2024年の春ドラマとして、22時よりTBS系火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』がスタート。
その第4話が4月30日に放送されました。
第3話では、まことが好きな人に用意していた指輪が朝日、公太郎、律の3人にぴったりはまることが分かった回でした。
そして第3話のラストでまことは再び母親に電話をかけます。
すると電話から聞こえてきたのは母親ではなく男性の声。
どうやらその男性はまことのことを知っている様子です。
「まことちゃん?」
いったいその男性は何者なのでしょうか?
この記事では、『くるり~誰が私と恋をした?~』第4話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます。
この記事は、ネタバレの要素を含みます。まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「くるり~誰が私と恋をした?~」第4話あらすじ
親との関係に距離があると知ったまこと(生見愛瑠)は、間近に迫った5月5日の自分の誕生日に思いを馳せていた。記憶喪失になって親や友達から連絡がこない自分の誕生日は、誰からも「おめでとう」を言ってもらえないのだろうか?
そんな中、まことはすっかりリングショップの常連化した律(宮世琉弥)から突然デートに誘われる。律が指定してきた日付は偶然にもまことの誕生日で、その話を聞いていた杏璃(ともさかりえ)が休みをくれた手前、戸惑いながらも律とのデートを承諾する。仕事帰りに公太郎(瀬戸康史)の元を尋ねたまことは、元カレなのに公太郎が自分の誕生日を覚えていないことにショックを受ける。いっぽうGWの予定を聞いてきた朝日(神尾楓珠)には、律と出かけることを隠し、仕事が忙しいと返信するのだった。
そしてついにやってきた、律とのデート当日。律を知るためのデートは思いがけず楽しく、素敵な時間を過ごすまことだったが、律の仕事で緊急トラブルが発生。
出典:「くるり~誰が私と恋をした?~」公式サイト
結局1人ぼっちになってしまった誕生日の夜、まことに訪れた誕生日プレゼントは…?
今回はまことの誕生日話…!
誕生日当日律とデートをすることになったまこと。
律はまことにどんな素敵な誕生日デートをプレゼントしてくれるのでしょう?
一方、公太郎、朝日はまことの誕生日を祝ってはくれないのでしょうか?
「くるり~誰が私と恋をした?~」第4話ネタバレあらすじ・感想
デートの約束
勇気を出してもう一度母親に電話をするまこと。
「まことちゃん?」
ですが電話に出たのは父親でした。
スマホを家に忘れ出かけた母親の代わりに父親が電話に出たのでした。
たまにはこっち帰っておいでよ。
とまことに言う父親。
まことはしばらく実家には帰っていない様子で、どうやら家族とは疎遠のようでした。
電話に出たのは母親の再婚相手であり、まことにとっては義理の父親のようで、2人の間には息子がおり、前回電話に出たのはその息子、まことにとって義理の姉弟だったのでした。
疎外感を感じ寂しくなるまこと。
まことの働くアクセサリーショップには、誕生日に指輪を買いにくるカップルが多く訪れます。
ケーキ、花、アクセサリーは誕生日プレゼントの王道だと話をするまことたちショップスタッフ。
誕生日は「あなたがいてよかった」って存在そのものを祝う日だからね。誕生日を祝うって愛を伝えることでしょ。
という杏璃(ともさかりえ)に、少し思いつめた表情で「…ですよね。」とつぶやくまことでした。
そこに律がやってきます。
律はいつの間にかまことの働くショップの常連になっていたのでした。
律の接客をするまこと。
そんなまことを律が突然デートに誘います。
ちゃんと知りたいし知ってほしいんだよね、俺のこと。
知らなきゃ好きにも嫌いにもなれないでしょ?
まずは知ってから判断するのがフェアじゃない?
と言われ、思わず納得してしまうまこと。
そうしてまことは5月5日のこどもの日に律とデートをする約束をしたのでした。
ショップを出てから、「誕生日デート。」と嬉しそうにつぶやく律。
そして律が店を出た後まことは一人「5日。私の誕生日…。」とつぶやくのでした。
とうとう律とデートの約束をしてしまいました!
自分を知るのが怖い…
公太郎の店を訪れるまこと。
ですがいつもより公太郎はそっけない態度でまことに接してきます。
公太郎は、まことが初めての客から指輪の予約を受けた日、差し入れをもってまことの店を訪れようとして、ドア越しにまことが朝日の指に指輪をはめるのを目撃してしまい、そのまま何も言わず帰ってきた日のことを引きずっていたのでした。
公太郎のいつもよりさらに無愛想な態度にムッとしながらも会話を続けるまこと。
会話の中で、
誕生日に花、もらったことあるのかな、私。
と突然つぶやくまこと。
どうしてそんなことを急に言い出したのか不思議に思いつつも、「物はいらない、って。」と記憶喪失前のまことが話していたことを教えてくれる公太郎。
するとまた
子供の誕生日って大人になると親は祝わないものなのかな?
とまた脈略のない質問をしてくるまことに、少しいつもと様子が違うことに気が付きます。
「何かあったのか?」と公太郎がまことに聞こうとした瞬間、まことのスマホに朝日からメッセージが。
ゴールデンウィークに会えるか?という朝日からのメッセージに、まことはゴールデンウィークは仕事だと返事をします。
公太郎ともゴールデンウィークの話題に。
まことが律と出かけることを公太郎に話すと、
まあ別にいいんじゃない?
いつどこで誰とどこに行っても
とそっけない反応。
「何それ?」と思わずまことは少し不満な態度を見せるのでした。
大人げない態度の公太郎と、公太郎の態度にムキになるまことが微笑ましい
公太郎と客との会話を聞いていたまことは思わず
「誕生日忘れられると存在認められてないみたいな気持ちになりますもんね…。」
とつぶやきます。
そんなまことを心配そうに見つめる公太郎。
そんな公太郎の視線に気づくことなく、まことは店を後にします。
「覚えてないんだ?元カレなのに。元カレだからか。」
家までの帰り道、少し寂しそうにつぶやくまことなのでした。
記憶喪失になったことがきっかけで仲良くなった、マンションの向かいの部屋に住む香絵(丸山 礼)に、疎遠だった家族のことを話すまこと。
そして元の自分を知るのが怖くなってきたと不安を吐露します。
怖いよ、自分が。
どんな自分だったか自信ない。
落ち込むまことを元気づけるため、香絵はインスタに写真をあげてみるようアドバイスをします。
アドバイス通り、さっそく好きとかキレイと思ったものをインスタにあげてみるまこと。
まことがあげたのは、前回朝日と公太郎と一緒に飲んだ、カフェ店員である香絵作のラテアートでした。
そんなまことのインスタを見て思わず笑顔になる朝日。
同じ頃、律もまことのインスタを見ていました。
インスタを見ながら記憶喪失前のまことを思い出す律。
一緒に食事に行ったまことは、デザートの写真を撮ろうとはしません。
「キラキラした写真あげるのって妬まれるしメリットないから。」と言い切るまこと。
「そういうとこ好きなんだよなあ。」
と以前のまことを思い出した律は笑顔でつぶやくのでした。
記憶喪失前のまことはかなりドライな性格?
まことは杏璃に、指輪職人になるなら美しいものを美しいって感じてほしい、と言われます。
杏璃にどんなものが美しいと思うかを聞かれ答えられないまこと。
そんなまことに杏璃は普段からもっと美しいものに触れてみたら?とアドバイスをするのでした。
律と誕生日デート!
まことの誕生日当日。
律とのデートの日です。
待ち合わせ場所でまことを待つ律。
律はまことを待つ間、スマホに納めてある以前のまこととのデートの写真を見つめます。
以前のまこととしたデートを同じように再現する律。
以前のデートがフラッシュバックすると同時に、まことの服装、まことの反応などが前と違うたびに少し動揺してしまいます。
それでも楽しくデートをする二人。
デートの合間にはお互いのことを知るためお互いがどういう人間かを話します。
記憶喪失前のまことの性格を律に見抜かれ驚くまこと。
そして律もまことに自分のことを詳しく話します。
一人息子のお坊ちゃんだったけど、ある人に認めてほしくて、学生の時に起業し現在3年目。
一人暮らしもしている。
親の力じゃなく自分で生きていける大人の男で、俺といるとメリットがあるとその人に示したくてこれまでやってきた。
と語る律。
苦労とか努力を見せようとしない律に、まことは
「律って意外と照れ屋?ホントは苦労を人に見せるの嫌いなだけだったりして。」
と律の本質をつくまこと。
そんなまことに
「めっちゃわかってる、俺のこと。…だし、少しわかってきた、今のまことさん。」
と何かふっきれた様子で話す律なのでした。
憧れていたまことが変わってしまったことへの不安が消え、今のまことの魅力に惹かれ始めた律…
その後も思いっきりデートを楽しむ二人。
以前はまことと手を繋ぎたくてもできずにいた律ですが、今のまこととは笑顔で手を繋げる律。
二人でたくさんはしゃいで、遊んで、律は疲れてまことの肩に頭を預けて寝てしまいます。
「子供みたい。」と笑うまこと。
律とキレイなものをたくさん見て、思ったよりもずっと律とのデートを楽しんでいるまことなのでした。
一方、まことの小さなお友達、幼稚園児の美緒から、まことが誕生日を楽しみにしていたと話を聞いた公太郎。
この前会った時にまことの様子がおかしかったことも気になり出します。
そして同じ頃、朝日はまことと仲の良い香絵に、もしかしたらまことを呼び出してもらえるのではと期待し、香絵の働くカフェにやってきていました。
そんな朝日に香絵は好きなら会いに行くよう発破をかけます。
重く思われないかと気にする朝日に、自分の気持ちよりまことの気持ちを大事にしてあげてと言う香絵。
好意を示されるのって「あなたが大事」って認められるようなもの。
まことは今自分の未来も過去も不安で自信が持てず、自分で自分のことを認められなくなっている状態だから、誕生日くらい少し重めに祝ってあげてほしい。
と香絵が言います。
香絵に背中を押され、朝日もやっと重い腰を上げるのでした。
甦る記憶…?
デートの途中、律のスマホに連絡が入ります。
仕事でトラブルが発生したらしく、あちこちに電話をかける律。
そんな律を見て「会社戻ったら?私の事はいいから。」というまこと。
「やっぱそう言うよね、…まことさんなら。」と少し残念そうに次回埋め合わせをすると言いかける律。
そんな律にまことは
待ってるから行ってきて。
だって律も楽しみにしてたんでしょ。
と笑顔で言います。
待ってると言ってくれるまことに
今のまことさん、最高。
と言って律はまことにハグをするのでした。
「待ってて。」と笑顔で言って走っていく律にドキドキするまことなのでした。
きっと、律も「待ってる」と言ってくれたまことにドキドキでしたよね…!
律を待つまこと。
ですが律はなかなか会社から戻ってこられずにいました。
「今日中に必ず行くから」と律からメッセージが届きます。
一人になると、どうしても家族のことを思い出してしまうまこと。
気が付けば朝から何度もスマホを確認している自分がいます。
いつまでたっても家族から「おめでとう」のメッセージは送られてきません。
外をブラブラしながら律を待つまことのスマホに朝日からメッセージが。
まことの仕事場を訪れた朝日は、今日まことは仕事が休みだと言われたのでした。
「今どこ?一人?」という朝日からのメッセージに、
東京タワーの画像を送り「ここで今、人待ってる」と返すまこと。
そのメッセージを見て朝日は走り出すのでした。
東京タワーの見える場所で律を待つまこと。
スマホの通知音が鳴り、母からメッセージが届きます。
今日、朝からずっと待っていた家族からのメッセージ。
ドキドキしながらメッセージを開くと、実家にあるまことの本を処分していいか聞くだけの事務的なメッセージだったのでした。
お母さんも記憶喪失なのかな…。
ため息まじりにつぶやくまこと。
まことのセリフが切なすぎます…
そして時刻は日付が変わる3分前に。
まことの誕生日が終わろうとしていました。
まこと。
そんなまことを呼ぶ声が後ろから聞こえます。
花で象ったケーキを持って公太郎が現れたのでした。
公太郎がろうそくを忘れたため、エアで吹き消すまこと。
その瞬間、東京タワーのライトアップも消えたのでした。
それを見て笑う二人。
そんな二人を朝日と律が見つめます。
二人もまことの元へと駆けつけていたのでした。
4人が鉢合わせし気まずい中、香絵から電話がかかってきます。
どういうわけか、香絵の働くカフェで香絵、まこと、公太郎、朝日、律の五人でまことの誕生日を祝うことに。
まだ自分がどういう人間なのか不安でいるまこと。
そんなまことに香絵は「まことがやばいやつだったら今ここに誰もいないから大丈夫」と励まします。
うなずくみんなを見て、やっとまことも元気を取り戻すのでした。
香絵の言葉がまことへの思いやりであふれていてジーンときます!
まことは朝日に呼ばれ、「ミルフィーユとショートケーキどっちが好き?」と聞かれます。
その瞬間フラッシュバックしたまこと。
どっちが好きなの?
だからまことはどっちが好きなの?
と母親に迫られる記憶が突然甦ったのでした。
そんな中、律と公太郎は二人で会話をしています。
「なんで別れちゃったんですか?今になって未練とか?それとも恨みとか?」
公太郎を問い詰める律に、公太郎も
「あのさ、一目惚れって嘘だよね?」
と迫るのでした。
「くるり~誰が私と恋をした?~」第4話ネタバレ感想と考察!誕生日の夜、まことに訪れた誕生日プレゼントは?まとめ
- まことは家族と疎遠状態だった。
- 自分がどういう人間だったのか知るのが怖くなるまこと。
- 律はまことに認めてもらいたくて起業し、一人暮らしし、日々努力していた。
- まことが母親に追い詰められている記憶が一部甦る。
- 公太郎は律がまことに一目惚れしたと嘘をついていることを見破っていた。
今回は律との胸キュンシーンがたくさんありました。
それにしても公太郎はやはり、まことが一番ツラい時にまことを救ってくれますよね!
そろそろ朝日とまことのドキドキシーンも見たいですね!