2024年1月14日スタートのTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」が放送中です。
第2話では、指揮者見習いでバイオリンを始める天音、フルートの瑠季、チェロの蓮が加わり、ようやくメンバーが揃ったところで俊平が言いました。
「この素晴らしいオケの音楽を聴いて頂きたい。コンサートやりましょう!」
一方、フランスにいるはずの志帆は日本にいる姿を海に見られてしまいました。
そして蓮は、受付にいた響がバイオリンを弾いている姿を、客席で見た事を思い出しました。
どうなっていくのか、ドキドキワクワクです!
ここからは、1月28日放送の第3話のあらすじと感想を、ネタバレありで詳しく解説していきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『さよならマエストロ』第3話あらすじ
晴見フィルでのコンサートを提案した俊平(西島秀俊)。しかし、市の圧力もあり、ホールは使えなくなってしまった。
さよならマエストロ公式サイト
演奏する場所をなくして晴見フィルに不穏な空気が流れる中、オケのメンバーでも演奏を巡り、口論が。
プロレベルの蓮(佐藤緋美)が、メンバーの演奏ミスなどを激しく責め立てて、大輝(宮沢氷魚)が途中で練習を抜け出してしまう。
オケ団員たちが最悪な雰囲気の中、俊平は奇想天外な場所での演奏を提案する。
そんな中、響(芦田愛菜)は上司からの命令で晴見フィルを妨害するよう言われる。
そんな姿を見ていた俊平は、響の部屋に向かう。
俊平さんは、この個性豊かなメンバーをどうやってまとめていくのでしょうか?それにしても、市民オーケストラの活動を市が妨害するなんて許せませんね!
『さよならマエストロ』第3話ネタバレあらすじと感想
夏目家で一番の大人
志帆が「海にばれたかもしれない」心配して古谷に相談していると海から「いま、ほんとはどこ?」とメールが。
古谷「ばれてますね。」
俊平と響の仲直りは志帆が間に入った方がいいのではと古谷が言うと、そんな単純な話ではないと言います。
そして、まだ帰らない、今は準備期間なの、それぞれがこれから先自分の力で生きていくための、と力説。
そこに海からメールがきました。
「何となく意図はわかった。協力します。」
海くんは、空気を読んですごいです!
俊平が「カフェ二朗」にいると、学校帰りの天音も来ました。
レンタル楽器ありと書かれた黒板を見て2階に上がり、バイオリンを選び、俊平に持ち方を教わり音を出してみました。
「いやー、これダメかもしれない。」
天音はそうつぶやき、俊平は響のバイオリンを弾く姿を思い出していました。
コンサートの曲目は「田園」
蓮が青空ホールに来て、練習室を借りたいと響に声を掛けました。
「夏目響さんですよね。僕、あなたのバイオリンを聴いたことがあるんです。五年前にウィーンで。」
蓮にそう言われ、「3Aの部屋をお使いください」と言い、逃げるように去りました。
大輝と俊平がホールに来ると、晴見フィルの楽譜が全て棚から段ボールに移され「3月15日までに撤去しない場合、廃棄します。」と書かれていました。
俊平はその箱の中から一つの封筒を出しました。
〈ベートーヴェン交響曲第6番「田園」〉
新メンバーとの不協和音
晴見フィルの「田園」の練習が始まりました。
近藤に「田園」を選んだ理由を聞かれ、俊平は、朝食のパンを買いに行ったら素敵な森の散歩道を見つけ、ベートーヴェン先生の散歩道を思い出したと言うと、瑠季が「ハイリゲンシュタットの?」と聞いてきました。
「そう、ハイリゲンシュタット!」
さすが、瑠季さん♪
近藤が「へえ~、そんなベートーヴェンの散歩道、、」と言いかけると、皆が振り返り古谷が足でドンと床をたたきました。
近藤は「ああ、はいはい、先生ね。」と言いなおしました。
マエストロの俊平さんが先生を付けるので、やはり付けないといけません。ベートーヴェン先生と!
俊平は、この町の皆さんに楽しんで聴いて頂けるのではないかと言いました。
そして、カジュアルなコンサートを考えていると言い、この、いつも自分たちが練習しているホールでやることに決まりました。
練習が終わると、蓮が「トランペットのピッチが気持ち悪い、ティンパニーも49の出だし遅れましたよね?2人きりで49からやってもらえます?」と言い出しました。
大輝と奈々は始めますが何度もダメ出しをされたあげく、「ふざけてます?ピッチ悪いの自分の耳で聴いて分かんないですか?」と言われてしまいます。
その後も厳しい言葉を続けるので、近藤が場を取り繕おうとしますが、近藤にも「コンマスさん、さっきの合図じゃ入りづらい、55のスタッカートが弾けていませんでした。」と言い帰ってしまいました。
雰囲気、最悪、、
俊平は家に帰り響に5分でいいから座って話を聞いて欲しいと言い、コンサートの話をしました。
いつものオケの練習日にお客さんに自由に入ってもらって、町の人に気軽に音楽を楽しんでもらえたらと思っていると伝え、「迷惑かな?」と聞きました。
響は、迷惑と言いながらも「やるんでしょ?私に話すの無駄じゃない?」と。
俊平は、気が向いたらでいいから、聴きにきてくれるとすごく嬉しいと言いました。
翌日、大輝がコンサートのチラシを掲示板に貼っていると、響が通りがかりました。俊平の書いたイラストのことを聞かれ、子供の落書きにしか見えないと言いため息をつきます。
大輝が「ため息つつかないでよ、俺だってへこんでる、新しく入ったチェロに無茶苦茶ダメ出しされてさ」と言うと、響は「練習すればいいんじゃないですか?ヘタクソ同士で楽しくなれ合っているよりましだと思いますけど。」と帰って行きました。
響さん、そうだけど厳しい、、
古谷はこそこそとあちこちにチラシを貼って、かしわ手を打っています。
天音と海の出会い
海が学校に行く途中、不思議そうに天音を見ていると「なんですか?」と」聞かれ「いや、何してんのかな?って」と言うと「太鼓の達人」と答えました。
天音は、師匠の宿題でバイオリンの音符を指で追っているというが、携帯から流れる「田園」とは全然違うところをさしていると海に指摘され、楽譜も読めない自分は今からじゃ無理、、と落ち込みます。
海は天音の楽譜に書かれているコメントやイラストを見て、天音の師匠が気になった様子です。
海くん、師匠の正体、わかったね♪
2人は同じ高校だったんだ!
大輝のトラブル
今日も練習している晴見フィルですが、大輝と奈々の調子が悪そうです。
なんとなく元気のないメンバーに「第4楽章は激しい雷鳴です。縮こまらず空を引き裂きましょう!」と俊平が言うと、「そんな大ざっぱな指摘でいいんですか?」と蓮が言ってきます。
「皆でイメージを大きく共有して、それから精度を上げていく、いかがでしょう?」
俊平の言葉にうなずいたものの、蓮は大きなため息をつき、大輝に「ため息やめようよ。羽野君がすごいのは認めるが皆ビビッている、君もため息と視線に。」と言われ2人は口論になり、蓮は奈々にも厳しい指摘をします。
俊平が仲裁に入るも収まらず、帰ろうする蓮を止めて大輝が帰ってしまいました。
「ヘタクソでごめんね!」と言って。
俊平と古谷が「カフェ二朗」にやって来ました。
大輝はカウンターで飲んだくれていました。
俊平と古谷にさんざん愚痴った後、リクエストが入り「また逢う日まで」のイントロをトランペットで吹きました。
次々と入るリクエストに大輝は上機嫌でトランペットを吹きます。
俊平は「素晴らしかった、本当に素晴らしかった!」と大輝に握手を求めてきました。
市長の妨害
コンサートに向けて楽しく話をしているメンバーですが、蓮が入って来ると凍り付いたようになってしまい、雰囲気を察した蓮は帰ってしまいます。
入れ替わりに響が入って来て言いました。
「皆さんにご報告があります。この中ホールですが、2月4日は使用できなくなりました。」
もともとオケの練習で借りていた日だったが、ホール閉館に伴う施設点検が入ったという。
そして、チラシ等をはずすように伝えました。
その夜、俊平は家に帰り響に話しかけました。
「恨まないでよね。私は言われたことを伝えただけだから。」と言う響に俊平は言いました。
「正直、すっごく腹が立っている。伝えにくいことを君に伝えさせる君の上司に。」
そして、響が今幸せかどうか気になっていると言うと、響は泣きながら言いました。
「何それ?私、今幸せじゃなさそうに見えるってこと?知らないみたいだから教えてあげるけど、世の中には音楽と関係ない一生を送る人もたくさんいる。こっちに帰ってきたおかげで出会えたのもたくさんあるし私は前に進んでる!私はずっと、時間がかかってもずっと、見つけようとしてるんだよ!違う生き方を。」
愛菜ちゃん、上手すぎて涙なしでは聞けません、、
次の日、朝からパンを買いに行き、二朗に声をかけられました。
自転車をパン屋さんに忘れてきた俊平は、そのまま二朗に響の相談をしました。
「じゃ、どうすんの?尻尾まいて退散するの?」と二朗に聞かれ、俊平は答えました。
「5年前、妻と娘たちが去っていった後、いつだって会いに行けたのにそうしなかった。もう逃げません、音楽からも、娘からも。」
響が起きてくると、俊平から朝食と置手紙がありました。
「ちょっと出かけてくる」
俊平は自転車で走りまわり、晴見市の道の駅にやって来ました。
そこには、テレビの撮影が来ていました。
フリーのお笑いコンビ、忘れる。登場です!
職業を聞かれ、俊平は「指揮者です」と答えました。
家に帰り、俊平はまっさらな楽譜に何かを書き始めました。
そして、大輝が毎朝練習しているという場所に行き楽譜を渡しました。
古谷は、何かを手配するように頼まれています。
俊平さんが動いているに違いない!
晴見市道の駅でコンサート!
響は休みだというのに、上司から電話が入り出かけます。
向かう場所は、晴見フィルがコンサートを決行している晴見市の道の駅。
古谷さんが手配すると言っていたのはこれだったのですね!
朝市に来ているたくさんのお客さんと自然に囲まれ青空の下、コンサートは始まりました。
最初は出番がない大輝と奈々は、野菜売り場で大輝の母・笑子(竹内都子)と仲良く話しています。
俊平の挨拶が始まりました。
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」、第一楽章は田舎に着いたときの晴れやかな気分、次の第二楽章は小川のほとりの情景。
喧嘩中の蓮と大輝、2人きりで第二楽章を演奏します。
第二楽章には本来はトランペットのパートはありませんが、俊平がアレンジしました。
蓮には、君がトランペットに合わせるという選択肢もあると説得し、大輝には《Bocca al lupo》狼の口に飛び込め、君の歌うトランペットには誰もかなわないと説得しました。
大きな拍手が続きました。
そして、第四楽章 雷雨、嵐
演奏が始まると本当に激しい雨と雷鳴が!
こっそり見ていた志帆は片付けを手伝ってしまい、俊平に気づかれてしまいました。
とりあえず、打ち上げです。
ゲリラコンサートの成功を祝してカンパーイ‼
もちろん、「カフェ二朗」で。
『さよならマエストロ』第3話ネタバレあらすじと考察!すれ違う親子と不協和音のオーケストラまとめ
志帆が日本にいることは響以外にばれましたが、どうするのでしょうか、、
蓮と大輝は、とりあえず上手くいきそうです。
そして、とうとう響がバイオリンに触れ、弾きました!
第4話、早く見たいですね!