2023年の秋ドラマとして、毎週月曜日21時より放送している人気ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」。
その最終話が12月18日に放送されました。
蜜谷と袂を分かち、ミズキの待つ取引現場へ向かった誠司。
しかし蜜谷はカレンと共謀し、警察官としての誠司をなかったことにしようとしていました。
一方で誠司は、取引を成功させるもののミズキが誠司へ銃を向けます。
絶体絶命のピンチ!!
一部内容にネタバレが含まれますので、気になる方はご注意ください!
「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」最終話あらすじ
記憶を取り戻した勝呂寺誠司(二宮和也)は、『アネモネ』の2代目・笛花ミズキ(中川大志)とともにメキシコの犯罪組織『ロス・クエルボ』に接触。
取引に向けて動き出した矢先、ミズキは誠司に銃を向けた。
『横浜テレビ』のキャスター・倉内桔梗(中谷美紀)は、アネモネとロス・クエルボの取引現場を生中継しようと密かに動き出していた。
だが、取引現場が変更されたため、行き場を失ってしまう桔梗。
そのころ横浜テレビでは、報道制作局長の折口康司(小手伸也)たちが生放送の大型音楽特番を中断し、この1日に横浜で起きた事件の報道を始めていた。
一方、『葵亭』ではクリスマスディナーが始まっていた。
そこでシェフの立葵時生(大沢たかお)が用意したメインディッシュは、見たことのない、想像をはるか斜めからいくもので、竹本梅雨美(桜井ユキ)たちスタッフも戸惑いを隠せず…。
取引を終えたミズキは、「あんたはここで終わりだ」と誠司に告げる。
そこに、ひとりの男が現れ、すぐにこの場所から離れるよう、ミズキに告げ……。
出典:「ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~」公式サイト
誰が現れたのでしょうか?
これで誠司が助かる可能性が出てきたかもしれないですね!
「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」最終話ネタバレ・感想
周囲はアネモネとその取引相手たち!
ミズキに銃を向けられた誠司はどうなる?
誠司、絶体絶命のピンチ。
柚杏は一ノ瀬をある場所へ連れて行きます。
ここで取引が行われていないじゃないか!という一ノ瀬に彼女は「取引場所が変更される事を知っていたんじゃないのか」と問いました。
しらばっくれる一ノ瀬。
もう完全にクロですね。
局の方では筒井に詰められながらも査子が時間稼ぎをするよう指示されます。
焦る査子ですが、桔梗の想いを胸に一連の事件についてのアナウンスを開始。
「もうすぐ大スクープになると思います」と言いました。
ここで誠司の事について言及します。
誠司は今、アネモネの取引によって窮地に陥り蜜谷もまたアネモネから銃を向けられていました。
マズイ!
葵亭では現在メインディッシュへ向け準備中ですが、ゆで卵・エビフライと時生は一向にそれらしき物を作らず。
銃を構えるミズキに誠司は、蜜谷に連絡をとりながら「おまえをずっと監視していた」と言います。
今まで自分が何者で何をミズキに対しやろうとしていたかを話す誠司にミズキは「黙れ、黙れって!」と言いました。
今ここで、おまえに撃たれるわけにはいかないんだ!と誠司。
誠司の言葉を聞きたくない様子のミズキが興奮し始めますが、ここで桔梗が現れます。
彼女は横浜テレビのスクープとして報道を開始。
時生は引き続きハンバーグを焼いていますが、ここに真礼が来ました。
みんなは驚き「先代?!」と言います。
こちらが驚きですね!やはりキーマンの一人でしたか。
「テレビで、葵亭が大変だと聞いて・・」と真礼。
アネモネは無事検挙。蜜谷の真意は
取引現場では桔梗が一心に報道中。
そこにパトカーも現れ、アネモネは一網打尽となります。
「・・遅かったな、死ぬとこだったぞ」と誠司は桔梗に言いました。
何とか間に合いましたね。
「またお会いしましたね、捜査一課長」と一ノ瀬に言う柚杏。
一ノ瀬も観念した様子。
査子の予告通り、大スクープとなります。
葵亭では、おにぎりを含めた最後の一皿。
「お弁当だな。ビーフシチューどうした?」と時生に問う真礼。
絶体絶命の蜜谷は「そこどいてもらおうか」勝利を確信した今、取引現場を押さえたと言いました。
「俺一人をマークしていたおまえたちの負けだ。俺たちをなめんなよ」
「せいぜい首を洗って待っとくんだな」とボスに言う蜜谷。
こちらも間一髪でしたね、良かった。
横浜テレビ桔梗の方から、音楽番組を中断した事を謝罪しながらも真実を報道したかったと言います。
「スクープは撮れました」折口は筒井に言いました。
歌番組に戻るかと折口が問うも、筒井は続けてくださいと返答。
これで晴れて正式にスクープを報道できるようになります。
「助かった、礼を言う」蜜谷はカレンにこの街に大量の麻薬がばら撒かれずに済んだと御礼を言いました。
ある意味嵌められたカレンは戸惑いながら受け答えします。
「榊原はミズキがやった」蜜谷は言い、こう続けました。
「誠司・・天樹勇太を守るために人を撃てるのは奴しかいねえ」
「約束したろ。俺に協力すれば真犯人を差し出すと」と蜜谷が言うとカレンは「はい」と答えます。
最初から一貫して犯人逮捕しか考えてなかったですね、カッコいい!!
柚杏は一ノ瀬を追及、「どうしてあなたがここに?」。
「一部の人間しか知らない事をあなたが知っていたのはおかしい」と柚杏はこれから動揺する一ノ瀬を監察官室に連れて行く事に。
誠司とミズキ、最後の会話
誠司の方は、ミズキにどうして撃たなかったかと質問。
「俺には無理でした。撃てるわけがない」とミズキ。
さらに「全てが嘘だと思えなかった。誠司さん、俺だって救ってもらった事は何度だってあった」と言います。
誠司もまた「・・おまえは命の恩人だ」と返しました。
その事を、忘れませんからと言うミズキに「忘れるわけないだろう」と誠司。
「また記憶を失っても?」と言うミズキに「あぁ」と誠司は答えます。
二人の間には確かな絆がありましたね!
ここでカレンが来て、ミズキは連れて行かれる事に。
「ちょっといいか?」誠司が少しそれを止めます。
「・・ミズキ」と誠司が言うとそんな顔しないでくださいとミズキ。
ミズキは「一つだけ良かった事があります」と言います。
「もう誠司さんを疑わなくて済みます」
誠司も「もうおまえの事を裏切らないで済む」と返答。
ミズキは「もし、いつかまたこの街に戻ってこれたらまた一緒にハンバーガー食べられますか」と問うも誠司は首を横に振ります。
「それは無理だ。勝呂寺誠司はもういない」誠司が言うとミズキは悲しそうに、「・・そうでした」と言い彼はそのままパトカーへ。
切ないですが、誠司の言う通りもう潜入捜査はこれで完全に終わりですからね。
桔梗は一頻り報道を終えると、カレンと目くばせをしカレンは頭を下げます。
このコンビも良かったです!
葵亭ではフルコースが完成し、時生から話。
ビーフシチューが自身の不注意のせいで出せない事を正直に話し、謝罪しました。
これが目的だった客たちはざわつきますが時生は「迷いましたが、店を開ける決断をしました」と言います。
「それは、今日という一日が良き日となって欲しいからです」と時生。
これから新しい葵亭の船出だと言い、御礼を言いました。
このコースは「お弁当です」と言います。
時生は、「20年以上長く作り続けたのが、このお弁当です」と言いました。
長くなりそうな話に真礼が「時生、そろそろ・・」と言うとハッとした時生が召し上がって頂くよう話。
さらに「これは葵亭からのクリスマスプレゼントです」と時生が言うと、客たちは愛情の籠ったお弁当にすっかり喜びの表情へと変わっています。
真礼は最後、山田に「あなたは?」と問うと山田は「この店の一日を見守る者です!」と山田。
納得した真礼はフランの行方を山田に問うも知るわけもなく、葵亭を去るのでした。
そして事件の収束
「天樹くん!約束を守ってくれてありがとう」と桔梗。
誠司もまた桔梗に助けられたと感謝を述べます。
葵亭は、クレームを言ってきたお客様から最後に「とても良いクリスマスでした。また来年も楽しみにしてます」と御礼を言われ営業を終える事となりました。
「終わりましたね」「終わったね」そう言いながら片づけを開始していると、みんなは査子の報道を目にします。
アネモネを捕まえ、その立役者となった誠司の事を話す桔梗の言葉で梅雨美の表情が変わりました。
信じていた人が、犯人じゃないって分かって良かった・・。
「ほらやっぱり!彼が犯人じゃなかったろ?」と時生が言うも今夜会う事は叶わない事がわかります。
でも犯人じゃなかっただけ良かったと、梅雨美は嬉しそうな顔になり早く片付けて帰ろうと言うのでした。
査子の方もアナウンスを終え、横浜テレビは電話の嵐。
時生はみんなに桔梗と馴れ初めを話しています。
事故を起こしそうになった事を注意した事から桔梗に自転車の良さを勧め、それから二人は始まったと言う時生。
素敵な出会いですね!
カレンから誠司に、後で話を聞かなければいけない事を伝えつつも助けてくれた御礼を言いました。
蜜谷は誠司と会話。
誠司の景観としてのデータが入ったものを渡し、5年間の任務を労い「これで晴れて巡査部長として戻れる」と蜜谷。
しかし誠司は警察官には戻らないと答えます。
誠司は、父親の後を継ぐような大それた人間じゃなかったと言いました。
そう言いながら、カレンに後で戻ると伝えて欲しいと言う誠司。
蜜谷は了承し、「逃げんのは得意だろ?」と言うと誠司はどこかへ行きます。
誠司は大切な人のもとへ
対応に追われる査子のいるテレビ局へ桔梗が戻ります。
報道の中心となった彼女をみんな拍手で迎え入れ、桔梗は涙を流しました。
筒井が桔梗に話。
「やってくれましたね。放送が終わった途端にこのありさまです。開局以来、一番の事です」と筒井。
これでニュースイレブンを辞めるわけにいかなくなりましたと言います。
筒井は、来年からもキャスターとして宜しくお願いしますと桔梗に言いますが彼女はそれを断りました。
「いえ。私はもう、報道マンとしてはやり尽くしました。これからは優秀な部下たちに譲ります」と言う桔梗。
せっかくなのに!少し残念です
筒井は桔梗の想いを受け入れ、「メリークリスマス」と言い去ります。
また、実は黒種と柚杏は情報交換で繋がっており互いに礼を言うのでした。
査子たちみんなは仕事を終え打ち上げの話に。
しかし査子は桔梗に他にやる事があると言います。
葵亭では山田はみんなに別れを告げ、帰っていくところで査子とバッタリ会いました。
何と査子は桔梗を連れて帰ってきます。
時生自身にも、良いクリスマスを迎えて欲しいですね。
時生はお弁当のフルコースを桔梗に振る舞いました。
また、細野から査子へ何とサプライズの誕生日プレゼント。
「いつも外の取材とかで大変そうだから」とマフラーを渡すと「細野くん、ありがとう」と嬉しそうな査子。
時生は桔梗にデミグラスソースの事を話し、さんざんな一日の事を話します。
桔梗もまた、さんざんな一日の事を話しているとみんなが来て時生を席に着かせました。
「それから、どうされたんですか・・?」と桔梗が言うと時生は今日の出来事の続きを話します。
二人はなかなか核心に触れず、今日の話ばかり話しますが時生が「自転車、大丈夫ですか?」と切り出しました。
「・・良かったら、また行きませんか?自転車屋さん」時生が言うと桔梗は照れくさそうに「喜んで」と答えます。
二人は不器用ながらも乾杯をし、デートの約束をするのでした。
誠司と梅雨美の再会
とうとう誠司が来店。
桔梗含め驚く一同。
「・・ふざけんな」梅雨美が言うと誠司が何も言わずしっかり抱き寄せ、彼女は涙を流してしまうのでした。
5年超しに、二人はようやく再会となります。
この瞬間をどれだけ待ち望んだのでしょう!
「クリスマス。あなたは誰と過ごしているだろうか」真礼のナレーション。
彼はサンタの恰好で街の人たちに風船を配っていると何とフランが走って戻ってきました。
喜びの表情となる真礼。
「この街には、いくつもの愛が溢れている」
この日、物語に登場した誰もが良いクリスマスを迎えられて良かったです。
そして時は流れます。
料理番組で司会をしている桔梗が時生を呼び、放送中。
また時生のうんちくが始まりました。
葵亭ではみんなが忙しい時に桔梗の頼みで無理やり出演した時生の事をぶつくさ言っています。
しょっぱい料理の仕上がりにみんなが誰かにクレームを入れました。
「もう警察官じゃないんだからちゃんとやってよね」
「そろそろ仕込みくらい覚えた方がいいんじゃないですか?」
まさか・・
みんなで、「見習いさん!!!」
誠司が振り向くのでした。
素晴らしいラストでした!
「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」最終話ネタバレ感想・考察!誠司の身はどうなる?まとめ
記憶を取り戻し、アネモネの取引現場に潜入した誠司。
しかしそれはミズキの罠で絶体絶命のピンチに。
しかし桔梗、カレン、そして蜜谷とそれぞれの協力を得てこれらを一掃。
ミズキと誠司はここで完全なる別れとなります。
そしてそれぞれのクリスマス。
誠司は梅雨美と、時生は桔梗とまたあの時の物語の続きを始める事となるのでした。
皆にとって、忘れられないクリスマスとなった事でしょう。