2023年の秋ドラマとして放送中の『下剋上球児』。
その第5話が11月12日に放送されました。
4話のラストで自分が犯した罪を伝えるべく警察へ出頭した南雲ですが、一体どうなるのでしょうか。
続きが気になって仕方ありません!
教員免許を持っていない事実が発覚してからの急展開…どうなるか!
南雲の罪により、揺れる越山高校の関係者と生徒がどのような行動をとるのかに注目が集まります。
今回はその第5話について、あらすじや感想を紹介していきます。
この記事には一部ネタバレを含みます。これから観る予定の方はご注意ください。
『下剋上球児』第5話あらすじ
南雲(鈴木亮平)が無免許で教師をしていたという衝撃の事実に驚き、複雑な思いを抱える野球部員たち。混乱の中、校長の丹羽(小泉孝太郎)や山住(黒木華)は保護者たちの対応に追われていた。
そんな中、南雲の裏切りに激怒した犬塚(小日向文世)は強豪校から野球指導のできる新監督を山住に相談もなく決めてしまう。
一方、在宅で取り調べを受けることになった南雲の身にも、青空(番家天嵩)への心ない言葉や、容赦ない記者たちの追及が降りかかる。南雲は担当弁護士たちに、教師を志すきっかけとなった幼少期からの経験や、教師になってからの日々について語り始めて・・・。
さまざまな困難が降りかかる中、山住はあることを決意する。
あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『下剋上球児』
南雲先生がいなくなった後の野球部をまとめるのは大変そう…。
『下剋上球児』第5話ネタバレ・感想
それでは、気になる『下剋上球児』5話のネタバレと感想について紹介していきます!
南雲出頭に揺れる越山高校の関係者
教師の無免許勤務という事態に、校長の丹羽や山住は保護者たちの対応に追われることになります。
そこには生徒の保護者だけでなく、野球部の成長を願って支援してきた犬塚も。
「なぜ、当の本人がいないんだ!直接謝るべきだろ!」と叱責します。
犬塚はいつも一言多いけど、今回ばかりは仕方ない…
南雲と直接話したいと訴える面々でしたが、南雲は捜査中の身であり、それはそうそう叶いません。
結局、いつものように犬塚は相談もなく野球部の新しい監督を決めてしまいます。
自業自得とはいえ、心ない噂話があっという間に広がるのが田舎町の常。
越山高校野球部と当の南雲は肩身の狭い思いをするのでした。
週刊誌の追求も腹が立つ!
一体どうする家庭の問題
1年間の期間限定で東京の元職場で勤務することになった美香ですが、在宅捜査ゆえになかなか進展しない状況に苛立ちを感じるようになります。
なぎさの面倒も見ながら懸命に働く美香に対して、元夫の晴哉は付きいる隙を狙います。
いつもタイミングがいやらしい…!
そんな、浅はかな誘惑には目も触れない美香でしたが、さすがに焦れたのか三重に戻り様子を見に行くことに。
憔悴しきった南雲を見て、改めて「単位の不足で卒業できないなんて間抜けすぎる」と美香は叱りつけます。
ひたすら申し訳なさそうに反省の弁を述べる南雲。
気まずいシーンだけど、黙ってみてるなぎさとお父さんが面白い(笑)
一方、青空も学校に行けば、「ニセ教師の息子」と心ない声を浴びせられますが、持ち前の頑固さゆえに、決して南雲のもとを離れません。
引き続き東京では美香となぎさ、三重では南雲とお父さんと青空という別拠点での生活が続くことになりました。
南雲の過去について
南雲と向き合おうとする弁護士たちですが、「はい」や「いいえ」しか言わない南雲に対して、痺れを切らし「腹を割って話そう!」と言い放ちます。
なぜ、教師になろうと思ったのかという質問に対して、南雲は静かに口を開き、幼少期からの話を始めました。
ここからのエピソードが感動的!
幼い頃、両親が誰かも分からないような状況で引き取ってもらった南雲は「自分は先生たちに育ててもらった」と感謝の言葉を口にします。
なりたい大人になるために、学校で勉強をするのだと思う。
親身になってくれた、恩師からの言葉を胸に秘め、教師への想いを捨てきれず南雲は就職後に大学へ入学し直して勉学に励んだのです。
過程に過ちは含まれているものの、”教師”になった南雲はなかなかうまくいかなかった経験を語ります。
素行の悪い生徒をひたすら気にかけ続けた南雲でしたが、その行いになかなか改善の糸口は見えません。
「もう無理かもしれない」
そう思い始めたとき、その生徒は南雲に感謝の言葉を発して「奇跡」を感じたと言います。
粘り強い南雲と素直な生徒に感動…!
南雲はやりがいを感じるとともに、本当の教師であればどんなによかったかと自責の念に駆られるのでした。
野球部新体制スタート!しかし…
犬塚の推薦で新監督に決まった塩塚でしたが、あまりのレベルの低さに愛想を尽かしスカウトに注力した方がいいと山住に提言します。
憤りを隠せない山住は塩塚と対立することに。
塩塚はあまりにも思いやりがなさすぎる!
そんなとき、根室の外野手転向のプランについて口論しているところを根室本人に聞かれてしまいます。
失意の根室は南雲の自宅へ。
「しんどくなったときは誰かを頼ってみろ」という言葉に少し救われた気持ちになる根室でしたが、思わぬ事件が起こってしまいます。
夜も深くなってきたころ、南雲の家へ根室の姉の柚希と山住がやってきます。
弟が家に帰ってこないんです…。
まさかの事態に大慌てで捜索する関係者一同。
結局、根室は電車で寝過ごして運航を終了した電車の中で眠っていましたが、この出来事がザン高野球部たちの絆をより強くすることとなります。
ある日、山住は南雲の自宅を訪ねると、「やることがなかったから」と冬場の練習メニューを渡されます。
南雲、やはり熱すぎる!
野球部への想いに嘘はないと改めて気付いた山住は冬場に徹底的に選手を鍛え、スカウトにも精を出した結果、10人の新入生が入ることに。
万全の状態で春を迎えた、ザン高野球部。
南雲の恩師である、賀門と話す山住は秘めていた思いを打ち明けます。
野球経験がなくても、チームを勝たせることはできますか?
野球部メンバーと南雲、久しぶりの再会
「移動とバイトで体力がしんどいなら、うちに泊まればいい」と根室に提案してから、定期的に南雲の自宅を訪ねるようになります。
そんなある日、根室が野球部一同を引き連れて南雲の自宅を訪ねて慌てる南雲でしたが、なりゆきで一緒に夕食を食べることに。
顔つきから成長を感じずにいられない南雲は思わず感極まります。
南雲の男泣き、もらい泣きする生徒にまた感動…
これらの出来事を経て、より一層結束が強くなったザン高野球部。
果たして、春を迎えた野球部はこれからどんな成果を上げるのでしょうか。
その一方、本格的に捜査が始まった南雲は起訴か不起訴か審判のときが迫るのでした。
『下剋上球児』第5話ネタバレ感想出頭した南雲!ザン高野球部はどうなる!?まとめ
- 南雲の不祥事により、揺れる越山高校関係者
- 自分の行いにひたすら反省する南雲
- 進展しない捜査に苛立ちを隠せない美香
- 犬塚が推薦した新監督はザン高野球部に興味なし
- 山住は南雲の想いに気付き、決心を固める
南雲の過去のエピソードや野球部との絆に涙なしには観れない第5話でした。
次回の予告編では、南雲復帰の条件に夏の大会の1勝が条件と明かされているので、どうなるか今から楽しみです!