2024年の春ドラマとして、22時よりTBS系火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』がスタート。
その第3話が4月23日に放送されました。
第2話では、謎の年下男子・律の正体が少しずつ明らかになってきました。
そしてまことも律にどうやら嘘をついていた様子。
さらにまことは記憶喪失前に誰かに狙われていた…⁉
謎はますます深まります。
記憶が戻らないでいる中、自分の気持ちの思うままにリング職人になることを決意したまことは、新しい目標に向かって歩み始めます。
記憶喪失前の男性3人とまこととの関係も今とは少し違っているようで…気になります!
この記事では、『くるり~誰が私と恋をした?~』第3話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます。
この記事は、ネタバレの要素を含みます。まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
4月16日放送の第2話のあらすじはここから確認できます↓
「くるり~誰が私と恋をした?~」第3話あらすじ
指輪職人への道を歩み始め、やる気をみなぎらせていたまこと(生見愛瑠)だったが、自分が想像以上に不器用だということに気付かされ落ち込んでいた。いくら練習しても失敗作の山が積み上がっていくだけで、一向に上達しない。寝食も忘れて必死にリングを叩くまことだったが、指輪職人の杏璃(ともさかりえ)から「作業が雑になっているから休むように」と告げられてしまう。
そんな中、公太郎(瀬戸康史)のフラワーショップを訪れたまことは、自分のうまくいかない状況を相談する。公太郎は、「下手なヤツが食事も取らないでやってても、下手に磨きがかかるだけ」と声をかける。公太郎と話すうち、まことは記憶を取り戻すきっかけになるかもしれないと、自分が転落した場所に行くことを決意。心配する公太郎と一緒に事故現場に赴くと、そこになぜか朝日(神尾楓珠)が現れて…!?
一方、律(宮世琉弥)はまことに会うためにリングショップを訪れる。ここで働いていることを知らないはずの律の来店に怯えるまことだったが、まことのリングが律の指にもぴったりとはまることが判明。公太郎、朝日、そして律。指輪がぴったりとはまる男性が3人もいることに、まことは困惑し…!?
そして、律の狙いが見えてきて…
出典:「くるり~誰が私と恋をした?~」公式サイト
指輪職人の道を目指し始めるも、さっそく行き詰まるまこと。
寝食も忘れてリング作りに没頭しますが成果は上がらず、少しお休みをもらうことに。
まことは気持ちを切り替え、失った記憶を取り戻すために公太郎と転落した場所を訪れます。
そこに朝日も現れ、公太郎と朝日が再度対面…!
第2話の最後で、2人はまことの事故現場で顔を合わせていました。
この2人がまことの転落に関わっているのか気になります!
一方、明らかになってくる律の狙いとは…?
「くるり~誰が私と恋をした?~」第3話 ネタバレあらすじ・感想
リング作りの修行スタート!
まことの事故現場の階段にやってきた公太郎(瀬戸康史)と朝日(神尾風珠)は言葉を交わします。
そこあぶないですよ。(公太郎)
ああ、結構急ですよね。(朝日)
気を付けて。(公太郎)
ランニングしながら去っていく公太郎を見つめる朝日。
お互い何を思って言葉を交わしていたのでしょう?
まことは朝日と公太郎に、アクセサリー職人になることをメッセージで伝えます。
そしていよいよまことのリング作りの修行が始まります。
まずはリングを叩いて、同じように均等の幅で打てるようにと杏璃(ともさかりえ)に指示を受けるまことでしたが、自分が思った以上に不器用なことに愕然とします。
全然うまく指輪を叩くことができず早々に行き詰まるまこと。
そんな中、まことが働くアクセサリーショップに一人のお客様が来店します。
来店した男性は、以前この店で彼女とのペアリングを作ってもらったものの、リングを失くしてしまいどうしても見つからないため、同じリングを作ってほしいと言うのでした。
同じリングを作ることは可能だが、ただそれは同じではあるが違うものだと、男性に話す杏璃。
男性は杏璃の言うことも十分理解しているようで、
新しいものじゃやっぱりダメですよね。
と気落ちした様子を見せます。
男性客の話を聞いて、記憶を無くした自分と重なったまことは思わず
ダメじゃないんじゃないですか?
と口を出してしまうのでした。
どんなに探しても見つからない指輪と、どんなに探しても見つからない記憶を失う前の自分が重なります。
うまくリングが叩けるようにならず、まことが一人残業するリングショップに朝日がやってきます。
せっかく転職先を紹介してくれたのに断る形となってしまったことを改めて謝るまことに、お詫びに
自分をまことの一番最初のお客さんにしてほしい。
と朝日は言います。
自分には全然センスがないと言いつつも諦めず、一生懸命リングを叩く練習をするまことを見つめ、
変わったね。
と言う朝日。
変わったよね。探しても探しても思い出せないなら仕方ないしね。
と自分に言い聞かせるように言いながら、まことはリングを叩くのでした。
今の私は私だけど私じゃない
やってもやってもリングをうまく叩けるようにならないまことは完全に行き詰まります。
杏璃に聞いても
ちゃんと打てば当たるよ。
という返答しかもらえず、ますますどうしていいかわからなくなるまこと。
まことの傍らには大量のシルバーの失敗作。
がむしゃらにリングを叩くまことを見かねて、今日はもう休むようにと杏璃が言います。
落ち込むまことは、公太郎の店を訪れます。
リング作りの修行が思うようにいかなくて公太郎に弱音を吐くまこと。
そんなまことに公太郎は、
「師匠が弟子を見るんじゃなくて、弟子が師匠を見るんじゃないの?」
とアドバイスをします。
そしてリング作りに没頭しすぎてまともに食事をしていなかったまことに、バナナと温かい飲み物を差し出します。
さらにまことの荒れてしまった手にハンドクリームを塗ってくれるのでした。
公太郎の優しさに胸キュンでした!
公太郎の優しさに癒されたまことは、もうひとつ、心に引っかかっていたことを公太郎に吐き出します。
ショップに来店した指輪を失くしたお客様の話をし、
どんだけ捜しても見つからないなら、新しいのを作るしかないじゃん。
忘れたくて忘れたわけじゃないんだし。
前に進むしかない。
と話すまことに公太郎は、
忘れた本人もつらいけど、忘れられちゃった相手にも気持ちってあるんじゃないの?
と話します。
公太郎の言葉にまことは気づかされます。
勝手にリセットされてなかったことにされたらつらいよね。
思い出もその時の気持ちも。
待ってるだけじゃなく、自分も探しに行かないと、とさっそく自分が転倒した事故現場に行こうとするまことに付いていく公太郎。
事故現場に向かう途中、救急車が通り過ぎます。
救急車に反応する公太郎。
そして偶然二人の近くにいた朝日も救急車の音を聞き、あの日のことを思い出していました。
まことが階段から転倒した日、ランニングしていた公太郎の横を救急車が通り過ぎて行きました。
一方朝日は花見会場を走り誰かを探していました。そうして目に留まったのはピンクのウサギの着ぐるみ。
朝日はそのウサギをじっと見つめるのでした。
朝日が探していたのはまこと?
事故現場に着き、自分がなぜこんな所にいたのか不思議に思うまこと。
事故現場に来ても何も思い出せない自分に、
私だけど私じゃないよね。
今の私別人だよね。
今の私がこうして普通に笑ってて、何かごめんって感じ。
いなくなっちゃった私にも、私からこの指輪もらうはずだった人にも。
と寂しそうに話すまことに、
匂いは変わらないけどな。
毎年違う花が咲くけど、中から香る匂いは変わらない。
と言って公太郎はまことの頭をポン、と優しく叩くのでした。
緒方!
そんな二人の後ろから突然声をかけてきたのは、偶然二人を見かけ追いかけてきた朝日でした。
この前この階段で顔を合わせた二人は、お互いまことの知り合いだったことに驚きます。
その後なぜか3人でお茶をすることに。
まことの持っている指輪が公太郎にも朝日にもピッタリはまるという話をしている時に、突然公太郎が
「近づいてくる奴がみんないい奴だとは限らない」
と言い出します。
そして、事故の前、夜にまことが公太郎の店に駆け込んできて、つけられているみたいだと言っていたことを話すのでした。
まことはストーカーに狙われていた?
ピンクのウサギの正体…?
一方、自分の会社で調査報告書を見る律。
その調査報告書には、アクセサリーショップで働くまことの写真が情報とともに載せられていました。
そして会社に飾られた律と会社のスタッフがお花見をしている画像には、ピンクのウサギの着ぐるみを着た律の姿が…!
まことが階段から転倒した日にいた怪しいピンクのウサギの正体は律だった…⁉
3人でお茶をした別れ際、まことは朝日に聞かれます。
もし指輪の相手に今会えたら、まことはどうするのか?
忘れてしまっているのにその相手と付き合えるのか?
朝日の質問に「分かんないや」としか答えられないまこと。
帰宅し一人になり、指輪の相手に思いを馳せます。
好きな気持ちを忘れてしまった今の自分は指輪の相手と付き合えるのか?
以前の自分とは違い、花を家の中に飾るようになった自分。
指輪の相手は今の自分を好きでいられるのか?
公太郎のアドバイスを思い出し、杏璃の様子をじっと観察するまこと。
杏璃のやり方を見ながらリングを叩きます。
まことがリングを叩く音を聞いて何かを感じた様子の杏璃。
そしてまことの職場にとうとう律が現れます。
まことがアクセサリーショップで働き始めたことを悪びれる様子もなく調べたという律に怯えるまこと。
さらに気になったからと、律は公太郎の花屋にも行ったと言います。
そして、公太郎には嘘の匂いがした、と言うのでした。
まことのリングを律がはめると、朝日、公太郎に続き、律にもピッタリ。
驚くまことに「やっぱり運命かも」とにっこり笑う律でしたが、ショップから出たとたん、泣きそうな表情でため息をつくのでした。
律の辛そうな表情が気になります…
リング作り一歩前進
まことは道端で、以前指輪を失くしてショップに来店されたお客様の野沢さんと出会います。
野沢さんは失くした指輪を諦めきれず、未だに必死に指輪を探していました。
指輪を探すのを手伝うまこと。
ですがやはり指輪は見つかりません。
落ち込む野沢さんを励ますまこと。
失くしたことも言えない間柄で作った指輪なんてそもそも必要ないんじゃないですか?と檄を飛ばすのでした。
相変わらずリングを叩き続けるまこと。
そんなまことに杏璃が
やっと当たるようになってきた。
音が少しだけましになった。
と言います。
まことが驚いている所へ、野沢さんが彼女を連れて来店します。
野沢さんの注文は、以前のデザインと全く同じものを作るのではなく、彼女の指輪を新しいデザインに変え、新しく作る野沢さんの指輪のデザインと同じにしてペアリングにしたい、というものでした。
「違うけど同じ」指輪を注文した二人。
まことに檄を飛ばされ、思い切ってリングを失くしたことを彼女に打ち明けた野沢さん。
こうして二人でペアリングの注文をできるに至ったのはまことのおかげだからと、今回のリング作りはまことにお願いしたいと二人に言われます。
まだリングを作ることができないまことに、2人は、
いつかまことが作る指輪を予約させてください
と言うのでした。
お客様からリングの予約が入ったことを公太郎にメッセージで報告するまこと。
お店が閉店後も一人残ってリングを叩く練習を続けるまことでしたが、これまでで一番いい出来のリングに喜びます。
そこへ朝日が来店。
まことは以前朝日に聞かれた、指輪の相手と会って、忘れててもまた付き合えるか?という質問に改めて答えます。
会ったらまた好きになるんじゃないかな。
なりたい。
また好きになりたい。
できればこの人もそう思ってくれるといいんだけど。
忘れてしまった指輪の相手。
だけどその相手のことを思って大切そうに話をするまことの様子に、
会えるといいね
少し切なそうに答える朝日でした。
朝日のお腹が突然鳴り、バナナドーナツを半分こする二人。
嬉しそうにバナナドーナツを勧めてくるまことが記憶喪失前のまことと重なり、
同じだ。
違うけど同じ。
好きだな~、って。
と嬉しそうに呟く朝日。
そしてはめてみたいという朝日に、初めてうまくできた指輪を指にはめてあげるまこと。
それを偶然、差し入れを持ってきた公太郎が目撃してしまい、何も言わずにその場を去ってしまったのでした。
タイミングが切ない…
リング作りも一歩前進し、勇気を出してもう一度母親に電話するまこと。
電話に出たのは男の人の声でした。
まことちゃん?
電話に出た男の人はいったい誰なのでしょうか?
「くるり~誰が私と恋をした?~」第3話ネタバレ感想と考察!指輪がピッタリな相手が3人も⁉そして律の狙いとは…? まとめ
- アクセサリー職人を目指すことにしたものの、リング作りに苦戦するまこと。
- まことの事故現場で顔を合わせる公太郎と朝日。
- まことは記憶喪失前、誰かに狙われていた?
- まことが階段から転倒した日にいた怪しいピンクのウサギの着ぐるみを着ていたのは律だった?
- 公太郎、朝日、律、三人ともまことのリングにぴったりはまった
今回、朝日がまことへの自分の気持ちを自覚した様子で、次回以降の展開に期待です。
律が言う、公太郎には嘘の匂いがする、というのがどういうことなのでしょうか?
怪しいピンクのウサギの正体は律でしたが、それがどういうことを意味するのか、まだまだ律は謎がいっぱいです!
3人の男性とまこととの関係が回を追うごとに進展しつつあり、次回第4話の展開もますます気になります!