2024年の春ドラマとして、22時よりTBS系火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」がスタート。
その第7話が5月21日に放送されました。
第6話では、同窓会で会った「隼人」は、まことの指輪の相手ではないことがわかりました。
まことが新たに思い出した記憶…。
洗濯されたハンカチを郵便受けに入れたのは誰だったのでしょうか?
そして、記憶喪失前にまことが付きまとわれていたのは本当にストーカーだったのでしょうか?
まだまだ謎は深まるばかりです…!
この記事の内容にはネタバレを含みますのでご注意ください!
ユカとハヤトが登場した第6話のあらすじはここからチェック↓
「くるり~誰が私と恋をした?~」第7話あらすじ
まこと(生見愛瑠)と杏璃(ともさかりえ)は、特別なリングケースを探しているというオーダーを受け、頭を悩ませていた。そこで、花を使って何かできないかと考えたまことは、公太郎(瀬戸康史)の元へ相談に行く。後日、公太郎がサンプルを持ってリングショップにやってくると、偶然にも公太郎が杏璃の弟の聡(浜中文一)と幼馴染であったことが判明する。しかし、公太郎と聡は過去のある出来事がきっかけで疎遠になってしまっていた。
公太郎と聡の間にあった出来事を知ったまことは、公太郎に聡との関係を修復してほしい一心でその想いを伝えるが、忘れてしまう悲しさがわかるまことと、忘れたくても忘れられない辛さを抱える公太郎は口論になってしまう・・・。
一方、朝日(神尾楓珠)は、律(宮世琉弥)の元を訪ねていた。律がまことと以前から知り合いだったことを公太郎から聞いていた朝日は律を問い詰める。律は「ただのいい人に負ける気しないんで」と朝日を挑発し・・・!?
出典:「くるり~誰が私と恋をした?~」公式サイト
偶然にも公太郎と杏璃の弟の聡が知り合いなことが分かり驚くまこと。
しかも二人は過去に何かあり、疎遠な関係になっていました。
二人の間にいったい何があったのでしょう…?
そして、公太郎vs朝日、公太郎vs律に続き、今回は朝日vs律。
その結果は…?
「くるり~誰が私と恋をした?~」第7話ネタバレあらすじ・感想
公太郎の肩の傷
待って!
律(宮世 琉弥)が泣きながらまことを追いかけます。
そんな律を振り返るまこと(生見 愛瑠)。
そこでまことは目を覚まします。
律?…夢?
不思議そうにつぶやくまこと。
これは現実に起きたことなのでしょうか…?
リングショップのスタッフ・早瀬(高野 洸)が悩んでいます。
特別感のあるリングケースはないかとお客様から言われ、要望を叶えられそうなリングケースが店になく、スタッフで話し合う杏璃たち。
店にあるリングケースの種類が少ないため、新しくリングケースを作ることになったのでした。
どんなケースがいいか考えていると、まことがいいことを思いつきます。
公太郎(瀬戸 康史)の花屋にやってくるまこと。
奥の部屋にいくと、ちょうどランニングをするため、公太郎が着替えをしていました。
公太郎の肩の傷が気になるまこと。
そんなまことに昔バイクで事故ってついた傷だと公太郎が話します。
その傷が原因で公太郎は大好きなバスケができなくなったのでした。
そんな公太郎の肩の傷をじっと見つめるまことに不思議そうな公太郎。
でも。
キレイな桜色だなって。
と公太郎の傷のことを言うまこと。
「これがキレイ?」と驚いた顔をした後、公太郎は少し嬉しそうに笑うのでした。
事故でバスケができなくなった後、どうして花屋になったのか気になるまことに、「まことと同じ」だと話す公太郎。
階段から転倒し入院したまことは、真っ白い病院で見たマーガレットの花がきれいだったと以前公太郎に話していました。
まことと同じように事故で入院していた時、ライラックの花を見てキレイな色だな、キレイな花だな、と思ったと言う公太郎。
バスケができなくなった自分が花をキレイだと思えることに驚き、それがきっかけでライラックを好きになり、そして花屋になったのでした。
公太郎が花屋になった経緯を聞いて申し訳なさそうにするまこと。
記憶を失う前の自分にもこの話をしているだろうから、何度もつらい話をさせてしまってごめん、とまことは公太郎に謝ります。
前の自分は話を聞いてなんと言ったのか聞くまことに、「いいよ、もう。」と話をはぐらかす公太郎。
「だけど傷をキレイと言われたのは今が初めてだ。」、と言う公太郎は、まことに照れながらもお礼を言うのでした。
まことと付き合っていた時の話をすると急に口を噤む公太郎…。
何を隠しているのでしょう?
やっと本題に入り、お仕事の相談をするまこと。
まことはリングケースに花を使うことを思いつき、公太郎に依頼をしたのでした。
後日まことの働くアクセサリーショップにやってくる公太郎。
リングケースに小さなドライフラワーを詰めたものを用意し、まことと早瀬に提案します。
とてもいいアイディアだと喜ぶまことと早瀬。
そこに外に出ていた杏璃が店に戻ってきます。
杏璃と公太郎はお互いを見て驚きます。
杏璃と公太郎は以前からの知り合いで、杏璃は公太郎の幼馴染の姉だったのでした。
どこか気まずそうな様子の二人。
そんな二人をまことは不思議そうに見つめます。
公太郎が帰った後、まことは杏璃に公太郎との関係を聞かれ、元カレと答えます。
杏璃はまことに公太郎の肩の傷の話をするのでした。
大学卒業前に、杏璃の弟の聡が、公太郎を後ろに乗せてバイクで事故を起こしてしまいます。
公太郎は卒業後バスケのプロチームに所属することが決まっていたのでした。
その後、聡は公太郎と連絡が取れなくなってしまいます。
公太郎の夢を奪ったんだから恨まれても仕方がないと、今も公太郎に対して申し訳ない気持ちを持ち続けている聡。
近々結婚することが決まったものの、自分が幸せそうな姿を公太郎の目に触れさせないよう、聡は友達にはほとんど結婚のことを伝えていないのでした。
そんな話を聞き、公太郎のことを思うまこと。
歩いている途中で、まことは、まことの通うメンタルクリニックの医師・井口と、井口の妹でクリニックのスタッフの千草に会います。
普段クリニックで顔を合わせているまことがわからない様子の千草。
不思議に思うまことに井口が、千草は若年性認知症だと話します。
今まで忘れてしまうツラさを身に染みて感じてきたまことでしたが、忘れられるツラさを初めて実感するまこと。
妹の千草に自分のことを忘れられてしまった井口ですが、忘れてしまっても彼女は彼女だと井口は言うのでした。
井口みたいな兄がいて千草は幸せだとまことが言うと、まことも同じだと言われます。
記憶なんか関係なく、緒方さんにも一緒にいてくれる人たちがいるんじゃないですか?
と言われ、笑顔でまことは、
私と一緒にいてくれる人たちを大事に、できればみんなに笑っていてほしいです。
と話すのでした。
公太郎の花屋を訪れたまことは、公太郎の提案したドライフラワーのリングケースを作ることが決定し、まことが担当を任されたことを公太郎に伝えます。
そして、杏璃から聡との話を聞いたと話すのでした。
聡を恨んでいるのかと聞くまことに、「聡を恨んだりするわけがない。」と答える公太郎。
聡と距離を置いたのは、バスケをしない自分が傍にいると、聡は自分のことを責め続けしまうから。
聡がどっかで幸せにやってくれていればそれでよかった。
と言う公太郎にまことは、
勝手に関係をリセットして、相手がちゃんと幸せになっているか確認もしないのはただの自己満足だ。バスケも聡もなかったことにして逃げている。
と言います。
自分といることで苦しむ聡は見るに堪えなかった。
前に進むために忘れた。
10年かけてこのやり方で進んできた。
それを今壊したらもっと苦しめるかもしれない。
と公太郎は辛そうに言うのでした。
激しく言い合った二人。
最後に、
ライラックの花を好きになったって話さなきゃいけないのは、記憶のない元カノじゃなく、大事な友達なんじゃないの?
と言って花屋を去るまことなのでした。
記憶を失った自分と一緒にいてくれる人・公太郎を大事にするため、笑ってもらうため、まことは敢えて公太郎の過去に思いっきり口を出したのでした!
聡と婚約者が、杏璃に作ってもらった結婚指輪のサイズを合わせにアクセサリーショップにやってきます。
SNSを何もやっていないという聡が気になるまこと。
やはり聡は、公太郎に情報が入ってしまう可能性のあることはすべて避けている様子でした。
聡は杏璃に、結婚式で杏璃の恋人にも会えると母親がすごく楽しみにしていると話します。
ですが、杏璃は恋人とはすでに別れてしまっていました。
誰か彼氏のフリがうまそうな人に杏璃の恋人役を頼めないか、とみんなで話していると、そこにタイミング悪く朝日がやってきます。
朝日は全力で断ろうとしますが、公太郎とケンカして公太郎には頼めない、と言うまことの話を聞き、思わず引き受けてしまう朝日なのでした。
朝日のお人好しっぷりが…泣けます
酔っ払いの朝日
公太郎の店に酔っ払った朝日がやってきます。
杏璃の恋人のフリをつい引き受けてしまった朝日は、香絵の店でやけ酒していたのでした。
香絵の店から公太郎の花屋へとやってきた朝日。
ハイテンションで公太郎に絡みます。
公太郎がまこととケンカしたと聞いて、「うらやましい!」と叫ぶ朝日に、
「あれは…、俺が情けないから」と言葉を濁す公太郎。
そんな公太郎に「情けないと怒ってもらえるのか~。」とうなだれながら朝日がつぶやきます。
脈絡なく話し続ける朝日でしたが、突然、
ホントはずっとケンカしててほしいんですけど、できたら仲直りしてください。
緒方落ち込んでたんで。
と公太郎に言います。
それを聞いて「それを言いに来たの?朝日くん、いい奴だね。」という公太郎に、
「その余裕な感じもむかつく!何でそんなに普通でいられるの~?」と朝日が怒ります。
この後、朝日が「…好きじゃないからか。」と小さくつぶやくのですが、その意味とはいったい…⁉
話は律の話題に変わり、公太郎は律について、
一目ぼれは嘘だと思う。
昔から彼女のことを知ってる。
と朝日に話します。
そして「いい奴だといいけど。朝日くんみたいに。」とつぶやくのでした。
家にひとりいるまことは公太郎のことを考えます。
言い過ぎたことを謝ろうとメッセージを送ろうとしますが途中で送るのをやめてしまうのでした。
一方ランニングする公太郎もまた、まことに言われたことを考えていました。
聡のインスタを探してみる公太郎。
まことと公太郎は互いに思いを馳せます。
しばらく考え込んでいたまことでしたが、意を決して杏璃に電話をかけるのでした。
まことが杏璃にかけた電話の内容とは…?
幼馴染の結婚式
聡の結婚式当日。
朝日は頼まれた通り、式場で杏璃の彼氏のフリをします。
一方、公太郎は注文を受け、花嫁のブーケを届けに結婚式場を訪れていました。
会場まで来て聡の結婚式だと気が付く公太郎。
一度ブーケを持って車に引き返した公太郎は、車の中にある花々をじっと見つめます。
そして意を決した様子で、その場でブーケを作り直すのでした。
その頃、時計を何度も気にしながら、仕事をするまこと。
まことは任されたリングケースの試作を作っていました。
そうしてやっと完成したリングケースを見て、「よし。」と満足そうに笑うのでした。
新郎新婦の控室の前までやってきた公太郎。
ノックをして中に入ります。
中に入ってきた公太郎に驚く聡。
「おめでとう。」という公太郎に
「やめろよ。お前にそんなこと言わせたくねえよ。」と辛そうな顔をする聡。
公太郎の夢を奪った、と言う聡に「奪われてねえよ。」と言って公太郎はブーケを新婦に渡します。
ブーケには、公太郎が花屋になるきっかけとなったライラックの花が合わさっていました。
不思議そうな顔をする聡に、花屋をやっていることを話す公太郎。
そして、
結婚式で友達のブーケ作れるなんて夢かなったようなもんだから。
と言って、ライラックの花で作ったブートニアを聡の胸に差すのでした。
ごめん。
おまえから逃げたって記憶から消せるわけじゃないのにな。
お前との記憶死ぬほどあるから、バイクに乗った記憶なんてほんの一部だよ。
それに、ケガしたから花を好きになれた。
二つも好きな事見つけられて俺今結構しあわせなんだよね。
そう言って改めて「結婚おめでとう。」と伝える公太郎に、聡は涙を流し抱き付きます。
杏璃の計らいで聡の結婚式に出席する公太郎。
幸せそうな聡の姿を嬉しそうに見つめるの公太郎なのでした。
リングケースの試作を完成させたまことのところに律がやってきます。
アクセサリーを見て回る律に、
私たちってあの日が初対面だよね?
私が記憶をなくす前に会ってないよね?
と聞くまこと。
「何で?」と聞く律に、まことは夢の話をします。
律が泣いていた夢がやけにリアルで何かの記憶かと思ったと話すまこと。
他には何かなかった?と聞いてくる律に不思議そうに「それだけ」だと答えると、まことに聞こえないほど小さな声で「やばいな。」とつぶやくの律なのでした。
そこに公太郎からまことへメッセージが。
送られてきた画像には公太郎と聡が写っていました。
それを嬉しそうに見つめるまこと。
そんなまことを見て「いい笑顔だね。」という律なのでした。
律のどこか不安そうな、寂しそうな表情が気になります。
律を呼び出す朝日
式の後、話をする杏璃と公太郎と朝日。
公太郎と朝日がまことの共通の知り合いだと知り驚く杏璃。
今回、公太郎と聡の関係が修復できたのはまことのおかげだと嬉しそうに話します。
まことが杏璃に新婦の連絡先を聞き、まことに勧められた新婦が公太郎の店にブーケの注文をしていたのでした。
「このブーケを作れたのはまことのおかげだ。」と杏璃に話す公太郎。
それを聞いた杏璃は、まことと公太郎がどこかまとっている空気が似ている、と話すのでした。
そんな話を少し複雑そうな顔で聞く朝日。
「じゃあ、僕はここで。」と席を外します。
そこへ聡がやってきます。
まことのことを聞かれ、公太郎は聡と杏璃にまことの話をするのでした。
一方、まことも律に公太郎の話をしていました。
お互いにお互いのことを嬉しそうに話すまことと公太郎。
嬉しそうに公太郎の事を話すまことの手を突然律が握ります。
びっくりするまこと。
すぐに手は離れます。
そんな律から突然質問されるまこと。
もし記憶が戻って、前の自分と今の自分で考えが全然違ったらどうする?
律からの質問にまことは「わからない。」と答えます。
「でも今は、前の自分のことを知りたいっていうより、まわりの大事な人との思い出を忘れてる方が悔しいかな。」
大事な人というのは指輪の相手ではなく、記憶がなくても変わらずいてくれる人だと話すまこと。
それを聞いた律は、
忘れないで、俺の事。
俺、まことさんの大事な人になりたいって思ってるから。
と真剣な顔でまことに伝えるのでした。
一方、朝日は、香絵の店で落ちこんでいました。
そこに待ち合わせをしていたまことがやってきます。
話題はまことの指輪の相手の話に。
「こんなに連絡がないということは、私、この人にリセットされたのかも。」というまこと。
それでもいいかなと思い始めてると、まことは朝日と香絵に話します。
周りの人たちに恵まれて、今結構幸せだから。
と笑顔で話すまことなのでした。
朝日が杏璃の彼氏役を引き受けてくれたことにお礼を言うまこと。
「ホントにいい人だよね。朝日といると安心する。朝日はやっぱりブランケット男子だよ。」
とまことに言われ、何も言わず、ただ笑顔でうなずく朝日なのでした。
公園で待ち合わせるまことと公太郎。
まことは公太郎にバスケットボールを教わる約束をしたのでした。
楽しそうにバスケットボールをする二人。
その頃、律は朝日に呼び出されていました。
朝日が律に、「前からまことのことを知っていたのか。」と問い詰めます。
それをあっさり認める律。
俺、ただのいい人に負ける気しないんで。
とまことにアプローチをしない朝日に強気な律。
そんな律に朝日は、
あのさ、俺全然いい人じゃないから。
と言って、いつもの人のよさそうな顔じゃなく、少し怖さを感じるような冷たい顔をするのでした。
バスケットを続けるまことと公太郎は疲れて芝生に寝転びます。
公太郎と目が合いドキッとしたまことは、慌てて飛び起き何か賭けようと突然言い出します。
シュートが入ったら何かご褒美と言ったものの、いいご褒美がなかなか思いつかないまこと。
そんなまことに、公太郎は「じゃあ、デート。」と言ってゴールに向かってシュートを打ちます。
ボールを見つめながら、「はいれ。」と思わず口が動くまこと。
そして公太郎が投げたボールは見事ゴールを決めたのでした。
笑顔になる二人。
まことが公太郎の元へ走ります。
するとその瞬間フラッシュバックが起こります。
雨の中、息を切らして駆け込む公太郎の店。
驚く公太郎に、「今、つけられてて…」と言うまこと。
よみがえった記憶と同じように心配そうな顔で「どうした?」と公太郎が聞きます。
不安そうな顔でまことは公太郎へ身を寄せます。
公太郎はそんなまことの背中を黙って引き寄せるのでした。
「くるり~誰が私と恋をした?~」第7話ネタバレ感想と考察!忘れたい?忘れたくない?まことと公太郎が口論に!まとめ
- 公太郎の肩の傷は、バイクの事故による怪我だった。
- バイクの事故は公太郎の幼馴染が起こしたものだった。
- 怪我のせいでバスケの夢が途絶えてしまい、幼馴染とも疎遠になってしまった公太郎。
- まことに説得されたことで、幼馴染と向き合い関係を修復した公太郎。
- 記憶喪失前、だれかにつけられていた記憶に怯える様子のまこと。
今回は公太郎の過去の話でした。
まことのおかげで、ずっと距離を置いていた幼馴染の聡との関係を取り戻した公太郎。
本音でぶつかり合ったまことと公太郎の距離もグッと近づきました!
ですが公太郎にも、朝日にも、律にも、まだ怪しい部分が…。
隠された謎がまだまだ残っています…!