毎週土曜日よる9時から日本テレビ系列で放送されているドラマ『花咲舞が黙ってない』。
前回、『花咲舞が黙ってない』第8話での臨店先は京橋支店でした。
京橋支店は時間外勤務の実態を隠し、残業代を行員たちにもう何年も、全く出さないようにしていました。
夜遅くまで働いている行員たちは疲弊していてもう限界でした。
それと並行して、昇仙峡の彼氏だった川野についても、少しずつわかってきました。
さて、気になる『花咲舞が黙ってない』第9話の放送は、6月8日（土）よる9時からです。
そこで、この記事では気になる「花咲舞が黙ってない」第9話のあらすじと、感想をネタバレありで解説していきます！
そこで、この記事では気になる「花咲舞が黙ってない」第9話のあらすじと、感想をネタバレありで解説していきます！
『花咲舞が黙ってない』第9話あらすじ
花咲舞（今田美桜）は職場近くの公園で、上司の芝崎太一（飯尾和樹）が若い女性と親しげに話をしている姿を目撃。舞は相馬健（山本耕史）に、芝崎が不倫をしているかも!?と訴えるが相馬は、東京第一銀行の大口取引先である東東デンキの粉飾決算のニュースの方が一大事だと気にも留めない。そんな中、2人は虎ノ門支店の臨店に。そこで東東デンキの元経理課長市村（俵木藤汰）から「東東デンキの粉飾の件は、2か月ほど前に銀行さんが気づいて指摘していた」と言われてしまう。東京第一銀行が新聞の報道よりも先に粉飾の事実を把握していながら隠蔽をしていた!?翌日、舞と相馬は虎ノ門支店で得た情報をまとめた報告書を芝崎に提出。すると芝崎は明らかに動揺するようなそぶりを見せた。
その後、舞たちの報告書は経営企画部長紀本平八（要潤）の元へ。報告書を見た紀本は昇仙峡玲子（菊地凛子）に、「なかったことに」と報告書の隠蔽を指示。昇仙峡が理由を尋ねると紀本は、東京第一銀行内には選ばれた人間しか触れることのできない『エリア51』と呼ばれる極秘事項があるのだ。と答えた。
一人になった昇仙峡は、恋人だった川野直秀（平原テツ）の遺品の手帳を開く。そこには乱れた文字で51と書かれた形跡が。どうやら川野は亡くなる直前までこの秘密を追っていたらしい……。その頃、臨店班では芝崎が舞と相馬に報告書を差し戻しながら頭を下げていた。またですか？と憤る舞。
引用：花咲舞が黙ってない公式サイト
そんな中、東東デンキの第三者委員会が、東京第一銀行から粉飾を隠蔽するよう指示があったと公表。東京第一銀行が行った隠蔽工作は、世間に広まることとなり──!?
東京第一銀行が、粉飾決済の隠蔽を支持していた？あってはならない事だね。
『花咲舞が黙ってない』第9話ネタバレ感想・考察
今回は、東東デンキの粉飾決済の隠蔽を東京第一銀行が支持したのではないかという疑惑と、相馬健が異動になるといったストーリーです。
芝崎次長が不倫⁈
今夜の初めのシーンは、若い女性とその子供らしき人と芝崎次長が会っているところを、花咲が目撃して、てっきり不倫だと勘違いするところから始まります。
不倫だと勘違いした舞が、相馬に目撃したことを言いますが、相馬は全く取り合いませんでした。
相馬はそんなことより、東東デンキの粉飾決済の方が気になっています。
「過去2年で数千億円の売り上げを水増し」したのです。
そんな話をしているところへ、芝崎次長が臨店の話を持ってきました。
今回の臨店先は虎ノ門支店です。
元々、東東デンキへの融資は虎ノ門支店だったため、今大騒ぎになって忙しい思いをしているだろうということで、応援に行ってくれとのことでした。
以前同僚だった行員が相馬と同僚で、仕事の後で共に飲みにいくことになりました。
すると偶然、東東デンキの社員と出会いました。
そこで、2ヶ月前に東京第一銀行は粉飾の事実を知っていたにも関わらず、公表しなかったという事実がわかりました。
その事実を報告書に書いた舞。
上層部にその報告書が行き、紀本部長は「無かったことに」と言いました。
それに対して昇仙峡玲子は「東東デンキの粉飾の件は投稿の過失ではありません。隠蔽というのはいささか、やりすぎなのでは？」と言いました。
今まで昇仙峡は、割と何も質問せずに紀本の指示を受け入れていたと思うけど、今回は色々と質問していると思った。いよいよ紀本たちをギャフンといわせるのだろうか？
すると紀本は「エリア51を知っているか？」と説明をしました。
エリア51とは
アメリカ空軍基地で数年前まで政府さえその存在を認めていなかった極秘の場所のことで、今もその場所で何が行われてきたかは機密扱いとされています。
そして紀本部長は続けました。
「東京第一銀行にもエリア51があってそれを知っているのは当行で選ばれた人間のみである。組織には決して世人には触れられない場所があるのだ。」と。
報告書は、臨店班に差し戻しとなりました。
そして記者会見を開いた東京第一銀行は、粉飾を隠蔽した事実はないと表明しました。
それに対して、東東デンキは隠蔽の指示があったと発表があり、食い違っています。
「東京第一銀行は、粉飾の隠蔽を指示した事実はないし、隠蔽自体、知らなかったで押し通すつもりなのだろう」というのは相馬の見立てです。
実際にも、ごく一部の人しかわかっていない機密事項ってあるのかな？
相馬の見立てに対して、「じゃあ報告書なんて出さなくても、上は知ってたってことじゃないですか。」と舞がいうと、
「知ってたどころか、張本人だったってことだってありうるのだから、それだけこの案件は我々には触れられなくて、闇が深いということだ。」と、相馬は答えました。
再び、紀本部長の部屋にて。
昇仙峡が紀本部長に尋ねています。
「合併の交渉ですが、今はこちらの方が有利に進んでいます。それもエリア51が関係しているのでしょうか？」
「それを聞くと君は傍観者ではいられなくなる。片道切符だ。それを聞いて帰ろうとしても、もう戻れないんだよ。」と紀本部長は答えました。
要潤さんも貫禄が出てきたと思います。
「それを聞かなければ、私もここまで」と昇仙峡は答えました。
紀本部長に「君は女性初の取締役になりたいのか？」と問われ、「頭取になりたいです。もちろん真っ当なやり方でなれるとは思っていません。」と答える昇仙峡。
再び臨店班にて。
東東デンキの融資担当が先月交代になり、さらに粉飾に気づいた早瀬という行員は東東デンキに出向になっています。
かつて、芝崎次長の部下だった早瀬が、誰かの指示により、粉飾の隠蔽を東東デンキに要請した件について、取り沙汰しないでやってくれと舞たちに頼む芝崎次長でした。
しかし、「長い目で見ると、早瀬を守ることにはならないと思う」と、芝崎次長を舞たちは説得しました。
邪魔くさがりだった相馬なのに一生懸命で芝崎のことを説得しているので、変わってきたのかなと思いました。
居酒屋はな咲にて
その夜、芝崎次長は早瀬と彼女のまだ5歳の娘を連れて居酒屋はな咲に行き、先に来ている舞と相馬に早瀬を引き合わせた。
粉飾に気づいた早瀬は上司である営業第三部部長の吉原俊二に報告したら、黙っているように言われ、東東デンキ側にも公表しないよう伝えてくださいと指示されました。
その後、経営を立て直す指導という名目で東東デンキに出向になりました。
更にその２ヶ月後、驚くことに今度は吉原部長からの指示で、内部告発をしました。
なぜそんなことをさせたのか、不思議なことです。
ある日の夜、
昇仙峡は、紀本によって石垣財務相に引き合わされたが、すぐ追い払われてしまいました。
昇仙峡は毎日のように恋人だった川野の手帳を開いています。
手帳の中には石垣の文字と51が書かれているところがあります。
51はエリア51のことで、旅行に行くために書かれてあると思った石垣は、大臣のことだったのだとわかりました。
相馬の異動
融資課長として相馬は異動になりました。
異動先は、富士見の丘支店といって、横浜駅から私鉄で20分くらいのところで、閑静な住宅地の中にあるそうです。
何かと上に楯突いてきたから、そのせいで飛ばされてしまったのかと舞は思いました。
その日の夜、はな咲に行った相馬は花咲健にも異動のことを伝え、舞も相馬に礼を言うことができたのでした。
臨店班自体が廃止になるのかなと思ったら、なんと相馬が異動になったのは驚きだった。
舞は一人で心細くないのかな。
一人になった臨店班
なぜ吉原部長は、東東デンキの粉飾を隠蔽しろと指示を出したのに、2ヶ月後に今度は隠蔽を告発しろと指示した。
その意図は、いったい何だろうと臨店班の部屋で考えていた舞。
そんな舞のところへ、昇仙峡がいきなりやってきて、「この前のことを訂正する。」と舞に言いました。「私一人ではこの銀行は変えられない。でも、どうしても変えたいの。だから力を貸してちょうだい。」
驚きながらも、喜ぶ舞でした。
昇仙峡玲子が変わってきた。何だか面白くなりそう。
『花咲舞が黙ってない』第9話ネタバレあらすじと考察！粉飾決済の隠蔽を銀行が指示⁉︎のまとめ
- 東京第一銀行の取引先である、東東デンキが粉飾決済を行なっていた。
- 粉飾の隠蔽の指示を東京第一銀行が指示していた。
- その２ヶ月後にどういうわけか、今度は銀行の行員にその上司が告発させた。
- 東京第一銀行にはごく一部の人しか知らないエリア51のようなものがある。
- 相馬が横浜から私鉄で20分くらいのところにある富士見の丘支店に移動になった。
- 昇仙峡玲子が舞に東京第一銀行を変えるために協力を求めてきた。
さて、次回はいよいよ最終話です。
6月15日（土）よる9時からです。
お見逃しなく！