2024年の秋ドラマとして、毎週木曜日よる9時よりテレビ朝日系列にて、人気ドラマ『ザ・トラベルナース』がスタートしました。
その第7話が12月5日よる9時に放送されました。
第6話は、天才外科医の上杉基弘が突然すべてのオペをボイコットするという、急展開な内容からスタート。
でも実は上杉は肺がんを患い、更にはステージ4の余命宣告も受けていました。
医者として、信念を持って働いてきた彼の苦悩や葛藤が共感できる第6話でした。
柚子っこちゃんの新米としてのモヤモヤも描かれてたよね!
紆余曲折あったけど、最後はふたりとも前向きになって良かった!
第7話では、モンスターペアレントや薬師丸院長を知る謎の女性が登場するなど、更に波乱の回になりような予感!
この記事では、『ザ・トラベルナース』第7話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
『ザ・トラベルナース』第7話 あらすじ
医師の指示を受けなくても一定の医療行為を実施できるアメリカの看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」をもつ那須田歩(岡田将生)は、道端で呼吸困難に陥った天才卓球少女・浅倉七叶(佐藤恋和)と遭遇。
偶然通りかかった元看護師・八木めぐみ(若村麻由美)に手伝ってもらい、応急処置を施すことに。
しかし、七叶の症状は1分1秒を争うほど重篤…。
救急車を待っていては手遅れになると直感した歩は、すぐさま自身の判断で適切な医療行為を行い、七叶の命を救う。
ところが…七叶が歩の勤務先「西東京総合病院」に搬送された直後、不測の事態が発生する。歩が処置した際、七叶は肋骨を骨折してしまっていたのだ!
最年少での日本代表入りを目指し、娘を熱血指導してきた母・浅倉美里(松岡依都美)は激怒。
歩と病院を訴えると言い出し…。
自分は命を最優先し、最善の処置をしたと胸を張る歩。だが、病院の評判を守るため慎重路線に徹する院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は、歩を謹慎処分に!
一方、人を見て人を治すスーパーナース・九鬼静(中井貴一)は自らの理念のもと…薬師丸、そして美里の心をかき乱す行動に出る――。
引用:『ザ・トラベルナース』公式サイト
そんな中、院内がさらに騒然となる事件が勃発。七叶が突如、病室から姿を消し…!
今回はモンスターペアレントと戦う歩ちゃんの回だね!!!
命を救う現場と病院を守る薬師丸院長とで対立しそうだね…
命を助けるために自分の力の最善を出した歩とモンスターペアレントや院長と対立は一体どうなるのか…?
第7話も展開が楽しみな回となりそうですね!
『ザ・トラベルナース』第7話 ネタバレあらすじと感想・考察
それでは、早速第7話のあらすじをネタバレありでご紹介します!
「なるほど…そういうことですか。」と誰かと電話をする、静。
今回も意味深なシーンからのスタートするなあ…?
歩とひとりの謎の女性が出会う
その静の表情とは対照的にいつも通り賑やかな同僚たち。
翌日、一人の女性の後ろ姿が映り、その女性は歩とすれ違う。
今回はこの女性がポイントかな?
するとその後、一人の女の子が倒れる。
慌てる母と迅速に対応をする、歩。
その様子に気付いた謎の女性は歩とその女の子の元に駆け寄る。
「このままじゃ危険だ。」と本来なら医師が担当する処置を歩は行おうとする。
女性は「搬送してドクターに任せた方がいいのでは?」と言うが、歩は病院まで持たないので、その場で処置を行う。
慌てる母親と痛がる女の子。
ドラマとは分かっているけど、こっちまで痛くなったよ…!
歩は女の子とともに救急車に乗り込み病院へ向かう。
歩による処置で七叶は骨折してしまっていた
搬送された女の子は朝倉七叶という女の子だった。
胸腔気胸とという診断だった。
気胸(ききょう)とは肺から空気がもれて、胸腔(きょうくう)にたまっている状態をいいます。
空気が漏れてたまっても、胸は肋骨があるために風船のように外側に膨らむことはできません。
その代わり、肺が空気に押されて小さくなります。
つまり、肺から空気がもれて、肺が小さくなった状況が気胸なのです。
引用元:東京慈恵会医科大学附属柏病院
歩ちゃんのおかげで七叶ちゃんの命は助かったんだね!
しかし、それに対して、母親は「退院はいつになるのか」と必死そうに尋ねる。
問題なければ1週間ぐらいだが、しばらく安静にするよう医師は話すが、慌てる、母親。
七叶は卓球の選手だった。
母親は七叶が近いうちに選手権を控えているので、早く練習に戻りたいのだった。
一方、ナースステーションでも七叶ちゃんの話で持ちきりになる。
七叶は金メダリスト候補だった。
するとそこへ、七叶の母親が慌ててやってくる。
右腕が痛くて上がらない、七叶。
どういうことなのか、慌てて尋ねる母親。
そして、詳しい検査をすることになる。
なんと、七叶は肋骨に骨折があった…!
その診断に母親は七叶の卓球人生がかかっているのだと問い詰める。
肋骨が折れた原因は七叶が倒れた際の歩の処置によるものだった。
え…歩ちゃんのせいってこと…?
歩も骨折のリスクは理解していたが、命の方を優先したのだと薬師丸やドクターたちに話す。
薬師丸は歩に七叶の命を救ったことを感謝しつつ、歩による処置によって肋骨が折れたことを口外しないよう伝える。
更に患者の母親とも接触をしないようにと話す。
事実を隠しておくってこと…?
なんだか腑に落ちないなぁ
七叶の母親に訴えられてしまう歩
一方、自宅では同僚たちと七叶の話になる。
七叶は2歳から卓球を始めて、学校以外はずっと卓球しかやっていない女の子だった。
「あのお母さんだったら訴えてきそうじゃない?」と吉子。
愛川は歩の処置の件を公表しないとした薬師丸について、
「院長は歩くんを守ってくれた、そういう人だから。」と援護するような口ぶりで話す。
愛川部長はいつも院長をかばうよね…
薬師丸は1人のとある男性とレストランで会食をする。
薬師丸はその男性を「先生」と呼んでいる。
翌日、七叶ちゃんの対応をする、歩。
「体調はどう?」と尋ねると黙り込む、七叶。
七叶にいつから卓球をやっているのかと話を聞く、歩。
そこへ、母親がやってくる。
母親へ「肋骨骨折という結果になり、申し訳なかった。」と謝罪をする、歩。
「こんなことになるなんて聞いていない!」と詰め寄る母。
母親はナースの歩ではなく、病院で医師がやっていれば、こんなことにはならなかったのではないかと話す。
そんなふたりに七叶は「もう、卓球できないの?」と尋ねる。
そして、「あなたとこの病院を訴えます。」と母親に言われてしまう。
ひゃー!ついに訴えられてしまったー!
歩ちゃん、なんでお母さんに言っちゃうのよ…
院長と対立してしばらく謹慎を受ける歩
説明する義務はあると反論する、歩。
「私は病院全体を考えないとといけない。」
「医師と同じことができると思ったら困る。」
「あなたは所詮ナースだ。」
と言われてしまう歩。
ナースがやったから失敗したと患者には思われる、と話す薬師丸だった。
更にしばらく出勤を控えるように言われる。
不服そうな歩に院長の指示に従うよう話す、愛川。
歩や周りのナースたちにも「院長、院長ばっかり言ってますよ。」と言われてしまう。
愛川に「お言葉ですが、患者とどう接するのは院長ではなく、ナースたちが決めることです。」と話す、静。
歩に対しても「命を救った後にナースとしてするべきことがある。」と指導する、静だった。
ついに周りのナースにも言われちゃったね、愛川部長…
薬師丸に意味深な言葉をかける静
病室で漫画を読んでいる、七叶に目が悪くなるから呼んではダメだと漫画を取り上げる母親。
七叶ちゃんのお母さん…
そこへ訪れる、薬師丸院長。
「あんな看護師がいる、病院は信用できない!」という母親に整形外科の資料を渡す、院長。
その後、院長と共にエレベーターへ向かう静はこう言った。
「那須田歩君を切ることはおすすめしません。」と。
「切るとは人聞きが悪い。しかし、命を預かる仕事に責任があるのは当然。」
と話す、院長。
そんな院長に
「では、院長も外科医として責任を取って来られたということですね。」と意味深な質問を投げかける。
少し黙って、「…どういうことですか?」と院長。
そこへ、また1人の女性が病院に訪れる。
静に対しても苦情を言う七叶の母親
院長室では白衣を見つめながら静の言葉を思い出す薬師丸。
そして昔の記憶を思い出し動揺する。
何度かこのシーン流れてるけど、何があったのか気になるなぁ
そして、あの女性は西東京総合病院にいた。
一方、七叶の病室では何やら楽しそうに話す、静と七叶。
腕が使いにくい、七叶のために漫画が読みやすいよう施していた。
必要ないと否定する、母。
余計なことをしないようにと話す。
「アスリートは体がいつ一番大事だといつも言っているでしょ!」と言う母親。
そんな母親に「卓球嫌い!!!」だと叫ぶ七叶。
歩の件があったからそれに対しての嫌がらせなのかと訴える。
お母さん、それの言い方はひどすぎる…!
「お母さん…子供はのう、親の夢を叶えるための道具じゃないんじゃ。」
と静。
出たー!静さんの広島弁!!!
そして、あの女性はが七叶と再会する。
一方ナースナースステーションでは、愛川が静に七叶のお母さんから苦情が入ったと話す。
年配の看護師にヤクザみたいな口調で脅された、と。
このシーンの静さんのとぼけた感じが面白かったよね!
するとそこへ、七叶がどこにもいないとナースステーションに訪れる母親。
連絡を受けた歩も七叶を探しに行く。
七叶と七叶の母親と和解する歩
院内を探し回る、歩。見つけたのは静だった。
七叶と話をする静。
この漫画は面白いのかと尋ねると、ここが面白いと七叶。
そこへ歩も訪れるが影で2人の様子を見守る。
七叶が卓球は嫌いだ、と母親に言ったことに対していい嘘だったと話す静。
「なぜなら、おじさんも嘘つきだから。」
そして、七叶は話す。
「卓球は好き。」
「でも、私が卓球やってるとお母さんがみんなから嫌われる…。」
「助けてくれたのにありがとうも言えないお母さん嫌い。」
「そのことをお母さんに伝えたことは?」
首を振る七叶。
「では、七叶さん、勇気を持って気持ちを伝えるサーブを打ってみませんか?」
と静。
「気持ちが伝わると会話のラリーが始まります。やってみませんか?」と言う静に「うん…。」と七叶。
七叶が見つかってホッとするナースステーション。
そこへ、例の女性が訪れる。
「浅倉七叶ちゃんのお母さんいます?」と尋ねる。
その女性は歩の処置について、母親について話す。
七叶が私に説明してほしいと頼んできた、と女性は話す。
七叶が一生懸命、歩を助けてと訴えてきたのだった。
自分のせいで、歩が、責められるのが辛かった、七叶。
一方、娘を愛する母親も苦しんでいた。
お母さんも娘を大切に思うからこその行動だったよね…
七叶ちゃんの話を聞いてあげてほしいと頼む歩。
七叶は
「わしは歩くんが好きじゃ!結婚をわしと前提に付き合ってくれじゃ!」と笑顔で告白!笑
「いや、無理だよ…」と歩。
はっきり断る歩。
泣いてしまう七叶。
「いろいろと失礼なことを言ってすみませんでした。七叶の命を救ってくれて、ありがとうございました。」
と母親。
この展開はウケた!
お母さんと話すんじゃなくて歩ちゃんの告白かーい!
ナースステーションではデリカシーのない歩に対して非難の声が飛びまくるのだった。
そして、例の女性。
愛川と対面。
1年前まで西東京総合病院でナースをしていた女性だった。
意味深な表情のふたり。
このふたり何があったんだろう…?
謎の女性は院長と愛川の過去を知る人だった
院長室に愛川とその女性も訪れる。
驚いた表情の薬師丸。
「ご無沙汰しております、薬師丸先生…院長…」
と女性。
そして、再び薬師丸の過去のシーン。
一体この女性と院長の間に何があったのか?愛川は何を知っているのか?
女性はひとつの資料を持っていた。
すい臓がんの彼女は「先生に私の手術をしていただきたのです。」と不敵な笑みを浮かべる。
最後の笑顔が怖すぎたー!!!!
一体この女性は何者なの?
『ザ・トラベルナース』第7話ネタバレあらすじ・考察!まとめ
第7話は親子の絆が深まる感動的な回でしたね!
院長の謎が少しずつ明かされてきていますが、未だに不明なことも多く、次回最終章に入る8話から更に楽しみになってきましたね!
- 胸腔肺気胸の女の子が西東京総合病院に搬送される
- 搬送された女の子は卓球で最年少金メダル候補の浅倉七叶だった
- 歩の処置が原因で七叶はろっ骨を骨折してしまう
- 歩は母親にそのことを謝罪してしまい、訴えられてしまう
- 七叶はそんな母の姿を見て、母と揉めてしまう
- 静はそんな親子の仲が取り戻せるようにサポートをする
- 謎の女性は過去に西東京総合病院で勤務していた
- 院長と愛川の過去を知っているひとりだった