2024年秋のドラマとして、金曜よる11時15分よりテレビ朝日系列にて放送がスタートした新金曜ドラマ『無能の鷹』。
その第2話が10月18日(金)に放送されました。
有能そうに見えて無能な鷹野ツメ子と、気弱だけど実は努力家な鶸田道人。
二人は営業パートナーとなり、奇跡的に受注に成功して営業部を驚かせました。
鷹野の堂々とした態度が良い方に勘違いされ、鶸田の緻密なプレゼンで営業に説得力が増す二人。
次の訪問先ではどんなミラクルが起きるのでしょうか!?
出演者が豪華な方ばかりで盛り上がる~♪
2話のゲスト出演は落合モトキさん!
この記事はネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
『無能の鷹』第2話あらすじ
圧倒的な《デキるオーラ》を醸しながらも、衝撃的な《無能》ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。その教育係を押し付けられていた鳩山樹(井浦新)は、営業から帰ってきた鷹野にデータ入力を教えることに。だが、「クリック」も「アイコン」も、マウスさえもわからない鷹野への指導は、もはや高齢者向けのパソコン教室状態。辛抱強く教えるも「何を言っているのサッパリわかりません」と全く成長しない鷹野に、徐々に鳩山は具合が悪くなってきて…。
さらには、パソコンが壊れたと騒ぐ部長の朱雀(高橋克実)のお世話をし、誰もが断ったややこしい取引先の案件を「困っているみたいだから」とすべて背負い、退勤後も後輩からの愚痴の電話に付き合い、自分に時間を失ってゆく鳩山。そんな、優しさから常に損をしてばかりの生き方の鳩山の姿を見て、妻の美沙(真飛 聖)は「いい人っていうか、都合のいい人になってない?」とぽつり。
翌朝、鷹野はやはり全く成長せず、今度はペン回しに明け暮れる日々―。鵜飼(さとうほなみ)にも「鳩山さんが優しくしたせいで鷹野というモンスターが育ってしまった」と嘆かれ、同期で開発部部長の鴫石(安藤玉恵)からも「優しくするだけじゃ人は育たない」と諭された鳩山は、ストレスMAXでついにはクリニックへ…。いい人すぎる先輩の姿、鷹野のひよわな同期・鶸田道人(塩野瑛久)は“会社で生きていく難しさ”をひしひしと感じてゆく。
やがて、人生の迷走を極めた鳩山は、ある外注先への打ち合わせに、突然、鷹野と鶸田を同席させることに!カタカナ英語を操りまくる若きクセツヨ社長・鬼頭(落合モトキ)の会社へと出向いた一行だが、なぜか鬼頭は、無駄に発音のよい鷹野を帰国子女だと勘違いし、交渉は意外な展開に…?
いい人が損をする、それが会社である
出展:『無能の鷹』公式サイト
はたして、誰からも褒められる事のない鳩山の《優しさ》が報われる日が来るのだろうか――?
鷹野の教育係・鳩山は、仕事に一生懸命なのにあまり評価されず、頑張っている毎日を過ごしてます。
妻からは都合のいい人と言われ、同僚からは優しすぎると言われて、悩む鳩山。
鳩山さん、大丈夫かな?
3人でどんな展開になるのでしょうか!?
『無能の鷹』第2話ネタバレあらすじと感想・考察
心がボロボロの鳩山は、何かを思い、外注先の打ち合わせに鷹野と鶸田を連れていきます。
果たして鳩山の思いは鷹野たちに通じるのでしょうか!?
癖ツヨIT社長の登場も楽しみ♪
それでは早速、気になる第2話のあらすじをネタバレありで紹介していきます!
鷹野が気になっていたもの
ここはイベント設営会社の会議室。
3人のお客さんを前に鷹野と鶸田がCRM導入の営業をしていますが、いまいちな反応。
鶸田は一生懸命プレゼンしていますが(鷹野はずっと黙っている)、お客さんはずっとノーリアクションで焦っています。
その間、客先であるコワモテ顔で色付きサングラスをかけた男・剛院は、頼りなさそうな鶸田と堂々とした鷹野を見比べて、どちらが格上かを心の中でぼんやりと考えていました。
すると、突然鷹野が剛院を真っすぐに瞬きせずに見つめ、にやっと笑います。
驚いた剛院は、もしかして自分の心の声が鷹野にバレてるのでは?と不安になり、焦って鷹野に問いかけました。
そちらの鷹野さんの意見を聞かせてください。
ずっと部下に説明ばっかさせてっっ・・・!
そうですね・・・、営業に必要なのはCRMよりBGMでしょうね
堂々と意味不明なこと言う鷹野に対して「???」のお客さんたち。
「ヤバイ!」と思った鶸田は、その場を切り抜けるために閃いた提案内容を喋り始めます。
つまり、ITによる顧客情報とAIによる表情・音声解析を掛け合わせたうんぬんかんぬんで・・・
鶸田の説明に、わかったぞ!という顔をする剛院。
なるほど!
そういうことかい、鷹野さん。
つまり、剛院は、自分たちがCRMに興味の無さそうなのを鷹野がキャッチして別の提案を部下にさせたと、勘違いしたのでした。
お客さんが良い風に勘違いしてくれたお陰で、なんとかその場を切り抜けた鶸田。
客先の会社を出た後、鷹野はずっと気になっていたことを真剣な顔で話し始めました。
それより鶸田君、気づいてた?あの人、鼻毛出てた。白髪の・・・!
その言葉にガックリくる鶸田でした。
鷹野が剛院をじっと見つめた理由って、それだったのね!
最終的にうまく話をまとめた鶸田が優秀すぎ~!
事務所に戻って、鶸田は早速先輩たちに営業の進捗報告をしています。
今回の客先にCRM導入はちょっと厳しいことや、先方が勝手に鷹野を有能な上司だと勘違いしたことなどなど・・・。
一方、鳩山は鷹野が外回りに目覚めたと思い込み、次は鷹野にデータ入力を教えてあげようと話しかけてきました。
鳩山とカメムシ
鷹野のデスクに来て、パソコンでエクセルを教えようとする鳩山。
じゃあ、このアイコンをダブルクリックして
あい・・・こん・・・?
だぶる・・・くりっく・・・?
アイコンとダブルクリックの意味がわからない鷹野に対して、鳩山は子供に教えるような話し方に変えます。
うんだから、このカメムシみたいなメカを操作して・・・カメムシのここをカチカチって押して・・・
しかし、鳩山がマウスをカメムシに例える説明を聞いても、「鳩山さんが何を言っているのか全然わかりません」と言う鷹野に、それを聞いて呆れる営業部の先輩たち。
それでも鳩山は諦めずに教え続け、自分がマウスを使って教えて笑顔を見せます。
鷹野、これが、「開く」という行為だ
なるほどと頷く鷹野は、やっとのことでファイルを開く行為を理解できたのでした。
続けて鳩山はエクセルに営業の数字を入力して合計金額を出す方法を教えますが、なぜか鷹野はエクセルを信用できないと言い始めて計算機で数字を計算し、手計算で合計金額をはじき出しました。
出ました!えーっと・・・、いちじゅうひゃくせんまん・・・56兆?
その数字を聞き、真顔でぷるぷる震えた鳩山が、何か言おうとしています。
んっっ・・・ばっっ!
馬鹿と言いたいのを何とか押さえている鳩山と、それを慌てて止めようとする周りの営業部員たち。
ばっ、ばっ、バッチグーだぞう~
続けて鳩山は、エクセルの精度の方が手計算より正確なことを鷹野に説明し始めるのでした。
一連の鳩山の行動を見て、その苦労を思い、その気持ちをこっそり携帯でツイートする鶸田。
鶸田は、「いいひとすぎる先輩を誰か褒めてあげて欲しい・・・」と願わずにはいられないのでした。
鳩山さんの頑張りには泣けるね
いい人過ぎる鳩山の苦悩
営業の朱雀部長に指示されて、開発部へと行った鶸田。
要件は営業部へのクレームで、朱雀部長への伝言を頼まれます。
無駄なシステムばかり作らされていることに、開発部一同は怒り心頭の様子。
偉そうにものを言う雉谷、ややこしい案件ばかり引き受けてくる鳩山を注意して欲しかったと話す鴫石部長。
鶸田が開発部の一員に圧をかけられて営業部に戻ると、鳩山がまだ鷹野にエクセルを教えています。
なんとか鷹野がデータ入力をし終えて感動していた二人に残酷な知らせが・・・。
IT化が・・・鷹野から仕事を奪っていく・・・
膝から崩れ落ちていく鳩山。
その後は誰も相手しない朱雀部長のパソコンの修理を引き受けたりと、いい人過ぎて仕事が増えていってしまうという、どこまでも優しい性格なのでした。
夜になって鳩山は自宅に帰り、愛犬のモモちゃんに頬ずりして可愛がっています。
妻も帰宅すると、モモちゃんの餌が多すぎることで「甘やかしすぎる」と鳩山は叱られていました。
夕飯を作り、妻の仕事の愚痴を聞き、夜に同僚からかかってきた電話で仕事の愚痴を聞く鳩山。
家で同僚からの愚痴電話をずっと聞いてあげてしまう鳩山が心配になる妻。
都合のいい人になってない?
その言葉にウーンと深く考えこむ鳩山でした。
翌朝、ずっとデスクでペン回ししている鷹野に危機感を覚えた朱雀部長は、鵜飼・雉谷・鳩山の三人を招集して緊急会議を開きます。
鷹野が入社当初に鷹野の教育係を名乗り出ていた鳩山は
お前が責任もって鷹野を育てろ!
と朱雀部長から言われてしまいました。
デスクに戻ると、相変わらずペン回しをしていた鷹野がペンを飛ばし、鳩山が拾って渡します。
鷹野、ペン回し上手くいくといいな
そう鷹野に話しかけた直後、強い頭痛に襲われた鳩山。
すぐに病院の内科へ行き受診したところ、診断内容は「自律神経性の頭痛でしょう」ということでした。
度重なるストレスが溜まったのが原因だったのでした。
待合室で偶然開発部の鴫石部長と出会い、鷹野のことで上手く育てられる自信がないと相談しました。
優しくするだけじゃ、人は育たない。
と鴫石部長から言われた鳩山は、ますます精神的に追い詰められます。
その時何かに閃いた鳩山は、鷹野と鶸田を同行させることを朱雀部長に願い出ます。
温和な鳩山が、珍しく何かを強く決意した表情をしていました。
鳩山さん何を閃いたんだろうね
無理してないといいけど・・・
癖ツヨIT社長と鷹野のバトル
鳩山が鷹野と鶸田を連れて、外注先に打ち合わせに来ました。
外注先のPLACE2.5の鬼頭社長は、部下から名前の通りに鬼だと言われて恐れられている様子。
創業当時から一緒に働いている女性の前沢は、「元々はああじゃなかった。大学のサークルのメンバーで、会社作って社長になったらあんな風になってしまった」と部下に話して昔を懐かしんでいます。
妙に力んだ顔の鳩山が、鷹野と鶸田を連れて外注先の会議室に到着。
そこに、前沢が落とした花の飾りがついたペンを拾って渡した鷹野は、「これは・・・花?」と首をかしげています。
前沢がこれはペンですと説明すると
Ah・・・!This is a pen!
と鷹野が急に流暢な英語を喋りました。
それを聞いた社長の鬼頭は、「海外経験者か。一番厄介なタイプだ。」と鷹野のことを勘違いしてしまいました。
一方、鳩山は鴫石部長の言葉を思い出して「ここは鶸田と鷹野に任せよう」と心に決めます。
打ち合わせが始まると、鬼頭社長はIT系用語ばかりを使うので、鷹野はカタカナ英語がわからない度にいちいち質問して話を遮り、段々調子がくるってきた鬼頭が日本語で話すように変えました。
すると鷹野が「どうぞ、英語でお続けください」と鬼のような発言。
しかし、鬼頭がまたカタカナ英語を言うと、またまた鷹野が言葉を質問して話を遮ります。
意味を確認すると、わざわざ正しい英語に言い直してみる鷹野。
Oh!customerinside!
発音だけはやけにネイティブな鷹野を帰国子女と勘違いした鬼頭社長は、イライラして様々な考えを心の中で巡らせていました。
鷹野を帰国子女と勘違いしている鬼頭社長は鷹野にシリコンバレーの事を質問しますが、鷹野は「バレーボール」のことだと理解してちぐはぐな会話が取り交わされますが、なぜか会話が成立してしまいます。
「この会社に搾取されるかも」と恐れをなした鬼頭社長が撤退しようとしたところ、それに察知した鶸田が会話を上手く広げていきました。
急に上手に喋りだした鶸田と、部下を放置している鳩山と、悪役を演じている鷹野(と鬼頭社長が勘違い)の三人を見ながら、鬼頭社長は心の中で段々といい風に解釈していきます。
もしかしてこの鶸田ってやつを育てて俺たちの信用を得るために、演じているのでは?
鶸田たち三人を見て自分たちの創業当時のアツい気持ちを思い出した鬼頭社長は、契約を決意。
そして前沢に
今までありがとう。これからもよろしくな!
と優しい顔で笑うのでした。
鳩山も鷹野を褒め、一緒に仕事がしたいんだと熱い気持ちで応援すると、鷹野がやる気になります。
暫く寝て休んで営業部に戻りましたが、終業時間まであと10分。
その日は一緒に泣いて鳩山も喜び、今までの苦労が報われたような気がした鳩山でした。
別の日、またペン回しが出来なくなってしまった鷹野が、鳩山にやり方を教わります。
しかしペン回しをしていることに対してふと疑問が沸いてきた鷹野。
そもそもなんでペンなんか回すんでしょうか。これの何が楽しいんですか?
そう鷹野から言われた鳩山の中で、何かの糸がぷつんと切れてしまいました。
鷹野は頑張らなくていいよ、そのままでいいよ
そう鳩山は涼しげな顔で言い、とうとう鷹野に教えるのを諦めたのでした。
鷹野はそのままでいいよ、って名言っぽい
一度は誰かに言われてみたいセリフかも
『無能の鷹』第2話ネタバレあらすじ・考察!落合モトキが癖ツヨIT社長を熱演!まとめ
第2話では鷹野が帰国子女だと勘違いされ、外注先の癖ツヨ・鬼頭社長とバチバチの展開となりました。
- 鷹野がCRMの営業先でじっと剛院を見つめていたのは、鼻毛が出ているからだった。
- 鳩山は鷹野に教える際、マウスをカメムシ、クリックをカチカチという言葉に変えて教えて成功した。
- 鳩山は鷹野の無能さ加減にストレスが溜まって、鷹野に「馬鹿」と言いそうになったのを堪えた。
- 鳩山はいい人過ぎて頭痛になり、とうとうクリニックに駆け込んだ。
- 鷹野は外注先の癖ツヨIT社長から、帰国子女だと勘違いされた。
- 外注先との打ち合わせは契約成立した。
来週の放送も楽しみですね!