毎週火曜、夜9時からテレビ朝日で放送中の『家政夫のミタゾノ』シーズン6!
11月7日(火)に第5話が放送され、シーズン5で山本舞香演じるミタゾノのパートナーで元ヤンの本仮屋素子、通称“もとやん”が一夜限りの復活を果たしました。
シーズン6では、実は「むすび家政婦紹介所」の姉妹店に異動していたことが判明します。素子いわく“けっこうキビい”姉妹店の依頼人からある依頼を受け、とあるビルに侵入したところでミタゾノらと再会を果たします。
金曜ナイトドラマ『今日からヒットマン』と豪華なコラボです!
☆内容にネタバレを含みますので、まだ見てない方で内容を知りたくない方はご注意ください。
それでは、第5話のあらすじや感想をご紹介いたします!
『家政夫のミタゾノ』第5話 あらすじ
高森修作(中村梅雀)の家に忍び込んだ隣人の有坂凛(中島もも)は、書斎で金庫のロックを開けようとしているところを修作に見つかってしまう! とっさに「迷い込んだ猫を探しに来た」と言い訳をした凛だったが、偶然高森家に派遣されていた三田園薫(松岡昌宏)は、凛が本当は猫など飼っていないことを察知。気まずさを感じた凛は、そそくさと退散しようとするが、なぜか修作は凛を夕食に誘い…?
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実は修作の正体は、世界中の美食家たちを唸らせてきた伝説のシェフ・ムッシュー美月こと、美月洋三だった。
1年前に唐突に引退を発表し、今では不定期に自宅で晩餐会を開いているムッシュー美月――晩餐会にやってきたITの革命児・井原翔真(佐藤祐基)や音楽プロデューサーの宇崎貴利(池田鉄洋)、グルメライターの遠藤知佳(川久保晴)から、その正体を聞いた凛だったが、それほどの興味は示そうとせず、最初のスープに口をつけただけで席を立ってしまう。
そして再び金庫の前にやってきてロックを解錠し、中に入っていた数枚の写真を見ると、家を出ていこうと…。しかしなぜか家は玄関も窓も漆喰で閉ざされ、外に出られないように細工されていた。「完全に閉じ込められたようですね」――そう三田園がつぶやくと同時に聞こえてきたのは、修作の不敵な笑い声! なんと修作は集まった3人と凛を、毒の入ったスープで殺そうとしていたのだ。
まさかの出来事に、我を忘れて取り乱す招待客たち。「なぜ自分たちが集められ、毒入りのスープを飲まされたのか。これから出す料理を食べながらそれがわかった者にだけ解毒剤を渡す」という修作の言葉に従い、出された料理を食べながら4人は自分たちが犯してきた”罪”について考え始めるが…?
『家政婦のミタゾノ』第5話 ネタバレ感想・考察
第5話の舞台は『殺人晩餐会』です。
今回は、飲食店での迷惑行為について考えさせられる回でした。
晩餐会の始まり
まずは冒頭に登場した本仮屋素子こと山本舞香さん!実優(桜田ひより)に詰め寄るも、最後は「気に入った」と笑顔に。
山本舞香さんと桜田ひよりさんの共演、ミタゾノファンにはたまらないですね!
高森修作(中村梅雀)の家に忍び込んだ有坂凛(中島もも)、書斎で金庫のロックを開けようとしているところを修作に見つかってしまいます。
凛はとっさに、猫が迷い込んだ気がして探しに来たと言い訳をします。
しかし、偶然高森家に派遣されていた三田園薫(松岡昌宏)は凛の服をスポンジでなでても動物の毛がついていないことから、凛が猫を飼っていないことを察知します。
猫が見つかったと帰ろうとする凛に、疑ったお詫びにと修作は夕食に誘います。
修作は世界中の美食家たちを唸らせてきた伝説のシェフ・ムッシュー美月こと、美月洋三だといいます。
しかし、1年前に妻を失ったことから引退を発表、今は不定期で自宅に招いて晩餐会を開いています。
本日晩餐会にやってきたのは、ITの革命児・井原翔真(佐藤祐基)、音楽プロデューサーの宇崎貴利(池田鉄洋)、グルメライターの遠藤知佳(川久保晴)の3人です。
晩餐会 1品目
晩餐会が始まり、1品目のスープが振舞われます。
高森の話から、書斎の金庫の暗証番号を察知した凜はトイレに行くふりをして書斎へ行きます。
そこで金庫の中から高森と高森の妻の写真を見つけますが、ミタゾノに見つかってしまいます。
凛が出ていこうとすると、なぜか家は玄関も窓も漆喰で閉ざされ、外に出られない密室になっていました。
修作は不敵に笑います。
中村梅雀さんならではの演技、さすがです!
「飲みましたね」の言葉のあと、このスープには南米の猛毒ガエルのエキスが入っていると伝えます。
実は修作は集まった3人と凛を、毒入りスープで殺そうとしていたのです。
しかし、砂時計の砂が落ちるまでに自分たちが集められた理由が分かった者にだけ解毒剤を渡すといいます。
泥棒しようとした凜、「それがお前の罪だ」と言われ、ほかの3人と出された料理を食べながら自分たちが犯してきた”罪”について考え始めます。
晩餐会 2品目と3品目
2品目はごぼうのフリットとミタゾノ特製、おしどりのコンフィー。
「ごぼうはソースをよくつけてなめながら食べるとおいしく召し上がれます」と周作は勧めます。
おしどり夫婦として雑誌に取り上げられた井原、おしどりのオスは子供が出来た瞬間に他のメスのところへ飛んでいってしまう、というミタゾノの言葉に動揺します。
3品目はレモン香るアーリオ・オーリオパスタ。
そのパスタに辛いソースをかけすぎなほどかける修作に戸惑いを隠せない4人。
ミタゾノが甘いたまごのオムレツを持ってきて賄賂と書いた途端に慌てて自分が食べる、と遠藤が言います。
オムレツに漢字で「賄賂」って書くなんてワザがいりますよね
妻との写真を眺め、生きる意味が分からない、人生に疲れたという高森に勝手に死ねばと凛は冷たく言い放ちます。
その時、密室になった部屋の中からミタゾノは、訪ねてきた実優に壁を叩いてモールス信号を送りました。
たまたま実優に連絡してきた親友(やす子)がモールス信号に気づきSOS、だと気づきます。
やすこは「やすこ」という役で登場でした。はい~
晩餐会 終盤
メインディッシュはランダムに置かれたスマートフォンです。
それぞれに証拠が残っていました。
井原のスマートフォンでは不倫の証拠、遠藤は高評価の代わりに高額なお金を受け取って記事を書いたことが判明します。
そして宇崎はアシスタントにゴーストライターをさせていたことが判明し、それぞれ罵倒しあい、開き直ります。
しかし、高森は3人の罪について「お前らの罪はそんなもんじゃない」といいます。
ここで実は、高森が「伝説のシェフ・ムッシュー美月」ではなく、高森と高森の妻が経営するレストラン『Tフォレスト』のシェフだったことが判明します。
20年前、井原は高森のお店で箸をペロペロなめまくるという悪ふざけをしていたのです。
さらに遠藤はホットソースの瓶に水を入れるといういたずらをしていました。
最後に宇崎は、若いアイドル達を引き連れて来店し、無茶なオーダーをしたあげく料理が遅いとクレームを入れていたのです。
それが原因で閉店に追い込まれた高森は3人に死ぬ思いを味わせようとした計画だったのです。
反省していると詫びますが、構成の余地などないと一蹴されます。
そこでこっそりスープを飲んでいた光が倒れてしまい、3人は怯えて助けを乞いますが高森は受け入れませんでした。
追い込まれた遠藤が凜に高森を殺すように言います。
そこで、実は夜逃げした凜の両親が押し付けた借金があり、逃げるために高森家に侵入したという凛。
死ぬのは怖い、人生に意味がないと生きてちゃダメ?という凛の言葉が胸に刺さります。
その後、高森は毒は入っていなかったとみんなに伝えます。
18歳の凛の言葉が本当に感動的です。
最後に高森は凛に、書斎にへそくりがあるからそれを使って逃げるように言い、続けて
『ただし、どうしてもお腹が空いたらこっそりここへ来るといいよ、生きている意味なんてなんでもいいんだろう?
だったら僕は君のためにここにいることにするから』
と凛に話します。
涙腺崩壊でした~
今日の家事ワザ
今回の家事ワザは
- 衣類についた動物の毛やほこりは、スポンジの柔らかい部分でなでると簡単にとれる
- おしどりのオスは、子供が出来た瞬間に他のメスのところへ飛んでいってしまう
- しなびた大根は細く切って、お醤油、みりん、お砂糖等で味付けをして煮込めばおいしくいただける
というものでした。
表面が乾燥した大根でもまだ食べることができる、つまり
『使い物にならないと思ってもまだまだ捨てたもんじゃない。』ということなんですね。
その後、高森は自宅を改装して凛と洋食屋を始めます。
『家政夫のミタゾノ』第5話 ネタバレ感想・考察!まとめ
今回は、豪華な友情出演でした!山本舞香ちゃんもかわいくてかっこよい!
やすこの演技も惹かれるものがありました。
光の出番も多かったので、なんだか嬉しくなりました!
若さゆえのいたずらや悪ふざけも誰かの人生を大きく変えること、考えさせられます。
そして!中村梅雀さんのさすがの演技力!引き込まれます。
次回もとっても楽しみです!!