2024年1月14日スタートのTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」。
主演は天才指揮者役の西島秀俊さん、その娘役に芦田愛菜さんです。
日曜劇場への出演は、愛菜ちゃんが「南極大陸」以来13年ぶり、西島さんは「流星ワゴン」以来9年ぶりの主演となります。
「流星ワゴン」毎週楽しみにしてました!
以外にもこの2人は初共演なんですね!
この記事では、音楽も楽しみな「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の第1話のあらすじと感想をネタバレありで書いていきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1話あらすじ
5年前、指揮者・夏目俊平(西島秀俊)は音楽の街・ウィーンで指揮台に立ち、聴衆を大いに沸かせた。しかし、俊平はその時知る由もなかった。娘・響(芦田愛菜)に最悪なことが起きていたことを。
出典:さよならマエストロ公式サイト
5年後の2023年、秋。俊平は指揮者を辞めて、一人きりでウィーンの街にいた。家族は、彼の元を去っていったのだ。
そんな俊平のもとに、日本にいる志帆(石田ゆり子)から5年ぶりに連絡が入る。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見て欲しいと言う。
かくして、俊平は20年ぶりに帰国。しかし、響は俊平と目を合わせようともしない。おまけに音楽以外の能力がゼロの俊平は家事が一切できない。
そんな状態の中、父子3人の気まずい生活が始まる。
翌朝、夏目家にやって来たのは晴見市役所観光課の古谷悟史(玉山鉄二)。市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷は、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼みにきたのだ。
実は、志帆が裏で古谷に指揮をすることを約束していたのだ。
しかし、俊平は古谷のお願いを固辞する。
一方、晴見市役所に勤めている響は、晴見フィルが演奏会や練習で使用している晴見あおぞら文化ホール担当になっていて、晴見フィルのメンバーで観光課の森大輝(宮沢氷魚)に俊平の話を聞かれるが、そっけない態度
そんな中、俊平は晴見市長・白石一生(淵上泰史)から、晴見フィルが置かれた厳しい状況を聞かされる。
さらに、晴見フィルの練習に行った時に、あることを聞かされて・・・。
西島さんが天才マエストロ!もう見る前からワクワクです♪
でも、5年前にいったい何があったのでしょうか。
初回、25分拡大です!
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1話ネタバレ感想と考察!
5年前、指揮者・夏目俊平(西島秀俊)はウィーンで指揮台に立ち、ポルカ「狩り」で聴衆を沸かせていた頃、娘・響(芦田愛菜)に何かが起こっていました。
夏目が控室で次の演奏に向かおうとした時、妻・志帆(石田ゆり子)から電話が入りました。
「落ち着いて聞いて。響がコンクール抜け出して事故に遭ったの。」
それでも指揮台に立った俊平は、この日を最後に指揮台に立つことを辞めました。
この演奏シーン、「ウクライナ国立歌劇場管弦楽団」が出演‼
困難な状況にありながらも昨年来日公演された最中での撮影ということです。
俊平20年ぶりの強制帰国⁈
一人ウィーンにいた俊平に、日本にいる志帆から「久しぶり、5年ぶりかしら」と電話がきました。
志帆は、「フランスから仕事のオファーがあり、代わりに子供たちの面倒を見て欲しいと」言い、躊躇する俊平に「あなたが全然食えない時にパン代稼いできたのは誰だっけ?」と少し脅すように言いました。
「はい、すいません」と俊平。
電話を切った志帆は笑顔で「よし!」と言い、響の後ろ姿を見つめていました。
志帆さん、何か企んでますね?
3人での気まずい生活の始まり
静岡県晴見市の自宅前で俊平と響が再会しますが、響は堅い表情です。
そこへ響の弟・海(大西李空)が俊平を見つけて駆け寄って来て言いました。
「うわ、久しぶり。ねえ、なんだここにいるの?」
志帆は2人に何も伝えていないようです。
嬉しそうな海とは対照的に響は硬い表情のままで無言でした。
夜の食事の準備をする事になりましたが、俊平は実は音楽以外の能力ゼロで家事は何一つ出来ません。
海がチャーハンを作る俊平の手伝いをしますが、ご飯はべちゃべちゃで油を入れないで炒めようとしたり、とてもまともなチャーハンが出来そうにありません。
響に「夕飯もうすぐ出来るから」と言いますが、響に「いらない。片付けだけはちゃんとして下さい」と冷たく言われてしまいます。
翌朝もパンケーキらしきものを作りましたが真っ黒にしてしまい、結局はパンを買ってきていました。
俊平を「ぺー」と呼ぶ海も20歳で実家暮らしの響も、そして俊平も、どうやら家事能力なしのポンコツのようです。
俊平さんを「ぺー」って呼ぶのは、フランス語で父親は「ぺール」だからかなー?
そこに、晴見市役所観光課の古谷(玉山鉄二)が訪ねて来ました。
廃団寸前の「晴見フィルハーモニー」
古谷は市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」の団長もしていて、「この度は無理なお願いを聞いて下さって、本当にありがとうございます」と頭を下げて言いました。
訳が分からない俊平は「はい」と言うしかありませんでした。
志帆さんがやりましたね!
響は晴見市役所総務課でしたが、少し前に文化振興課に移動になっていて、勤務先は「晴見市青空文化ホール」です。
職場で響が大好きな落語を聞いていると、観光課の森(宮沢氷魚)が話しかけて来ました。
思わず落語に関して熱弁する響に森が俊平の話を持ち出すと、響は無表情になりヘッドホンをしてパンをかじりました。
森は退散しました。
2世タレントの宮沢氷魚さん、身長が高くてステキ♪
俊平は「青空ホール」に来ていました。
森は、市民オーケストラの指揮者が退かれ代わりに指導してくれる人を探していたら、志帆から俊平の事を聞き、後任をお願いしたいと言いましたが、俊平は断りました。
俊平は帰ろうとしましたが、響の仕事をする姿を見かけて立ち止まっていると、森が追いかけて来ました。
市民オーケストラが廃団の危機にあり、「世界的に有名な指揮者が来てくれるからと、市の議員を説得している」と深く頭を下げられてしまいました。
市長の思惑
いつものように市民オーケストラの皆で集まっていると、断るつもりの俊平がやって来ました。
いつも通り練習しようとしますが、世界的に有名な夏目俊平を前に舞い上がってしまい、テンポもめちゃくちゃです。
俊平はロビーに出ようとしましたが、
「あの、一つ提案が。皆さん楽譜をしまってみては?」と、俊平の指導が‼
マエストロの顔となった俊平のもと、演奏が始まりました。
さっきとは全然違いますね!
演奏が終わると、嬉しそうな顔で俊平は言いました。
「今皆さんは、空調の音、周りの人の息づかい、楽器の響、ハーモニー、リズム、この場でおこる全ての音をとても真剣に聞きました。それが音楽の始まりです。」
俊平がロビーに出ると晴見市長の白石(渕上泰史)に挨拶をされました。
市長は赤字財政の中、前市長が建てた「青空ホール」をお荷物に感じて売却を考えていました。
俊平に音楽で町はうるおわないと言い、他に行くことを進めてきました。
音楽を嫌う響
その晩、夏目家は鍋です。
相変わらず食べないと言い張っていた響は、カニにつられて一緒に食べることに。
無言のままカニをほおばる響。
カニに目がないんだ⁈
ギクシャクな2人に気を使う海はテレビをつけましたが、音楽の番組が始まると響はすぐに切りました。
確かバイオリンのコンクールに出ようとしていたはずなのに、音楽嫌いになっちゃったんだね。
しばらくして響は、俊平が市民オーケストラにアドバイスをしていることを聞いたと言い、断ろうとしていると言う俊平に、「どうでもいい。一つだけ言いたい事は、よそでやって欲しい。」と言いました。
今日こそ断るつもりが、、
俊平は断るつもりで市民オーケストラの練習のホールに来ました。
団長とロビーで話をするつもりが、トランペットの森(市役所観光課)の演奏を聴き、ついついアドバイスをしてしまいます。
「餃子を箸で持ち上げてタレをチョンとつける感じでスタッカートを吹いてみては?」
逃げるように出ていく俊平を森が追いかけました。
森と団長に無理矢理連れて来られたのは「うたカフェ二朗」で、店主は森の祖父・小村二朗(西田敏行)です。
「晴見フィルハーモニー」の第一回公演にも参加していた二朗は、市民オーケストラの現状が厳しい事や今の市長の愚痴をもらし、「マエストロ、あんたちょっと来るのが遅かったね」と俊平に言いました。
次の日も俊平はホールで演奏を聴いています。
アドバイスを求められ、「皆さん音が小さい、なぜ音が小さくなるのか、自信がないから。なぜ自信がないのか、何を表現すべきか見つかってないから」と言い、思わず宿題を出してしまいます。
『ベートーヴェン先生の「だだだだーん」、あなたにとっての解釈は?』
宿題と言ったからにはまた来るってことですね!
俊平は「うたカフェ二朗」にいます。
マエストロを辞めた理由を聞かれ、5年前、娘に取り返しのつかない事をした、音楽をする資格がないと思って辞めたと言いました。
その頃、市議会では「晴見フィルハーモニー」への助成金の打ち切り、「青空ホール」は売却の方向と決まります。
晴見フィルの皆はガッカリして練習を辞めて帰りましたが、俊平は残っていたティンパニーの内村(久間田琳加)と話しを始めました。
内村は高校時代のトラウマから自信を持って演奏が出来ないと言い、ベートーヴェンの「だだだだーん」は皆が自分を攻める音だと言いました。
それに対して俊平は、君の解釈はとても面白いと話が止まらなくなり、内村も心がほどけてきました。
そしてついに俊平は
「指揮者はオケと一緒にこの作品を演じる仲間です。君がこの曲を好きな気持ちをたくさん膨らまして、ベートーヴェン先生が書いて下さった台本を、アパッシオナート!情熱を持って演じてみませんか?」
俊平さん、とうとうやる気に?
翌朝、俊平は丁寧に慎重にパンケーキを焼きました。
見事な出来栄えです!
そして響に「パパ、決めたよ」と言いました。
「晴見フィルハーモニー 第38回定期演奏会」当日
1月14日、演奏曲はベートーヴェン交響曲第5番「運命」他。
残念ながら会場はガラガラ。
暗い気持ちで待つ皆のところに、マエストロ姿の俊平が現れました。
「皆さんが描いた運命のイメージ、僕はしっかりと受け止めました。まだ3ヶ月あるじゃないですか。終わりが決まったオーケストラでも出来る事はあります。僕は信じているんです。音楽は人の心を救う事が出来る。」
そして演奏会が始まりました。
途中から入ってきた学生を案内するために、響も俊平のアパッシオナートなマエストロを目の当たりにしました。
西島さん素敵すぎます!オケの皆さんも楽しそうに演奏していましたね!
『さよならマエストロ』第1話SNSでの口コミ・評判は?
ここからは『さよならマエストロ』の放送を視聴した視聴者の口コミを紹介していきます!
さよならマエストロ、セリフまわしや演出がかなり好み…!良作になりそう— 福原弘志 |コピーライター (@fuku_copywriter) January 14, 2024
出典:X
本当にちょうどいいテンポで進むお話に、ついつい見入ってしまいますよね!
1話からめちゃくちゃ良かった。全体を通しての温度感が好み。主要キャスト以外知らなかったから、りんくまちゃん出演は嬉しい。彼女のパッと花が咲いたような笑顔がとても好き。15歳で止まってしまった響ちゃんが素直になれますように🎻西島さん起用は大正解。
#さよならマエストロ #久間田琳加— neconeco🌊 (@neco20020222) January 14, 2024
出典:X
キャストを賞賛するコメントも多く見られました。
じつは玉山鉄二さんが出演していますが、普段にイメージと全然違うので、気づいていない視聴者も多くいそうです!
またがんばれそうな曲
ありがとうアイナさん🫧#さよならマエストロ#宝者 pic.twitter.com/kIC2z3faSn— 🌸にっしー🌸 (@snishi5296) January 14, 2024
出典:X
主題歌を歌うアイナ・ジ・エンドさんの『宝者』が素晴らしいという口コミも観られました!
素敵なドラマだけに、主題歌にも注目が集まっていますね♪
『さよならマエストロ』第1話ネタバレ感想と考察!西島秀俊・芦田愛菜主演愛と魂の物語まとめ
「運命」ドラマながら感動してしまいました。
でも、響の心はまだ閉ざされたままです。
5年前のコンクールの控室で何かあったのでしょうか?
そして、「晴見フィルハーモニー」には、まだいろいろな人が絡んできそうです。
一週間後が待ち遠しいですね!