毎週土曜日よる9時から日本テレビ系列で放送されているドラマ『花咲舞が黙ってない』。
前回、『花咲舞が黙ってない』第7話では、ちょうど舞たちが臨店先として行っていた四谷支店のそばで起こった無差別殺傷事件とガス爆発の事故。
このふたつの出来事が、繋がっていて更に、四谷支店引いては、東京第一銀行に影響を及ぼしていくといったストーリーでした。
さて、気になる『花咲舞が黙ってない』第8話の放送は、6月1日(土)よる9時からです。
今度の臨店先は、業績表彰1位を取り続ける名門店舗京橋支店!
何か、隠蔽していることがありそう。
そこで、この記事では気になる「花咲舞が黙ってない」第8話のあらすじと、感想をネタバレありで解説していきます!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだご視聴なさってない方、ネタバレNGな方はご注意ください。
『花咲舞が黙ってない』第8話あらすじ
花咲舞(今田美桜)と相馬健(山本耕史)の次なる臨店先は、業績表彰1位を取り続ける名門店舗京橋支店。そこで2人は、表彰に来た紀本平八(要潤)と昇仙峡玲子(菊地凛子)と出くわす。そんな中、彼岸花の鉢植えが届く。「紀本支店長、また会う日を楽しみに。川野直秀」と書かれたカードを見た紀本は、花を捨てるよう指示して支店を立ち去った。
川野直秀(平原テツ)は昇仙峡の亡き恋人。京橋支店で働いていた頃に、支店長だった紀本とそりが合わず、心を病んで自殺をしたのではないか?と相馬から聞かされた舞は、彼岸花を送ったのは昇仙峡では?と考え、臨店の合間に彼岸花の送り主を調べることに。業務に戻った舞と相馬は、京橋支店で事務ミスが頻発している原因を調査する。融資課長の清田忠(岡部尚)は、人員は不足していない。残業もゼロだ。と言うが、行員たちは疲れた様子で皆、覇気がない。相馬は、トップの支店にいれば出世に有利になるから皆、無理しているのだろう。と言っていたが……。
聞き取り調査の席で、融資課の河合あや(小野寺ずる)が倒れてしまう。病院に付き添った舞は、あやの家族から、京橋支店に異動してからは毎日残業続きで体調を崩したと言われてしまい……その夜遅く。帰宅途中の相馬は、京橋支店の通用口から行員たちが出てくる姿を目撃。人事の勤務データ上でも、超過勤務をしている者は居ない様子だったが、支店長の中西兼敏(盛隆二)が業績トップを維持するため、人件費を削ろうとしているのではないか!?エリート支店に連綿と続いてきた闇を、臨店コンビが暴き出す!
引用:花咲舞が黙ってない公式サイト
彼岸花の鉢植えが届く。「紀本支店長、また会う日を楽しみに。川野直秀」と書かれたカードが添えられていた。一体誰からだろうね。
だってもう川野は死んでいるのに。
『花咲舞が黙ってない』第8話ネタバレ感想・考察
今回の臨店先は、京橋支店です。
行員に対してとてもブラックな支店です。
時間外業務をしてもその痕跡を残さないように支店長が指示を出していました。
そして、残業代が全くつかないという状況を何年もやってきました。
そしてそれと並行して相馬と同期で昇仙峡と恋人同士だった川野の死の真相に迫ります。
それでは、第8話のあらすじを詳しく紹介していきます。
いつもの朝
冒頭シーンは、花咲健が経営している”はな咲”にて、唐揚げにした鯵をつまみ食いしようとする舞。
それを阻止しようとする健。
そして、職場の銀行へと急ぐ舞でした。
舞の職場である、臨店班では、相馬だけではなく、芝崎次長までが筋トレをしています。
いつもの朝。
実に平和です。
今回の臨店は京橋支店
いつものように張り切って京橋支店に向かう舞。
それに対して、見るからに気が重そうな相馬。
ふたりが京橋支店に行くと、行員たちの前で、業績第一位の表彰状が紀本部長から、中西支店長に授与されていました。
紀本部長から漂う重厚感は相変わらずです。
朝から紀本部長に遭遇するなんてありえないと思う臨店班のふたり。
しかし、実は紀本部長の方も、あいつらが臨店班かと思っていたのでした。
支店長室に場所を変えて支店長と話す紀本部長。
「業績トップの支店なのに、臨店が来ること自体ありえないことです。業績一位の自覚をしっかりと持ちなさい。」と紀本部長が中西支店長にお説教をしました。
そして紀本部長が立ち去ろうとした時に、紀本部長へ彼岸花が自殺して、死んだはずの川野直秀から届けられました。
「たちの悪い悪戯で私を不快にしようとする。こんなものは直ちに捨てなさい。」と中西支店長に紀本部長は言いました。
そして中西支店長は舞に捨てるよう言いました。
舞は、誰がこの花を送ったのか調べることにしました。
そこで、自然と川野についての話になっていきました。
川野も最後は、紀本が支店長だった京橋支店に配属になっていました。
川野は最後の方で病んでいたということで、その一因が紀本部長にあるのではないかと言われている。
話は川野の恋人だった昇仙峡にも及びました。
ブラックな京橋支店
しかし、彼岸花の送り主を探す前に、臨店の仕事をしなくてはなりません。
事務ミスが急に増えたのは、先月からで、それ以前は全く事務ミスはなかった。
事務ミスが増えたのは何故だろうか。
季節外れのインフルエンザが流行していて、休む人が多かったためという行員もいました。
そして、妙に不自然なのが、時間外業務は全ての行員がゼロだったということです。
勤務表を見ても、時間外業務はゼロ、そして、システムへのログインの時間はおかしい点はない。
しかし、ログアウトの記録はない。
きっと、強制終了しているのに違いない。
現在京橋支店にいる人からは証言を得られないだろう。
そこで、以前京橋支店だった人に聞いてみたら、答えてくれるのではないかと思い付いた舞たち。
現在立川市店にいる佐倉大吾に色々と京橋支店について、聞きました。
「ひとりではこなしきれないノルマが課せられ、夜中まで働いても仕事は終わらず、具合が悪くなっても休めないところでした。」と、佐倉は証言しました。
佐倉が京橋支店にいた最後の2ヶ月は、中西支店長だったということを確認した舞は、臨店の講評を京橋支店にて始めました。
前にいた佐倉の証言を言っても、倒れた河合が仕事を終えて乗る電車をラインで家族に報告していたことを言っても、中西支店長はしらばっくれるばかりでした。
今だにこんな高圧的な上司がいるのが、信じられません。残業代がつかないことも驚きです。
そこへ、遅れて相馬が登場。
それでも知らないという中西支店長。
そこへ録音されていた支店長の声を流す行員がいました。
「残業しても勤務表にはつけるなよ。システムにも記録は残すなよ。」という中西支店長の発言で、いつか人事部に報告しようと思っていたのです。
もう我慢の限界が来たと思われる融資課長の清田も全て中西支店長の指示だったということを認めました。
残業を無かったことにするのは、京橋支店だけでも、これは東京第一銀行全体のイメージに関わってくるのではないかと思いました。
紀本部長の部屋
そして、時間外業務について不正が京橋支店にてあったということが紀本部長の耳に入りました。
「くだらんことを、臨店の奴ら余計なことをしおって!」と紀本はイラつきました。
今回も舞ちゃん節、炸裂だったね。
再び川野について
かつて川野と同じ京橋支店で勤めていた行員たちに川野についての話を聞こうとすると皆、拒否しました。
そこで、今は銀行を辞めて花屋で働いている西久保和哉に川野の話を聞きにいきました。
西久保は川野のことを、
「憧れの上司でした。自分の出世や銀行の利益などより、取引先のことや部下たちのことを真っ先に考える上司でした。何よりも業績を優先する紀本支店長と衝突していました。」
と言いました。
西久保の話はまだ続きます。
「葉山コンサル株式会社という企業は架空取引をやっていた疑いがある企業だから入れないほうがいいと言っていたのに、川野が勧めているからと、勝手に名前を使われて葉山コンサルと契約を交わした京橋建材は、倒産してしまいました。」
辛すぎる〜
紀本部長に彼岸花を届けようとする舞
紀本部長はまだ出勤前だったため、昇仙峡が代わり舞から受け取りました。
その時に、舞は「昇仙峡さんが彼岸花を贈ったのでしょう?」と聞きました。
「西久保さんに会って来ました。」とも、舞は言いました。
そして、「もし、一人で戦おうとしているなら、私も共に戦います。私も東京第一銀行の行員ですから。」と舞は言いました。
『花咲舞が黙ってない』第8話ネタバレあらすじと考察!昇仙峡玲子の恋人は紀本の天敵だった⁉︎のまとめ
- 今回の臨店先は京橋支店。
- 京橋支店では時間外勤務が全員ゼロだった。
- あまりにも不自然だったため、調査をすることにした舞と相馬。
- 時間外勤務を行員たちがやっていた証拠を集めても、知らぬ存じぬを押し通そうとした中西支店長、
- しかし、我慢も限界になっていた行員たちがついに全ては中西支店長の指示でしたと、認めました。
- 今回は川野の死の真相に迫る話も出て来ました。
今回は、いまだにこんなブラックな企業があるのだろうかと驚きの連続でした。
川野の死の真相はとても辛く、紀本のことが憎く感じられました。
さて、次回第9話は6月8日(土)よる9時からです。
お楽しみに。