『GTOリバイバル』ネタバレあらすじと考察！反町演じる鬼塚が松嶋菜々子・小栗旬・窪塚洋介と再度共演！

2024年4月2日

あの伝説の教師が帰ってくる！

4月1日（月）21時から、26年ぶりに『GTO』が復活します！

めちゃくちゃ懐かしい！

破天荒で教師の型を破り、愛する生徒のためなら犠牲を厭わないそんな伝説の男がスペシャルドラマで帰ってきました！

ドラマ『GTOリバイバル』のあらすじ

一夜限りのスペシャルドラマ『GTOリバイバル』。

そのあらすじは次のとおりです。

鬼塚英吉（反町隆史）が赴任するのは、私立相徳学院高校。この高校で問題となっているのは、フォロワーが200万人近くいる暴露系インフルエンサー“裁ノカ笑”。有名人も一般人も関係なく、どんなネタでも詮索＆拡散して炎上させており、これまでに相徳学院の教師や生徒が何人も晒されてきた。あまりに狙われるため、校内に“裁ノカ笑”にふんする犯人がいるのではないかとのうわさもあり、生徒たちは日々お互いの顔色を伺い、疑心暗鬼になりながら学校生活を送っている。そんな相徳学院で働くのが、事なかれ主義の教頭・富士山田剛司（小手伸也）。そして、3年1組の担任で、生徒にはあまり介入すべきでないというスタンスで教師をしている、日本史教師の綾原美結（岡崎紗絵）。

鬼塚はそのクラスの副担任をつとめることになる。3年1組の生徒には、 2人で暮らす仕事一筋の父・市川晃一（鈴木浩介）と関係がうまくいっていない、優等生キャラの市川すずか（八木莉可子）。仲の良い両親のもと幸せに暮らしていたが、父の会社の不正が“裁ノカ笑”に暴かれ倒産してしまった、遠藤凛（畑芽育）。野球の推薦で入学するも、ケガによって野球ができなくなってしまったことで、父親から日々ののしられている、宇野晴翔（日向亘）。そんな悩みを抱えた令和の高校生を前に、鬼塚はどんな熱血授業を繰り広げるのか—。
引用:公式サイト

やはり今回も問題児の多いクラスを担当することになる鬼塚先生。

どんな~~暴れっぷり~~教師ぶりを見せてくれるのか、とっても楽しみですね！

ドラマ『GTOリバイバル』ネタバレあらすじと感想

26年ぶりということで非常に気になるドラマの内容を、ここからはネタバレありで解説していきます！

鬼塚が教師に復活！かつての教え子が終結！

フードデリバリーサービス「ビーバーイーツ」でアルバイトをしている鬼塚英吉（反町隆）は、ある日、相徳学院高校への配達を行います。

その後、彼は文科省の審議官室へコーヒーを届ける任務を受け、そこでかつての生徒であり、現在は文科省の重要な役職に就いている菊池善人（窪塚洋介）と再会します。

菊池は鬼塚に特別な依頼があり、彼を探していました。

彼は鬼塚に、私立相徳学院に不正な資金が流れている疑惑があるため、その真相を探るよう頼みます。

しかし、鬼塚はそのような問題には関わりたくないと断ります。

しかし、菊池が鬼塚を相徳学院に送り込みたい理由は他にもありました。

彼は鬼塚を居酒屋「つばさ」に連れて行き、そこで菊池の同級生である村井国雄（池内博之）、渡辺マサル（山崎裕太）、そしてスクールカウンセラーの吉川のぼる（小栗旬）と合流します。

実は、相徳学院で教師をしているケンジが、野球部の顧問として部員が倒れた事件に関連して、昭和時代の言動を捉えた動画がSNSで拡散され、大きな炎上騒ぎになっていました。

ケンジはオンラインでの誹謗中傷に苦しみ、のぼるに相談していましたが、その帰りに交通事故に遭い、現在は入院中です。

菊池とのぼるは、このような背景もあり、鬼塚に相徳学院へ行ってもらいたいと考えていたのです。

それぞれに問題を抱える生徒たち

問題児だった鬼塚が依田ケンジ先生の代わりとして赴任し、3年1組の副担任として勤務することになりました。

彼のサポートをするのは、綾原先生です。

しかし、学校の平和は長くは続きませんでした。

教頭の富士山田先生が小言を並べ立てる中、かつて理事を務め、現在は都議会議員である市川晃一が登場し、政治の世界への進出を促されました。

鬼塚は、自身の名前を黒板に大書して生徒たちに挨拶しましたが、その平穏はすぐに崩れ去りました。

学校内で暗躍する暴露系インフルエンサー「裁ノカ笑」が新たなイジメ動画を拡散し、学校はクレームで騒然となりました。

市川すずかは「裁ノカ笑」の存在を説明しましたが、綾原先生と鬼塚はこの問題を巡って意見が対立してしまいます。

一方で、富士山田先生は香水をまとい美術準備室へと足を運びました。

そこで美術教師の三ノ輪先生と親密な様子を鬼塚に目撃されます。

3年1組の生徒たちは、それぞれの問題を抱えていました。

宇野晴翔は父親からの厳しい言葉に苦しむ日々を送られ、遠藤凛は母親の苦労を見て心を痛めています。

すずかと父・市川晃一との間には会話がなく、関係は冷え切っていました。

綾原先生は、野球の推薦で入学されたものの怪我で夢を諦めざるを得なくなった晴翔に声をかけましたが、彼は心を閉ざしていました。

鬼塚は、ダンスを愛する女子生徒たちと交流を深められますが、彼女たちは夢を持つことの虚しさを語ります。

鬼塚は、そんな彼女たちの言葉に心を痛められました。

なんとも切ないですね。。

TikTokでの称賛に喜ぶ鬼塚ですが、すずかは言葉の暴力が身体的な暴力と同じであることを指摘します。

家計を支えたいと願う凛は、詩に影響されてパパ活に手を出そうとしましたが、危険な状況に陥り、マサルに救われました。

文部科学副大臣の長原修が私学助成金の増額を発表する中、鬼塚は村井の店でそのニュースを見ました。

そこにマサルが凛を連れて来ます。

彼女は経済的な苦境を打ち明けました。

鬼塚は彼女の事情を理解し、村井さんの店でアルバイトを始めるよう手配しました。

裁ノカ笑の魔の手が今度は詩へと迫ります。

詩の援助交際を暴露したのでした。

詩は、自分が援助交際をしているという告発に激怒します。

彼女は、人々からの「いいね」を得るためにブランド品を購入していたと非難されました。

詩は、自分の写真だけでは誰も興味を持たないと感じており、自分を魅力的でないと思っていました。

鬼塚は詩の怒りに対して、彼女のバッグを庭に投げ捨て、チェーンソーで切り裂きました。

彼は詩に向かって、本当の価値は物質的なものではなく、彼女自身の内面にあると語りました。

鬼塚は詩に、他人の「いいね」は重要ではなく、彼女自身がどれだけ素晴らしいかが大切だと伝えました。

その後、鬼塚の動画がインターネットで炎上し、多くの人々からの反感を買ってしまいます。

彼のバイクには侮辱的なメッセージが貼られ、タイヤがパンクしていました。

これは晴翔の仕業でしたが、鬼塚は冴島の助けを借りてバイクを押し続けました。

富士山田は鬼塚を解雇しようとしましたが、鬼塚は美術教師との親密な写真を見せて、誤解を解きます。

富士山田は解雇を撤回し、鬼塚は無罪とされました。

良かったー。。危ないところでした。

鬼塚は、学校を守るために戦い続けると決意します。

暴走する裁ノカ笑

晴翔は屋上で蟻を摘んで空に放り投げていました。

彼は、蟻はどんなに高いところから落ちても死なないため、この行為には意味がないと語ります。

その場にいたすずかは、もし晴翔が飛び降りるつもりなら手を貸そうかと提案しした。

これは皮肉なコメントですね。。

そして、すずかは「闇サイトで父親を殺す人を探していたのか」と、意味深な発言をします。

一方、裁ノカ笑は、自分のチャンネル登録者数が200万人に達したら、自分の全てを公開すると宣言します。

彼女の次のターゲットは富士山田教頭で、学校中に不倫の会話が流され、三ノ輪の秘密のアカウントも暴露されます。

2人は美術準備室に逃げ込みますが、晴翔が闇バイトのサイトで父親を殺す人を募集していたことも明らかになります。

他の生徒たちも次々と罪を暴露され、学校はパニックに陥ります。

鬼塚は、晴翔をバッティングセンターへと連れて行き、彼に勝負を挑みます。

晴翔はその挑戦に応え、見事なバッティングを披露しました。

日向亘君、カッコよかったですね♪

鬼塚は晴翔に、もし恨みがあるなら自分で解決すべきだと檄を飛ばします。

ケンジは晴翔のバッティングセンスを高く評価し、長野の学校も彼を欲しがっていることを伝えます。

そして、鬼塚は晴翔に問いかけます。

「お前は何のために野球をやっていたんだ？父親のためか？」

家に帰ると、晴翔は綾原が待っているのを見つけます。

綾原は、晴翔が父親のことで苦しんでいるのを知りながら何もせずにいたことを謝罪しました。

野球をやめてから、父親にどんな酷い言葉を浴びせられているのかを尋ねます。

晴翔は怒りに任せて、「それなら本当にクズになってやる」と言いながらナイフを突きつけます。

綾原は、生徒と真剣に向き合う教師になりたかったと語りますが、努力が報われないと感じていたため、問題なく日々を過ごせればそれで良いと思うようになっていました。

しかし、今は違います。

綾原は教師として、晴翔を間違った道に進ませないと決意しています。

晴翔は綾原の言葉を聞きながら、「勝手なきれいごとばっかり言いやがって。俺の人生もう終わってんだよ」と反発します。

しかし、綾原は「私はあなたを絶対に見捨てない。何があっても」と答えます。

この会話を近くで聞いていた鬼塚。

あずさからの電話があるにも関わらず、それには応答しませんでした。

裁ノカ笑の正体は？

裁ノカ笑の投稿が原因で、半グレ集団「広目天」のメンバーが逮捕されました。

チャンネル登録者数は200万人を超え、次のターゲットは市川晃一です。

長原文科副大臣が建設業者から賄賂を受け取り、入札情報を漏らしている疑惑が持ち上がります。

この中で、すずかが顔を出します。

綾原は裁ノカ笑の正体を知っていました。

鬼塚と一緒に凛からその情報を得ていたのです。

凛とすずかは中学時代からの友人で、凛はすずかから半年前に裁ノカ笑を始めたことを聞かされていました。

凛の父親の会社も、不正が暴露されたことで倒産しました。

最初はすずかを恨んでいた凛ですが、父親が暴露されたおかげでこれ以上悪いことをしなくなったと感じ、今はその結果に感謝しています。

裁ノカ笑は賽の河原のような存在で、子供たちが永遠に罪を償わされる地獄だと綾原と三ノ輪は気づきます。

晃一は動画を削除するようすずかに迫りますが、すずかは母親に恥ずかしいと思わないのかと反問して電話を切ります。

広目天のメンバーがすずかの家に侵入し、彼女を誘拐します。

しかし、鬼塚が車の中で拘束されていたすずかを救出に来ます。

晃一はこれらの出来事を知らず、応援に来た長原はテレビカメラを呼び、多くの人が集まっているかのように見せかけます。

晃一が演説を始めると、鬼塚が居酒屋つばさの軽トラックで現れ、「グレート党　3年1組　鬼塚英吉」として演説を邪魔します。生徒たちも応援に駆けつけます。

テレビカメラの前で演説を始めようとする晃一ですが、裁ノカ笑が現れます。

鬼塚は晃一に、本当に見るべき場所はここではないと指摘し、すずかに話しかけます。

「お前の親父はすごい。世の中をよくするために政治家になった。でもお前の方がもっとすごい。

父親を止めるために200万人を集めたんだから。みんな同じ顔をしてるか？同じ表情をしてるか？」

すずかは仮面を外し、苦しい時でも笑うことの大切さを語ります。そして、心の底から笑える日が来ることを信じています。

すずかは自分の名前を名乗り、世間を騒がせたことを謝罪します。

父の晃一は長原議員と会ってから変わってしまい、大切なことを話さずに一人で悩んでいたことを明かします。

母が家に戻った時も、家族が幸せだった頃を思い出しますが、後に母が戻ったのは手の施しようがなかったからだと知ります。

すずかは父の苦しみを分かち合いたかったと語ります。

鬼塚は晃一の選挙カーの前で四つん這いになり、すずかが車の上に上がるための踏み台になります。

晃一はすずかを引き上げ、しっかりと抱きしめて謝ります。

鬼塚は2人の姿を見て「グレートだぜ」と言います。

名シーンですね！

居酒屋つばさの軽トラックはエンジンがかからず、マサルと一緒に押して帰ることになります。

富士山田には校長から電話があり、「不倫は学校の品位を落とす行為だ」として理事長会に出席するように言われます。

富士山田と三ノ輪は終わったと感じます。長原副大臣は警察に行きます。

「相手が悪かった」と笑う冴島を菊池が見送ります。

ケンジが退院し、鬼塚は学院を去ることになります。

見送りに来たのは菊池、村井、マサル、のぼるです。

1か月後、鬼塚は面接を受けています。

面接官に教師を続ける理由を尋ねられ

「生きていれば必ずいいことがある。どんな小さな夢でもいい、未来を諦めてほしくないんです。そのために教師やってますから」

と答えました。

素敵なラストでしたね！