2023年10月18日水曜より、日本テレビ系22時枠で連続ドラマ「コタツがない家」がスタートしました。
その最終話が12月20日に放送されました。
とりあえず離婚は回避しましたが、どうやらもう一波乱ありそうです。
それでは、最終話のあらすじと感想を書いていきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
「コタツがない家」最終話あらすじ
深堀家にクリスマスが近づいて来た。
今欲しいものは、7万円のダウンコートという順基(作間龍斗)に、自分の部屋という達男(小林薫)。悠作(吉岡秀隆)は“家族からの尊敬”が欲しいらしい。
万里江(小池栄子)の欲しいものは、お金で買えるものではないというが、それが何かは明かされず…。
クリスマス当日は、独り身の師島(河野真也)を呼んでパーティーをすることに。一方、土門(北村一輝)は、離婚までの実録漫画を描くのをやめた悠作に、「ほとんど描き終わってんだから」と続きをうながす。しかし離婚というオチがなくなった今はもう描けないと悠作も譲らない。
そして迎えたクリスマス―。
最近、仕事先の新人と仲が良い熊沢(西堀亮)を誘うが断られ、不機嫌になる達男。そのことを煽る悠作と言い合いになる中、達男にサプライズで和室の部屋をプレゼントする万里江。
順基へのダウンコートも買った万里江だが、そこになぜか同じダウンコートを着た順基が帰宅。
その理由が明らかになった瞬間、聖夜にゴングの鐘が鳴り響く!年の瀬が押し迫る中、さらなる騒動はまたもや勃発。自室をようやく手に入れた達男がとんでもない買い物をしてしまったのだ…。深堀家に激震が走る中、再び鳴るゴングの音。ところがこの達男の買い物が、まさかの奇跡を巻き起こす…!?
コタツがない家公式サイト
果たして万里江は欲しいものを手にすることができるのか…!?
せっかくのクリスマスパーティーに一体何が起きるのでしょうか?
「コタツがない家」最終話ネタバレ感想・考察
その晩の万里江の家メニューは、お歳暮のギフトセットでゲットした「黒毛和牛」のしゃぶしゃぶです。
万里江のおかげで食べる事が出来るのにも関わらず、相変わらず自分の言いたい事ばかり言う「ダメ男3人」です。
クリスマスプレゼントの話題になり、順基は7万円のダウンジャケット、達男は自分の部屋、悠作は家族からの尊敬が欲しいようです。
そして万里江が「自分の欲しい物は買えるものではない、絶対にわからない」と言うと、順基はわかったと言い万里江に耳打ちしました。
順基、当たりだったんだ!一体何でしょう?
ひかる夫婦の結婚式
いろいろありましたが、ひかる夫婦もやっと結婚式の日を迎えました。
新郎のためにひかるが用意した激辛ケーキ。
新郎のホルンの演奏。
父親の好きな映画のヒロインをイメージしたウェディングドレス。
感動的な結婚式となり、万里江も涙ぐんでしまいました。
万里江が式後にひかる夫婦のもとへ挨拶に行くと、以前聞きそびれた夫婦円満の秘訣の答えを聞かれ、「相手の事はもちろん、そのご家族や友人達の事も同じ位大事に出来ると上手くいく」と答えました。
その頃深堀家では、朝からの大掃除で達男からこき使われた悠作がぐったりしていました。
悠作は順基が帰って来たので背中のマッサージを頼むと、最初は嫌だと言ったものの頼み事がある順基は、寝そべった悠作の背中に足を乗せてマッサージを始めました。
順基君、それ、親に対して酷くないですか?
順基は土門さんに、れいらの大好きな漫画家のサインを頼みたいようです。
そして万里江の欲しい物の話になりました。「さっさと答えを言えよ」と悠作に言われ順基が答えました。
「書きかけた漫画を最後まで書いて欲しいんだよ。」
無理だと言う悠作に、足でマッサージしながら順基が言いました。
「それがわかっているからあの人も口にしないんだよ。そういうところは割といじらしいからさ。」
順基君、足でマッサージしながらも優しいですね!
康彦と志織は結婚する事が決まりました。
万里江達がお祝いする席で師島は飲み過ぎてしまい、また万里江の家で寝ています。
「クリスマスに正月は一人身のバツイチにとってこたえる季節だ。好きだった相手が結婚を決めた直後となればきつい年の瀬になる」
と達男が言うと、師島が起きてきて「僕の真の理解者はお父様だけです」と言いました。
そして深堀家で、師島を囲んでクリスマスパーティーをする事になりました。
タイトルの意味
悠作は自宅で小さい友達の賢雄と一緒にプラモデルを作っています。
土門も順基から頼まれたサインを持って来ていています。
土門は悠作の漫画を諦めていないようで、ちょこっと書き直して欲しいと言います。
離婚しませんでしたでもいいとか、離婚以外の結末でもいいとか、子供の前でも話題を気にする事はない二人です。
土門「じゃあ、コタツがない家ってタイトル見て離婚漫画だと連想する人がどれだけいると思ってるの」
黙って聞いていた賢雄が子供とは思えない発言をしました。
「もしや、家に温もりがないという事を暗示しているんですか?」
賢雄くん、参りました!
悠作さんの漫画のタイトル「コタツがない家」だったのですね!
そしてクリスマス
達男は最近、仕事先の新人とくまさんが仲良くしているのが気に入らない様子で、グチグチと文句を言いながら飲んでいます。
万里江と悠作にさんざんなだめられ、クリスマスに誘えばいいと言われると「誘ってみるかな~」と、遠くを見つめる目で言いました。
小林薫さんの表情、さすがですね♪
結局はくまさんに断られ、新人に当たる達男でした。
そしてクリスマス、万里江の家では師島がサンタクロースのコスプレでサービスするも、達男はすっかりいじけて卑屈になっています。
師島がいたたまれず帰ろうとするので、万里江と悠作が最後の手段、とっておきのサプライズを披露しました。
襖に書かれた「山神達男の部屋」
今日からリビングの隣の和室が達男の部屋と言われ、やっと機嫌が良くなりました。
万里江は順基に7万のダウンジャケットを用意していました。悠作がふざけてそのジャケットを羽織ったところへ、順基が同じジャケットを着て帰って来ました。
最悪なタイミングです!順基くん。
万里江の母・清美からのプレゼントでした。
達男「オレとの約束すっぽかしてあいつの所へ行ってたのか⁈」
せっかく良くなりかけた雰囲気が台無しです。
しかもれいらとジンさんも一緒にデパートに行き、清美は高そうな指輪を買ってもらっていた事まで言うと、達男は部屋に閉じこもってしまいました。
翌日達男が仕事に行くと、新人がくまさんの家で飲んでいたことがわかり、ますます孤独を感じてしまいます。
奇跡のサウナ
達男はその日の帰り、一人寂しく酒を飲みながら通帳を眺めたあと、買い物をしました。
それは「サウナ」でした。
悠作からその話を聞いた万里江は、家に帰ると早速達男を問い詰めます。
達男が屁理屈で応戦していると、順基が吞気な顔してサウナに入ろうとします。
それを見た達男は、先に入られてたまるかとばかりに服を脱ぎ始めました。
今度はそこへ悠作が子供用のプールを持って現れ、「お父さん、水風呂完璧!」と。
深堀家のダメ男3人のサウナの取り合い、面白すぎでしょ。小林薫さんのパンツ姿、なかなか見ることはできませんよ。
気を落ち着かせて、達男がサウナを買った理由をしんみりと話し始めました。
鬼怒川のスナックのママや清美が自分から離れて行ったこともそうですが、一番の原因はくまさんのようです。
サウナに詳しい新人に対抗するには、自分専用のサウナを買うしかないと。
そんな話をしているうちに、悠作がサウナに近づき急に大声で笑い出しました。
「サウナがあるって変だよね。しかもサウナが和室にあるって変だよね。しかも、ウチ、こたつがないのにサウナがある。おかしくない?」
あまり悠作が笑い転げるので、万里江もつられて笑い出してしまいました。
順基「救急車呼ぶ?」
笑う門には福来る
大晦日、くまさんが来て順基と一緒にサウナに入っています。
達男は何故かバスローブにサングラスという格好でくつろいでいます。
そこに土門が原稿を取りに来ました。悠作の漫画「コタツがない家」が完成したのです!
万里江は原稿に目を通すと、いろいろな事を思い出し涙ぐんでしまいました。
その様子を後ろから見ていた悠作が言いました。
「クリスマスプレゼント!」
「コタツがない家」最終話ネタバレ感想・考察!奇跡のサウナで遂に完成?まとめ
最後のナレーション、良かったですね。
「万里江は思いました。我が家にこたつは必要ない。こたつよりも温もりあふれる家族喧嘩が、いつも家の中をポカポカにしてくれるのだからと。」
「三か月後に本屋に並んだこの漫画は、ビックリするほど売れませんでした。」
売れなかったのかー!最後の最後まで笑わせてくれましたね、金子茂樹さん。次があるといいですね‼