12月21日の22時より、木曜ドラマ『いちばんすきな花』の最終話が放送されます。
最終回は15分拡大版という事で、4人を中心にどんな結末が描かれるのか、非常に気になるところです。
第10話ではゆくえの提案で春木宅に4人でしばらく住むことに。
ここまで誰かがくっつく要素がない4人が、最後はどんな風になるのか、とても気になりますね!
それではついに最終回を迎える『いちばんすきな花』の最後のネタバレ感想をつづっていきたいと思います!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『いちばんすきな花』最終話のあらすじ
潮ゆくえ(多部未華子)が「ちょっと住みたいです」と提案したことで、春木椿(松下洸平)の家にしばらく住むことを決めた4人。
ゆくえと深雪夜々(今田美桜)は同じ部屋で、椿はリビングのソファで寝ることに。
翌朝、目を覚ました夜々が出勤のために出て行こうとしたタイミングで深夜バイトを終えた紅葉が「ただいま」と帰ってきた。
そして「いってらっしゃーい」と夜々を見送った紅葉がリビングに行くと、ゆくえと椿はのんびりとコーヒーを飲んでいる。
それを見た紅葉は思わず「夫婦みたいだね」と笑ってしまうのだった。
その夜、ゆくえ、椿、紅葉がカレー作り。
そこにやって来た夜々のTシャツを見た紅葉が、Tシャツに描かれたイラストは自分の作品だと言う。夜々はネットで買ったと告げるが、どうやら紅葉のイラストが盗用されたらしい。
犯罪に加担したとしょげる夜々に、紅葉は…。
出来上がったカレーを一緒に食べる4人。
だが、どう考えても量を多く作りすぎたので、誰かを呼ぼうということになる。
椿は弟の楓(一ノ瀬颯)を、ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)を呼ぶことにするのだが、この2人を呼んだことで意外な展開になり…。
出典:いちばんすきな花 公式サイト
まさかの紅葉の作品の盗用!
でもある意味、センスを感じたという事ですよね。
そして作り過ぎたカレーによる変化とは?!
気になる最終話、見てみましょう。
『いちばんすきな花』最終話のネタバレ感想
この家を出て行くー。
そう決めた椿ですが、最後に4人でこの家で「暮らしてみたい」と言う事になりしばしの共同生活。
果たしてどんな結果となるのか?
注目です!
始まった4人の生活
朝、紅葉は買い出しから帰ってきます。
夜々は忙しく紅葉の買ってきたおにぎりを取って仕事に出かけるのでした。
リビングにいたゆくえと椿は、ベッドのシーツを変えていた事と風呂を沸かしています。
幸せを感じる椿。
ひとときの生活ですが、最高の共同生活ですね!
晩ご飯の時間となり、夜々が着ていたあるTシャツの話になりました。
それは紅葉が描いている絵と同じ柄です。
何と紅葉の描いたカタツムリが盗用されていました。
しかも4人が出会うずっと前。
やっぱりそんな事する人っているんですね・・。
紅葉は怒るでもなく「嬉しい」と言います。
この日、カレーを作りすぎました。
あまりにも多いので、今後このみと楓を呼ぼうという話に。
鼓太郎は峰子と食事中。
鼓太郎が峰子の料理をおいしいと言っていると峰子が突然、「潮さんってさ・・」と切り出します。
動揺して料理を落とす鼓太郎。
峰子はゆくえの話を聞きたいと言いました。
翌日、椿は夜々が何か言ってなかったかとゆくえに聞きます。
何も言ってなく、ゆくえも紅葉が何か言ってなかったかと椿に聞くのでした。
「ピンポーン」そこにインターフォンが鳴ります。
紅葉と夜々も椿たちと同じ会話をしています。
「ただいま」買い物から帰った紅葉と椿。
するとテーブルにはすみれ・このみ・鼓太郎・楓の4人がカレーを食べていました。
いきなり4人?!
突然の訪問者。いつもと違う食卓。
すみれがみんなに友達の選別の会話をしています。
友達じゃなくなったと言うすみれに鼓太郎がそういう人がいるから誤解されると言っていました。
謝るすみれ。
ソファには椿とゆくえがいます。
まさか全員来るなんてと言う夜々たち。
その後、椿はこのみと会話。
このみ曰く、最近ゆくえは人と会うのが楽しそうと言い椿に御礼を言いました。
また、夜々の事に触れ「片思いも楽しかった」と言っていた事がわかります。
ある程度心の整理をつけられたと言う事でしょうか。
カレーは2日で無くなり、終わり。
すみれが紅葉、夜々と会話します。
椿が友達と会話している姿を見たかったとすみれ。
楽しそうでよかったと彼女は笑いました。
夜になり、すみれと楓を見送る椿。
「何かごめん」と椿に言いすみれは帰ります。
このみと鼓太郎もそれぞれ帰るのでした。
しかし何故かゆくえが夜道が危ない鼓太郎を見送る展開に。
最後に何を話す?
微妙な表情のゆくえ。
心配していた椿たちをよそにゆくえと鼓太郎は楽しそうに話します。
峰子にゆくえの話をしていた事を話す鼓太郎。
例え話で、子供が産まれたらゆくえに相談できるねと峰子は言っていました。
「子供産まれたの?!」と喜ぶゆくえ。
峰子には、何か鼓太郎に良い事があった時ゆくえは自分以上に喜んでくれる人だと話したと言いました。
本当に「親友」なんですね。
「何かあったら時々連絡しろ」鼓太郎がゆくえに言います。
峰子の公認となった様子。
そして旅立ち
紅葉が最初に起きてきて、ゆくえと夜々も起きてきました。
今日は椿の引っ越しの日。
いよいよですね!
希子は朔也と話しています。
ゆくえの引っ越し話を話しながら、朔也に「したいなら好きにすればいい」と言う希子。
保健室でご飯食べたいなら別に来てもいいと。
椿はゆくえたち3人にそれぞれのマグカップを渡します。
現実を実感する瞬間ですね。
何だかしんみりした雰囲気。
椿は少しボーっとしていました。
荷造り終わり、荷物を引っ越しやさんへ預け終わり4人は床で寝そべります。
少し静かな間がありましたが、紅葉からの「いっせーの、1!」と始まりました。
みんな、楽しそうに笑います。
はしゃいだ時間も終わり、そろそろこの家を出る時間。
ここに「帰ってくる」事はないと言いながら、4人は美鳥にマグカップを預ける事にしました。
みんな「お邪魔しました」と家に挨拶をし、椿の家を後にします。
とうとうこの生活も終わっちゃいましたね。
引っ越してきた美鳥
ゆくえが、友人からの結婚式の招待状を受け取って何だかため息。
同窓会で自分が呼ばれなかったから、気を遣われたとゆくえは義務感を感じ始めていました。
椿は職場で相変わらずですが、少し明るくなって印象が変わったようです。
夜々は相変わらず男性に何か話しかけられていますが、大貴に「言いたい事は言いなよ」と言われました。
冗談言いながら、少し仲良くなった感じの二人。
紅葉は後輩からいきなり謝罪と、夜々にお詫びのプレゼント。
この前、夜々がキレてたからとの事。
しかし夜々はこういうのを女の子がみんな喜ぶと思うなと言うと思うと、紅葉は断ります。
紅葉に対する態度が少し変化した様子。
みんなの生活が少し生きやすく、いいものになった気がします。
椿が実家の花屋に行くと、美鳥が帰る前に立ち寄った事を聞きました。
夜々の店には、懐かしい友人が来店。
結婚はしたが、夫も自分の苗字にしたと友人は言います。
少し驚くも、友人の「女が変えなきゃいけない固定観念は嫌だ」という言葉に笑う夜々。
紅葉は飲み会を抜け出し、どこかへ走って行きました。
4人でカラオケボックスに集合します。
いつものノリで楽しそうにする4人。
夜々は引っ越してきた美鳥の家に来ます。
今までずっと嫌いって言えなかった夜々の話題。
何とも思わない人たちに合わせて好きって言っていた過去。
しかし今は「好きな人たちに、自分が何が嫌いかを言ったら生きやすくなった」と夜々は笑いました。
正に、夜々の本音ですね。
お茶淹れよっかと美鳥。
次は紅葉が訪ねてきます。
そしてゆくえ。
当時の彼氏に、「何で俺より友達を優先するんだ」と喧嘩した話。
しかし結論、誰を優先するとか一番とかではなく好きな人はみんな大事。
美鳥に、「男女の友情は成立するの?」とゆくえ。
「どっちでもいいんじゃない?」人それぞれだよねと美鳥は返します。
「だよね!」笑顔になるゆくえ。
そして椿が最後に訪問。
それぞれのこれから
既に3人とも来た事を話す美鳥。
この前カラオケに行った時の事を椿は楽しそうに話します。
「お邪魔しました」「またおいで」
椿は帰りました。
4人のマグカップを洗いながら「勘違いされる人生だったけど、だからこそ間違えないものがよく見えた」と言う美鳥。
自分の道を突き進んで生きてきたけど、4人それぞれと出会った事は良かったようですね!
ここで美鳥のナレーション
「勘違いがあったから、見つかったもの、出会えたい人もいる」
鼓太郎の家では峰子がゴミ袋の取り換え。
峰子がどこにあるのか探していると鼓太郎がここ、と言います。
付けてたゴミ袋の下にストックを置いてました。
「なるほど」と峰子。
「ありがとう、合わせてくれて」と鼓太郎は言います。
再び美鳥「他人の価値観なんて理解できないけれど、理解したい他人と出会える事はある」
希子は朔也と相変わらず仲良く保健室で給食。
二人で「いただきます」
好き嫌いがないと言っていた朔也ですが、これあげる発言に希子が突っ込み二人は笑っていました。
美鳥「みんなみたいにみんなにならなくていい。みんなに嫌われてる子なんて、いない」
そして美鳥の家では「みどり塾」を開講しています。
子供たちを迎え、家の中はにぎやか。
美鳥がごみを捨てようとすると、ある子が待って!と。
ウサギにあげるんだと美鳥からもらうのでした。
美鳥「誰かにとってはゴミになるものでも、他の誰かにとっては大切なものだったりする」
「人はどうしたって変わってくのに、なりたい自分にはいつまでも変われない」
「他人に決めつけられた自分の価値からは、どうしたって逃れられない」
「みんなみたいにみんなになれなくて、上手に二人組も作れない」
「居場所を探してウロウロしていた4人。3人がいてくれる場所が帰る場所になった」
椿たち4人がカフェでいつものように集まります。
美鳥が花を扱っていると女の子が来ました。
次々に欲しい!と集まってきます。
笑顔で花を生ける美鳥。
「いちばん好きな人は、一人じゃなくていい」
ラストはまさかの藤井風さんが出演!!
オープニングの曲を藤井風さんが美鳥の家でピアノと共に歌っています。
その後ろで4人がいつものように帰ってきて、いつものように笑っていました。
ほんわかするような、何だか少し切ないような曲とマッチしたシーンですね!
そしてその後、紅葉が3人に同窓会のグループラインを退会したと報告。
夜々は、心開いていない人にも口悪いと言います。
ゆくえは結婚式の招待状を欠席にしたと言いました。
みんなの成長を「ちっさ」と椿。
そんな椿は、同じ美容院に2回行ったと言います。
みんなでいつものように何でもない話を楽しく話していました。
話してると店員さんから少し注意が入り、みんなは次どこに行く?と言い店を出ます。
そのテーブルの真ん中には、花が置かれていました。
誰かに合わせるでもなく、取り繕うでもなくでも好きな人と好きな事をただ話す。そんな時間がかけがえのないものだと感じました!
『いちばんすきな花』最終話のネタバレ感想!4人の結末は? まとめ
家を出て行く事にした椿。
しばしの間、この家で「暮らそう」と4人は楽しく生活しました。
そして「この家での」4人の生活との別れ。
しかしそれぞれがそれぞれ自分らしく、無理せず、すきな人とつながっていく。
そんな事に気が付いて、居場所を見つけられたせいか、4人に少し成長が見られましたね。
そして4人はどこにいてもずっといつものまま。
4人が自分にとっていちばん好きな花を見つけられたのが良かったと思いました。