2024年の冬ドラマとして、毎週金曜日22時より放送している人気ドラマ「不適切にもほどがある！（ふてほど）」。
最終回が3月29日に放送されました。
渚に発生した新たなパワハラ疑惑！
そんなつもりじゃないと重ねた言動はドツボにはまっていくばかり。
すっかり令和に順応している市郎。
しかし井上によるとタイムマシンを使えるのはあと１回だけ。
昭和に行ってみたいと言う渚。
市郎は最後に昭和に連れて行く事を決断するのでした。
市郎の旅はこれで終わるのでしょうか？
3月22日放送の第9話のあらすじはここからサクッと確認できますよ↓
最終話ラストのテロップに視聴者も騒然！？
ふてほど、ラストのテロップに反して「2024年当時であることをかんがみても不適切（ないし不勉強、不正確）な表現の多いドラマ」だったので、わざとなら2024年のテレビ視聴者をかなりオールドファッションに想定してるということだし、あえてじゃないからスベってるってことだし。ひっくり返せてない。 pic.twitter.com/vw0BOMOGog— 藤井セイラ (@cobta) March 29, 2024
出典：X
これまで何度も出てきたこちらの注意テロップ。
しかし最終回はその内容が異なっていた！？とネット上でも話題となりました。
このテロップを観た視聴者からは
なるほど、このドラマも2054年から見たら不適切な表現が多いんだろうな。。
これはやられた！
ということは続編もあるのでは！？
とさまざまなコメントが寄せられていました！
最終話のテロップだけこんな風に変えることで、見事なオチをつけましたよね！さすがはクドカンです♪
『不適切にもほどがある！』最終回あらすじ
タイムマシンバスが運行できるのも残り１往復。
遂に昭和に戻る決心をした市郎（阿部サダヲ）は、令和での身辺整理を着々と進めていた。
最後のタイムスリップは落ち込んでいる渚（仲里依紗）のために使おうと決めた市郎は、秋津（磯村勇斗）やゆずる（古田新太）、井上（三宅弘城）らに別れを告げ、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かうのだった。
昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子（河合優実）に再会した市郎。
だが、変わったのは純子だけではなく、令和に馴染んだ市郎の内面もまたアップデートしていた。
昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、これから起こる自分たちの未来について思いをめぐらした市郎は･･･！？
出典：不適切にもほどがある！ 公式サイト
令和の事を理解した市郎。
昭和に戻った時、何をもたらすのでしょうか？
渚に何を伝えるのか、しっかり解説してまいります。
渚とはこれでお別れ？！
『不適切にもほどがある！』最終回あらすじ・感想
渚は部下によるパワハラで炎上していました。
世間からも後ろ指さされ生き辛くなる始末。
見かねた市郎は思い切って決断します！
タイムスリップはあと1回。
注目の最終回です！！
とうとう渚が昭和へ！
最後のタイムスリップ2日前。
令和にすっかり慣れた市郎はもうスマホも使いこなしていました。
マスターの店で秋津と渚と何気ない話をしています。
サカエを栗田に紹介するなど、身辺整理。
最初の印象とは違い、令和も捨てたもんじゃないと言う市郎。
市郎もずいぶん変わりましたね。
渚は市郎が帰ってこないのを寂しそうにしていました。
また、純子には前と同じお姉さん的なスタンスでいくと話。
ゆずるとも話します。
いずれ純子がゆずるを連れて来て、市郎は結婚を許さない。
体を張って市郎は止めますが、ゆずると渚はそれでも結婚。
そして渚が産まれます。
そんな話をしていました。
秋津はふられたショックからずっと立ち直れていない様子。
そして市郎と渚の旅立ち。
市郎は秋津、サカエ、井上やマスターに見送られながら話をします。
それぞれから言葉を贈られるのでした。
出発時刻が来て、バスは動き出します。
井上の生徒たちに押してもらいながらタイムスリップ。
しかし井上の目の前には信じれられない光景が。
何と運転手のロボットの残骸が車外に投げだされ目の前に！
運転、どうなるの？！
そしてバスは昭和に到着。
渚の第一声は「臭い・・。」
運転席には謎の男性二人が。
市郎の家に着くと、純子が渚と再会を喜びます。
純子がここで吸っていいと言うも、市郎は煙草を吸いに外へ。
渚は初めて見る祖母の遺影を見て、純子から市郎とのエピソードを聞きました。
また、渚の市郎の記憶は市郎が最後にゆずるの所に来た日。
緊張していた市郎とたばこ臭かった記憶があるとの事。
市郎はキヨシと遭遇。
「おまえどうする？そろそろスタバのマンゴーフラペチーノ飲みたくねえか？」と市郎。
「飲みたい」とキヨシ。
市郎はバスの出発時刻を告げました。
キヨシも帰らなきゃですね！
「母」と触れ合う渚
渚は純子とマスターの店で食事。
ここにいた安森が純子に話しかけます。
サカエの行方を聞かれるも、答えられず。
渚の悩みを聞いた純子は、もう後輩は怒ってないんじゃないかと言いました。
人には自分に言葉が刺さるデリケートな時期があると言います。
「でも落ち着いて考えたら渚がそんなつもりで言ったんじゃないって絶対わかるもん」と純子。
純子本人が、渚に対し初めて「お母さん」を感じられた瞬間ですね！
ぽかんとする渚に呼び捨てした事を謝る純子。
しかし渚は、「渚」呼びでいいと言います。
相手も引っ込みつかないだけで謝りたいと思ってると純子は言いました。
母からのアドバイスを受け、ナポリタンを口につけ少し汚しながら渚は嬉しそうにします。
若きマスターのナポリタンの味を褒めながら。
感動で泣きそうな渚の手を純子が引っ張りました。
小さい、あの時のようにマスターの店で純子に口をふいてもらう渚。
渚の表情は少女のようです。
キヨシは佐高の家にいました。
もういなくなる事を告げると佐高は少し寂しそうにしています。
渚たちの所には市郎が。
思い残す事はないか聞く市郎に、渚は満足そうに「もうお腹いっぱい」と言いました。
ムッチも来ます。
秋津の父と聞くと、驚く渚。
そして渚とキヨシの帰還。
みんなに見送られ、帰る事に。
渚は市郎の手を握り、「ありがとう、小川さん。」と言います。
「もう会えないんだね。」と渚。
俺はそのうち会えるけど・・でも渚は俺が誰だかわからない・・。と涙ぐむ市郎。
二人はハグをしました。
しかしビリビリする事はありません。
お互いが男女の関係という認識ではなくなったからでしょうか。
市郎は「元気でな」と言います。
渚の泣きながら「元気でね、おじいちゃん」と言うのでした。
そして渚はバスに乗ります。
キヨシは幼い井上とサカエに別れを言いました。
バスの出発。
井上が「ありがとう、純子先輩！」と言うと純子が泣きながら少しバスを追いかけます。
バスが去ったあと、運転席にいた二人が走って戻ってきました。
バスに間に合わなかった様子。
「・・誰だおまえ？」と市郎。
誰が運転してるの？
市郎の変化
サカエは令和で見事、市郎の後任としてカウンセラーの仕事中。
市郎の痕跡がここに少し。
市郎は久しぶりの学校へ戻り、みんな嬉しそうにします。
安森と話すと、校長が辞めさせられた事を聞きました。
休みの日に女装して街を歩いているところを父兄に見られたため。
市郎は「犯罪じゃない」と疑問を持ちます。
市郎はもう令和の思考になってますね。
しかし当時、父兄たちは校長に嫌悪感を抱き追い込んでいました。
安森は父兄側の意見ですが、差別をする父兄たちに「大問題だぞ！」と市郎は憤っています。
市郎の変化に驚く安森。
マスターも校長がここに来て女装していたと言いました。
夜、市郎の帰還祝いで飲み会が開かれます。
不適切な発言で乾杯をする校長代行と、安い時給のバイト募集の貼り紙をみて辟易とする市郎。
周囲では不適切な言葉が飛び交い、校長の女装を非難するみんなに市郎はそれは違うと言わんばかりに言いました。
地獄のオガワ！と言われますが、「地獄のオガワ」はもうここにいません。
話題は佐高の事に。
「気持ちわりい」
不登校な佐高に、厳しさが足りないと言わんばかりに発言する教師たちに市郎がとうとう反論。
そんなの同調圧力だと。
生徒は一人一人違うと言い、あの子達が30年後40年後の未来を作ると言う市郎。
男性にお酌をしようとする若い女性教師にもそんなのしなくていいと言いました。
周囲は市郎の変化に唖然とします。
市郎はそのまま店を出て行くのでした。
時代が違っても、ちゃんと人と向き合う何だか頼もしく感じます。
翌日の野球部での練習。
市郎がみんなに注意をすると、生徒たちはケツバットを求めます。
しかしばからしいと市郎はやりません。
生徒達を集め、もう地獄のオガワでなく仏のオガワと言う市郎。
そして将来日本に、大リーガーもばんばん出ると言いました。
帰宅し、朝になると純子とのたわいないやりとり。
進んで勉強をし、めきめき成績をあげる純子。
進学できると言う教師に、純子は働いていいと市郎は言うのでした。
純子が大学に行ったら渚が産まれないですからね。
まだまだ課題だらけの現実
仏壇の前で妻に手を合わせる市郎。
純子に本当の事を言うべきか悩んでいます。
しかしそれでは渚が産まれない。
自分が変わったか問いかける市郎に、「アップデートしたんでしょうね」と声が聞こえました。
仏壇が喋ったのかと思いましたが、スマホからのサカエの声です。
市郎が間違ってサカエにかけていました。
サカエは明日から復帰の渚に付き添うと言います。
少し心配ですね。
翌日、サカエと出社した渚。
謝罪をしますが、杉山の事を聞きました。
異動をし、上手くやれている事に安心する渚。
直接謝りたいという渚ですが、杉山はまだまだ引き摺っています。
サカエは市郎と連絡を取り合い、互いの時代の歯がゆい現状を報告し合いました。
結論は「昭和」も「令和」も生き辛い。
片方がアップデートしてももう片方が寛容になる。
寛容が足りないとの事。
ここで登場人物たちみんなが出て、寛容のミュージカル。
夜、令和では渚と秋津が話をしています。
マッチングアプリでお互いがおすすめで出てくる事を言い合いました。
相性99.9%。
何で出てくるのと言いながら、どうやら昭和に帰る前の市郎が細工したと分かります。
二人で笑いながら「ねえ、どうする？」と渚。
「付き合ってみます？」と秋津は返しました。
純子とムッチが付き合いかけたと思い返しながら、相性は悪くないと言いつつ二人は何となくいい感じに。
この二人がくっつきますか！
塾から出てきたキヨシ。
何と、大人になった佐高が現れました。
スポーツカーに乗りながら、キヨシに会いたかったと言うすっかり垢抜けた佐高。
キヨシは佐高の変化に驚いていますが、佐高はお礼を言いたかったと言います。
キヨシが帰る前、学校は自分とは違う世界を見に行く事だと言っていました。
もう少し我慢したら世界も変わってくると。
その後、佐高は学校に行くようなりベンチャー企業を立ち上げています。
今やCEO。
サカエも呼び、二人は佐高に井上に会って欲しいと言いました。
市郎は幼き井上に、純子がこのままでは大学に行ってしまうから運命を変えて欲しいとお願い中。
それどころか井上はタイムマシンは諦め、大リーガーになりたいと言い出します。
市郎の必死の懇願に、井上は何とかタイムマシンを作るのと大リーガーの二刀流をやると了承しました。
そして未来へ・・
市郎の学校ではとうとう卒業式を迎えます。
教頭になっている市郎。
安森のクラスに一言を言いに来ました。
昭和の時代を嘆きながらも、「おまえらの未来はおもしれえから！！！」と市郎。
スマホの話、ウーバーの話。
大人は子供たちに「こんな時代に産まれて可哀想だなあ」と言うと言います。
でも「そんな大人の話は聞かなくて結構！！」と市郎は言いました。
未来の話をし、遠い未来の音楽を今から聴かせてやると言います。
するとバスの運転席にいた二人が現れ演奏を始めました。
そしてここで流れるドラマのテーマソング。
最高の卒業式ですね！
渚はテレビ局で何とか頑張って働いています。
市郎の生徒たちは歌にノリノリ。
とうとう杉山と会う渚。
気まずそうにしながら、何となく挨拶を交わす二人。
妊活をやめたと聞きます。
「おめでとう」と渚が言うと、杉山も少し笑顔になっていました。
そして渚は子供を元夫に預け、秋津とデート。
市郎はいつものように純子を起こします。
何と入学式。
純子は大学に進学していました。
少し未来が変わりましたね！
メイクもすっかり戻り、ジジイ金貸してと言う純子。
そんな愚痴をマスターの店で話す市郎。
しかし周りには誰もいません。
トイレに目をやると、物音が聞こえます。
市郎はそっと近づきます、
ポスターを剥がすと、壁の穴から見知らぬ老人が。
「先生！」と老人が市郎を呼びます。
何と井上。
やっと会えたと言う井上は、2054年から来ました。
佐高の投資のおかげで研究に研究を重ね、ようやくタイムトンネルを発明したと井上は言います。
「さあ、好きな時代に行きましょう！！」と去って行く井上。
恐る恐る穴に入っていく市郎でした。
その後、どの時代に行ったのでしょうか？！
Creepy Nutsがサプライズ出演！
3月29日に放送されたTBSドラマ『不適切にもほどがある！』の最終回では、Creepy Nutsがサプライズ出演しました。
彼らは令和から昭和にやってきた大学生役として登場し、ドラマのクライマックスで主題歌「二度寝」をライブで披露。
R-指定さんは、楽曲で関われたことを非常に光栄に思い、撮影に参加できたことに感謝の意を表しました。
不適切にもほどがある
— sanjiv thakur (@sanjivthak27996) March 29, 2024
ええええええええええええええええええええええええええ俺たちの大好きなCreepy Nutsじゃあああああああああああああああああんん！！！！！！クドカンさんそりゃ聞いてねえよおおおおおおお😭🙄😭😭😭😭 #不適切にもほどがある #不適切にもほどがある pic.twitter.com/gQToXbEsLJ
視聴者からは、Creepy Nutsの出演に驚きと喜びの声が多数上がりました！
このエピソードは、意識低い系タイムスリップコメディーとして、1986年から2024年の現代へタイムスリップした昭和のおじさんが、コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えるストーリーです。
非常に興味深い展開でしたね！
市郎と純子は地震で亡くならない可能性も出てきた？？
ドラマ『不適切にもほどがある！』の最終回では、市郎と純子の運命は明確に描かれませんでした。
物語の中で、彼らは地震に巻き込まれる危機に直面しましたが、最後には彼らが生き残る可能性を示唆するような展開がありました。
このエンディングは、視聴者に想像の余地を与えると同時に、キャラクターたちの未来に対する希望を感じさせるものでしたね！
ドラマのこのような終わり方は、視聴者がキャラクターたちのその後を想像することを促し、物語が終わった後も彼らの人生が続いていくことを示唆しています。
市郎と純子が地震から無事であることを願う視聴者も多いでしょう。
また、この結末は、人生が予測不可能であること、そして時には物語が完結することなく終わることもあるというリアリティを反映しているのではないでしょうか。
最終回のこの曖昧な終わり方は、ドラマのテーマやメッセージを考えるきっかけを提供し、視聴者に深い印象を残す効果があります。
市郎と純子の物語がどのように終わるのかは描かれなかったものの、彼らの関係性や成長した姿を通じて、愛と人生の意味について考えさせられる内容でした。
視聴者それぞれが、彼らの未来について自分なりの結論を出すことができますね♪
そして早くも「ふてほど」ロスの声も
ドラマ「不適切にもほどがある！」の終了に伴い、ネット上やSNSでは「ふてほどロス」と呼ばれる現象が見られます。
不適切にも程がある最終回見たのですが…
— づーこ│子育て×ブログ×投資 (@poizuukokatu) March 29, 2024
結局スキャンダルのナポリタンが不味くなった理由は老いってこと？
最後のミュージカルシーンも最高！ムッチ先輩も最高！
ロスです…完全にふてほどロス🥲
これは、ドラマのファンが最終回を迎えることに対する喪失感や寂しさを表現していますよね。
特に、1986年と2024年を行き来するタイムスリップコメディとして、昭和の価値観と令和の価値観のギャップをユーモラスに描いたこのドラマは、多くの視聴者に愛されていました。
終了が近づくにつれて、視聴者はドラマのキャラクターやストーリーに対する愛着をSNSで表現したり、ドラマの終わりを惜しむ声が多く上がっていたりしています。
また、週刊誌が「適切な楽しみ方」を記事にしたり、ドラマに登場する昭和っぽいファッションやアイテムを懐かしむ声もありました。
このようなロス現象は、ドラマが終わった後も続くことが予想され、ファンにとってはその空白を埋める新たなコンテンツを求めるきっかけにもなるでしょう。
ドラマが提供していたエンターテインメントやメッセージが、視聴者の日常生活に与えていた影響の大きさを物語っていますね。
『不適切にもほどがある！』最終回ネタバレあらすじと考察！運命は変わるのか・・？！まとめ
令和に順応している市郎。
タイムスリップはあと一回。
仕事で悩む渚を連れ、昭和へ行く事を決意するのでした。
渚は純子と再会し、「母」を実感する事に。
それぞれの時代に収まる事となりますが、生き辛い現実が次々とやってきます。
そんな今を噛み締めながらも、アップデートした市郎は生徒たちに未来の楽しさを伝えました。
渚もまた、少しずつ自分の状況を変えていきながら令和を生きています。
大学へ進学した純子。
未来は少しだけ変わるのかもしれません。
流石のクドカンドラマ、ラストは暗くなるでなく希望が見えました！
