやく渋谷先生に認められてよかったね!海!!

『フェルマーの料理』 最終話ネタバレ感想と考察!すでに神を超えていた海!真理の扉の先は新たな扉の始まり! まとめ

「K」のシェフたちはそれぞれの旅立ちを迎えました。

みんなバラバラになりましたが、これからも最高のライバルで、最高の仲間です。

「孤高」とは仲間がいるからこそ、味わえるものなのかもしれません。

「真理の扉」は追い求め続ける限り、新たな扉が開き続けます。

それは新たな扉という、新しいチャレンジでしょう。

彼らはこれからもそれぞれの場所で「真理の扉」を追い求め、完璧を求めていきます。

たとえ一人でも何度でも立ち上げって、新しいチャレンジをしていく。

彼らの姿を通して、そう思わせてくれるドラマでした。

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