2024年の秋ドラマとして、土曜日のよる9時より日本テレビ系列で放送されている人気ドラマ、土ドラ9『放課後カルテ』。
その第4話が11月2日に放送されました。
第3話では、冴島啓の弟、直明が心臓の病気で入院していたが、この度退院してきて、厳しく直明の行動を制限しようとする母親の目を盗んで散歩に出かけた啓と直明。
それは散歩に止まらず、途中で立ち寄った小学校で直明は小学校の生徒と知り合い、学校探検をすることになって、直明にとって貴重な経験になった。
という話でした。
病気の本人や母親が大変なのは想像がつくけど、兄弟のことは見落とされがちなのだということが今回の話で、わかったので良かったと思います。
そこでこの記事では、人気ドラマ『放課後カルテ』の第4話のあらすじと感想をネタバレありで解説していきます!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『放課後カルテ』第4話あらすじ
6年生の野外宿泊学校。2泊3日で共同生活をして、クラスメイトの知らない一面を見つけていく。嫌そうな態度を隠そうともしない牧野(松下洸平)に、篠谷(森川葵)は呆れ顔。
児童たちが非日常の空間でソワソワする中、水本羽菜(小西希帆)は浮かない顔をしていた。羽菜は、ウォークラリーでルートを外れて行動しようとするヤンチャな児童・藤野一希(上田琳斗)とも、同じ班の女子とも上手く馴染めずにいた。
羽菜を悩ませているのは、7月のある事件。クラスみんなで頑張って作った七夕飾りが、放課後、何者かによってめちゃくちゃに壊されたのだ。犯人だと疑われたのは一希だったが、真犯人は羽菜。羽菜は、孤独感から破壊衝動を抱えていた。一希は犯人を知りながら、秘密を守り続けていた。しかし羽菜は一希が誰かに本当のことを話してしまうのではないかと、野外学校中も気になってしまう…。
自分が犯人だとバレたら、クラスに居場所がなくなる。こうして羽菜は、衝動的に一希を川に突き飛ばしてしまう。現場を目撃した牧野は、羽菜と向き合おうとするが、一希と羽菜は2人で救護室から逃げ出してしまう…!
引用元:『放課後カルテ』公式サイト
『放課後カルテ』第4話ネタバレあらすじ・考察
今回は学校から飛び出して、野外宿泊学校での様子です。
みんなの意外な一面が知られそうですね。
野外宿泊学校が始まる
いよいよ、6年生の、2泊3日の野外宿泊学校が始まりました。
まずは6年生全体に向けて、藤岡先生と篠谷先生から説明がなされた。
「今回の野外学校では、美しい自然を感じながらみんなで工夫し、協力して生活していくことを学びます。」
「学校では見つけられなかったクラスメイトの新しい一面をたくさん見つけて素晴らしい2泊3日にしましょう。」
学校から行った思い出が蘇るね。懐かしい。
班ごとに分かれる
ウォークラリーが始まった。
水本羽菜が班長の班では、藤野一希をはじめとする男子たちが活発で勝手なことをしていて、女子のメンバーと別行動を取ろうとしていた。
水本さん班長なんだから、男子にもっと注意したら?と言っていた女の子が班長に向いていたのではないかと思う。
班のメンバーが、どんなメンバーかによっても大分変わってくるのは否めないかも
水本の回想シーン
みんな楽しそうにしているのに、どこか浮かない表情の水本。
水本は1学期にクラスで作った七夕飾りをわざと壊したのだが、その時の様子を藤野に見られたのだ。
そして、ホームルームで篠谷先生がみんなに向けて七夕飾りが壊されたことを報告していた時のことを水本は思い出していた。
当然、犯人探しになるクラスメイトたち。
日頃の行いを見て、藤野じゃないのか?と疑う生徒たち。
しかし、藤野は水本がやったということを言わなかった。
乱暴者のイメージの藤野君だけど、水本のことを言わなかったのはいいところがあるじゃないかって、思った。
全く乗り気ではない牧野先生
先生方や、生徒たちが張り切っている中、牧野先生は座り込み、船を漕いで寝ていた。
その日の夜、雨が降っている様子を心配そうに見ている篠谷先生が、そこを通りがかった牧野先生に心配じゃないのか?と尋ねた。
1時間後には止む予報です。と言う牧野先生に、足元が滑りやすくなるから子供達が怪我しないか心配です!と篠谷先生は答えた。
そんな牧野先生に篠谷先生は矢継ぎ早に聞いた。
「どうしてつまらないっていうのを全身に出すのですか?どうして本当は生徒たちと真剣に向き合えるのにはぐらかすのですか?」
牧野先生は答えた。
「別にはぐらかそうとしているわけではない。」
まだまだ学校には居ずらそうな牧野先生ですね。一体いつになったら生徒たちとの距離を縮めることができるのかな?
カレー作り
2日目。
皆でカレーを作った。
水本は素晴らしい包丁さばきで、他の女子に家でちゃんとお手伝いしてるんだね。と言われていた。
たいてい、野外学校ではカレーを作るよね。
カレーを作った後、みんな川辺で遊んでいた。
川辺から、みんな引き上げる時、水本は藤野を背後から川に突き飛ばした。
その様子を偶然見ていた牧野先生。
大慌てで、藤野に駆け寄り怪我がないかを確認した。
なんでそんなことをしたかと水本に当然牧野先生は聞いた。
足が滑って当たってしまったと水本は言った。
藤野と水本を救護室に連れていった。
藤野と水本を救護室に二人だけにして、廊下で牧野先生は篠谷先生にわざと水本は藤野を突き飛ばしたことを伝えた。
「つまらなくなったら、楽しい方へ逃げるんだよ!」と藤野は言って、救護室の窓から水本を連れ出した。
なんか思い詰める水本と、ポジティブな藤野の対比が面白い。
しかし、二人で走っている間に、水本は滑って捻挫した。
二人を探しにきた牧野先生が水本をおぶって救護室に帰って行った。
救護室にて
「なぜあんなことをやった?」と牧野先生に聞かれる水本。
最初は誤魔化そうとした水本だったが、もう一度同じ質問を牧野先生にされてごまかせないとわかり、ちゃんと説明し始めた。
牧野先生は、野外学校が苦痛なことに関して、意外なところで気持ちが通じ合う人が見つかったと思った。
部屋に戻った水本
同じ班の女子のメンバーが、水本のことを心配していた。
自由時間も無くなって、がっかりしただろうと、猫の人形を買ってくれていた。
それは同じ班の女子3人みんな同じのを買ってお揃いだった。
最初はハズレ引いたかもとか言っていた子もいたけど、いい子達なんだって思った。
女子は、お揃いの可愛いものを買いたがるよね。私も覚えあるよ。
俺が知った事実だけを話す
篠谷先生は、牧野先生に言った。
最初の印象からしたら、篠谷先生は牧野先生を大分信頼するようになったわね。
そんな篠谷先生に、牧野先生は、言った。
野外宿泊学校から帰宅した水本
捻挫した足を少し引き摺りながら帰った水本。
今までは、母親が出迎えてくれていたけど、今は誰もいない家に帰らなくてはいけない。
夕食は、父親がコンビニかスーパーで買ってきたお弁当を食べた。
父親がぼそっと言った。
「しばらくの間、お母さんは帰ってこない。気持ちの整理がつかないだろうけど。」
何日かして、学校から帰ると水本は眠っていた。
その時に夢を見た。
お母さんのアクセサリーを壊したことがあった水本は、お母さんに責められたことがあった。
その時の夢だ。
そしてダイニングに行くと、お弁当が置かれてあった。
父親に捻挫が痛いから明日は学校休みたいと言った。
そして水本は翌日欠席した。
心配する篠谷先生。
そこで、牧野先生に篠原先生は懇願した。
そして、牧野先生は「篠谷先生は授業があるから、俺が水本のところへ行く。」というと、駆け出した。
水本は自宅にいた。
母親のお茶碗を割ってそれを握りしめて手のひらを傷つけていた。
牧野先生は玄関のドア越しに、水本に話しかけた。
「お前の、足の傷、傷つけたいわけではないのに、壊したい衝動を抑えられないんだろ?お前のいうとおり問題があるから来た。根本的な原因を知りたい。でも、何にも知らない。お前がどんな人間で、何があって、何を考えているのか、聞かせてくれないか。お前の言葉で。助けたい。お前を助けたい。」
本日はここまででした。
『放課後カルテ』第4話ネタバレあらすじと考察!のまとめ
今回は、これから水本の話を聞こうというところで、終わりましたね。
次回、どんな話を水本から聞けるのか、気になりますね。
- 今回は野外宿泊学習。
- 皆が楽しそうにしている中、水本羽菜だけが浮かない顔をしていた。
- 1学期の時にクラスで作った七夕飾りをわざと壊してしまい、それを藤野一希に見られてしまって、藤野がみんなに言いふらさないか、怖くて心配だったのだ。
- 衝動的に水本は藤野を川の中へ突き飛ばしてしまう。
- みんなで何かをするということが、水本は苦手らしい。
- 足首に水本は自分で傷つけるという自傷行為をしていた。
- 水本には感情を抑えきれずに、破壊行為を行なってしまうことがあり、それが自分へ向いてしまうこともある。
- 水本には、母親が出て行ってしまったということも、悩みとしてある。
- 牧野先生は、まるで崖っぷちにいるような水本の話を聞くために、彼女の自宅へ行った。
第3話までは1話完結だったけど、第4話では、次回へ続くようになっていましたね。
次回はどんなふうになるのか気になりますね。