2024年の冬ドラマとして、毎週土曜日21時よりドラマ「グレイトギフト」がスタート。
その第1話が1月18日に放送されました。
明鏡医科大学付属病院の病理医の藤巻によるミステリードラマ。
ここを舞台に、次々に不審死事件が発生!
そこに潜む未知の球菌により、世界中を巻き込むかもしれない事態に発展しようとします。
病理医という立場で、どう立ち向かうのかに注目です。
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『グレイトギフト』第1話あらすじ
明鏡医科大学付属病院に検査入院していた元総理大臣・愛宕克己(山田明郷)が急死した!
同院の病理医・藤巻達臣(反町隆史)は死因を調べるために愛宕の遺体を解剖。
その矢先、検査技師・久留米穂希(波瑠)が「殺されたのかもしれません」と言い出す。
なんでも、遺産相続をめぐって愛宕の愛人・安曇杏梨(倉科カナ)と揉めていた遺族が、杏梨による殺人事件ではないかと疑い、院内で騒いでいたというのだ。
綿密に遺体を調べた藤巻は、右頸部に残っていた謎の黒ずみに着目。採取した液状検体から、あろうことか“未知の球菌”を発見する!
しかも不可思議なことに、球菌は採取して1時間が経過した後、藤巻の目の前で突然消滅し…!!
これは院内にいる人々はおろか、やがて世界中の命を危機にさらす“殺人球菌”かもしれない――。最悪の事態を危惧した藤巻は理事長・奥野信二(坂東彌十郎)から秘密裏に許可を取り、新たな液状検体の採取に着手する。
そんな最中、院内では新たな患者の不審死が発生!誰かが意図的に球菌を投与したことによる連続殺人なのか!?
だとすれば真犯人は誰なのか!?
絶体絶命の窮地に陥った藤巻は“とんでもない行動”に出て…!
出典:グレイトギフト 公式サイト
病院内で起こった、未知の球菌を原因とした不審死。
調べを進める藤巻ですが、また新たな不審死の発生で事態は一気に加速します。
果たして解決できるのか、放送前からとても楽しみです!
『グレイトギフト』第1話ネタバレ・感想
最初の患者は元総理
ある患者が明鏡医科大学付属病院に運ばれてきます。
愛宕克己、元内閣総理大臣。
直近の体調異変から蘇生術が行われるも、死亡が確認されてしまいます。
臨床診断は急性心不全でした。
愛宕を病理解剖するのは藤巻達、病理医です。
彼が主役ですね!
これといった違和感はない様ですが、藤巻は愛宕の首筋に黒ずみがある事に気が付きました。
術後、愛宕の家族と彼の愛人が遺体に会おうと詰め寄ります。
どうやら愛宕が自身の遺言書を作成している半ばで亡くなってしまったとの事。
病院の事務長・本坊が遺族たちがかなり揉めているため、処理を早める様藤巻に依頼してます。
しかし藤巻には気になる事があるようでした。
愛宕の首筋の黒ずみを調べるとある球菌を発見します。
何かやばそうなものですね・・。
藤巻も見た事がないものであり、これが広がれば世界を巻き込む大事に至る可能性もあり冷静に対応したいと本坊に言いました。
もしかしたら殺人の可能性もあるかもと思い、同期の医師・郡司にもその話をします。
そんななか、この病院の元看護師で藤巻の妻である麻帆は入院中。
また、藤巻と同じ病理部の検査技師である久留米は同僚の奈良たちと食事していました。
藤巻と特別な関係ではと噂になっていると言う奈良ですが、久留米はクールな対応です。
藤巻は患者の父である神林と話し、プリンを麻帆に買ってきたところ呼び出しがかかるのでした。
闇がうごめく明鏡医科大学付属病院
ある場所へ来た藤巻。
そこには愛宕の愛人である安曇が待っていました。
出世レースに勝ち、理事長に就任して間もない奥野が賄賂の話をしているところです。
そこで藤巻は謎の球菌について奥野の話をしました。
しかし原因はわからず。
究明するよう奥野に言われた藤巻は帰り道、安曇から呼び止められ愛宕の顔を観たいと言われます。
会話をするうちに藤巻は安曇に、愛宕を愛していたのかと質問。
力のある人が好きと答える安曇は藤巻を顕微鏡を見てるだけの正反対の人と言うのでした。
でも色気があって、人に言えない何か持っていそうな人ですね。
翌朝、院内にいる人たちがみんな倒れ首に黒ずみが出来ている夢を見る藤巻。
娘のあかりと共に病院に行き、藤巻は麻帆の治療について話しますが相手にされず治療は後回しとなります。
家族にも興味ないと、情けない父親にあかりは感情をぶつけました。
その後、藤巻は奥野に話し球菌がとても危険なものだと説明。
そのうえで愛宕の件は、球菌による殺人だと言いますが奥野は相手にしません。
しかし昨夜の賄賂の事を引き合いに出し、麻帆を助けて欲しいと藤巻は言います。
もはや脅しですが、麻帆を助けないと警察に通報すると言い奥野の協力を得るのでした。
病理部へ戻ると久留米がいます。
球菌をめぐって事件が起こり始めている事に言及しますが、藤巻はだんまりとしていました。
また、とうとう麻帆に回復の見込みが出てきたと言います。
そんななか郡司と話している藤巻でしたが、ある患者の容態に異変が生じあっけなく臨終。
しかし何とその首筋にはあの黒ずみがありました。
嫌な予感がしますね。
球菌の正体は?!
患者の遺体を見て不信感を持つ藤巻。
やはりあの球菌が原因であり、殺されたと判断。
奥野にこのままでは殺人が続き危ないと言いますが、自分で守って見せろと言われました。
大事にしたくないため、麻帆の命運は自分が握っていると半ば脅しをかけてきます。
何も言えず、部屋をあとにすると心臓外科の教授・白鳥がいました。
理事長選で奥野と争ってきましたが、あくまで患者第一に考える医師。
しかし藤巻は白鳥に、「お話が、あります」と言います。
球菌の事について深く理解してもらるよう藤巻はお願いしますが、白鳥はこれを培養して保存した方がいいと提案。
本当に殺人なのかわかるまでは証拠をなくさないため。
そして教授会にてつきつけ、理事長解任を狙うと言う白鳥。
戸惑う藤巻に白鳥はもしかしたら全てが公になるとこの病院にいられなくなるかもと言いますが、麻帆の事は必ず責任を持つと言われます。
しぶしぶ了承する藤巻でした。
奥野との対峙の時
後日、培養に成功したと思われる藤巻は球菌が入った瓶を白鳥に渡しました。
そして球菌のその特徴が少しずつ明かされます。
ただ、まだ動物などの実験には使っていないため殺傷能力の審議は不明。
そして教授会となり、奥野を糾弾する計画をした白鳥と藤巻でした。
本来この場にいてはならない藤巻に、奥野が気付き出て行けと詰め寄ります。
すると奥野の体調が急遽悪化。
驚く藤巻ですが、胸を押さえたのち奥野は倒れその首には何と黒ずみが。
平然とする白鳥。
奥野はそのまま帰らぬ人に。
とんでもない展開ですね・・。
その後、藤巻は白鳥が仕掛けた事かと聞きます。
白鳥はこの世界には、どうしようもない医師が多いと言いました。
そして自分が医療界のトップに立ち、日本の医療を変えると言います。
この球菌を見た時、とんでもないギフトを手に入れたと言う白鳥。
殺人が可能な力を持ち、心不全としか診断されず証拠も残らない。
そう嬉しそうに言う白鳥に藤巻は警察に通報しますと言います。
しかし白鳥は自分が関与した証拠は残らないと言い、むしろ藤巻がこれを培養してはならないはずの教授会にいたから疑われると言いました。
「だから、今後もこのギフトを培養してください」と言う白鳥。
そんな事はできないと言う藤巻ですが、白鳥は麻帆を治療を口実に人質にとります。
そこに神林たちが現れました。
神林が元刑事と言う事がわかります。
現刑事の月足が奥野の死の捜査をしていると聞き、奥野の事を質問されました。
白鳥は急性心不全と言い、そのまま藤巻に聞きます。
「私も、不自然な点がないのであれば・・」と白鳥に加担してしまいました。
この時点で共犯となってしまいましたね。
白鳥は安堵した表情で藤巻を同志だと言います。
しかし最初に球菌を使った人間がいるはず・・。
その後、執務に戻った藤巻の元に手紙が届きました。
その中身は、「私の球菌を勝手に使いましたね 代償を払っていただきます」と書いてあります。
誰が送ってきた?!
消印がない。
犯人はこの中にいる。
これから、この病院で陰謀渦巻くサスペンスが起きそうです。
『グレイトギフト』第1話ネタバレあらすじと考察!医科大学付属病院で次々起こる不審死!まとめ
権威ある明鏡医科大学付属病院。
ここで病理医として働く藤巻ですが、ある日不審死に立ち会います。
その傍には謎の球菌がありました。
これを調べるうちに殺傷能力を持っているかもしれないと考えます。
そんななか権力をふりかざす奥野と元ライバルだった白鳥に相談する事に。
奥野を失脚させるだけのつもりが、何と白鳥が球菌を使い奥野を殺してしまいました。
妻の真帆の治療を名目に白鳥に共犯にさせられた藤巻はどうするのか、注目です!
そして最初の殺人の真犯人は?!