2024年の春ドラマとして、22時よりTBS系火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」がスタート。
その第8話が5月28日に放送されました。
第7話では、公太郎の肩の傷のヒミツが明らかになりました。
事故が原因で長い間幼馴染の聡と疎遠になっていた公太郎。
公太郎のためを思い、今の公太郎の現状に思いきり疑問をぶつけるまことと口論になります。
口論の末、避け続けていた聡と10年ぶりに向き合った公太郎は、聡との関係を取り戻したのでした。
思いきりぶつかり合ったことで距離がグッと近づいたまことと公太郎はデートの約束をします。
ですがその瞬間、まことがまたフラッシュバック。
記憶喪失前誰かにつけられていた記憶がよみがえり、まことは不安そうな顔で怯えた様子を見せるのでした。
いったい誰がまことを付け回したり、郵便受けにハンカチを入れたりしたのでしょうか…。
この記事では、「くるり~誰が私と恋をした?」第8話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「くるり~誰が私と恋をした?~」第8話あらすじ
誰かにつけられていた記憶を思い出したまこと(生見愛瑠)は、恐怖で思わず公太郎(瀬戸康史)にしがみついてしまう。まことを心配した公太郎は朝までそばにいてくれるが、まことは自分の記憶が戻ったらどうなってしまうのか…と不安を覚えていた。
ある日、朝日(神尾楓珠)がまことを訪ねてリングショップにやってきた。まことから「みんなに優しい」と言われた朝日は、「俺が優しくしたいのは緒方だけだから」と真剣な表情で告げる。そして、チャンスが欲しいとまことをデートに誘うのだった。そんな中、律(宮世琉弥)からランチに誘われたまことは、律の様子がどこかおかしいと感じ…!?
朝日とのデート当日。朝日の希望でアートイベントにやってきた2人は、楽しい時間を過ごしていた。だが、そこに思いもよらぬ人物が現れて…!? ついに朝日は自分の気持ちに正直になる…!?
出典:「くるり~誰が私と恋をした?~」公式サイト
男友達という関係からなかなか抜け出せず、まことに「いい人」「いい友達」としか見てもらえない朝日。
友達の関係を脱却するため、とうとうまことをデートに誘います。
ブランケット男子の朝日がついに本気を出します!
一方、律とランチを一緒にしていたまことは、律の様子がおかしいことに気が付きます。
前回、少しずつ記憶を取り戻してきているまことの様子に「やばいな。」とつぶやいていた律。
記憶喪失前、律とまことの間には何があったのでしょうか…?
「くるり~誰が私と恋をした?~」第8話ネタバレあらすじ・感想
朝日からの誘い
朝、ベッドで目を覚ましたまことは、リビングの床で寝ている公太郎に気が付きます。
昨日は公太郎にバスケを教わり、突然記憶がよみがえって怯え出したまことを家まで公太郎が送ってきたのでした。
風で窓がガタガタいうだけでも怖がるまことに、しばらく公太郎が一緒にいてくれることに。
まことは公太郎に思い出した記憶のことを話します。
思い出したのは誰かにつけられて公太郎の花屋に駆け込む瞬間だけで、誰に追いかけられていたかは結局わからないままなのでした。
公太郎を起こすまこと。
目を覚ました公太郎は、まことが寝たら帰るつもりが朝まで寝てしまっていた自分に動揺します。
ごめんね、朝までいてくれたんだ。
とお礼を言うまことに、
「鍵開けっ放しじゃ余計に危ないだろ。」と言いながらも焦って帰ろうとする公太郎。
「ホントありがとう。」と言うまことに、
なんかあったら…、なくても連絡して。
とまことに言うのでした。
そして、
それから、どこ行きたいか考えといて。デート。
と言って家を出て行く公太郎。
「本気だったんだ。」と嬉しそうにつぶやくまことなのでした。
仲が急接近したまことと公太郎。
公太郎にデートの話をされて嬉しそうなまことがカワイイ!
一方、飲み屋で朝まで寝てしまい、その足で何となくまことの家の前まで来てしまった朝日。
公太郎がまことのマンションから出てくるのを目撃してしまいます。
リングショップ閉店後、ドライフラワーのリングケースを別の色のパターンで作ろうとしているまことのところに朝日が差し入れを持ってやってきます。
最近公太郎と会ったかと朝日に聞かれ、バスケを教えてもらったと話すまこと。
話の途中で突然店の電気が切れてしまい、朝日が電球を取り換えてくれます。
まことはお礼を言い、「さすがブランケット男子。みんなに優しいね。」と朝日に言います。
そんなまことに、
みんなに優しいと言われても嬉しくない。
俺が優しくしたいのは緒方だけだから。
もっと優しくしたい。ずっと優しくしたい。
こんなこと言ったら、そういう困った顔するだろうと思った。
でももっと困って。意識して。
俺といると安心するとか、油断しないで。
と言う朝日は、俺にもチャンスが欲しい、と次の休みにとまことをデートに誘うのでした。
朝日の告白、めちゃくちゃ胸キュンでした~!
香絵に公太郎と朝日からデートに誘われたことを話すまこと。
そして悩んでいることを打ち明けます。
記憶を失い、指輪の相手も思い出せない自分が恋をしていいのか。
もし誰かを好きになって、記憶が戻ってやっぱ違うってなるのが怖い。
そんなまことに香絵は、
朝日も公太郎も律も、まことのそういう事情もわかった上で、きっと普段よりちょっと勇気を出してまことと向き合ってる。
記憶のことは置いておいて、「好き」とか「会いたい」とか「ドキドキする」とか純粋な気持ちだけで向き合うことが、その勇気に対する礼儀だと思う。
と言うのでした。
香絵さんいいこと言う!
まことにも、朝日にも、いつも愛情たっぷりなアドバイスをしてくれる香絵さんが素敵です!
公太郎を呼びつけた律。
公太郎に、
公太郎さん、やっぱりまことさんの元カレじゃないですよね?
と問い詰めます。
否定しない公太郎。
問いかけには答えず、
まことが記憶を失った時、あの場所に花見でいたよね?
と律に質問で返します。
こちらも否定しない律。
「本当にびっくりしましたよ。まさかまことさんが事故に遭ってたなんて。」と律も公太郎の質問には答えません。
まことに記憶を取り戻してほしいか?ほしくないか?
とまた新たな質問をする公太郎に、律は「どっちも。」と答えます。
律から同じ質問を返された公太郎が、「どちらでも構わない。まことのためになる方でいい。」と言うと、
公太郎さん、まるでいい人みたいですね。
と公太郎に言う律。
公太郎が帰った後、律は「記憶か。どっちも困るんだよな…。」と一人つぶやくのでした。
朝日からまことにメッセージが届きます。
今度の休み、2人は横浜のアートイベントに行くことに。
汚れていい服できてね。
あと、ちゃんと油断しないで来て。
と朝日からメッセージが送られてきます。
そしてその後、律からもランチのお誘いメッセージが。
香絵の「三人とも勇気を出してまことと向き合っている。」という言葉を思い出し、それにどう答えるべきか悩むまことなのでした。
メンタルクリニックへ話を聞いてもらいに行くまこと。
「今の私が決めたことを前の私が否定したりするのか?」と医師の井口に質問します。
今のまことが記憶前のまことと別人格というわけではない。
どちらの自分の考えを受け入れるかはその時のまことが決める。
忘れたからと言ってなかったことになるわけじゃない。
色んな経験が今のまことの中に必ずあるはず。
と井口は話すのでした。
井口の妹で若年性認知症の千草にも話を聞くまこと。
「どんな決断が自分らしいかわからない時、どうすればいいか?」と千草に聞きます。
私は新しい朝が来るたびにいい一日にしたいなって。
だから今日の自分に正直でいようと思ってるの。
と話す千草。
千草の言葉に、正直でいることが自分らしい決断につながると気が付くまことなのでした。
律とランチをするまこと。
するどい律に明日の休みに朝日と出かけることがバレてしまいます。
朝日との関係を律に話すまこと。
会社の同期で一番仲がよかったと話すまことに、
みんなにいい人な朝日みたいなタイプは、同期の女子一人とだけ特別仲良くするのはリスク怖がってできなそう。
と言う律。
それを聞いて「もし朝日が友達じゃなかったら、人間不信になりそう。」と少し不安な顔をするまことなのでした。
朝日の話から話題を変えたまことは、突然律に「何かあった?」と聞きます。
まことはいつもと様子が違う律に気が付いていたのでした。
「何か話したいことがあったら聞くよ。」と言うまことに律は
「まことさん大好き。」と真剣な顔で伝えるのでした。
一方、あれから連絡がないまことのことが気になる公太郎。
まことに「大丈夫か?」とメッセージを送ります。
そこにすぐまことから「大丈夫。ありがとう!」と返信がくるのでした。
いつも自分からメッセージを送ることをためらっていた公太郎。
今回はためらうことなくメッセージを送ります。
いつも受け身だった公太郎に変化が…!
そして朝日とのデート当日。
待ち合わせ場所に付き、「油断しない。」と自分に言い聞かせ、朝日の待つ場所へ向かうまことなのでした。
朝日とデート
アートイベントって何するの?と朝日に聞くまこと。
苦手なものが多いまことは自分にできることなのか心配します。
以前朝日に付き合ってもらったものの、全然うまくできなかったカラオケや卓球の話になり、
「俺は一緒に行って楽しかったよ。緒方の歌また聞きたいな~。」
と嬉しそうに話す朝日を見つめるまことなのでした。
一方、公太郎はリングショップを訪れていました。
杏璃が今日まことは休みだと伝えると、約束してた訳じゃなく、新しいドライフラワーを持ってきただけだと言う公太郎。
そんな公太郎に杏璃はまことが作ったリングケースを見せます。
色のバリエーションを変えて作られたリングケースを見て、「うわあ、いいですね。」と嬉しそうにケースを手に取る公太郎。
まことが最近、色の事をもっと勉強したいと言っていると話す杏璃。
今日は朝日に誘われてアートを学んでくると言っていたと話します。
少し踏み込みすぎたかなって。
と記憶を失っているまこととの関係に悩んでいる様子の公太郎に、杏璃は、
指輪とか花って、気持ちを形にする仕事、人を幸せにする仕事だってまことが以前言ってくれた。
もし今記憶が戻っても、この仕事への今の彼女の愛情は変わらないんじゃないかと思う。
今の彼女を信じて踏み込んでみてもいいんじゃない?
と公太郎に言うのでした。
一方、まことと朝日はアートを楽しんでいました。
絵を見ながら、色には花の名前が多いことを朝日に教えるまこと。
色んなアート作品を朝日とおしゃべりしながら楽しく見て回ります。
そしてガラス落書きアートに挑戦する二人。
服が汚れるからと朝日が上着を貸してくれます。
大きいからと袖もまくってくれる朝日。
ガラスに思い切って絵を描くことができずにいるまことに、朝日が後ろから筆を持ったまことの手を握り一緒に絵を描いてくれます。
そんな朝日にドキドキするまことなのでした。
だんだん楽しくなってきたまことは、朝日と一緒に夢中で絵を描きます。
とうとう絵が完成し、「できた~!」と喜ぶ二人。
お互いの顔にペンキが付いてるのを笑い合います。
まことの顔についたペンキを拭いてくれる朝日。
ガラスにはまことの書いた花の絵が。
それを朝日はじっと見つめるのでした。
そんな朝日のスマホに、突然律から「楽しそうなイベントだね。」とメッセージが届きます。
律の登場
アートイベント会場に律も来ていました。
まことと朝日の同僚だった松永からの情報で、まことと朝日が仲が良かったというのは嘘だということを知った律は、まことに言うべきが迷っていました。
そこへ偶然律を見つけ声をかけてくるまこと。
律が松永からの情報をまことに話そうとすると、飲み物を買ってきた朝日がやってきます。
律を見つけて驚く朝日。
そこへ突然「船だ~!」と叫びながら子供が海の方へ走ってきます。
「止めてください!」と助けを求める母親の声に、すばやく反応した律が間一髪で子供を助けます。
無事子供は助かったものの、足をくじいてしまう律。
痛そうにしている律を見て、朝日が律の前にひざまずき背中に乗れと言います。
渋る律を促すまこと。
しぶしぶ朝日に背負われながらも、
「だから子供嫌いなんだよ。あ、走る子供だけ苦手!」
とまこととの出会いのことを思い出し、あわててごまかしつつも文句を言う律なのでした。
まことが荷物を取りに行き、2人になる朝日と律。
「あ~、最悪。足は痛いし、そっちのアシストになってるし。何よりかっこ悪い。」
ブツブツ文句を言い続ける律。
そして、戻ってきたまことと入れ替わりで冷やすものを朝日が買いにいきます。
「あの人ほんっとうにいい人だね。ちょっと心配なくらい。」という律に、
「それが朝日だから。」とまことが言います。
松永からの情報をまことに話そうとしていた律ですが、話すことをやめます。
そして戻って来た朝日に、
朝日さんただのいい人じゃなくて、バカみたいにいい人で強いかも。
まことさんのこと裏切らないでね。
と言うのでした。
嘘
朝日の取引先だった居酒屋にやってきたまことと朝日。
朝日には特別お世話になっていると、店長がたくさんサービスしてくれます。
山盛りのから揚げをおいしいと言って食べる朝日を見て、笑顔で「朝日はどこでも朝日なんだね。」と言うまことなのでした。
居酒屋の帰り。
突然手をつないでくる朝日でしたが、つないだ手はすぐに離れ、朝日は「ごめん。」と謝ります。
そんな朝日に、
今日全然油断しなかった。
ちゃんと朝日のこと、好きとか恋とか意識してた。
それで、やっぱり朝日優しいなって。
朝日といるの居心地よかった。
と言うまこと。
そして朝日は、
好きだ、緒方のこと。
記憶なくす前からずっと。
だけど今の方がもっと好き。
前よりずっとキラキラしてて。
全部俺だけの緒方だったらいいのにって。
まことに告白するのでした。
「今の私は誰かを好きになったらダメだと思う。もしこの指輪の人が現れたら。」と言うまことに、「緒方は今ホントの事言ってない。」という朝日。
そして「俺も正直に話すから。緒方も正直になってよ。」と言うのでした。
俺、ホントは友達じゃない。
大した話したこともないただの同期。
あの頃の緒方は誰にも当たり障りなくて。
あの日俺は先輩にミスを押し付けられて、緒方だけが一緒にいてくれて、俺にカップ麺をおすそ分けしてくれた。
あの日からずっと好きだった、緒方さんのこと。
だから事故で記憶ないって聞いて、お見舞いの役引き受けて、一番仲良かったって嘘ついた。
ホントにごめん。ずるいよね。
でも顔見たら話したくなって。友達なら少しでも近くにいられるって。もう少し、もう少しって欲が出てきて。これが俺の正直。
真実を正直に話した朝日。
そしてまことの正直も指摘します。
「恋しちゃいけない。」「指輪の人が。」って言ってるけど、もう恋しちゃってるでしょ?
今日俺といてもその人のこと頭から離れなかったんじゃない?
朝日は、一日まことと一緒に過ごす中で、色んな場面で花に関わることを口にするまことの本心に気づいていたのでした。
「それでも今日一日楽しかった。だまして本当にごめん。じゃあ元気でね、緒方さん」
と言って去ろうとする朝日を引き留めるまこと。
なんか気持ち悪いんだけど、緒方さんって言われるの。
緒方でいいよ、友達なんだから。
正直、このネックレス外したくなってきた。うん、外したい。
こんなこと言えるの朝日が一番の友達だからだよ。
勝手に友達やめないでよ。
と言って、2人笑い合うのでした。
朝起きてでかける準備をするまこと。
いつも身に付けていた指輪をまことはケースにしまいます。
公太郎の花屋を訪れるまこと。
「いらっしゃい。」という公太郎に、まことは
花買わないけど来ちゃった。会いたくて。
と笑顔で言うのでした。
「くるり~誰が私と恋をした?~」第8話ネタバレあらすじと考察!朝日とまことのデート! まとめ
- 朝日とデートすることになったまこと。
- 記憶喪失前、朝日とまことが一番仲の良い友達だったというのは朝日の嘘だった。
- 朝日とまことは話もあまりしたことが無い、ただの同期という間柄だった。
- 朝日はずっとまことのことが好きで、記憶喪失になったと聞いてお見舞いに行き、一番仲の良い男友達とつい嘘をついてしまったのだった。
とうとう朝日のヒミツが明らかとなりました!
嘘はついていたけれど、朝日がいい人であることに変わりはなくちょっと安心しました!