2023年10月22日の日曜日より、テレビ朝日系22時枠で連続ドラマ「たとえあなたを忘れても」がスタートしました。
その第8話が12月10日に放送されました。
第7話では空の辛い気持ちがこちらにまで伝わってきましたね。その空が最後に再発したようでした。
美璃と空はどうなってしまうのでしょうか。
それでは早速、第8話のあらすじと感想を書いていきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
「たとえあなたを忘れても」第8話あらすじ
ある朝、いつものようにキッチンカーにやってきた美璃（堀田真由）は、空（萩原利久）から突然、他人行儀な笑顔と言葉を向けられる。車内の壁一面に貼られていた二人の思い出の写真もない。恐れていたことが起きた絶望感に襲われる美璃。空は再び記憶を失くしてしまったのだ…。
ショックのあまり一日中家にこもっていた美璃の部屋に、空の異変を知った茜（畑芽育）が訪ねてくる。今この状況で美璃にとっての“最悪”は空が死ぬこと。でも空は生きている。障害を抱えてこの先も生きていく空と付き合うかどうかは、美璃次第だと声をかけ…。
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その後美璃は、勇気を振り絞って空のキッチンカーに赴き、改めて自己紹介をして、恋人に戻るのは難しくても、従業員としてここで働くと宣言する。しかし、「一人のほうが気楽だから」と、空に拒絶されてしまい…。
今回は、10時30分からのスタートでした。
「たとえあなたを忘れても」ネタバレ感想と考察！
「空、私のこと覚えてないの？」
キッチンカーに貼ってあった写真は一枚残らず剝がされていました。
ショックを受ける美璃
いつもと同じように始まるはずだったのに、まるで他人行儀な空の態度。意味がわからないものに囲まれていると気持ち悪いからと、写真を持って帰って欲しいとまで言われてしまいました。
家に帰ってしばらくすると、キッチンカーに寄った茜が空の様子がおかしい事に気付き、美璃を心配して訪ねて来ました。
茜は通院中に保から言われた「最悪シュミレーション」の話を持ち出し、今の美璃にとっての最悪は空が死ぬことだけど空は生きている、そういう人と付き合っていくかどうか決めるのは美璃だと言われました。
美璃はもう一度キッチンカーに行き自己紹介をしました。そして自分と空は恋人同士で、キッチンカーを手伝っていたのだから、今日からまた一緒に働くと言い手伝いましたが、一人の方が気楽でやりやすいからと断わられてしまいます。
美璃が「私の事思い出せない？」と詰め寄ると空は倒れこんでしまいます。そこへ沙菜がやって来て空を落ち着かせました。沙菜はすぐに状況を把握しました。
沙菜「良い思い出だけ持ち帰って、美璃ちゃんは空の事忘れて生きていっていいんちゃうかな。」
美璃「私は空の事忘れるなんて出来ません。たとえ空が私の事を忘れても、私は側にいたい。」
沙菜ちゃん、美璃ちゃんがそんな事出来ないってわかってるよね？
保と札幌？
美璃は保に相談をしてみました。保は「ストレスが掛かると危ないと思っていた、少し距離をとってみたらどうか」と言い、気分転換にと美璃を札幌に誘いました。
保先生、一瞬ビックリしたけど、マンション探すついでの観光なのですね！
2人で札幌の観光マップを見たりしますが、美璃は保に甘える事になるからと断りました。
保先生、ちょっとワクワクしてた？
その頃、空は携帯の美璃の写真を削除していましたが、廃墟での美璃のピアノの演奏に何故か聞き入りました。
保がキッチンカーに来て沙菜に話をしたいと言いました。
沙菜は空の記憶がなくなるたびに仕事を休んで面倒を見てきました。沙菜が「あの子は私がおらんと何も出来ないから」と言うと、保は「それはどうなのかな」と言い、そして
「空君はあなたが思っているよりもしっかりしているんじゃないかな。」
沙菜は少し不愉快に思い帰ろうとすると、保が言いました。
「僕も似たところがあるので。世話を焼きすぎるというか、それが本当にその人のためになっているかっていうとどうだろう、人ごととは思えなくてすみません。」
茜の元カレ
「茜！久しぶりや。パンか、お前パン好きやったもんな！」
茜が、いつものパン屋さんの前で見知らぬ男性に声を掛けられました。その男性は人違いと言う茜を強引にお茶に誘いました。
その男性はとても親しげに、東京の大学に通っていてこっちは久しぶりと話し始めました。茜は少しの間は話を合わせていましたが、実は覚えていないと言いました。
短い間だったけれど付き合っていたというその男性は「でも変わってない、そのストローをくるくる回すくせ、前と一緒」と言いました。
そして、親の転勤で東京に行った後ある時から連絡がとれなくなったので他に好きな人が出来たと思っていたと言い、当時の写真を見せてくれました。
茜「写真、全部消していいよ。彼女に悪いし、消して。」
茜ちゃん、悲しそう。元カレ悪い人じゃなさそうなんだけどね。
理佐子の忘れ物
理佐子がキッチンカーにコーヒーを飲みに来ました。他愛ない会話をして帰りましたが、ハンカチを忘れていきました。
そのハンカチをもって空は理佐子の家に、、、
え？空君！もしかしたら、記憶を失くしたふりをしてたのですか？
そこへ丁度理佐子が帰って来ました。空は慌てて走り去りました。
空は空
茜は美璃に、元カレと会った時の事を話しました。
写真を見せられても何も感じなかった。彼の好きだった茜は写真の中にいるけど自分の中にはない。記憶を失うっていうのは毎回死ぬようなもの、人間って記憶で出来ていると言い、そして、
「恋人から何回も忘れられるような辛いことからは美璃ちゃんは逃げてもいいと思う」と言いました。
美璃「それは出来ないよ。だって何回記憶を失くしても、空は空だよ。」
茜「それやったら、なんで今美璃ちゃんは空の側におらんの？人と人は記憶で繋がっているとちゃう？」
空がキッチンカーで携帯に残してあった美璃のピアノを聴いていると、沙菜が手伝いに来ました。空は慌てて切りました。
沙菜ちゃん、ピアノの音聞こえたよね？感づいたかな？
沙菜は空にコーヒーをいれてもらい、記憶のない時もある時も空は空で変わらない、空が大切に思っている人がいるならその人も大切に思っているよと言いました。
沙菜が帰ろうとした時に美璃が来ました。空がキッチンカーをしまおうとすると突然雨が降ってきまた。美璃が手伝いましたが2人はずぶ濡れです。いったんは2人で車に乗りましたが、空は外に飛び出します。美璃は追いかけて空を後ろから抱きしめました。
空「怖いんや。自分が自分でなくなるんが。美璃を好きでなくなるんが。こんなオレの事なんで好きになれる？」
美璃「好きだからだよ。人はね、一度好きになった人の事は簡単には嫌いになれないの、記憶があるから。私の中に空がいるから。大丈夫だよ。空が私を忘れても私はずっと空を忘れない。空が私を好きじゃなくなっても私はずっと空を好きでいる。約束する。私はずっと空の側にいるから。」
「たとえあなたを忘れても」第8話ネタバレ感想・考察！美璃の気持ちは変わらない‼まとめ
頑なになっていた空もやっといつもの空に戻りました。
そして来週の第9話は、いよいよ最終回です。
このまま何事もなくいくといいのですが。
あと一回で終わると思うととても寂しいですね。