フジテレビ系列10月スタート毎週木曜夜10時は、4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ『いちばんすきな花』の第5話が11月9日に放送されました。
前回は夜々が今まで思っていたことを母に伝えることで、少しずつ自分らしさを取り戻すことができました。
いちばんすきな花があじさいということも分かりましたね。
それでは第5話のあらすじと感想をネタバレありで書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、まだ内容を知りたくないという人は見ないようにしてください。
「 いちばんすきな花 」第5話あらすじ
朝、春木椿(松下洸平)の家で目を覚ました佐藤紅葉(神尾楓珠)。
紅葉は前の晩、急に椿の家にやって来て、2人で酒を飲んだあと、そのまま寝てしまったのだ。
その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出すのだった。
そんな紅葉のスマホに高校時代の友人、伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと突然連絡が入り…。
深雪夜々(今田美桜)は紅葉に呼び出されて会うことに。急に呼び出したことを謝る紅葉に「暇してたんで」と答えつつ、何かあったのかを尋ねる夜々。
すると夜々は不意に、潮ゆくえ(多部未華子)のことが好きかと紅葉に問いかける。
突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り動揺を隠せない。
そんな折、ゆくえはインテリアショップで一人買い物中に、赤田鼓太郎(仲野太賀)と妻の峰子(田辺桃子)にばったり遭遇する。
一方、紅葉はイラストについて、思わぬ仕事の依頼が舞い込み…。
「 いちばんすきな花 」公式ページ
紅葉はゆくえのことが好きなのか?その答えが気になりますね。
「 いちばんすきな花 」第5話ネタバレ感想
それでは早速、第5話の感想を綴っていきたいと思います。
お邪魔しました
椿さんの家でうっかり朝まで寝てしまった紅葉。
椿さんが布団をかけてくれたり、朝ごはんとして渡してくれたのが食べかけのチョコスティックパンだったり。
気にかけてるけど気を遣っていない様子が、家族のようで親しくなったことが感じられます。
紅葉が家を出るときに
いってきまーす!
いってらっしゃーい!
間違えた
ナチュラルにその言葉が出るくらい居心地がいいことが分かります。
おじゃましました。
またおいで。
またおいでと言った椿さんも言われた紅葉もとても嬉しそうにしています。
今までは言いたいけど言えないことがあった時、いつも喫煙所で関係のない初対面の人を探していた椿さん。
でも今はその必要がなくなり、紅葉に電話をかけて話を聞いてもらいます。
だんだんとかけがえのない存在になってきていることが分かりました。
ナンパの手伝い
「ナンパの手伝いをしてほしい」と友達から連絡があり、駆けつける紅葉。
乗り気ではないため、夜々にナンパをしたふりをして2人でカフェに。
夜々が紅葉に尋ねます。
紅葉くんゆくえさんのこと好きですよね?
幼馴染だからね。友達とは違うでしょ。
友達とは違う特別感はあるけどみんなに対する好きと同じであると伝えます。
途中で紅葉のスマホに椿さんから電話がかかってきて「なんも用事はないけどおしゃべりした」と夜々に話します。
それを聞いて夜々は私には連絡がないのにな・・・と嫉妬しています。
その様子を見ると、夜々は椿さんに対して恋愛感情の好きであるように見えます。
元カノ?女友達?
ゆくえが4人でお揃いのマグカップを買うためにインテリアショップに行くと、偶然元親友の鼓太郎と奥さんに出会います。
ゆくえと鼓太郎は奥さんがいない隙にお互いの近況を報告します。
時間が空いてもすぐ元の関係性に戻って大笑いしている様子を見ると、本当に仲が良くて大切な存在だったことが分かります。
鼓太郎は4人でピザを食べる仲がゆくえにできたことに安心しています。
奥さんから「元カノでしょ?大丈夫。過去の人ってかんじしたし。」と言われ、笑顔でなにも言わない鼓太郎。
やっぱりそう思われるか・・・という諦めなのか否定もせず肯定もしない様子を見て、男女の友情は説明するのが難しいんだなと感じました。
優しいふり
学生時代からみんなと仲が良かった紅葉。
教室で一人でいる同級生にはいつも声をかけていたとのこと。
そんな高校の同級生から突然仕事でコラボしたいと依頼されます。
絵で個展が開けるほど人気がある同級生と久しぶりに再会し
「紅葉くん友達多いから僕のことなんか覚えてないと思った。」「憧れだった。」と話しかけられます。
今では立場が逆転して、自分の好きなことで成功している姿を見て冷たく当たってしまいます。
「そっちの勝手な罪悪感で、こっちのいい思い出まで塗りつぶさないでよ。」「まだバイトしてるの?仕事紹介しようか。」と仕事の依頼はなかったことになります。
最後別れる時には
お邪魔しました。
バイバイ。
椿さんとのやり取りと対照的に関係性が終わったことが分かる挨拶でした。
伏線を回収するような言葉の選び方がストーリーの中に織り込まれていて、見れば見るほどドラマの世界に引き込まれます。
その後泣きながら椿さんの家に向かい、4人に話を聞いてもらいます。
同級生は「余っててよかった。」と独りぼっちだった時から今も仲良くしてくれている友達に電話を掛けます。
話を聞いてもらいながら、自分の描いた絵を黄色で塗りつぶします。
紅葉のすきな色は黄色なので同級生にとって紅葉は大切な人だったことがわかるシーンでした。
紅葉と同級生の関係は終わってしまいましたが、それぞれの今の大切な人が傍にいてくれます。
お互いにちゃんと成長して、大切な人に出会えたことがとても素敵だなと思いました。
「 いちばんすきな花 」第5話ネタバレ感想!まとめ
紅葉は過去と向き合うことで自分がやってきたことへの罪悪感から少しずつ開放されました。
紅葉とゆくえ、椿さんと夜々の関係性についてはまだ曖昧なまま・・・
2人に苦手意識のある4人が、今後どう変化していくのか次回も楽しみです!