2024年秋のドラマとして、金曜よる11時15分よりテレビ朝日系列にて放送がスタートした新金曜ドラマ『無能の鷹』。
その第6話が11月15日(金)に放送されました。
第5話では鷹野と鶸田が宣伝担当したSNSがバズってフォロワー10万人達成!
朱雀部長は、鷹野のお陰で昔の熱い自分を思い出し離婚問題も回避できましたね。
「ありがとう」「ごめんなさい」の大事さに気が付けることが出来ました。
高橋克己ファンとしては大満足の回でした!
コミカルで哀愁漂う男の愛らしさが爆発してましたね!
この記事はネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
『無能の鷹』第6話あらすじ
圧倒的な《デキるオーラ》を醸しながらも、衝撃的な《無能》ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。初めて大きな案件を任され、ワタワタしまくっている同期の鶸田(塩野瑛久)が資料作りに追われていても、鷹野はその横で今日もルーティンである猫動画を観ながら、颯爽とお菓子を食べていて…。
引用元:無能の鷹公式サイト
そんな中、家族を連れて“償いの韓国旅行”にでかけた部長・朱雀(高橋克実)から、《サンキューポイント》の導入を頼まれた開発部の部長・鴫石(安藤玉恵)が営業部にやってくる。社内で感謝を伝えあうアプリらしいのだが、やがてこの《サンポ》をめぐり社内はギスギスする羽目に…。
一方で、同期で人事部の烏森(永田崇人)から、「就活生の会社訪問の担当になってくれ!」と言い渡された鷹野と鶸田。「この会社訪問ミッションは絶対に失敗できない!」と気合が入る烏森だが、どうにも頼りなさすぎる同期に苛立ちが募る。なにしろ、自身が作った社内相関図には、鷹野の箇所に《むのう》、鶸田の下には《陰キャの役立たず》と記してあって――?
さらには、もう1名の担当者となった開発部の燕谷(今井隆文)は永遠に会社に現れない。当日の打ち合わせをしようにも、燕谷はリモート画面で「会社には行かない主義だ」と主張し、会社訪問の当日もリモートなら対応すると提案する始末。同僚である鵙尾(土居志央梨)も、燕谷は住居を転々とするアドレスホッパーで、絶対に当日は来ないだろうと断言する。だが、会社からの評価を絶対に下げられたくない烏森は、当日必ず会社に連れてくると鼻息を荒くする。鴫石曰く、燕谷は以前は会社に出社していたものの、コロナ禍以降で考えが変わったようで…?
やがて、会社訪問日の当日。初々しいリクルートスーツの面々中に、ダルそうに一人離れてベンチに座る雉谷(工藤阿須加)のいとこ・雉谷国男(三河悠冴)の姿が。自分の能力を過信する国男は、開始早々ナメた態度で超感じが悪く、TALONに興味のかけらもない様子。しかし雉谷叔母によれば「本人は大手企業を狙っているが、絶対無理」だそうで…?
一方、やはり会社訪問日に出社しなかった燕谷を是が非でも連れてくると、烏森は燕谷の携帯のGPSを頼りに会社を飛び出し、深い森の中へ爆走してゆく―!
時を同じくして、緊張MAXでドタバタとプレゼンに向かう鶸田。初めて任された大きな案件の相手は、老舗お菓子メーカー社長・貝塚(ソニン)。プレゼンの練習に夢中なあまり、うっかり相棒の鷹野に道案内を任せてしまった鶸田は、気づけばトンデモナイ場所に辿り着いてしまって…!? 顔の見える相手との直接交渉がモットーの堅実な取引先と、絶体絶命のリモート打ち合わせをする羽目になるも、ここで鷹野がまたまたあり得ない奇跡を巻き起こすことに!?
就活生会社訪問と、出社しない男・燕谷、鶸田のプレゼンなど今回も盛りだくさんの6話です。
鶸田に鷹野が出したアイデアとは!?
コロッセオからリモートの真相が気になりますね!
『無能の鷹』第6話ネタバレあらすじと感想・考察
6話は、朱雀部長が休暇中に起こる会社訪問ミッションのお話しです。
今回鷹野のミラクルは誰に届くのでしょうか!?
それでは、早速そのあらすじ部分を、ネタバレありで解説していきます。
サンキューポイントの導入
鶸田は初めて大きな案件を任され、張り切ってプレゼン資料作成しています。
取引先は、株式会社貝塚製菓。
内容は、業務系システム導入の提案書です。
その隣で、鷹野は相変わらずパソコンで猫の動画を見ながらお菓子を食べています。
シーフーダというお菓子で、貝塚製菓の作ったお菓子なのです。
鷹野が鶸田の口の中にシーフードを投げてあげてます。
これおいしい!
そこに開発部の鴫石部長が、サンキューポイント(略してサンポ)の導入のことを営業部の皆に説明しに来ました。
アプリの目的は、社内間でありがとうを言いたい相手にサンキューポイント送り合うと言うものです。
ポイントが貯まると景品が貰えると聞いて、鵜飼は目をキラキラさせてやる気になっています。
そして、数日後・・・。
そこに現れたのが、人事部の烏森。
最初は忙しさのあまり断る日でしたが、鷹野が「協力しよう!」と乗り気です。
ところで同期って何だっけ?
同期と言うのは、同じタイミングで、同じ会社に入社した人のこと。
烏森はその様子を見て、なんでこいつらが同期なんだとため息を心の中でついていました。
鷹野が同期の言葉を知らなかったのはびっくりだね
優しく教えてあげる鶸田が優しいね
夜、いつもの居酒屋に営業部員たちが集まっています。
鶸田は、会社訪問担当をどうすればいいのかと憂鬱な気持ちを雉谷に相談しました。
雉谷は自分が会社訪問の担当をしたときのことを振り返って、会社の求める前向きなストーリーを憑依させて話せばいいんだと説明します。
そんなこと雉谷さんにしか出来ない・・・
鵜飼は、皆に焼売を配ることで見返りにサンポを要求しています。
鶸田はプレゼンもあるのに会社訪問の担当まで大変そう!
隣にいる鵜飼が、飲み屋でもサンポを集めてて笑っちゃうね
プレゼンと会社訪問で忙しい鶸田
翌朝、鶸田と鷹野は烏森と会社訪問の打ち合わせをするはずでたが、急いで開発部に行く烏森を見かけて追いかけます。
開発部に来た訳は、燕谷さんがリモートワーク中で会社に来ていなかったからでした。
その時、燕谷のパソコンでリモートワーク中の燕谷と繋がり、烏森と話し始めました。
あの・・・燕谷です。ちょっといいですか?
烏森は、「会社訪問に新しい働き方、多様性を示してほしい」と燕谷に会社訪問の日に会社に来てほしいと説得をします。
燕谷は「考えておきます」と言って一方的にリモートを切ってしまいました。
絶対に成功させると!と、烏森は息を巻いています。
開発部に聞いたところ、燕谷はアドレスホッパーで観光近郊のゲストハウスを転々としているらしいことがわかりました。
SNSもやっているので、そこで居場所のヒントがつかめそうだとわかりました。
そして、あっという間に1週間後・・・・
会社訪問に来た学生たちが受付のあたりに来ています。
受付でため息をついている一人の男子学生が、ロビーのベンチに座り会社のパンフレット落としました。
それを拾った鷹野が「落ちましたよ」と爽やかに学生に手渡し、颯爽と会社へ入っていきました。
男子学生は、その姿に見とれています。
なんか、既視感!!
鶸田と鷹野の出会いに似ているね♡
そこに、雉谷が現れて男子学生に話しかけました。
実は雉谷の従妹で、従妹の母親から面倒を見るように言われていたのです。
営業部では鶸田が「全然終わらない~」と焦っていると、鵜飼が来て手伝ってあげる代わりにサンポが欲しいと要求します。
「サンポの不正取引は禁止されている!」と鳩山が鵜飼いを止めました。
サンポにハマりすぎる鵜飼が、鵜飼らしい!
貝塚製菓では、社長の貝塚が今日3時から始まるITコンサルタントに不信感を持っています。
「本当にITコンサルトの導入は必要なのだろうか・・・?」
関東中心に対面での交渉を大事にしてきた貝塚社長は、堅実に、直接会える人としか仕事はしないと決めていたのです。
鶸田はなんとかプレゼン資料を完成させ、北千住へ急いで鷹野と一緒に向かいました。
鶸田は、移動中ずっと資料を見てプレゼンの練習していたため、電車の乗り換えは鷹野に任せていました。
気がつくと、なんと、着いたところは東武ワールドスクエアでした。
せっかくの用意したプレゼン資料が・・・
お客さんへのプレゼンはどうなっちゃうの!?
短い間ですが、お世話になりました・・・
貝塚製菓と約束した訪問時間に間に合わないと絶望した鶸田は、鳩山にそう言います。
そこで鳩山が、鶸田にリモートでプレゼンしようと提案しました。
鷹野は、東武ワールドスクエアの中のいろいろなミニチュア建築を楽しみながら歩いています。
もう時間になってしまった!
鶸田は慌ててノートパソコンを立ち上げて繋げました。
パソコンを鷹野に持ってもらい、鶸田は立ちながら画面に一人で映りプレゼン開始します。
貝塚製菓とリモートがつながりましたが、音声が所々途切れています。
鶸田が「実は手違いで東武ワールドスクウェアに来てしまい・・・」と言ったのですが、東武ワールドスクエアと言ったところだけ通信が切れてしまいました。
そのせいで、貝塚製菓にはどこからリモートしてるのかが聞こえません。
パソコンを見ながら資料を見るのが追いつかないので、貝塚社長は資料のプリントアウト指示を社員にしました。
東武ワールドスクエアでは、隣でしゃがみ込んで撮影をするカップルを見て、鷹野も真似をしてしゃがみ込みました。
すると、鶸田の後ろに、コロッセオのミニチュアが映りました。
「コロッセオ!?」貝塚社長は、背景の建物を見てイタリアからリモートしていると勘違いしています。
貝塚社長は海外の地理や建物に詳しいんだね
イタリアからリモートしてると勘違いされちゃったね!
貝塚社長は、プリンターが故障しているので5分休憩を鶸田にお願いしました。
鶸田その間にトイレに行きました。
貝塚製菓では、休憩中にプレゼンの内容について話しています。
貝塚社長はやはり画面越しの相手は信じられないと踏み出せないでおり、二人の部下は顔を見合わせて見守っています。
鷹野はその間、パソコンを自分のほうに向けながら、貝塚製菓のシーフードのお菓子を食べています。
休憩が終わりリモートが再び繋がり、貝塚社長とピラミッドの前でシーフードを食べている鷹野は目が合いました。
貝塚社長は、鷹野がエジプトにいるのかと勘違いして会話をします。
貝塚社長は鷹野に「そんなに広い世界を相手に怖くないんですか?失敗することとか考えませんか?」と聞きますが、
鷹野は「失敗しても覚えてませんから」と返しました。
鷹野は続けて「それに確かに広いですけど、充分空き回れる距離ですよ。このワールドは」と言い、風を感じながら鼻歌を歌い始めました。
部下二人の社員は、社長をみて嬉しそうに微笑みました。
その時、急いでトイレから戻った鶸田が落としたシーフーダのお菓子を、外国人男性がシーフードを拾ってくれました。
関西育ちの外国人は、鶸田のお菓子を貰って食べました。
鶸田に外国人の感想を聞くと、鶸田が「めっちゃうまい。海鮮の繊細な旨味がよく出てると言ってました」と言い、感動します。
部下は貝塚社長に「あなたの努力をみんな見てきました。そろそろ失敗を恐れずに挑戦しても良いのでは?」と背中を押します。
貝塚社長は頷いて、覚悟を決めました。
あなたたちを見て勇気づけられました。失敗してもそこから学べばいいんですよね。
ええ、とにかく今日は本当に申し訳ございませんでした。もしチャンスをいただけるなら全力でがんばりますので・・・。
はいお願いします!この提案で進めてください。
ありがとうございます
あと隣のエジプトの鷹野さんにもよろしくお伝えください。
何とか終わったけど、エジプトってなんだろう?と考えこむ鶸田でした。
リモートワーク中の燕谷を追いかける三人
そこに、烏森が二人の前に歩いてきました。
烏森は、会社訪問を成功させるため、GPSで燕谷を探してここまで来たのです。
私たちも一緒に探す。だって、同期だから!
栃木のキャンプ場でキャンプをしていた燕谷は、キャンプをしなが16時のリモートのためにパソコンを開いて準備していました。
その時、燕谷のスマホに知らない電話番号からビデオ通話で着信があり、思わず出ると鷹野でした。
燕谷は、知らない相手に動揺してびっくりしています。
今からお迎えに参ります
そこキャンプ場ですよね。居場所はわかりましたよ。今からあなたをお迎えにいきます!
慌てて通話を切った燕谷は、婚活アプリ詐欺だと勘違いしたのでした。
慌てて火を消して逃げる燕谷を、走って3人が探しに行きます。
リュックだけ背負って必死に逃げている燕谷は、今まで省いてきたものを思い出していました。
「部長、助けてください。今怪しい入れ中に追われてて・・・」
鴫石部長は燕谷に、その人達は会社の同僚で君が必要だから来たのだ、帰っておいで、と説得しました。
そして3人が燕谷に追いつき、鷹野が「帰りましょうオフィスに。オフィスにいるのも仕事ですよ」と声を掛けます。
無事に会社訪問が開催
その後、無事に会議室で会社訪問を行うことが出来ました。
鷹野が女子学生から普段の仕事内容を聞かれます。
もっぱらPCとにらめっこして、ただゲームをしているだけです」と鷹野の答えたので、それを誤魔化すように烏森が「つまり、鷹野さんにとって営業はゲームのようなものってことですよ」とフォローしました。
ナイスフォロー!烏森!
雉谷の従妹が手を挙げて質問をしました。
「どうして高野さんはこの会社に入社したんですか?どうせ働くなら大手の人気企業の方が良くないですか?他には福利厚生もあるし、何より社会の流れの中心にいるって言う安心感があると思うんですが。」
鷹野は、コーヒーメーカーの方へ歩きながら、返事をしました。
価値が高いものは大きいものと思いがちですが、海外では違うようですよ。
そしてコーヒーを注ぎ始めます。
雉谷の従妹は続けて「鷹野さんは海外にも精通しているんですか?」と質問しました。
私はエチオピアで3年間コーヒー豆を積みました。大地を足で踏み締めと、みとこの手で積んだものが、世界の誰かを笑顔にするのだと思ったら私は世界の中心にいるのだと感じました。
そんな鷹野のメッセージが、雉谷の従妹の胸に深く響きます。
そんな私が選び抜いたコーヒー飲みますか?
雉谷の従妹は感動してコーヒーを受け取りました。
鷹野は微笑んで、窓を見ながら続けます。
ちなみにですが、うちは大手ですよ
聞いていた学生たちが、皆立ち始めて拍手を鷹野に向けました。
実は、鷹野はコーヒー豆の袋の裏に書いてあった商品説明のストーリーを読んだだけだったのでした。
そして、あとで鷹野が営業部で言った言葉にびっくりする営業部員たち。
「うちは大手ですよね。大手町の駅の近くにあるから大手ですよね?」
えー!?そっちの大手と勘違いしていたのね
雉谷は、従妹を見送りながらエレベーターの中で話しています。
わかってたんだ。もし大手に入れても、自分の存在までが大きくなるわけじゃない。でも就活すればするほど社会の中での自分のちっぽけさが身に染みてたからあぁでももういい小さな会社にも鷹野さんみたいな人がいるってわかっただけでよかったよ。じゃあね。
笑顔で去っていく従妹でした。
開発部では、燕谷が戻って皆喜んで迎えています。
燕谷は、嬉しそうに皆とコミュニケーションを取っています。
ふたたび貝塚製菓とリモート会議している鶸田と鷹野は、「いよいよ海外進出を決めた」と貝塚社長から聞いて喜びます。
ちなみに今日はどこの国ですか?
どこの?
エチオピアです
なぜか、また海外にいると勘違いしている貝塚製菓の社員たちでした。
これはこれで、いいのかな。
結局、鷹野の言葉が貝塚社長の何かに響いたってことだもんね。
その後、社員食堂で同期3人が集まっています。
烏森はこないだの会社訪問のことで二人にお礼を言いました。
烏森が作る社内相関図には、二人の名前の下に「同期」と書き直されていました。
同期の絆が深まったみたい
大変だったけど、結果良かったね♡
鳩山と鴫石部長は、サンポについて廃止することを二人で話していました。
どちらが朱雀部長に言うかをじゃんけんして鳩山が負けました。
こちらの同期も仲良しだね!
仲間っていいなぁ
食堂では、楽しそうに同期三人で話している鶸田たちですが・・・。
「僕はこの関係がずっと続くと思っていたんだ。この時までは・・・」と鶸田の不穏な心の声で終わりました。
え!?次回何が起こるんだろう!?
『無能の鷹』第6話ネタバレあらすじ・考察!鶸田と鷹野がコロッセオに行く!?まとめ!
第6話では、鶸田と鷹野が間違って東武ワールドスクエアに来てしまい、急遽リモート会議して大成功しましたね。
- 鶸田は初めて大きなプレゼンを任されて、張り切ってプレゼン資料を作っていた。
- 鶸田と鷹野は、同期の烏森から訪問の担当を任された。
- 鶸田と鷹野は訪問先にいくはずが間違って東武ワールドスクエアに来てしまい、急遽リモート会議に切り替えた。
- 鶸田がイタリアにいて、鷹野はエジプトにいると勘違いされ、なぜか奇跡的に受注することに成功した。
- 開発部の燕谷がリモートワークに拘っていたが、鷹野たち三人がきたおかげで会社に出社する大切さに気が付けた。
- 鶸田たち同期の絆が深まった。
次回は鶸田が言った言葉から何が起きるのか、気になりますね!